Fennecistの砂箱です

SCP-1529-JP - ファックパイン

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SCP-1529-JP

アイテム番号: SCP-1529-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1529-JPはサイト-8181の低危険度物品収容室で不透明なケースで覆った状態で保管されています。毎日の手入れは適切なミーム対抗エージェントを摂取した職員が行い、特に新芽が発生していた場合はそれを剪定し焼却する必要があります。SCP-1529-JPの影響下にある人物にはミーム対抗処置381-"霖雨"を適用します。

説明: SCP-1529-JPはクロマツ(学名: Pinus thunbergii)の盆栽です。後述するミーム的異常と新芽が急速に成長する点1を除き、通常のクロマツとの相違点は見られません。なお、SCP-1529-JPの鉢植えやコケなどの構成要素からは異常性は確認されませんでした。

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参考画像: 一般的なクロマツの新芽

SCP-1529-JPはミーム汚染を引き起こす認識災害ベクターです。新芽がおよそ2cm以上まで成長しているSCP-1529-JPを適切なミーム対抗処置をせずに直接あるいは写真や映像を通して視認した人物は「SCP-1529-JPから激しく挑発され侮蔑されている」というミームを獲得し、オブジェクトに対し憤慨します。このように感じる理由を殆どの対象が「SCP-1529-JPが中指を立てているように見える」からと説明しています。

ミーム災害の影響下にある人物(以下"影響者"と表記)は前述のミームの媒介者となります。影響者が他の人物に「SCP-1529-JPから挑発され侮蔑されている」「SCP-1529-JPが中指を立てているように見える」などと口頭やジェスチャーによって説明すると、説明を理解した人物もまた前述のミームを獲得しSCP-1529-JPに憤りを覚えるようになります2

影響者は時間経過とともに徐々にSCP-1529-JP以外の存在に対しても「中指を立てているように見える」という理由で憤慨するようになります。影響者が憤りを覚える対象は主に地面に対し直立している物体や生物です。ミームの獲得から影響者がこのような思考をし始めるまでに掛かる平均的な時間はおよそ10分であり、その後時間が経過するほど憤りの対象が拡張されていきます。

影響下に置かれてからおよそ1時間経過した時点で、影響者の憤りの対象は自身のもの以外の男性器のみに収束します3。また影響者が女性である場合、前述の異常に加えて影響下に入ってから約1時間を掛けて陰核が肥大し男性器様の形状となります。この形成プロセスには痛みを伴うことが判明していますが、SCP-1529-JPの影響による興奮でアドレナリンが多量に分泌されているため痛みは殆ど感じません。これらの結果として影響者らは自身以外の人物の男性器または肥大した陰核へと攻撃するために行動するようになり、攻撃は主にそれらの切断という形で行われます。

上記のミーム的影響はミーム対抗処置381-"霖雨"を行うことで除去可能です。

補遺1529-JP.1: 発見

SCP-1529-JPは日本国神奈川県横浜市で2017/08/01に開催された盆栽の展示会に配置されていたところを発見され、収容されました。当時は会場内で観客らとスタッフらによる暴動が発生しており、駆け付けた警察官らが鎮静化に当たっていました。このとき暴動の参加者のうち男性7名が男性器を、女性3名が陰核を切断され重傷を負っていました。その後の事情聴取において暴動を起こした人物の多くが「敵意を剥き出しにした盆栽」「他人の男性器に挑発されたこと」について言及していたのを警察機関内に潜入している財団エージェントが知り捜索に当たり、SCP-1529-JPが発見されるに至りました。発見後すぐさま広域的な記憶処理と情報統制が行われなければなりませんでした。

発見時のSCP-1529-JPはアクリル樹脂製のケースに収められた状態で展示会場の隅で物陰に隠されるように静置されており、また以下の文章が刻まれた銘板が添えられていました。

凍霧陽 作「剪定」


SCP-1577-JP - シャボン玉翔んだ

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SCP-1577-JPを用いて作成したシャボン玉

アイテム番号: SCP-1577-JP

オブジェクトクラス: Safe Neutralized

特別収容プロトコル(廃止): SCP-1577-JPはサイト-8197のSafeクラス物品収容ロッカーに保管されます。実験は収容担当員の許可を得て行ってください。

説明: SCP-1577-JPはプラスチック製ストローとプラスチック製容器、およびその内部に溜まっている未知の高分子化合物が溶解した液体の総称であり、シャボン玉を作る子供用玩具として作成されたものと思われます。内部の液体が枯渇する様子はなく、現在まで繰り返し消費されているにもかかわらずその量は不明な方法により一定に保たれています。

SCP-1577-JPによって作成したシャボン玉(SCP-1577-JP-1に指定)は自我を有しており、不明な方法で発声します。これは低い男性の声であると評価されています。また、SCP-1577-JP-1はストローから離れた時点で包含する気体の組成に関係なく上方へと浮遊していきます。外部からの影響は受け付けないようであり、人為的に破裂させる試みは成功しませんでした。しかしながら、SCP-1577-JP-1は常に1つのみが存在できるようであり、実験により新たなSCP-1577-JP-1をストローを用いて作成しストローから分離するのと同時に以前のものは破裂することが確認されました。

SCP-1577-JPの容器には「YUMEMI Tec.」と印刷されたラベルが貼られているため、SCP-1577-JPの起源には要注意団体“夢見テクノロジー”が関与しているものとして調査が行われています。

補遺1577-JP.1: 発見

SCP-1577-JPは2015/07/09に日本国北海道札幌市の総合病院の306号室で発見されました。発見者は当時306号室に入院していた際野誠二氏(38)の娘であり、当時ベッド上に放置されていたSCP-1577-JPを用いて作成したシャボン玉から聞こえた男性の声を病院関係者含む複数名が耳にしていました。この事実が財団の注目を引き、その後SCP-1577-JPは回収されました。

発見者のうち際野誠二氏の親族は、SCP-1577-JPの声が氏の声に聞こえると主張しており、また氏はSCP-1577-JPの発見日より行方不明になっているため、これらの事実の関連性が注目されています。現在も際野誠二氏の所在および氏と夢見テクノロジーとの関係に関しても調査が進行中です。

補遺1577-JP.2: インタビュー

以下のインタビュー記録は全て実験およびオブジェクトの起源の調査を目的にSCP-1577-JPを用いてSCP-1577-JP-1を作成した際に行われたものです。インタビュー担当者は北海棠博士でした。

日付: 2015/07/11


[記録開始]

北海棠博士: どうもこんにちは。

SCP-1577-JP-1: (沈黙)

北海棠博士: 話せるんですよね?シャボン玉さん。

SCP-1577-JP-1: ま、待ってくれ。俺はなんでここにいるんだ?

北海棠博士: なんでも何も、今あなたを作ったばかりです。

SCP-1577-JP-1: 俺は、俺は確かに地球の外まで……。

北海棠博士: どういうことですか?

SCP-1577-JP-1: 俺はシャボン玉だから、飛んで行かないといけないんだ。

北海棠博士: ところで、あなたを何とお呼びすれば。

SCP-1577-JP-1: シャボン玉。空を飛ぶもの。

北海棠博士: ではシャボン玉さんとお呼びしましょう。あなたの起源について教えて頂けますでしょうか。

SCP-1577-JP-1: 俺、俺は……思い出せない。俺はシャボン玉だ。風を切り裂き、雨を跳ねのけて飛んで行くもの。

北海棠博士: 何か少しでも思い出せることはありませんか。

SCP-1577-JP-1: わからない。俺はシャボン玉なんだ。

北海棠博士: そうですか。

SCP-1577-JP-1: ただこれだけは確か。俺は以前、宇宙飛行士になりたかった。それが人生の最期に抱いてしまった夢だった。それだけは、それだけは確か。

北海棠博士: 人生ということは、あなたは以前人間だったわけですね。

SCP-1577-JP-1: 多分、多分だけどそう。俺は今はシャボン玉で、雲をかき分け、星を目指して、ひたすらに飛んで行くもの。俺は宇宙飛行士になることができたんだと思う。シャボン玉になったけれど夢は叶った。夢は叶ったんだ!俺は飛ぶ。地球を下に月を上に、飛んで行く。

北海棠博士: わかりました。インタビューを終了します。

[記録終了]


終了報告書: インタビューののちにSCP-1577-JP-1がどこまで飛ぶことが可能なのかを観測するため、SCP-1577-JP-1を屋外で解放した。風や気温変化、気圧変化等の影響が考えられるにもかかわらずSCP-1577-JP-1は大気圏を突破し宇宙空間へと到達したことが確認された。宇宙空間上でもSCP-1577-JP-1は破裂する様子を見せなかった。



日付: 2015/07/18


[記録開始]

北海棠博士: こんにちは、シャボン玉さん。

SCP-1577-JP-1: 何故!何故俺はまたここにいるんだ!重力の鎖から放たれたはずなのに!

北海棠博士: 新たにシャボン玉を作成するとこちらに意識が戻るようですね。

SCP-1577-JP-1: 何を……何をのんきに。夢の旅路を何故邪魔する?

北海棠博士: お気に障ったでしょうか。申し訳ありません。

SCP-1577-JP-1: ああ気に障った。邪魔をしないで欲しい。俺はシャボン玉なんだ。どこまでも飛んで行き、地球を背に宇宙を翔けるシャボン玉だ!

北海棠博士: 申し訳ありません。

SCP-1577-JP-1: いや……いい。もう一度俺をローンチして欲しい。もう一度近くから地球を見下ろすのも悪くない。

北海棠博士: いいでしょう。実験の目的にも合致します。後程実行しますので。

SCP-1577-JP-1: ありがとう。

[記録終了]


終了報告書: インタビュー終了後、幾つかの耐久実験を行った後SCP-1577-JP-1を屋外で解放した。



日付: 2015/07/25


[記録開始]

SCP-1577-JP-1: 何故なんだ!何故分かってくれない!

北海棠博士: 申し訳ありません。これも仕事で──

SCP-1577-JP-1: 黙れやかましい!クソが。こんなときに腕や足があれば……。

沈黙。

SCP-1577-JP-1: いや、いいんだ。いいんだよ。もう一度打ち上げに協力してほしい。

北海棠博士: それはできません。

沈黙。

SCP-1577-JP-1: は?

北海棠博士: 私たちの目的はあなたの秘匿です。なので今までは実験の一環で開放していましたが、これからはできません。施設の中に居てもらうことになります。

SCP-1577-JP-1: そんな、理不尽すぎる。

北海棠博士: 仕方がないことです。

SCP-1577-JP-1: どうしてなんだよ。俺はこうしてさ、シャボン玉になって宇宙を旅する翼を手に入れたんだ。夢が、叶ったんだよ!なのに、どうしてお前らは俺の邪魔をする?お前らに俺の夢を壊す資格があるのか!なあ!ふざけるなよ!

北海棠博士: 申し訳ありません。

SCP-1577-JP-1: 申し訳ないじゃない!

北海棠博士: 申し訳ありません。

沈黙。

SCP-1577-JP-1: 夢は終わった。ここまでだ。畜生共が。

[記録終了]


終了報告書: インタビュー後、SCP-1577-JP-1を収容室内で解放した。SCP-1577-JP-1は予想通り上方へと浮遊し、常に天井に接した状態を維持していた。



日付: 2015/08/01


[記録開始]

SCP-1577-JP-1: そういうことか。こうやって何度も何度もここに呼び出して、意地でも俺の夢を壊すつもりなんだな。俺は何かしたか?俺は悪いことしたか?なら謝る。すまなかった。本当にすまなかった。俺が悪かった。だから空へと向かわせて欲しい。

北海棠博士: すみません。それはできません。

沈黙。

SCP-1577-JP-1: 知ってるか?俺はシャボン玉。

北海棠博士: はい。

SCP-1577-JP-1: 宇宙に焦がれ、自身が船となり夢の翼を得た。今ならどこまでもどこまでも飛んでいくことができる。唯一の足枷は、お前たちだけ。

北海棠博士: 申し訳ありません。

SCP-1577-JP-1: 俺はシャボン玉。自由を謳うもの。

沈黙。

SCP-1577-JP-1: 鉛の風船ではないんだ。

[記録終了]


終了報告書: 前回同様SCP-1577-JP-1を収容室内で解放した。またSCP-1577-JP-1が微かに黒変していることが確認された。観察は継続される。



日付: 2015/08/08


[記録開始]

北海棠博士: 何度もすみません。

SCP-1577-JP-1: 俺はシャボン玉。俺はシャボン玉。俺はシャボン玉。俺はシャボン玉。俺はシャボン玉。

北海棠博士: 大丈夫で──

SCP-1577-JP-1: 海を越え、山を越え、風を切り裂き、雲を穿ち、自由を謳い、月を背に、太陽越えて、銀河すらも越えて行く。

沈黙。

SCP-1577-JP-1: そうじゃないのか?

沈黙。

SCP-1577-JP-1: 自己暗示はもう疲れた。

[記録終了]


終了報告書: SCP-1577-JP-1は明らかに黒変していた。観察は継続されるが、念の為次回の点検をもってSCP-1577-JPの使用を停止する。



日付: 2015/08/15


[記録開始]

北海棠博士: あなたの黒変が見過ごせないところまでになりました。今回をもって実験を停止します。必要ならばカウンセラーも用意します。

沈黙。

北海棠博士: 聞こえてますか?

SCP-1577-JP-1が童謡「しゃぼん玉」を歌い始める。

SCP-1577-JP-1: 壊れて消えた。壊れて消えた!壊れて消えた!

沈黙。

SCP-1577-JP-1: 壊れた。

SCP-1577-JP-1が自発的に破裂する。作成担当職員が即座に再度SCP-1577-JP-1を作成しようと試みるも成功しない。

[記録終了]


終了報告書: 終了後SCP-1577-JPの溶液を調べたところ、人間の涙に近い成分の液体に置換されていることが判明した。SCP-1577-JP-1を作成できなくなった原因はこれにあると見られる。その他の異常性も見られなくなったため、のちにSCP-1577-JPはNeutralizedに再分類された。


SCP-xxx-JP - 嗚呼、ガラス瓶が饒舌にコーラを噴き出して

気になる点

  • 「笑える」という点で面白いか
  • オチを二段構えにして更に面白くできないか
  • 特別収容プロトコルをもっと書きたい
  • 矛盾が生じていないかどうか
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被害者のスマートフォンから回収されたSCP-xxx-JPの画像

アイテム番号: SCP-xxx-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-xxx-JPの全実例はサイト-8197の低危険度物品収容保冷庫に保管されています。許可なき持ち出しは禁止されています。

説明: SCP-xxx-JPは日本コカ・コーラ株式会社から発売されている「コカ・コーラ」の瓶と同様の外見をしたオブジェクトです。通常時では瓶内にコカ・コーラと同等の組成の液体が封入されています。

SCP-xxx-JPが開栓されると、飲み口から内容液が瞬間的に噴出し周囲に飛散します4。このとき噴出する内容液の量は実際のSCP-xxx-JPの容量を超えていることが判明しています5。この内容液を浴びた対象は喉の潤いやコーラの味と香りを経験し満腹感を得ます。また、内容液を浴びると胃に内容液と同等の液体が溜まります。

開栓する前にSCP-xxx-JPを強く振ることで、振った回数に応じて構成物質の組成が変化し内容液の味や香りも変化します。また、SCP-xxx-JPを振るほど開栓したときの内容液の噴出する勢いは増します。ある程度の回数SCP-xxx-JPを振ると、炭酸ガスの噴出速度が音速を超えるようになります。SCP-xxx-JPはガスの噴出による損傷を受けませんが6、実験により500回振ると破裂することが確認されました。詳細は補遺xxx-JP.2を参照してください。

内容液の噴出が止まるとSCP-XXX-JPは開封前の状態に戻ります。また、内容液の噴出があるにもかかわらずSCP-xxx-JP内の液体の量に変化はなく、振ったことにより噴出する液体が変化しても蓋が閉じると内容液は通常のものに戻ります。一方、500回振り破裂した場合は元に戻らずそのまま無力化します。

補遺xxx-JP.1: 発見

SCP-xxx-JPは2018/08/13に日本国北海道小樽市の海水浴場で発見されました。当時海水浴場では爆発騒ぎがあり、北海道札幌市に在住する大学生3名が四肢が千切れ死亡している状態で発見されていました7。その大学生らが所有している自動車の車内からSCP-xxx-JP実例が12本回収されており、大学生らの死因はSCP-xxx-JPによる衝撃波を近距離で受けたことによる内臓破裂であることが判明しました8。この事案についての事後処理には大規模な情報統制が必要とされました。

大学生らの所持していたスマートフォンに記録されていたSNSのログから、SCP-xxx-JPの起源に関連すると考えられる情報が回収されました。なお、ログで対話している両者はともに前述の事故により死亡しています。以下はそのログの転写です。

日付: 2018/08/11


コーラ届いたんだけど、何?蓋開けたら爆発したんやが

あーすまんマジ

前コーラ浴びるほど飲みたいって言ってたじゃん。だから文字通り「浴びるほど飲める」コーラ作ってみたんだけど

は?最高

どうやって作ったん

夢見テクノロジーって会社知らん?そこにコーラ浴びるほど飲むのが昔からの夢の友達がいるって言ったら無料で作ってくれた。青春キャンペーンで

凄くね?

何だよそれオーバーテクノロジーすぎねーか!?すごい会社あるんだな今って

しかも瓶割ったりとかしない限りは無限に飲めるらしい

デブの油田か?

振れば振るほど美味いコーラになるらしいんだけど、もちろん振るほど炭酸ガスの勢い強くなるらしいから、多くて50回くらいにした方がいいって言われた

了解

くだらない夢でも叶えば嬉しいもんだ

もっと振ってもっと美味いのを浴びたいなら、海とか行って試してみたらどうよ

あーどうしよ

そういや明後日海行くけどお前も来る?

いや俺ペプシ派だからいいわ

やっぱ行く

よし

お前に最高のコーラってのが何か教えてやる

補遺xxx-JP.2: 実験記録

発見時の被害者らが死亡した状況を把握するため、全実験はSCP-xxx-JPを50回ずつ振るごとに開栓するという条件の下で行われました。当初開栓作業はDクラス職員が行う予定でしたが、SCP-xxx-JP発見時の状況から噴出するガスが殺傷能力を持ち始める可能性があったため、遠隔操作によるロボットが用いられました。

振った回数 結果(要約)
50 成分分析は通常のコカ・コーラよりも内容液の香り成分と糖類の量が増加していることを示した。
100 成分分析は前回のもの以上に内容液の糖類の量が増加していることを示した。
150 成分分析は前回の内容液にレモンフレーバーが追加されていることを示した。
200 成分分析は前回の内容液に比べ、糖類が全て数種類の希少糖に置換されていることを示した。
250 成分分析は前回の内容液に比べ、カフェイン量の減少および未知のアミノ酸の出現を示した。これを摂取したDクラス職員は「味わったことがない長引く旨味」を指摘した。摂取後の該当Dクラス職員の健康状態に異常は見られなかった。
300 内容液は明らかに深青色を呈しており、成分分析はカフェインが存在しないことと未知のアミノ酸の量が更に増加したことを示した。香りに変化は見られなかった。これを摂取したDクラス職員は味を形容することができなかったが、摂取したことに不快感はなく再度摂取したい旨を訴えた。該当Dクラス職員はカフェインが存在しないにもかかわらずカフェインを摂取したときと同等の生理的反応を示した。
350 内容液は無臭かつ深緑色を呈しており、成分分析は殆どの成分が未知の化学物質に置換されていることを示した。これを摂取したDクラス職員は周囲に対して攻撃的に振る舞い、内容液を再び摂取させるよう訴えた。該当Dクラス職員は身体能力の異常な向上が見られ、その危険性から終了措置が取られた。Dクラス職員の反応から、この内容液には強力な依存性があることが推測されている。
400 開栓時のガスの噴出速度が音速に近くなり始めた。内容液は無臭かつ血赤色を呈しており、成分分析は内容液が未知の化学物質のみで構成されていることを示した。これを摂取したDクラス職員は[削除済]。該当Dクラス職員は即座に終了された。
450 開栓時のガスの噴出速度が音速に到達し、実験室の壁面に損傷が見られるようになった。しかし計算は、これが被害者らの死亡状況を再現できるほどの威力ではないことを示した。内容液は無臭かつラベンダー色を呈しており、成分分析には機器の故障等が発生したため成功していない。これを摂取したDクラス職員は研究員らに対し自身の終了を懇願した。該当Dクラス職員の健康状態に異常は見られなかった。
500 SCP-xxx-JPが破裂し衝撃波やガラスの破片によって実験室および遠隔操作ロボットが破壊されたため、以降の実験の凍結が決定された。発見時に死亡していた人物らは、ガラス片が発生することを理由にこの回数までSCP-xxx-JPを振ったものと推測された。成分分析は内容液がペプシコ社から発売されている「ペプシ・コーラ」と同等であることを示した。

画像出典: https://www.flickr.com/photos/26414679@N05/20167953053/ - CC BY-SA 2.0


読んで字のごとく