- (仮)
- SCP 下書き センメンキクラゲ
- SCP 下書き 杉樽は猶及ばざるが如し
- SCP 下書き 四つ葉のクローバー
- (仮ボツ)剥いてみるまでわからないみかん
- SCP 下書き 死体恐怖症
- アイデア
- 画像引用元
- コピペ用
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは生物研究サイト-66の海洋生物収容チャンバーに収容されます。1日2回、体長2cm以下の小魚が餌として与えられます。死亡した個体はすぐに回収し、解剖した後に乾燥させ、焼却処理してください。チャンバー内の水は海水と同様の組成に保たれる必要があります。また、水質が汚染されていないか定期的にチェックしてください。2ヶ月に1度、チャンバー内の定期清掃が行われます。財団の収容下にあるSCP-XXXX-JPは現在██個体ですが、未収容の個体が自然界に多数存在すると考えられています。担当職員はSCP-XXXX-JPと類似した生物の目撃・捕獲についての情報が無いか、常に監視してください。また、毒クラゲによる被害の情報にも注意してください。
説明: SCP-XXXX-JPは持ち運びが可能な洗面器(別名・洗面ボウル)に似た形状をしたクラゲの1種です。 遺伝子検査の結果、ハブクラゲ(Chironex yamaguchi)に近い種であることが判明しました。成体のSCP-XXXX-JPは傘の直径が25cmほどになります。多くのクラゲと同じく傘の裏側中央付近に口を持っており、そこで食事と排泄を行ないます。SCP-XXXX-JPは触手を有しておらず、傘の周囲には猛毒を持つ極小の刺胞が存在します。この毒は非常に致死性の高いものですが、1度に注入される量が比較的少ないため、軽度の接触であれば生存率は高くなると考えられます。
SCP-XXXX-JPの最大の特徴として、本来はゼラチン質である体構造を硬化させることが可能であるという点が挙げられます。SCP-XXXX-JPは体を硬化させた状態でも遊泳やその他の生態活動を自由に行うことができ、この状態で18ヶ月間生存した個体の記録も存在します。1SCP-XXXX-JPは主にこの特性を防御と食事に利用しているようです。
SCP-XXXX-JPが外部からの攻撃や強い刺激を受けると、傘の中心から全体にかけて微弱な電気信号が流れ、体構造が硬化します。体全体が完全に硬化するまでに要する時間は平均して0.8~1.2秒です。硬化したSCP-XXXX-JPの体構造はプラスチックと類似する弾性と靱性を示します。SCP-XXXX-JPはこの特性によって外敵に体が食いちぎられるのを防ぎ、刺胞の持つ毒を敵に注入する事で敵から逃げると考えられています。
SCP-XXXX-JPはその特性を「狩り」を行う際にも利用します。主に摂食するのは小型の魚です。SCP-XXXX-JPは小魚の群れの中に入ると自身の体をひっくり返した状態で硬化させ、硬化した傘の中に小魚の群れを閉じ込めるようにして海水面に向かって急速に浮上します。水面に到達すると、傘の縁の部分を水面の上に出し、傘の中に溜まった水の中に小魚を完全に閉じ込めます。SCP-XXXX-JPはこの状態で海を漂いながら小魚を捕食するようです。食事が終わると硬化状態を解き、通常の体構造に戻ります。
補遺: SCP-XXXX-JPの発見と回収
SCP-XXXX-JPは20██年9月に海水浴中の男性がクラゲに刺された事が原因で死亡した事件において、財団によって発見されました。目撃証言によれば被害者の男性は事件発生時は海に入っておらず、バーベキューの火を消すために「海岸で拾った洗面器」を使用していた際に突然倒れたという事でした。男性は病院に搬送されましたがおよそ6時間後に死亡しました。現場に到着したエージェントはその証言を元に海岸を捜索し、海岸に流れ着いていた6個体のSCP-XXXX-JPを発見し、収容しました。
SCP-XXXX-JPと類似した種が発見されたという報告はこの事例までは存在しなかったため、SCP-XXXX-JPは最近になって突然変異的に発生した種であると考えられています。現在は生きた個体が発見される事自体が極めて稀ですが、今後個体数が増えた場合人的被害も比例して増加するとみられており、駆除が検討されています。
アイテム番号 SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-81██の低脅威度物品収容房に保管されます。収容房は施錠され、実験以外でのSCP-XXXX-JPの持ち出しは禁止されます。実験を行う場合は、実験終了後に記憶処理と心理評価テストを受けて下さい。
説明: SCP-XXXX-JPは高さ約60cmの洋樽です。外国製の杉材によって作られており、構造的には通常の洋樽となんら変わりありません。SCP-XXXX-JPの内側の底部には、材質の不明な塗料によって複雑な幾何学模様が描かれています。この模様は様々な図形が組み合わせられたものであり、何らかのメッセージが含まれていると考えられますが、現時点では解読することが出来ていません。
SCP-XXXX-JPを覗き込んで内部の模様を見た人物(以下、被験者)はSCP-XXXX-JPの異常な作用の影響を受けます。この際、被験者はSCP-XXXX-JPを「樽の姿に変えられた幼い頃からの親友」であると認識します。また、この「親友」は自ら(被験者)の失態によって樽に変えられてしまったという改竄された記憶を得ます。被験者はSCP-XXXX-JPと対話することが可能であると主張し、SCP-XXXX-JPに対して自分の非を訴え、謝罪します。また、被験者はSCP-XXXX-JPが謝罪を受け入れ、許してくれたと証言しますが、それはSCP-XXXX-JPの本心ではなく、実際には未だに謝罪を受け入れられていないという軽度の強迫観念に駆られます。この認識は男女、年齢の隔たりなく全ての被験者に共通します。暴露後およそ24時間以内であれば、この認識は記憶処理によって容易に無効化することができます。暴露後24時間以上が経過すると、被験者の精神状態は時間の経過と共に徐々に悪化していきます。被験者はSCP-XXXX-JPへの謝罪の念と罪の意識に駆られ、常にSCP-XXXX-JPへの謝罪の言葉を口走るようになります。また、樽に似た形状の物体への恐怖心を示すようになり、その物体から「親友」の声が聞こえると証言します。この段階の被験者は夜驚症、軽度の統合失調症および不安障害の症状を併発しています。記憶処理剤はこの状態の被験者にも一定の効果を示すことが判明していますが、個人、また暴露後の時間経過によって効果に差があり、症状が再発した事例も存在します。暴露後およそ120時間が経過した場合、被験者にはいかなる記憶処理も効果をなさなくなります。この段階の被験者には重度のうつ症状が認められ、多くの場合胎児のように体を丸め、いかなる行動にも興味を示さなくなります。被験者は時々うわ言のように謝罪の言葉をつぶやく以外は発声を行なわず、外部からの呼びかけにもほとんど反応しません。被験者は暴露から200時間が経過するまでに終了される事になっています。詳細については補遺を参照してください。
インタビュー記録 D-XXXX-1-2
対象: D-XXXX-1
インタビュアー: 持丸博士
注記: このインタビューはSCP-XXX-JPの作用を研究するためにDクラスを用いて行われた実験: SCP-XXXX-JP-1の期間中に行われた。D-XXXX-1はSCP-XXXX-JPに暴露後、記憶処理を受けることなく91時間が経過している。
<記録開始>
持丸博士: それではD-XXXX-1、これからインタビューを行います。
D-XXXX-1: あ……ああ。わかった。
持丸博士: 今の気分はどうですか?
D-XXXX-1: 最悪な気分だ。寝ても覚めてもあいつの事を考えてる。おれはほんとにろくでもないやつだ。
持丸博士: 「あいつ」とはSCP-XXXX-JPの事ですよね?
D-XXXX-1: あいつをその名前で呼ぶんじゃねえよ!あいつにはちゃんとした名前があるんだ。あいつは…あれ……たしか……た…た…なんとかだったような……。
と…とにかく、俺はあいつにとんでもない事をしちまった。あいつはもう俺を許してくれない。持丸博士: しかし、あなたは以前「あいつは許してくれた」と言っていませんでしたか?
D-XXXX-1: ああ……あいつは確かに「君を許すよ」って言ってくれたよ…。でもそれは嘘なんだ!俺にはわかる!あいつは嘘を言う時いつも"たが"が光るんだよ!キラっと!昔からそうだった!あいつは俺に気を使ってるんだ……あんなになってもまだ俺に……。俺は……ほんとにろくでもない……。
持丸博士: …昔から"たが"が光っていた、とはどういう意味ですか?
D-XXXX-1: ろくでもねえ…ろくでもねえよ…俺は……許してくれ……頼むから……。
持丸博士: D-XXXX-1?
D-XXXX-1: 許してくれよ……頼むよ……許してくれ……。
持丸博士: …インタビューを終了します。
<記録終了>
メモ:D-XXXX-1の精神状態は顕著に悪化しているようだ。インタビュー記録を見返してみると、彼は自分の発言が矛盾している事にも気付けなくなっている。-持丸博士
インタビュー記録: D-XXXX-1-3
対象: D-XXXX-1
インタビュアー: 持丸博士
注記: D-XXXX-1はSCP-XXXX-JPに暴露後130時間が経過している。
<記録開始>
持丸博士: えー、D-XXXX-1、これからインタビューを行います。よろしいですか?
D-XXXX-1: (無反応。D-XXXX-1は胎児に似た姿勢で床にうずくまっている)
持丸博士: 今の気分はどうですか?
D-XXXX-1: (無反応)
持丸博士: 何か言いたいことはありますか?
D-XXXX-1: (無反応)
持丸博士: えー、質問を変えましょう。あなたの「親友」について何か言いたいことはありますか?
D-XXXX-1: (呟くように)あいつ……
持丸博士: ん?
D-XXXX-1: おれ……あいつの……かわり……(不明瞭)から…ゆるして…(以降、支離滅裂な呟き)
持丸博士: かわり?D-XXXX-1?かわりに、なんと言ったのですか?
D-XXXX-1: (不明瞭な呟き)
持丸博士: D-XXXX-1?
D-XXXX-1 (無反応)
持丸博士: インタビューを終了します。
<記録終了>
メモ: これはもうだめかもしれないな。-持丸博士
SCP-XXXX-JPへの暴露後202時間が経過した20██/6/14、D-XXXX-3は[編集済]へと変化しました。[編集済]は異常性の有無を調べるために詳細な調査が行われ、外側底部に以下のようなメッセージが刻み込まれているのが発見されました。
ああすれば良かった
こうすればあんなことにはならなかった
何故あんなことをしたんだろう
これってとってもcoolじゃない
そんなままじゃこんなんなっちゃう
過去を捨てろ
前を見ろ
上を向け
これってとってもcoolじゃない?
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは医療サイト-72の特別収容室に収容されています。収容室内には医療用のリクライニングベッドが設置され、介護スタッフがSCP-XXX-JPを介護します。収容室の内装は民間の医療施設の個室のものと同様にしてください。1週間に1度、医療スタッフによるインタビューが行われます。担当の介護スタッフおよび医療スタッフは、特例としてSCP-XXX-JPに対して呼びかける際に対象の実名(██ ██)を用いる事が許可されています。担当スタッフは4ヶ月に1度入れ替えられます。SCP-XXX-JPの担当を解かれた職員は記憶処理を受け、SCP-XXX-JPに関する記憶を全て消去されます。
説明: SCP-XXX-JPはいかなる点から見ても異常性のないように思える日本人女性です。SCP-XXX-JPは非常に高齢であり、現在9█歳です。SCP-XXX-JPはその高齢に伴う致命的でない様々な身体的障害を抱えています。主な症状は視力・聴覚の低下、長年の歯周病による歯の喪失2、脚部の筋力低下による歩行困難などです。SCP-XXX-JPの心理状態は安定しており、財団スタッフにも穏やかに接します。
SCP-XXX-JPの特性は、人がSCP-XXX-JPと長期間3接した場合に現れます。SCP-XXX-JPと長期間接した人物は、100%の確率で仕事や学業・研究分野での著しい成功を経験します。成功の例としては、宝くじの高額当選、商社における大規模な商談の成立、人事での昇進、難関校への受験の成功などが挙げられます。この特性はSCP-XXX-JP本人には影響を及ぼしません。対象はこの自身の特性を認知しているようですが、操作する事はできないと考えられています。
SCP-XXX-JPへのインタビューによれば、SCP-XXX-JPは19██年に██県で生まれ、幼少期から成年期にかけて極貧状態の中で生活しました。この事実から、対象の特性はSCP-XXX-JPが出生した時点では発揮されていなかったようです。SCP-XXX-JPの長男が19██年に事業を成功させ4、経営者として会社を大きく発展させていることから、19██年前後にSCP-XXX-JPの特性が発揮され始めたと推測されています。SCP-XXX-JPは20██年に東京都の老人ホームに入所しましたが、この老人ホームが何者かによって襲撃された誘拐未遂事件において財団の目に留まりました。襲撃犯たちがSCP-XXX-JPだけを誘拐しようとしていたという事実から、収容エージェントは対象の経歴の調査と関係者へのインタビューを行い、結果としてSCP-XXX-JPの特性が判明しました。SCP-XXX-JPはより安全な施設への移動というカバーストーリーのもと、財団の収容下に入りました。老人ホームを襲撃し、SCP-XXX-JPを誘拐しようとした集団の詳細は判明していませんが、犯行の手口から対象の特性を認知しているものと考えられています。この集団に対する調査が進行中です。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-7121の植物型オブジェクト収容室に収容されます。担当職員はSCP-XXX-JPの生育状況を常に管理してください。成熟期に達した果実はすべて収穫され、SCP-XXX-JP-1の分類検査が行われます。検査を終えた果実は全て廃棄されます。検査はHazmatスーツを着用した職員によって、サイト-7121の地下██階にある耐爆発処理を施された特別実験室の中で行われます。何らかの危険性を持つオブジェクトを発見した場合は速やかにサイト管理者に連絡してください。
説明: SCP-XXX-JPは一般的にウンシュウミカン(Citrus unshiu)として知られるミカン科の樹木です。樹齢██年の成木であり、高さは3.47mです。SCP-XXX-JP自体には生物学的に見ていかなる異常性もありませんが、約11%の確率で異常な果実(以下SCP-XXX-JP-1と呼称)を生み出します。
SCP-XXX-JP-1は外見的には他のウンシュウミカンの果実と見分けがつきませんが、果皮内にはウンシュウミカンの房とは関係のない異常物が内包されています。この異常物は6.1~8.8cmの大きさであり、概ね球形といえる形状です。これらの異常物は本来ウンシュウミカンの果実として発生するはずの無いものであり、なぜSCP-XXX-JPがこのような物体を生成するのかについては判明していません。SCP-XXX-JP-1はしばしば他の果実より著しく重くなる場合がありますが、その重量にも関わらず枝から落下することはありません。これまでに記録されたSCP-XXX-JP-1の最大重量は█,███kgです。
SCP-XXX-JPは201█年に「ミカンの実の中からニワトリの卵が出てきた」という奇妙なクレームが消費者センターに寄せられた事がきっかけで財団の注意を引きました。このミカンの生産地が和歌山県██市のミカン農園であることが特定されたため、財団エージェントによる調査が行われ、SCP-XXX-JPおよびSCP-XXX-JP-1が発見・収容されました。収容のきっかけとなったミカンは購入者から回収され、SCP-XXX-JP-1-1に指定されました。農園主である三山 ██氏によれば、SCP-XXX-JPはまだ若い成木であり、着果数が多くなったためにその年から果実を出荷するようになった、という事でした。三山 ██氏およびこの事件に関係した人物には記憶処理が施されました。三山氏の農園はその後3年間監視されましたが、異常な事件は発生しませんでした。
SCP-XXX-JP-1の内部から発見された異常物のリスト指定番号 | SCP-XXX-JP-1の直径 | 説明 |
---|---|---|
SCP-XXX-JP-1-1 | 6.20cm | ニワトリ(Gallus gallus domesticus)の卵。白色レグホンのものと推測される。 |
SCP-XXX-JP-1-8 | 6.35cm | レモン(Citrus limon)の果実。房の数は6房。 |
SCP-XXX-JP-1-23 | 6.91cm | 直径6.62cm、重量57.1gのテニスボール。メーカー名等の印字は無し。 |
SCP-XXX-JP-1-37 | 7.53cm | ダイオウイカ(Architeuthis dux)の幼体のものと推測される眼球。 |
SCP-XXX-JP-1-51 | 7.37cm | 子猫のものと推定される心臓。本来他の臓器と繋がっているはずの血管は果皮に癒着しており、検査の際に剥離してオレンジ色の体液が流れ出た。検査により、この体液は通常のウンシュウミカンの果汁と同一であると判明した。 |
SCP-XXX-JP-1-70 | 7.14cm | タマネギ(Allium cepa)の球根。 |
SCP-XXX-JP-1-84 | 6.81cm | 球形の動物の糞。動物の種類は不明。糞の形状はスカラベとして知られるタマオシコガネ属の甲虫によって成型されたものと酷似している。分析の結果、全体の97.9%の成分がウンシュウミカンに由来するものである事が判明した。 |
SCP-XXX-JP-1-104 | 7.25cm | 概ね球形のアシナガバチ(Polistinae)の巣。21匹の非常に攻撃的なアシナガバチの成虫が内部から出現し、全て駆除されるまでに19名の職員が被害を受けた。 |
SCP-XXX-JP-1-106 | N/A | [削除済] |
補遺1: 2016/10/2、SCP-XXX-JPの全ての果実を成熟する前に収穫し、SCP-XXX-JP-1の発生時期および発生メカニズムを調査する実験が行われました。結果として、全ての果実が正常なウンシュウミカンの果実であることが判明し、SCP-XXX-JP-1は発見されませんでした。この結果から、SCP-XXX-JPは本来の正常な果実が成熟していく過程のいずれかの時点でSCP-XXX-JP-1へと変化させているという仮説が立てられました。
補遺2: 2016/10/29、前回の収穫から27日しか経過していないにも関わらずSCP-XXX-JPが着果しており、果実が成熟した状態である事が確認されました。これは前日の定期チェック時には確認されておらず、一晩のうちにいっせいに着果し成熟したと考えられています。このような現象はSCP-XXX-JPが収容されて以来発生した前例はありませんでした。
果実は通常の手順に従って収穫され、検査が行われましたが、全果実に対するSCP-XXX-JP-1の発生率が従来11%前後であるのに対し、この時点では38%に増加している事が判明しました。また、SCP-XXX-JP-1にも人間や生物に直接的・間接的に危害を及ぼす物体が通常より高い確率で内包されており、その確率は62%に達しました。特に、SCP-XXX-JP-1-106には[削除済]が内包されており、検査を担当した職員、および立ち会った職員██名が死亡しました。
担当研究員はこの現象をSCP-XXX-JPが10/2に行われた実験に対応して発生させたものである可能性が高いという結論を下しました。今後、同様の実験の提案はあらかじめ却下されます。SCP-XXX-JPはこれ以降は同様の現象を発生させておらず、SCP-XXX-JP-1の発生率および危険物の発見率は以前と同様のレベルに回復しています。
2016/10/30付けでSCP-XXX-JP-1の検査についてのプロトコルは改訂されました。また、これ以降SCP-XXX-JP-1の検査を担当する職員には、危険生物および爆発物に対処する知識を有し、これを安全に処理・解体する技能を持つ人員が割り当てられます。-██研究員
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Keter Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは現在、東京都八丈島の北██kmの海底に位置するサイトXXX-JP-03内の低温無菌室に収容されています。調査及び検査を行う職員は滅菌した防護服を着用してください。
サイトXXX-JP-03に駐留する全ての職員は、1日に2回心理評価を提出する事が義務付けられています。また、監視カメラによって24時間体制で行動をモニタリングされる事になっています。
説明: SCP-XXX-JPはかつて██県██市に住んでいた██ ███氏の遺体です。██氏は20██/6/14に満78歳で死亡しています。死因は心不全でした。
現在財団の収容下にあるのは、中指と薬指が残存している右掌、微量の頭髪および頭皮が付着した頭蓋骨の一部、体組織の付着した右大腿骨であり、いずれも爆発と燃焼によって著しく損傷しています。他の部位は収容以前に失われたと考えられています。詳細は補遺を参照してください。
このオブジェクトの特別収容プロトコルと説明は改訂されています。以前のバージョンを閲覧する場合は以下のアーカイブを参照してください。
特別収容プロトコル: 20██/6/15 12:30に更新済
SCP-XXX-JPは現在収容されていません。前哨サイト-██およびサイト-██、サイト-██に所属する財団職員および機動部隊はSCP-XXX-JPを収容するために全力を尽くしてください。
説明: 20██/6/15 23:00に更新済
SCP-XXX-JPはかつて██県██市に住んでいた██ ███氏の遺体です。██氏は20██/6/14に満78歳で死亡しています。死因は心不全でした。
SCP-XXX-JPは、その周囲に居る人物(以下対象者)に強烈な「恐怖感」を与えます。この恐怖感は対象者がSCP-XXX-JPの存在を知覚していない状態でも発現し、物理的な障壁の影響を受けないようです。結果として対象者はSCP-XXX-JPから少しでも遠ざかろうとして避難を試みます。遠方への避難はSCP-XXX-JPの異常な効果を回避する唯一の方法です。避難しなかった/もしくは出来なかった場合、対象者の恐怖感は時間経過と共に増大し、やがて幻覚や幻聴を経験するようになります。この効果を無視してSCP-XXX-JPに接近しようとする試みは、対象者が著しい精神的ダメージによる恐慌状態に陥ったために成功していません。最終的に対象者は精神性ショックによって死亡します。
無人ドローンによる収容が検討されましたが、効果範囲の中心に接近すると操作不能に陥りました。収容のために派遣された機動部隊の通信装置や映像記録装置も同様に故障したため、SCP-XXX-JPは人間だけでなく電子機器にも未知の影響を及ぼしていると結論付けられています。
これらの異常な効果の範囲は、SCP-XXX-JPの周囲の人口密度が低くなることに比例して拡大していると考えられており、現在SCP-XXX-JPを中心として半径約 7 21 48kmまで広がっています。
この効果範囲のさらなる拡大はXK-クラス"限局性"世界終焉シナリオを引き起こすと考えられています。
補遺1: 事案/SCP-XXX-JPのタイムライン
20██/6/13 23:20
██県██市立病院に危篤状態の██氏が緊急搬送される。20██/6/14 02:27
██氏の死亡が確認される。20██/6/14 05:09
██市立病院に潜伏する財団職員から異常事態発生の通報が入る。20██/6/14 08:14
██市立病院から報告を行っていた財団職員が、異常効果の増大により当該施設から撤退。20██/6/14 10:35
財団日本支部で緊急の理事会が開かれる。現時点で判明している異常効果が報告され、SCP-XXX-JPのオブジェクト番号が割り当てられる。オブジェクトクラスは保留。██市立病院は暫定的にサイト-XXX-JP-01に指定される。SCP-XXX-JPに関するインターネット上の投稿の監視と規制が開始される。
20██/6/14 11:10
██市街地で突発的なパニックが発生。██件の交通事故が発生し█人が死亡。救急隊が出動しなかったため、負傷者は病院に搬送されなかった。
各種報道機関には「広範囲に渡るガス漏れによる集団パニック」のカバーストーリーが流布された。20██/6/14 16:20
██市民の避難により██市街地が放棄される。
16:43、財団機動部隊な-12がSCP-XXX-JPを収容する為に派遣される。20██/6/14 18:02
機動部隊な-12との無線通信および映像通信が途絶する。
18:37、機動部隊のメンバーの生体反応がロストし始める。
18:50、全メンバーの生体反応がロスト。KIAと判定される。20██/6/14 19:03
SCP-XXX-JPの異常効果の分析が進み、オブジェクトクラスがKeterに分類される。20██/6/14 21:16
██市に隣接する███市で大規模なパニックが発生。地域の警察が出動するが鎮静化は出来ない。結果的に██人の民間人が死亡する。
インターネット上のSCP-XXX-JPに関連する投稿の監視と規制がさらに強化される。20██/6/14 23:15
対認識災害強化処理を施された特殊機動部隊ム-2が、SCP-XXX-JP収容の為に派遣される。
同時並行して無人ドローンによる収容も計画される。20██/6/15 01:31
無人ドローンが操作不能になる。
01:52、機動部隊ム-2の無線通信及び映像通信が途絶。
03:25~03:41、機動部隊ム-2全員の生体反応がロスト。20██/6/15 10:18
SCP-XXX-JPの効果範囲がサイト-XXX-JP-01から半径約30kmまで拡大したことが確認される。前哨サイト-██は指揮を維持するために10kmに渡って後退する。財団日本支部はXK-クラスシナリオの発生を宣言する。SCP-XXX-JPの直近に存在するサイト-██の地下弾頭起爆の提案は、周辺住民の避難が完了していないために却下される。
日本各地の出動可能な機動部隊の約3分の1がSCP-XXX-JPの対応に割り当てられる。20██/6/15 16:40
財団日本支部所属の対認識災害強化収容スペシャリスト"鏢"がSCP-XXX-JPの収容に派遣される。20██/6/15 23:27
サイト-XXX-JP-01が突如として大規模な爆発を起こす。収容スペシャリスト鏢の生体反応がロスト。KIAと判定される。
ほぼ同時刻、SCP-XXX-JPの異常効果の喪失が報告される。20██/6/16 05:31
財団の収容部隊は問題なくサイト-XXX-JP-01の跡地に到達し、現在SCP-XXX-JPとして指定されているオブジェクトを発見する。20██/6/16 08:00
周辺地域への記憶処理剤の散布、及びカバーストーリーの流布が開始される。20██/6/16 10:30
SCP-XXX-JPの収容が宣言された。
補遺2: ██市立病院内の監視カメラ映像記録
映像記録の書き起こし
日付: 20██/6/13~6/14
説明: 暫定サイトXXX-JP-01に指定される前の██市立病院内の監視カメラ映像記録の書き起こし。病院内の監視カメラの記憶媒体は20██/6/15に発生した爆発によって全て失われたが、██市立病院の警備を担当していた会社がリアルタイムで監視カメラの映像をバックアップしており、その録画映像を参照している。
20██/6/13 23:00より再生
23:20 救急外来前の監視カメラ映像。██ ███氏が救急隊員によってストレッチャーで搬送されてくる。目を閉じて意識を失っている以外、██氏の容貌に不審な点は見つからない。親族が付き添っているのが確認出来る。
02:32 集中治療室前の監視カメラ映像。██氏の遺体が運び出される。治療室前で待機していた遺族が悲しんでいる。
02:50 1階廊下の監視カメラ映像。██氏の遺体が██市立病院の地階にある霊安室に移動されている。2名の看護師が作業を担当している。
03:22 1階エレベーター前の監視カメラ映像。██氏の遺体の移動を担当していた看護師の1人が慌てた様子でエレベーターから飛び出す。その後、小走りでロッカーのある方向へ向かっていく。
04:29 1階職員用駐車場の監視カメラ映像。前述の看護師を含む4人の看護師が相次いで車に乗り込み退勤する。彼らの退勤予定時刻まではまだあと数時間あることに留意。
05:40 同じく1階職員用駐車場のカメラ映像。後の検証でこの病院に勤務する医師と看護師であると判明した16人の集団が、極めて慌ただしく車を運転して駐車場を出る。1階受付前のカメラ映像は入院患者と職員が入り混じってパニックを起こしている様子を捉える。
07:38 2階廊下の監視カメラ映像。自力で身動きの取れない重病患者がまだ病室に残っていると推定されるにも関わらず、看護師やその他病院職員の姿は全く見えない。3階エレベーター前の監視カメラは車椅子に乗った患者が後ろを何度も振り返りつつエレベーターに乗り込む様子を記録する。
08:17 2階廊下の監視カメラ映像。入院患者であると推定される人物が匍匐前進のような姿勢で階段方向へ這っていく様子が記録される。対象は下半身不随のように見える。
09:54 院内の全ての監視カメラ映像が切断される。
(記録終了)
補遺3: SCP-XXX-JP収容ミッションの記録 #3
音声/映像記録の書き起こし
日付: 20██/6/15
部隊: 収容スペシャリスト"鏢"(1名)
対象: SCP-XXX-JP
説明: これは収容スペシャリスト"鏢"(以下鏢)によって記録されたSCP-XXX-JP収容任務の音声/映像記録である。鏢は本人の生来の体質に由来する認識災害への高い耐性を持つ。今回の任務では、右目に埋め込まれた対認識災害特殊カメラ、ヘッドセット式の対認識災害特殊マイクを装備している。これらの映像/音声記録は前哨サイト-██に転送され、自動的に録画/録音される。さらに、前回派遣された特殊機動部隊ム-2の収容失敗を受け、認識災害の効果を軽減する強化ミームを多量5に摂取している。これは鏢本人の判断で行われたものである。移動は3輪バギーで行われた。
(記録開始)
鏢: 司令部、こちら鏢。マイクチェック。
司令部: こちら司令部。音声、映像共に通信に問題はありません。
鏢: 了解。俺は現在██市█丁目付近にいる。司令部、今のSCP-XXX-JPの効果範囲はどれくらいだ?
司令部: 現在、暫定サイトXXX-JP-01からおおよそ半径40km圏内が効果範囲に入っていると推定されています。そこは既に効果範囲の中です。注意して進んでください。
鏢: 了解。今のところ異常なものは何も感じない。これから市の中心部に向かう。
[鏢はバギーを低速で走らせながら市街地へと向かう。次第に路肩に乗り上げた自家用車などが映像に映り込み始める。]
鏢: 司令部、空に異常を確認。映像で確認できるか?
[映像は鏢の視点で撮影されている。空一面が暗い黒色と赤褐色の歪なまだら模様で覆われている。]
司令部: こちらでも異常を確認しました。望遠レンズで監視しているスタッフに問い合わせてみます。
鏢: 頼む。
[約2分経過]
司令部: 監視スタッフはエリア上空にどんな異常も確認できないようです。そちらの空の状態は認識災害の効果だと思われます。
鏢: やっぱりな。この空は末期の肺癌患者の肺の表面にそっくりだ。つまり死のイメージってわけだな。俺の目にこれが見えてるんだから、普通のチームのカメラやマイクなら一溜りも無いだろう。
司令部: その先は認識災害の影響がさらに強くなることが予想されます。一層警戒してください。
鏢: 了解。
[およそ2時間後、鏢は██市立病院から約1kmの地点に到達する。既に日没後であるにも関わらず、空の状態は2時間前と変化が無い。映像にノイズが混ざり始める。]
鏢: 司令部へ報告。例の異常効果が明確に体感できるようになった。接近するにつれてどんどん強くなっている。…今すぐここから走って逃げ出したい気分だ。
司令部: 報告されている通りの症状ですね。任務続行は可能でしょうか?
鏢: 必须敢于正视,这才可望敢想、敢说、敢做、敢当。6大丈夫だ。俺はその為にここまで来たんだからな。
[この通信のおよそ2分後、司令部からの音声送信が不能になる。鏢からの音声/映像送信は継続して可能である。当初のブリーフィング通り任務は続行される。]
鏢: こちら鏢。サイトXXX-JP-01の目の前まで来た。この忌々しい悲鳴をどうにかしてもらいたいね。陳腐だが、幻聴としてはあまりにも生々しすぎる。
[マイクは男性と女性の絶叫が混ざりあったような歪んだ悲鳴を記録する。悲鳴は絶え間なく続く。鏢の視点カメラはサイトXXX-JP-01の外観を捉える。施設の全ての窓は黒く塗りつぶされているように見える。複数の窓に巨大な眼球が出現し、激しく動いた後消える。]
鏢: ああ…手が震える。じっとしていられない。頭が割れそうだ。(数回深呼吸する)…これから施設内に突入する。
[鏢がサイトXXX-JP-01の正面玄関から施設内に侵入する。全ての照明が消えている。鏢は所持している発電機付きライトを点灯させる。施設内は赤黒く塗りつぶされているように見える。施設内では悲鳴の音量がさらに上がり、泣き声のような音声も記録される。カメラ映像には激しいノイズが混ざって不鮮明になり、内部の詳細の視認が難しくなる。]
鏢: (やや不明瞭な呟き)ああ、これは確かにKだ。
[これより先の映像/および音声は、断続的に記録される映像のノイズ、大音量の悲鳴およびホワイトノイズによって断片的にしか確認出来ない。鏢の足取りは極めて不安定になり、平衡感覚を失っているように見える。視点カメラが何度も回転する。ライトによって照らし出された施設内の天井や壁や床は腐った生体組織で構成されているように見える。床には多量の血が溜まっている。時折、鏢の言葉にならない苦悶の声がマイクに記録される。]
鏢: (囁くように)これは死だ。ここは死んでいく世界の中心だ。
[鏢は目的地を見失ったようにあてもなく施設内をさまよう。ある地点で鏢は踵を返して逃走を試みる。足がもつれて上手く走ることができない。]
鏢: 怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!こわ――(鋭いノイズ音によって声が遮られる)
[鏢は突如転倒する。視点カメラは鏢の足元を映す。ライトが足に向けられる。血で満たされた床から、どす黒い人間の手が飛び出して鏢の足を掴んでいる。鏢は悲鳴を上げる。映像全体にノイズがかかり、しばらくの間何も視認できなくなる。27分後、映像の画質が回復する。鏢は床に座り込んでいるようだが、先程より落ち着いている。鏢は約12分間啜り泣く。泣き止んでから2分後、突如カメラとマイクがオフラインになる。司令部が検証を行ったが技術的な問題は確認されなかった。7
1時間17分後、鏢のカメラとマイクがオンラインに復帰する。鏢はサイトXXX-JP-01の地階にある霊安室の前に立っていると思われる。鏢は荒く息をしながらドアに手をかける。ドアが開く。]鏢: ああ…。
[カメラはSCP-XXX-JPと思われる実体が直立の姿勢で霊安室の中央に浮遊している様子を捉える。実体の容貌は生前と大きく様変わりしているように見える。皮膚は全て剥がれており、体組織は様々な段階の腐敗の兆候を示している。腹部や胸部からは虫の脚のような物体が複数突き出して動いている。頭部は上下左右に激しく高速で動いており、カメラからは表情を確認することができない。SCP-XXX-JPの足元には本来の床が存在せず、直径4m程の深い穴が空いているように見える。大音量の悲鳴がその穴から絶え間なく発せられている。]
鏢: こんなものを見せられるのは俺だけで十分だ。
[鏢は視線を右手に向ける。手にはライターが握られている。鏢が視線をSCP-XXX-JPに戻す。SCP-XXX-JPの顔が目前に接近している。本来あるはずの顔の部位は存在せず、ただ暗い穴が空いている。鏢が絶叫する。激しい爆発が起こる。カメラおよびマイクの通信が切断される。]
(記録終了)
補足: 鏢からの通信が終了した直後、サイトXXX-JP-01で爆発が発生しました。爆発の規模は非常に大きく、サイトXXX-JP-01と周辺の複数の建物が爆風によってほぼ完全に破壊されました。瓦礫の事後調査が行われ、サイトXXX-JP-01は多量のガス漏れを起こしており、それに火気が引火したことによって爆発が発生したと判明しました。また、映像に記録されていた施設内の様々な異常構造、およびSCP-XXX-JPの肉体の改変は確認されませんでした。
補遺4: SCP-XXX-JPの収容プロトコルと分類に関しての担当職員の見解
「このオブジェクトの現在の収容プロトコルは厳重すぎるのではないか」「このオブジェクトの分類はNeutralizedなのではないか」という問い合わせを私宛に送るのはやめてください。このプロトコルを維持しているのは財団本部であり、それには真っ当な理由が存在しています。
このオブジェクトは明らかにただの老人の死体です。彼は年老いて心不全になり、病院に運ばれ、息を引き取りました。そしてなんの前触れもなくXK-クラスシナリオを引き起こしたのです。よく考えてください。タイプ・グリーンや異常なカルトの指導者の死体ならまだ話は分かります。しかし、これは本当に何の変哲もないただの死体です。この事こそが主要な問題なのです。
我々、つまりこのオブジェクトの収容に関わった職員と現在研究を担当している職員達には、共通する1つの考えがあります。それは「このオブジェクトと同じような異常性が他の遺体にも発生しないだろうか」という考えです。このオブジェクトの収容経緯や映像記録を調べれば調べるほど、この考えは強くなります。
そうです、我々は言わば恐怖しているのです。
収容以来、継続して研究と調査が進められていますが、このオブジェクトが異常性を発揮した理由は未だに判明していません。
オブジェクトがなぜあのような事態を引き起こしたのか。
なぜ爆発によって異常効果が失われたのか。
そして、類似した現象は他に発生し得るのか。
これらの疑問点を解明しない限り、このオブジェクトの収容は維持されなければなりません。-███主任研究員
肩ストロフ→ダジャレ 肩爆弾
汚染された部屋→認識災害 メタ的
中に誰もいませんよ→認識災害 ヒュームに絡めたい
私たちの隣人、私たちの友→独居の隣に出現 寂しい
汝汝、今何時→ダジャレ
異常政党→"黎明の光"
ヒーローアカデミア→ヒーローを育てよう!
杉樽は猶及ばざるが如し→AWCY
四つ葉のクローバー→https://www.photo-ac.com/main/detail/195695
剥いてみるまではわからないみかん→https://www.photo-ac.com/main/detail/1002432
今、会いたい人がいる→https://www.photo-ac.com/main/detail/671257
**アイテム番号:** SCP-xxx-JP
**オブジェクトクラス:** Safe/Euclid/Keter
**特別収容プロトコル:**
**説明:**
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