$10^{10^{10^{122}}}$
……と、いうわけでですね。
不可思議な気配に充てられながら、少しづつ体が機能を取り戻す。
……妙な時間に起きてしまったなぁ。ピントの合わない眼で時計を覗くと、予定されていた起床時刻の10分ほど前であった。寝起きに特有の眠気が意識を朦朧とさせている。あぁ、夢日記を書かなければいけない、大丈夫、10分ぐらいなら忘れないだろう。次起きて書けばいい。1度目が覚めたのだからアラームで完全に覚醒するはずだ。大丈夫、大丈夫。。。
あと10分だけ…
それにしてもあの夢。三人称視点であったり、翼をもった人々であったり、これは夢に特有の不条理さであるが。私の?私の研究を私が死んだ後での講義で私が説明している…?
そもそも、私は1つ部門をクビになった身の上でもあり、研究職につけるような力もなければ身分もないと思うのだが。あれは内なる私の博士というものへのあこがれが出たものであるのだろうか…いやいや……
それに、あの夢の理論を私は知らない。私はあれを研究した覚えがないのだ。だのに記憶として固着してしまっている。この眼が見ている。
……じゃあいったい誰が?
これは別案
記録███ - 日付2019/4/1
三人称視点で私が行っている講義を見ている。認識や記憶と夢の相互作用の話であり、私はそこでシャーレから眼球を取り出し(おそらく人間のもの)講習生に説明していた。講習生には普通の財団職員と思われる人物と、2,3人ほど翼をもった人がいた気がする。途中、私は"故・天見快人"氏の文献から「眼球という細胞の人格が認識・記憶した景色(概念?)が、眼球の起床によって脳に伝達される。」という言葉を引用していた。私の?私の研究を私が死んだ後での講義で私が説明している…?夢を見ている最中は不思議に思わなかったが。講習が佳境に入ると私(であるはずの講師)が私のほうをじっと見つめてきて、不思議な感じがして目が覚めた。
……
……妙な時間に起きてしまった。私は息を吐いた。
時計は予定されていた起床時刻の1時間ほど前であったが、私は布団からでて、日課である夢日記を書き上げる。
今日の夢は特段奇妙だった。といってもそれは私がいつも見るような、物理法則や常識を無視したものではなく、頭の痛くなるような、パラドックスの中にいたのだ。
あれは内なる私の博士というものへのあこがれが出たものであるのだろうか…いやいや……そもそも、私は1つ部門をクビになった身の上でもあり、研究職につけるような力もなければ身分もないと思うのだが。
それに、あの夢の理論を私は知らない。私はあれを研究した覚えがないのだ。だのに記憶として固着してしまっている。この眼が見ている。
……じゃあいったい誰が?
考えていると眠くなってきた。まぁ、今寝てしまっても起床予定時刻のアラームで起きれるだろう。大丈夫。大丈夫…
共著元:koko
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-8174の防音人型実体収容ユニット#7491に収容されています。SCP-XXXX-JPの情報に触れる全職員は、クラスW記憶補強薬の継続服用を行う必要があります。また、SCP-XXXX-JPの音声を聞く可能性のある職員には、試験的対抗ミーム-XXXXの摂取が義務付けられています。SCP-XXXX-JPからの全ての要求は全て却下されなければならず、その発言は全て虚偽として扱われなければなりません。
SCP-XXXX-JP-1は原則終了されます。特筆すべき特性を示した個体が確認された場合、その個体のみサイト-8174の標準人型実体収容ユニットに収容します。
説明: SCP-XXXX-JPは頸部までの身長が156 cmである、モンゴロイド男性と思われる人型実体です。頸部から上が存在しておらず、断面部の血液は既に凝固しています。このような状態にあるにも拘わらず、SCP-XXXX-JPは不明な原理により人間の音声を発生させ、これを用いて発言や会話を行います。SCP-XXXX-JPが摂食行動を行った事例は記録されていません。
SCP-XXXX-JPの発言を聞いた人物(SCP-XXXX-JP-1に指定)は頸部から上が消失します。SCP-XXXX-JP-1は、SCP-XXXX-JPと同様の特異性を有していることが判明しています。加えて、SCP-XXXX-JP-1はSCP-XXXX-JP及び他のSCP-XXXX-JP-1の発言を肯定し、それ以外の情報を否定する傾向がありますが、SCP-XXXX-JP及びSCP-XXXX-JP-1の発言を否定する個体も確認されています。これらの実体の発言は、虚偽或いは論理的に破綻したものが大半を占めています。特筆すべき点として、これまで確認された全ての事例において、多くのSCP-XXXX-JP-1はSCP-XXXX-JPから半径約5.0 m以内で発生しています。
SCP-XXXX-JPとSCP-XXXX-JP-1の異常な身体状況にも拘わらず、これまで確認された全ての目撃者は予想される情動反応を示しませんでした。これは、これらの実体がクラスC認識阻害に相当する精神影響特性を有している為であると推測されています。
補遺1-歴史: 地方統一選挙が開催されていた2019/04/02、あるインシデントを受けて実施された監視カメラ映像の審査の中で、SCP-XXXX-JP及び37体のSCP-XXXX-JP-1が確認されました。同年04/01に記録された当該映像において、SCP-XXXX-JPは黒いスーツを着用し、神奈川県横浜市の山下公園で演説活動を行っていました。翌日04/02、派遣された機動部隊が山下公園内で待機していたところ、当該公園内の別の地点にて演説を開始したSCP-XXXX-JPが発見されました。要請を受けた機動部隊らが現場へとかけつけ、SCP-XXXX-JPやSCP-XXXX-JP-1の確保、目撃者や関係者への記憶処理を行いました。この中で、6名の隊員がSCP-XXXX-JP-1に変化しました。
周辺の監視カメラの映像から、SCP-XXXX-JPはこれまで3回演説活動を行っており、確認できる限りでは███体のSCP-XXXX-JP-1が発生している事実が判明しています。財団は現在149体のSCP-XXXX-JP-1の発見と終了、及び関係者への記憶処理を行っています。SCP-XXXX-JPの着用品や所有物はほぼ全て近隣の6つの店舗から万引きしたものであり、店員はこの事実を認識していませんでした。その由来が判明していないのは、SCP-XXXX-JP自身と、以下の内容のプラカードのみが入れられていた革製のビジネスバックのみです。「田中河津」という名前の人物は戸籍上に存在しませんでした。
「脳なしと脳なしと脳なしと」
田中河津、2019
補遺2-インタビュー記録:
対象: SCP-XXXX-JP
インタビュアー: 三歳(みとせ)研究員
付記: 本インタビューは、財団の人型実体尋問マニュアルに従っておこなわれたものです。
<録音開始>
三歳研究員: それでは、インタビューを開始します。まず、あなたは何故演説をしていたのですか?
SCP-XXXX-JP: 決まっているとも。私は、日本の未来を変えたかった。特に、現代は俄然知性主義だ。だから、私は今こそ反知性主義の旗を振り、知性主義なき政治を実現しようとした。
三歳研究員: わかりました。では、何故あなたには頭部がないのですか?
SCP-XXXX-JP: 頭部がないのではなく、隠しているのだ。頭部は人間の情報である。私の頭部は、その情報の複雑性から、反知性主義の正確な認識の妨げとなる。人々は脳を失い、知性を失い、ただ情報の「もと」のみで物事を判別しだすのだ。それを防ぐために、私は自らの手で頭部を隠しているのだ。
三歳研究員: なるほど。 あなたは何故万引きを行ったのでしょうか?
SCP-XXXX-JP: 万引き…?まて、
三歳研究員: そうですか。
SCP-XXXX-JP: ……少し疲れてしまったんだが、次は何を訊くのかね?私の由来についてでも?
三歳研究員: 結構です。あなたの発言は全て虚偽として扱われます。
SCP-XXXX-JP: ん? [小声で] ……そうか……。 [元の声量で] なら、他に話すこともないな?私には1つ話したいことがあるのだが──
三歳研究員: いえ。ここでインタビューを終了します。
SCP-XXXX-JP: [笑い] そうだな、それがいいだろう。
<録音終了>
終了報告書: インタビュー終了後、SCP-XXXX-JPは元の収容ユニットへと連れ戻された。なお、上記内容はSCP-XXXX-JPに実施された唯一のインタビューである。
スポイラー:
- SCP-XXXX-JPには「自身から5.0 m以内の人物をSCP-XXXX-JP-1に変化させる」特異性もある。
- SCP-XXXX-JP-1は思考能力が低下しており、情報源のみを理由に情報を肯定/否定する性質がある。
- サイト-8174の全職員はSCP-XXXX-JP-1に変化している。職員の場合は、特別収容プロトコルを肯定してこれに従い、SCP-XXXX-JPの発言内容を否定しこれとは逆の行動をとっている。インタビュー中SCP-XXXX-JPはこの事実に気付き、三歳研究員にインタビューを中断させた。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Neutralized
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの資料や痕跡についての調査を妨げるとともに、当該オブジェクトの研究を実施するため、財団に協力する研究者たちが民間の科学機関に適切に組み込まれています。
SCP-XXXX-JPは常に挙動を観測され、敵対的行動が観測された場合は迎撃システムを起動し、地球を保全してください。
説明: SCP-XXX-JPはおよそ赤経██h20m・赤緯█°に位置する、2つの惑星系で、5つの惑星を持つものをSCP-XXX-JP-1、7つの惑星を持つものをSCP-XXX-JP-2と呼称します。
SCP-XXX-JP-1,-2に存在する惑星は、いずれもその大きさから成型しえないいびつな形をしており
アイテム番号: SCP-1951-JP
オブジェクトクラス: Safe Neutralized
旧特別収容プロトコル: SCP-1951-JPの入り口は、財団フロント企業により「██山ロープウェイ乗り場の一施設」という形で物理的に隠蔽されます。担当職員は毎日午前5時から7時までの間、一般人がSCP-1951-JPを発見および侵入することのないよう施設に滞在し監視してください。
説明: SCP-1951-JPは、静岡県██山内部に午前5時から午前7時までの間のみ観測される異常空洞です。SCP-1951-JPの発生中、██山北北西部の裾野に縦3m 横1m程度の異常空洞につながる入り口が出現しますが、この入り口は人間が1人入った時点で閉鎖されます。また、この入り口以外からのSCP-1951-JPへの進入の試みは成功していません。SCP-1951-JP及びその入り口は午前7時を過ぎた時点で内部の人間ごと消失します。
SCP-1951-JP内は、入り口からおよそ10mほど進んだところで左右の壁が広がり、山道のような滑落の恐れのある一本道(SCP-1951-JP-1)が続きます。またその90%以上を勾配40%前後の下り坂が占めています。Dクラスの探査による測量によると、この道、および崖は外部からの観測によるSCP-1951-JPの範囲外にまで達しており、後述の特異性も併せて空間の歪曲が示唆されています。
SCP-1951-JP内では光の特異な減衰が発生し、光により照らすことのできる距離が通常の10分の1程度になります。—これにより、SCP-1951-JP内に持ち込める機材の大きさの観点からSCP-1951-JP-1の終点の存在は明らかになっていません。追記 補遺:事案/探査記録1951-JPを参照。
SCP-1951-JP-1、およびその路傍には、以下の非異常性物品の発見が報告されます。
- 腐敗の兆候が見られないウサギの死体
- 状態の良い虫取り網
- 純金製と思われる薄いプレート
- 打ち捨てられた弥勒菩薩像や道祖像等の石像
- 粉砕されたスノードーム
補遺: 以下はSCP-1951-JPの探査記録及び事件記録です。
+探査記録20██/3/20を開く(破損)
+探査記録201█/██/██を開く(破損)
追記: 2019年5月2日以降、██県沖██㎞の海底に、SCP-1951-JPと同様に出現と消失を繰り返す空洞の出現が報告されました。これはSCP-████-JPとナンバリングされ、SCP-1951-JPとの関係については現在調査中です。
/第1稿/
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid Neutralized
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの無力化に伴い、旧特別収容プロトコルはアーカイブされました。フィールドエージェントはあらたなSCP-XXXX-JPを発見した際は、直ちに財団
説明: SCP-XXXX-JPはSCP-XXXX-JP-1-24収容時点では、2001年に福岡県上毛群東雲村に建立された、台形の土台とイヌを象った部分で構築された高さ約1.5m、縦横0.7mの(白御影石製とみられる)石像です。外見は一般的な白御影石像との差異はありません。SCP-XXXX-JPの建立に関する関係者や資料は現在に至るまで発見されておらず、調査中です。
SCP-XXXX-JPは通常、非活性化状態にあり、非活性化状態中のSCP-XXXX-JPは異常な耐破壊性を持っています。にもかかわらず、SCP-XXXX-JP-1がSCP-XXXX-JPの破壊を試みた場合、SCP-XXXX-JPは全壊し、活性化状態となります。
SCP-XXXX-JP-1は
SCP-XXXX-JPが活性化状態となると、██村の不完全な過去改変が発生したように観測されます。この過去改変は主に██村の地形、住民、経済状況を変化させますが、一部変化前の地形や住民に関する文献などの存在により、矛盾が発生します。また、結果として常にSCP-XXXX-JPは修復します。
SCP-XXXX-JP-1は活性化に伴い、SCP-XXXX-JP建立時への時間移動、いわゆるタイムリープを経験します。
対象: 永村氏(SCP-XXXX-JP-1-24)
インタビュアー: 上川 亜蘭うえかわ あらん研究員
<録音開始, [必要に応じてここに日時(YYYY/MM/DD)を表記]>
上川研究員: では、インタビューを開始します。永村さん、本日は忙しい中ご協力ありがとうございます。
永村氏: よろしくお願いします。
上川研究員:
永村氏:上川研究員:
永村氏: あれは、とある夏のことでした。うちの村の住民が3世帯ほど出て行ってしまって、そのことで私は頭を抱えていて、その、全部めちゃくちゃにしてやろうと思ってしまったのです。自暴自棄でした。
永村氏: そんな夜のこと、夢を見たんです。薄暗い部屋で、私は風変わりな女の子と対峙していました。そのときどんな会話をしたか、はっきりとは覚えていないのですが、私はやり直しを望んで、その女の子は泣きながらあの像を壊すことを提案したのです。そして次の朝、私はあの像を壊しました。
永村氏: 気が付いたときには、あの村の村長に就任した日に戻っていたのです。
永村氏: 最初のうち、私は得意でした。いやなことがあってもやり直しにできる。しかも、私が一番いいタイミングに。最高の気分でした。いろいろなことを試しました。
永村氏: けれど、いずれ満たされなくなりました。前の世界でうまくいったことがうまくいかなかったり、時には村長の座を追われそうになったり。
永村氏: 私がやり直しをするたびに、村の住民や地形は別のものに変わっていました。けれど、あの像だけ、あの像だけは決して変わることなく、同じ場所に立ち続けていました。それが、冷静になった私の心を痛めつけました。
[以下、インタビュー終了まで会話を記録する]
<録音終了, [必要に応じてここに日時(YYYY/MM/DD)を表記]>
終了報告書: [インタビュー後、特に記述しておくことがあれば]
上川研究員:
永村氏:
/ここまで/
/第2稿/
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: 現時点で、人類の認識に重大な被害を齎さない方法によるSCP-XXXX-JPの収容は不可能とされており、担当研究員はSCP-XXXX-JPの認識を抹消できる穏便な方法の研究に尽力するべきです。SCP-XXXX-JPの破壊に関する情報および、SCP-XXXX-JPへの関心を著しく増大する情報は財団の自立型Webクローラーによって常に検索され発見され次第Web上から抹消されます。
説明: SCP-XXXX-JPは、台形の白御影石製の台座と銅像で構築された高さ約1.5m、縦横0.7mの石像です。外見は一般的な銅像との差異はないとされています。銅像部は不明な犬種のイヌを象っており、これは四足で立った状態で顔はやや上を向いています、台座の正面には、「世界はあなたと私との対話によって成立する」という文言が彫られています。
SCP-XXXX-JPは、観測者により存在する位置が異なり、これまでの研究によって「観測者が故郷であると認識している都市の一角」に存在していることが判明しています。観測者以外がその観測者にとってのSCP-XXXX-JPに干渉することは不可能であり、このことから、SCP-XXXX-JPは認知上の存在である可能性が示唆されています。なお、観測者には他者がSCP-XXXX-JPを通り抜けているように観測されますが、観測者は違和感を示さないか、あるいは深く記憶していません。SCP-XXXX-JPの観測者が他者に「自身のSCP-XXXX-JP」について伝えようとすると、その会話は不明確な理由により有耶無耶になります。
観測者が明確な意思を持ってSCP-XXXX-JPを破壊することで、SCP-XXXX-JPの異常性が発現します。観測者の意識は「SCP-XXXX-JPが存在していた都市」での出来事のみを記憶した状態でその都市とのかかわりを持つ以前の時間に遡ります。(それは出生直前にさかのぼることもあります)。その後、観測者はSCP-XXXX-JPの存在していた都市と偶然にも重大なかかわりを持つことなく、遡行前と同じような経歴をたどります。1結果として、現在に戻った時点で観測者は多くの場合かつての記憶を喪失しているか、おぼろげな夢のようなものとして記憶しています。また、観測者以外には観測者の出生地や出身校の変化という小規模な痕跡が過去改変的に発生します。
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
「育良クン、君は、本当に覚えがないと?」
白い壁、簡素なデスクとパイプチェア、そして一台のプロジェクター。エージェント・育良はそれらのアイテムとともに無機質な白いだけの光に照らされていた。同じく白く照らされた██博士が正面で頭を抱えている。
エージェント育良は首を縦に振った。育良の顔は、この場に呼び出された緊張と、そして事態が呑み込めていないことにより、完全に硬直してしまっていた。
「そうか…。」
そう言うと██博士は白い光を消し、プロジェクターに手を伸ばす。白い壁にプロジェクターの鋭い光が刺さり、跳ね返る。
「これは、11月██日、育良クンが福島県に情報収集に行った夜に、君のPCから生配信された映像だ。…財団はこの映像を遮断することに成功したが……ここに映されているものには目を疑ったよ。」
…というわけだ。なぜSCP-1112-JPがこんなことをやろうとしたのかはわからんが…、ともかく、事後処理はこちらで済ませておいた。オブジェクトの性質上、君が覚えてないのも仕方あるまい。さて、単刀直入に訊くが、君はこの映像をどうしたい?」
「…うににー……」
育良は脳が限界を迎えつつあった
アイテム番号: SCP-XXX-JP2
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPははサイト-██の標準人型収容室に収容します。この収容室には1機の非物質変位無効装置(nPDN)を取り付けます。SCP-XXX-JPによる娯楽用品等の要請は、火気のあるもの、あるいは発火する恐れのあるものを除いて状況に応じて裁可されます。
仮に、SCP-XXX-JP付近で火気の発生、およびそれによるSCP-XXX-JPの異常行動が見られた場合は、速やかに消火活動を行い、SCP-XXX-JPの心理状態を安定させてください。
月に1回、SCP-XXXーJPには必ずサイトのカウンセラーによる定期カウンセリングを実施して下さい。現在のSCP-XXXの精神的健康状態に対する懸念から、必要に応じてクラスH静電的記憶処理治療を適切に使用することが承認されました。
説明: SCP-XXX-JPはレベルⅠ霊的人型実体です。SCP-XXX-JPの外見は、およそ10歳前後のコーカソイド女性に酷似していますが、一般的なそれとの相違点として、SCP-XXX-JPはイエネコ(Felis silvestris catus)の耳、および尾のようなものが見られ、本来の耳部には何もないことが判明しています。SCP-XXX-JPは自身の外見について、「生得的にこうであった」という認識をしています。SCP-XXX-JPはおおよそ前述したとおりの年齢の知能を有しており、意思疎通を行うことが可能です。SCP-XXX-JPは財団の収容に協力的である様子を示しています。
SCP-XXX-JPは、軽度の精神分裂症を罹患していることが判明しています。火気を認識すると、とくに精神状態が不安定になり、夢遊的に火気の中に進入します。またこの際、不明な原理で周囲にガンマ線や中性子線が検出されます。これによりSCP-XXX-JPが外傷を負う、熱いと感じることはありません。また、一定以上の大きさの炎の中では、SCP-XXX-JPはネコのような「鳴き声」を発します。この鳴き声の意味は、不安や要求に該当しているということが判明しています。SCP-XXX-JPは火気に進入している際の記憶を保持していません。
補遺: インタビュー記録XXX-JP 20██年█月█日
対象: SCP-XXX-JP
インタビュアー: 亜蘭博士
<録音開始>
亜蘭博士: えーでは、今からインタビューを開始します。といっても、難しいものでもないからね。僕の質問に答えてくれるだけでいいんだよ。いいかい?SCP-XXX-JP。
SCP-XXX-JP: は、はい。
亜蘭博士: まず、君の体、特にその耳や尻尾についてなんだけど、本当に、本当にもともとそうだったんだね?
SCP-XXX-JP: は、はい。私が生まれた時から、です。
亜蘭博士: それは、死ぬ前から?
SCP-XXX-JP: え?死ぬ?何のことですか?[しばらくの沈黙]いや、でも確かにあの日、
亜蘭博士: ん、何か思い出したかい?
SCP-XXX-JP: いえ、いえ、なんでもないです。
亜蘭博士: そうか、じゃあ、次に君の行動についてなんだけど、SCP-XXX-JP、君が火に飛び込んでいくのは何か理由があってのことなのかい?
SCP-XXX-JP: うーんと、よく覚えてはいないんです、けど、あの、あの子のことを思い出して。
亜蘭博士: あの子、とは?
SCP-XXX-JP: くぅ、っていううちで飼っていた捨て猫なんです。あの日、あの、空が真っ白になった日に、あの子がどこかに行ってしまったの。
SCP-XXX-JP: だから、私、あの子を探して、火の中に…[逡巡]
SCP-XXX-JP: あれ、でも、私が探してたのは、私を拾ってくれた…
亜蘭博士: SCP-XXX-JP?
SCP-XXX-JP: ねえ、ねえ、どこにいるの?もっと深い[判別不明]
亜蘭博士: ろ、録音を終了します。
<録音終了>
終了報告書: SCP-XXX-JPはインタビュー終了後、しばらくして平静を取り戻しました。
「くぅ」という猫について、調査を行ったところ、広島県広島市、SCP-XXX-JPの回収場所付近のとある家庭について、SCP-XXX-JPと顔の酷似した女児の存在の記録が発見されました。詳しい調査が進められています。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは財団所有のフロント施設として管理します。管理方法は基本的には一般的な牧場と同じですが、コンクリートやセメントを扱った工事を行う際にはすべて財団の男性の技術者によって行ってください。
新たにSCP-XXX-JP-1が生成された際は、コンクリートを取り除き
飼育しているヤギ(SCP-XXX-JP-1含む)には適切な給餌と清掃を行ってください。またSCP-XXX-JP-1、特にSCP-XXX-JP-Aにはカウンセラーによる定期的な検診を行い、精神状態の安定化を行ってください。
説明: SCP-XXX-JPは██県██群に存在する牧場施設です。牧場内には2~3歳の雄のヤギ型実体(SCP-XXX-JP-1と定義)と、通常のヤギ(Capra aegagrus hircus)が飼育されており、それに伴った機器も存在します。
SCP-XXX-JPは、敷地内で液状のコンクリートやセメントを一定量地面に接触させたとき、その周囲の気温が35〜39℃前後、湿度60%前後になります。この際、付近にいた女性(以後、対象と呼称)は性的な興奮状態、及び催眠状態の兆候を示します。また、対象は徐々にSCP-XXX-JP-1に変化し、液状セメント内でハタ・ヨーガ3の挙動を示します。そのため、結果的に対象は首から下にセメントを浴びることになります。
対象は次第にコンクリートやセメントの固体化によって挙動が緩慢になっていきます。最終的に、対象はSCP-XXX-JP-1に完全に変化し、ヨーガのポーズをとった状態で行動不能になります。同時に対象は強制的に性的絶頂を迎えます。この時点で対象の性的な興奮状態と催眠状態は解除されます。
SCP-XXX-JP-1からセメントを取り除くことができれば、SCP-XXX-JP-1の予後は比較的良好です。SCP-XXX-JP-1には対象と精神面での差はなく、原理不明の手段により発話が可能です。
SCP-XXX-JP-Aは、かつてSCP-XXX-JPの管理人であった██氏です。██氏はSCP-XXX-JPの異常性によりSCP-XXX-JP-1となっています。SCP-XXX-JP-Aは重大なショックをこうむっています。
(カクタス系のでこ)
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid Explained
特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明: SCP-XXX-JP-EXは、約1cm3の楕円形の1██粒の未知の物質です。SCP-XXX-JP-EXの大部分は炭素と水素と酸素を中心とした未知の物質で構成されています。SCP-XXX-JP-EXは多層構造になっており、外側は堅い、内側は水気のある物質で構成されています。
SCP-XXX-JP-EXを視認した対象はSCP-XXX-JP-EXを埋めるという強い欲求にかられます。それにより、対象は外壁や書類、衣類の破壊を行い、SCP-XXX-JP-EXをその残骸の中に埋めます。
補遺: インシデント AR43/B/21
巨大な
──生体信号を確認
生体認証システム:有効
存在:████を認知
メッセージを開示します。
ようこそ。生き残りの諸君。これが見られているということは、あなたたちの世界は、光を失い、暗闇の中に混迷している。といった状況でしょう。そしてあなたは、選ばれた。
この空間には、数多の銀河があります。そしてその中のいくらかは、いや、ほとんど大多数が、太陽を形成できないか、早期に冷えた青白い光になって、靉靆たる破滅へと向かっていくのですが……SCP-001-JP──さしずめ「救済の箱舟」とでも呼称しましょう。──は空間をめぐり、銀河をめぐり、そういった者たちに、太陽を届けるものなのです。
この世界は、現実存在の脳内の空想、そしてそれをもとに構築されたは01による概念の形態をとっており、現実存在と紐づけされた存在/アバターによる介入によって進行している。こう認識しています。
メッセージの破棄 Y/N
メッセージを破棄しています…
完了
私ではない。 これを見ているお前。 さぁ、再び太陽に灯をともすのだ。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPに該当する商品が販売されていた場合、該当商品を回収しカバーストーリー『異物混入』を流布して発売を中止させてください。回収したSCP-XXX-JPは低脅威危険物収容冷蔵室に保管されます。SCP-XXX-JP-1によるSCP-XXX-JPの摂食が確認された場合は、摂食後24時間後以降に記憶処理を行ってください。
説明: SCP-XXX-JPは、近畿地方を中心に[削除済]から販売されていたレモンのど飴です。SCP-XXX-JPは黄色地に「一粒で二度やさしい!」というプリントが施されており、一袋につき20粒の個包装されたレモンのど飴が入っています。レモンのど飴の形状、成分および味は市販ののど飴と差異はありません。
SCP-XXX-JP-1に該当する人物がSCP-XXX-JPを摂食した場合、摂食の次の午後11時に、不明な方法でSCP-XXX-JP-1が食事の際に用いる机の上に、いわゆる「コンビニ弁当」が出現します。このコンビニ弁当自体に特異性はなく、特筆すべき点として、室温から2度ほど低い状態で出現します。
SCP-XXX-JP-1に該当する人物は以下の条件をすべて満たしてていることが判明しています。
- 30歳以上の男性
- 現職者
- 職務上、11時以降に帰宅する
- 結婚歴があり、かつその女性と離婚及び死別している
- その女性との最終的な関係が悪かった
OC:Burden(負荷/使命)とかいいかも
スポイラー{
かつて、すべての生命体は「月」に住んでいた。
その頃の我々は高い技術力や、(今にしててみれば)異常な力を持っていた。
しかし、人口が爆発、一人当たりの所有面積が1m2を下回る事態になった
(この理由はもっといいのがあればそれにしたい)
そこで、「一時的な移住計画」が始動される。要はもっとでかい球体を作ってそこに避難すればよかろうみたいな感じに。
特に、13人の人物(O5)が筆頭となって計画を進める。
そうして作られたのが「SCP-001-JP/地球」
「地球」はプログラムのような、そういう存在であり、生命体はプログラム化されそこに送られる。
移住球体は着々と完成へ至ったが、異常な力を用いられては何が起こるかわからないので、異常な力を忘却/制限させる。その力や技術は文字通り月の裏に隠され、移住が完了した時点では「遺科学」となっていた。
そして本来なら、このまましばらく避難して、解決策があればSCP-001-JP-1を利用して「地球」を解体し、元の状況に戻る予定だった。
問題発生
遺科学的な実態が次々と出現し始めた(これを出現バグと呼称。)そのため、それを解明するために保管する必要が出てきて、13人じゃ力が足りなくなった。
そうして、1部の人間(理事会の人。鵺とか)にSCP-001-JPを教え、財団が立ち上がり…
現在に至る。まだバグは解明されておらず、遺科学存在も増え続けている。人口のコントロールもできないまま。我々が「天(月)に至る」日はくるのだろうか…!
}
でこれーしょん{
一番上はカクタスフォーマット。
I#、SCP、DC終わったらボタン→押したら105-JPみたいなロードが入って、「アーカイブ済み文書」表示。
アーカイブ済み文書は1970-JPとかを参照しながらいい感じに「提言」にしていく。
評価めっちゃ伸びる
いえ~~い
}
- 折り畳み用。脳内にどういうものか明確なイメージがある
- 胸いっぱいの夢、星に願って…
- 継続と終了のパレード
- タイトル未定
- かつて神と呼ばれた亀と呼ばれたカビ
- ボクサーパンツ
- 嫌われ者は悲しんでいます。
- 太陽葬
- 夢を喰らう羊たち
- 偏執者の欲求
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe Keter
特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明: SCP-XXX-JPは20██年にアーケード音楽ゲーム機に収録された2分██秒の音楽です。
SCP-XXX-JPはその楽曲を全て視聴することによって、視聴者(SCP-XXX-JP-1)に異常性を齎します。SCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JPの視聴回数により、ステージⅠからステージⅣまでに分類されます。
ステージⅠ: 視聴回数1~50回; SCP-XXX-JP-1は、SCP-XXX-JP視聴後に精神の静穏化を感じます。それによって、安眠および不眠症の解消がもたらされることが判明しています。また多くの場合、SCP-XXX-JP-1は再度SCP-XXX-JPの視聴を試みますが、この強制力は弱く、記憶処理で完全に取り除くことができます。
ステージⅡ: 視聴回数50~100回; SCP-XXX-JP
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
apple3とこのタグチャレンジのやつ
Neutralized 空棲 亀 伝染性 (菌類)
アオカビ…?粘菌…?なんかそんな感じの。
亀に寄生。翼状のものになる。
そのうち、菌糸(?)が亀全体をむしばむ。→亀が空に行く
財団「なんかこれ人間に使えない?」移植~
移植された人間の知能低下。「ぼくおうちかえる」→フワーーッ!!
みたいな
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイトー81██の低脅威物保管ロッカーに保管してください。実験はレベル3以上の職員に許可を取り、戦闘経験の少ないDクラス2名とボクシング用のゴングを用いて実験してください。
説明: SCP-XXX-JPは生産メーカーの不明な赤色の成人男性用のブリーフです。SCP-XXX-JPは市販のブリーフと同じ素材で作られており、非活性化時では一切の異常性を示しません。SCP-XXX-JPは成人男性に着用されることによって活性化します。
SCP-XXX-JPは活性化すると、発声に関する器官および言語を理解する中枢器官を有していないにもかかわらず、不明な方法によって、着用した人物(以後、対象)を激励するような内容を発言します。それに伴い対象は、最も近くにいた人物に対し暴行を加えます。この行動は非常に高い強制力があります。この暴行によって被害者が再起不能(気絶や死亡)になるか、暴行が3分以上行われた際に付近でボクシング用ゴングの音が発生した際は、対象は暴行を中止します。
対象が暴行を中止した後のSCP-XXX-JPは対象から脱衣され再び火活性状態に戻るまで、発話や対話が可能です。SCP-XXX-JPの発言や会話内容は主に「自分はボクサーパンツであるという主張」「自分はブリーフではないという主張」「自分はいかに強いか」「自分はいかに素晴らしいボクサーパンツか」という内容に傾倒します。
以下は、SCP-XXX-JPとのインタビュー記録です。
対象: SCP-XXX-JP
インタビュアー: 安蘭博士
<録音開始>
安蘭博士: それではSCP-XXX-JP、インタビューを開始します。
SCP-XXX-JP: ちょっとまった。その、エスシーピー何とかっていうのやめてくれねぇか。俺は、偉大なるボクサーパンツ、まぁボブとでも呼んでくれ。安蘭博士: 残念ですが、それはできません。
SCP-XXX-JP: ちっ、なんだよ。まぁコードネームみたいなものと考えればいいか。真のチャンプに贈られるコードネーム!! で、なんだ、質問って。
安蘭博士:
SCP-XXX-JP:
[以下、インタビュー終了まで会話を記録する]
<録音終了, [必要に応じてここに日時(YYYY/MM/DD)を表記]>
終了報告書: [インタビュー後、特に記述しておくことがあれば]
補遺:
20██年█月██日、財団職員が誤って非活性化時のSCP-XXX-JPを洗濯してしまう事案が発生しました。その後担当職員が気づきSCP-XXX-JPを洗濯槽から取り出したところ、SCP-XXX-JPはスパッツに変化しました。また、乾燥した際、SCP-XXX-JPの形状はブリーフに変化しました。
その後の調査でSCP-XXX-JPはスパッツであり、乾燥状態では視認者に「ブリーフである」という認識災害を引き起こしていることが確認されました。またSCP-XXX-JPを誤って洗濯した職員には注意処分が下されました。
アイテム番号: SCP-1592仮-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-1592-JPは、1mm以上の隙間のない金庫に保管して、サイトー81██の低危険物収容ロッカーに保管してください。SCP-1592-JP-1は、同ロッカー内に保管してください。
金庫内には小型モーションセンサーを設置し、反応があった場合は実験チャンバー1592内で金庫を開けて、クロゴキブリの動向を追ってください。また、その際にSCP-1592-JP-1の内容を確認してください。
月に一度、DクラスによりSCP-1592-JP、モーションセンサー、およびSCP-1592-JP-1の検査、清掃を行います。検査清掃中にゴキブリが発生した場合は、ゴキブリの動向を追うとともに、責任者に連絡させるように指示してください。
説明: SCP-1592-JPは███社のゴキブリ誘因殺虫剤に酷似した物品です。また、SCP-1592-JP-1はSCP-1592-JPの外箱として付属する紙製品です。SCP-1592-JPおよびSCP-1592-JP-1は平常時は一切の異常性を持ちません。
SCP-1592-JPはおおよそ1███時間ごとにエントランス部分から成虫のクロゴキブリ(Periplaneta fuliginosa)を出現させます。このクロゴキブリは出現すると、すぐさま外的な要因によって死滅するように行動します。この行動は重複します。このクロゴキブリが出現してから死亡するまでの間、SCP-1592-JP-1上にクロゴキブリの死についての記述が出現します。この記述はその際のクロゴキブリの死因と関連しています。(記録を参照してください。)
記録█ - 日付20██/█/██
出現したクロゴキブリの動向: ██研究員の飲んでいる途中であったコップの中の水に入る。2分後に静止
SCP-1592-JP-1の内容: 生命力の高いといわれるゴキブリですが、気門がふさがれると窒息しいとも簡単に死亡します。
付記: 今度から実験時に食事途中の飲食物は持ち込まないようにしよう。
記録█ - 日付20██/█/██
出現したクロゴキブリの動向: 同サイト食堂へ行った後、設置されたゴキブリ誘因殺虫剤内の毒餌を食べる。約14時間後に死亡。
SCP-1592-JP-1の内容: ゴキブリは市販の誘因毒餌で殺すことができます。毒餌にはファプロニルやホウ酸などが用いられます。
付記: 以降は実験のために実験チャンバーを用意し、その中で金庫を開けるようにしよう。
記録██ - 日付20██/██/██
出現したクロゴキブリの動向: 転倒しかけている鉄柱の下に移動。その後すぐに、鉄柱の下敷きになり死亡。
SCP-1592-JP-1の内容: ゴキブリは素早く、飛行することができますが、それでも物理的な破壊は最も簡単な手です。
付記: ヤツらがこれほど動かないでいてくれたらどれだけ楽なことか。
記録██ - 日付20██/█/██
出現したクロゴキブリの動向: 実験用高濃度水酸化ナトリウム水溶液内に頭部のみ浸水。10時間後に頭部の喪失により死亡。
SCP-1592-JP-1の内容: ゴキブリの外殻であるキチン質やゴキブリの体は、高濃度の塩基で溶かすことができます。
付記: 実用性は低い。
SCP-1592-JP-1の文字の出現プロセスは判明していません。また、SCP-1592-JP,SCP-1592-JP-1との意思疎通は成立していません。
補遺1: SCP-1592-JPは、██県██市の一般家庭から「ゴキブリ誘因殺虫剤を購入したら、ゴキブリが増えた」という苦情が発せられたことが財団の目を引きました。駆除業者に偽装した財団エージェントが調査した際異常性が発現し、収容に至りました。住民には記憶処理を行いました。
補遺2: 事件記録を参照してください。
20██年█月█日、収容チャンバー内から一切の物品を排除し、異常性を発現させたところ、内部から1██体のクロゴキブリが出現した。クロゴキブリはすべて金庫を開けた女性職員の口腔内に侵入し、体内で死亡した。その間、SCP-1592-JP-1には以下のような文章が書かれていた。
ゴキブリはその生命力の高さから、はるか太古からほとんど姿が変わっていない生物とされています。
さらには、分解者として、生態系の一役を担っています。
そんな彼らは、致死性の毒もものすごい力ももちません。
それなのに、彼らは目の敵にされています。
ゴキブリは、悲しんでいます。
アイテム番号: SCP-1543-JP(予定)
オブジェクトクラス: Safe Keter
特別収容プロトコル: SCP-1543-JPーA~Dは世界中から秘匿されます。特にSCP-1543-JP-Cの知識はO5-█のみに与えられます。SCP-1543-JPの発祥地域には、定期的にクラスAエアロゾル型記憶処理剤を散布してください。発祥民族の文献等のうちSCP-1543-JPに関するものはすべて財団が保管し、現地への財団エージェント介入により葬儀の方法を変更させ、新たなSCP-1543-JPの発生を阻止してください。
SCP-1543-JP-Dの管理担当者は
説明: SCP-1543-JPは[削除済]の地域の民族発祥の葬儀です。
SCP-1543-JPはSCP-1543-JP-A~Dの条件を満たすことで発現します。
SCP-1543-JP-A~Dは以下の通りです。~番号 | ~内容 |
SCP-1543-JP-A | 一般的なヒノキ(学名Chamaecyparis obtusa)製の棺。箱型であれば色、模様、装飾は問わない。ここではSCP-1543-JP-Dに射出される物体を指す。 |
SCP-1543-JP-B | cell-content |
SCP-1543-JP-C | SCP-1543-JP-Aに入れられる人体の[編集済み]に刻まれる太陽を象った[編集済み]。画像4 |
SCP-1543-JP-D | 全長█mの木製蒸気式カタパルト。射出角度はおよそ20度。蒸気噴出機構に耐破壊性がある。 |
また、SCP-1543-JP-Cは現在██県の[削除済]博物館に展示されています。これは、どこかに隠蔽しておくと財団に関する余計な詮索を受ける可能性があると推測されること。またSCP-1543-JP-D単体ではSCP-1543-JPを引き起こさないことから、このような処置がとられています。
補遺: SCP-1543-JP発祥地域で、以下のような文献が発見されました。
我らの魂、我らの肉体、我らの鼓動、全て太陽に還り巡る。
太陽を崇めよ。素晴らしき繁栄と遂行なる破壊をもたらす太陽を讃えよ。
そして、いずれ来る太陽の迎えを受け入れるのだ。
我らの肉体、魂、すべてをもってより太陽はより一層近しき神となるのだから。
財団の調査の結果、SCP-1543-JP発現の度に、太陽と地球の距離が3.████m接近しており、あと████回のSCP-1543-JPの発現で、地球の気温上昇による人類社会の崩壊が引き起こされると推測されます。それに伴いSCP-1543-JPのオブジェクトクラスはKeterへと昇格されました。
SCP-XXX-JP 近影
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██にある9×9×9 mの収容セルの中央に台を用いて固定します。レベル3以上の職員の許可なく収容セル内に入ることは禁止されています。
説明: SCP-XXX-JPはガラス製で、直径6 cm、高さ12 cmの瓶型の容器です。口の部分にはコルク栓が用いられています。
SCP-XXX-JPの半径4 m以内に人間(以下、被験者)が入ることでこのオブジェクトの異常性が発現します。異常性が発現するとSCP-XXX-JPのコルク栓が自発的に開き、被験者の頭部の毛髪がSCP-XXX-JPに吸引されます。この吸引の際の毛髪は、何者かに引き抜かれ、SCP-XXX-JPまで運ばれているような挙動を示します。頭部すべての毛髪が吸引された後は、被験者の頭部の繊維状の組織5が吸引されます。この際、吸引される組織は未解明のプロセスにより外傷を伴うことなく被験者から遊離し、SCP-XXX-JP内に吸引されます。SCP-XXX-JPに到達した組織は、一時的にSCP-XXX-JP内に停滞した後、徐々に気化するような形で消失します。消失した組織の行方は分かっていません。
実験記録XXXーJP-1 - 日付20██/█/██
対象: D-729174
実施方法: D-729174をSCP-XXX-JPに曝露させ、会話を録音する
<録音開始, (20██/█/██)
███博士: では、D-729174、扉を開けて収容セル内に入って、中の様子を報告してください。
D-729174: [扉を開けて]そうだな…台の上に瓶がある、って言えばいいのか?瓶の中に[瓶を注視する]うわぁ……髪の毛が入ってる。
███博士: では、その瓶に近づいてください。
D-729174: [SCP-XXX-JPに近づく]瓶のコルク栓っ…んっ!?なんだ!?痛っ[断裂音]か、髪が!
███博士: D-729174、なにが起こったのか説明してください。
D-729174: 痛っ、髪の毛が引き抜かれっ…いてぇ!髪の毛が誰かに引き抜かれて…[悲鳴]
███博士: 髪の毛はどうなっていますか。
*D-729174:** うっ…か…さっきの瓶に吸い込まれて…食ってる…い゛っ[悲鳴]俺の髪の毛をあの瓶が食ってるっ!!い゛、いつまでいればいいんだ!!
███博士: 実験を終了します。D-729174は速やかに退室してください。
<録音終了, [(20██/█/██)]結果: D-729174の毛髪およそ3分の2がSCP-XXX-JP内に吸引、消失した。
分析:
実験記録XXXーJP-3 - 日付20██/█/██
対象: 人間を精巧に模した人形。頭部の毛髪はポリ塩化ビニル製。
実施方法: SCP-XXX-JPの異常性範囲内に配置。
結果: 異常なし。
分析: 見た目での区別は行っていないようだ。
実験記録XXXーJP-4 - 日付20██/█/█
対象: 人間の毛髪約30本。
実施方法: シャーレ内に入れ、異常性範囲内に配置。
結果: SCP-XXX-JPの異常性が発現し、シャーレ内の毛髪がSCP-XXX-JP内に吸引される。
分析: SCP-XXX-JPが人間の毛髪を選別したことから、オブジェクトは知性を有している可能性がある。要検証。
実験記録XXXーJP-6 - 日付20██/█/█
対象: D-789229
実施方法: D-789229を異常性範囲内に侵入させ、会話を録音する。
備考 D-789229は過去に行った処置のため、頭部の毛髪が完全に消失している。
<録音終了, [(20██/█/██)]
分析:
補遺: SCP-XXX-JPは██県██市の「一軒家から腐臭がする」という事件の捜査の際、財団エージェントにより発見・回収されました。死亡していた██氏は消化器に機能不全を起こしており、検死の際、消化器内には大量の毛髪、繊維状の人体組織が存在していたことがわかりました。近隣住民にはクラスA記憶処理が施されました。
██氏と要注意団体及び財団との関係は、現在のところ確認されていません。

SCP-3898 during initial recovery, moments before Agent Palmer's transmutation
Item#: SCP-3898
アイテム番号: SCP-3898
Object Class: Safe
オブジェクトクラス: Safe
Special Containment Procedures: SCP-3898 is to be stored in the center of a locked standard hazardous object containment unit no smaller than 15x15x15 meters.
特別収容プロトコル: SCP-3898は、およそ15×15×15mの施錠された標準危険物収容ユニットの中心に収容されます。
Under no circumstances are Foundation personnel permitted to enter SCP-3898's effective radius. If exposed, personnel are to be detained and kept under psychological observation until such time that they are determined to be healthy and not a danger to themselves or others.
いかなる状況下でも、財団職員がSCP-3898の効果範囲内に入ることは許可されていません。仮に財団職員がSCP-3898に被爆した場合、
SCP-3898's enclosure is to be equipped with a remote-operated restraining and pacification apparatus for subject retrieval, as well as an automated cleaning system for the purposes of removing bodily fluids, seawater, corpses, and other detritus resultant from testing.
Description: SCP-3898 is an iron Admiralty pattern ship's anchor, 2.5 meters in length and weighing approximately 350 kilograms. SCP-3898 shows signs of corrosion and deterioration consistent with exposure to seawater for an extended period of time, estimated at 140-150 years. It has displayed no material or chemical abnormalities and yields to sampling and destructive testing as expected.
説明: SCP-3898は、全長2.5m、重さ約350kgの鉄製のアドミラルティ・アンカーです。SCP-3898は140年から150年と推計される長期間の海水への曝露による腐食と劣化の兆候を示しています。
Humans that enter an area approximately 5 meters from SCP-3898's surface will experience a range of anomalous psychological effects, varying between individuals. These effects are divided into two broad subsets, immediate and lasting, according to their duration and required proximity to SCP-3898.
SCP-3898の表面からおよそ5mの範囲内に進入した人物は、個人差のある様々な精神異常を経験します。これは、SCP-3898への曝露時間と距離により、即時的なものと恒久的なものの二つに大別されます。
Immediate effects of SCP-3898 exposure are only exhibited while the subject is within SCP-3898's effective radius. These include psychotic episodes, auditory and visual hallucinations, syncope accompanied by SLUDGE syndrome, and active suicide attempts, with varying degrees of probability and intensity.
SCP-3898曝露の即時的な効果はSCP-3898の効果範囲内でのみ発現します。これは、精神病エピソード(現実見当識の喪失)・幻覚及び幻聴・SLUDGE症候群による失神・積極的な自殺の試みを引き起こします。
Lasting effects of SCP-3898 exposure persist after the subject has been removed from SCP-3898's presence. Subjects invariably display symptoms corresponding to major depressive disorder, and may further exhibit suicidal ideation, nonlethal self harm, manic episodes, chronic malaise, and weakened immune system with varying probability. The duration and intensity of these effects worsens in proportion to the subject's closest proximity to SCP-3898 and total time of exposure. Therapy, antidepressant medication, and amnestics have proven effective in lessening these symptoms, as well as decreasing their duration.
Physical contact, defined as touching SCP-3898 with an uncovered body part, results in a wide range of dramatic anomalous effects, described in greater detail in the testing logs below.
Subject: D-3898-01
Procedure: Subject instructed to approach the object.
Immediate Effects: None observable for 1m32s. Subject expresses confusion, then begins to weep with no apparent cause. Subject touches face, expressing further confusion, then chuckles, before sitting cross-legged on the floor. Subject reports experiencing vivid memories of her brother, who had expired as a result of complications arising from leukemia several years prior to her incarceration. Subject begins to sob, verbally expressing personal regrets and lamenting her inability to recall the sound of her brother's voice. This continues for approximately 4 minutes before the subject spontaneously loses consciousness, secreting tears and twitching occasionally. Subject removed from chamber via remotely operated retrieval system after 6m22s of total exposure.
Lasting Effects: Symptoms of major depressive disorder lasting approximately three days, with occasional manic episodes. No treatment necessary.
Nearest Proximity: 4.3 meters
Subject: D-3898-04
Procedure: Subject instructed to move as near to the object as possible without making physical contact.
Immediate Effects: Subject promptly approaches SCP-3898 to a distance of 1.3 meters before stopping abruptly. D-3898-04 freezes in place. Spontaneous lacrimation begins. Subject lies down on containment unit floor and adopts fetal position, displaying signs of extreme emotional distress, including wailing, moaning, and uncontrollable, hysterical sobbing and hyperventilation. At 5m45s, subject uncurls and attempts to crawl away from SCP-3898 while pleading incoherently, but stops abruptly. Subject turns head back toward SCP-3898. Subject's eyes widen in an expression of fear, and begins shrieking. Without moving any further, subject proceeds to scream for 1m27s until sudden loss of consciousness, presumably from hypoxia. Subject removed from chamber via remotely operated retrieval system after 8m02s of exposure.
Lasting Effects: Upon regaining consciousness, D-3898-04 remained in a semi-catatonic state, refusing to speak, eat, move, or willingly sleep, requiring intravenous nutrition and hospice care. After 11 days, D-3898-04 was placed on a psychiatric treatment regimen including regular therapy sessions and antidepressant medication. Subject responded to treatment and after three months recovered fully from the effects of exposure, but as of yet refuses to speak of his experiences within the chamber.
Nearest Proximity: 1.3 meters
Subject: D-3898-09
Procedure: Subject instructed to move as near as possible to the object without making physical contact. Test coordinators instructed by Lead Researcher Khan to maintain continual, conversational verbal contact with test subject to better gauge psychological alterations. Transcript follows.
(D-3898-09 is directed into the containment enclosure. The hatch closes behind him.)
D-3898-09: That's not ominous.
Senior Researcher Reynolds: Do you see the object, 09?
(D-3898-09 turns away from the door and faces the center of the chamber.)
D-3898-09: Ah, yes. Having been to medical school, I can identify that as an 'anchor'.
Senior Researcher Reynolds: Listen carefully, 09. Quickly approach the object and position yourself as close to it as possible.
D-3898-09: Is it going to eat me?
Senior Researcher Reynolds: No. Please proceed.
D-3898-09: Only because you asked so nicely.
(D-3898-09 walks toward SCP-3898 at a brisk pace, and stops .3 meters from it. He places his hands on his hips.)
D-3898-09: What happens now?
(pause)
Senior Researcher Reynolds: Stand by, 09.
(D-3898-09 crosses his arms, and stands silently for 32 seconds. He then reaches up to wipe a tear from his eye. He looks at his hand, and sniffs.)
D-3898-09: Odd. I don't…
(D-3898-09 smiles. Tears begin to run down his face.)
Senior Researcher Reynolds: Is something wrong, D-3898-09?
D-3898-09: … No. I don't think so. Nothing… specific. I'm not sure what's come over me, I feel… strange. Like… sinking.
Senior Researcher Reynolds: Can you clarify?
(Subject's eyes widen.)
D-3898-09: Do you ever feel hopeless, doctor?
Senior Researcher Reynolds: I suppose. Doesn't everybody feel that way sometimes?
(Subject laughs)
D-3898-09: Yes, they do! They feel hopeless when their car breaks down. They feel hopeless when they botch a presentation at work, or get a bad grade on a test. When they get hurt, or when someone they love stops loving them back.
(Subject begins to sob, still smiling.)
D-3898-09: They feel hopeless when they are told they will be dead soon. When a loved one passes away. When they stray too far, and they know they'll never be able to make their way back to where they were meant to be.
(Pause)
D-3898-09: But this is different from all of that. It takes my breath away. It feels like lead bars in my lungs. I can feel it press my shoulders down, and my spine is bending.
(D-3898-09 turns to face the containment chamber's observation window, which is hidden behind a polarized concealment plate. D-3898-09 was not informed that he would be under visual observation prior to test commencement.)
D-3898-09: Doctor, you hilarious waste. I can see what you see. And I know what you know. We're standing right in front of a leaking dam. There are so many things behind it and each one is better at what it does than the last and standing between them and our lives is… you? You and your colleagues? I can see it in your face. I can see the truth behind your eyes. And I understand it so much better than you do.
(D-3898-09 turns back, and regards SCP-3898. His eyes widen, and he brings his hands to his mouth. He stares over SCP-3898, as though able to see something on the far side of the chamber. He places his hands at his sides.)
D-3898-09: And you.
(Subject laughs)
D-3898-09: I can see you, too. I know what you're asking for, and it won't be me. I refuse you. You don't get to suck away what fucking little I had left to live for, my last shred of fucking ignorance, and expect me to do anything more than crumble. I can see you, down at the very bottom. I CAN SEE YOU HIDING DOWN THERE, YOU PIECE OF SHIT.
(D-3898-09 pauses, as though listening.)
D-3898-09: Fuck you. No. I know what'll happen.
(Pause)
D-3898-09: Because I am not strong enough. And you fucking knew that already.
(D-3898-09 begins inserting his thumbs into his eye sockets, without exclaiming or otherwise reacting to any pain this action causes.)
D-3898-09: The burden is heavy. And I am weak.
(D-3898-09 successfully destroys his own eyes before Senior Researcher Reynolds is able to activate the pacification system. D-3898-09 is removed from the containment enclosure by remotely operated retrieval system and submitted for medical treatment.)
Contact Tests: In each of these tests, the subject was instructed to approach SCP-3898 as quickly as possible (to avoid the incipient proximity effects) and make physical contact with it, via touching with a hand.
Date | Subject | Results of Contact |
13 April, 2015 | D-3898-13 | Subject's body is instantaneously transmuted into an equivalent volume of clear fluid, which loses cohesion and splashes to the floor of the containment chamber. A sample of this fluid was examined and determined to be seawater, with living microbes consistent with those found in the epipelagic zone of the mid-Pacific Ocean. |
27 July, 2015 | D-3898-20 | Subject expires. Autopsy report revealed the majority of subject's abdominal viscera had been replaced with a mass of material comprised of algae, diatoms, various deceased fish, crustaceans, and aquatic mollusks in various states of dismemberment and decomposition, a live octopus, three shark teeth belonging to the genus Somniosidae, decomposing seaweed, and seawater, causing near-instantaneous death. Remains incinerated. |
06 September, 2015 | D-3898-34 | Subject's body in its entirety is crushed into a fine paste by a swift, sudden impact from above. Origin of force unknown. Impact energy estimated at roughly 400 kN. No information obtainable from remains. |
09 October, 2015 | D-3898-38 | Subject enters respiratory distress, expelling large amounts of a clear fluid while attempting to cough. Subject removed from containment chamber via remotely operated retrieval system. Medical treatment attempted, but unsuccessful, as subject's lungs continually fill with fluid from an unknown source. Subject asphyxiates and expires. Fluid sampled and determined to be seawater, of an identical composition as that retrieved during test dated 13 April. |
27 November, 2015 | D-3898-58 | See Incident Report 3898-01. |
Incident Report 3898-01: On 27 November 2015, test subject D-3898-58 made physical contact with SCP-3898 as instructed. However, unlike all prior tests, there were no immediately observable effects. D-3898-58 remained motionless with one hand grasping SCP-3898's central shank in excess of a minute, speaking continually at a low volume, before observing staff attempted to question him using the chamber's intercom. D-3898-58 remained unresponsive, and Senior Researcher Reynolds gave the order to pull the subject from the chamber. Before the robotic loading arms could make contact with the subject, D-3898-58 ceased speaking, then uttered a last indistinguishable sentence. He then raised his arm, lifting the 350 kg object above his head and pointing it directly skyward. The subject then vanished, leaving behind his clothes. SCP-3898 fell to the floor of the testing chamber without suffering any observable damage.
Review and subsequent filtering of the security footage from the incident revealed the content of D-3898-58's statements in the moments prior to his disappearance. Transcript follows.
D-3898-58: … Oh.
(Pause)
D-3898-58: No. I can't say that I'm surprised.
(Pause)
D-3898-58: Me? You can't be serious.
(Pause. Subject laughs.)
D-3898-58: Then you know what you're asking for. I can't do that. Not even if I wanted to.
(Pause. Subject laughs again.)
D-3898-58: Buddy. Listen. You're already in my head, so look around a bit. Really look. Do you see all that? Look where I am. What's happened to me. What I've done. I'll let you down. I'll let the whole thing down, I guarantee it. I've fucked up everything I've ever tried, and I've fucked over everyone I've ever known. And I'll fuck this up too. I'm not strong enough. I'm sorry, but you've got the wrong guy.
(Longer pause. D-3898-58 scowls.)
D-3898-58: No.
(Short pause)
D-3898-58: Because she's fucking dead, you damp fuckstain. Where the fuck do you get off-
(Longer pause. D-3898-58 smiles, blinking away tears.)
D-3898-58: Because I'm the one who killed her. You fucker-
(Subject's voice breaks. He cries silently for a short period.)
D-3898-58: … I had forgotten what she looked like. What she looked like after. You fucking bastard, I'd forgotten. I spent years pushing her out of my head. Her face… God, her fucking face…
(Pause)
D-3898-58: No. No, Jesus Christ why would you-
(Pause)
D-3898-58: … Why are you doing this to me?
(Longer pause lasting 2m31s, during which D-3898-58 dries his eyes with the hand not grasping SCP-3898)
D-3898-58: I don't know whether to hate you or love you, you son of a bitch.
(Subject sniffs.)
D-3898-58: Alright. Alright, shut up, you've made your point. I'll do it. But not for you.
(The muscles of D-3898-58's right arm flex, and he raises SCP-3898 above his head, showing no outward signs of physical exertion. Faint, but audible metallic groaning can be heard from the object, presumably due to mechanical stress.)
D-3898-58: I'm sorry, Maria.
(D-3898-58 closes his eyes.)
D-3898-58: I accept the burden.
(D-3898-58's body disappears.)
The significance of this event is unknown. Investigation into SCP-3898's correlation to SCP-3983 and all other related anomalies is underway.
ハイ時間切れ~~
This is the timeline of the Antimemetics Division Tales and its related SCP entries. This timeline is intended as reference information only and should be read after you have read the Tales. Additionally, the intended reading order of the Tales is publication order, as shown on the hub page, not the chronological order shown below.
これは反ミーム部門のTaleと、それに関連するSCPの登場に関する年表です。この年表は参照情報としてのみ意図されており、Taleを読んだ後で読む必要があります。さらに、Taleの意図された読み上げ順序は以下に示す時系列ではなく、ハブページに示されている出版順です。
As with all Foundation-related fiction, the Antimemetics Division timeline is unlikely to be consistent with continuity established by unrelated SCPs or Tales.
すべての財団の創作と同様に、反ミーム部門のタイムラインは、無関係のSCPやTaleによって確立された関係性とは一致していないと思われます。
~120,000 years ago
~120,000年前
An ancient protohuman culture known as the Oblitus people becomes technologically advanced and flourishes in North America and other parts of the world. This culture is eventually wiped out in a confrontation with a lethal memeplex which the Foundation designates SCP-9429-A, which is an aspect of SCP-3125. The modern Foundation Antimemetics Division believes this conflict to be the first and only Antimemetics War.
オブリトゥス6の人々として知られる古代原人文明が技術的発展を遂げ、北アメリカおよびその他一部の地域で繁栄する。この文明は最終的にSCP-3125一側面である、財団がSCP-9429-Aと指定している致命的なミームプレックスとの対立の中で滅亡する。現代の財団反ミーム部門はこの対立が最初で唯一の反ミーム戦争であると考えている。
SCP-9429, a memorial to the countless people who died in this confrontation, is constructed as possibly the Oblitus people's final act before their entire cultural memeplex becomes permanently antimemetically contaminated.
オブリトゥスの人々の文化的ミームプレックス全てが恒久的かつ反ミーム的に汚染される前の最後の活動と思われる、この対立で死亡した無数の人々へ向けた碑、SCP-9429が建てられる。
The few survivors of this culture integrate with the rest of the human species.
文明の僅かな生存者が他の人類と統合する。
1920
Lyn Patrick Marness born.
リィン・パトリック・マーネス誕生。
1941
The "Unthinkables" project begins, with Marness on board. Initially an experiment in advanced propaganda, its objective is find a way for the Allies to circumvent the physical conflict of World War II and destroy Nazism as an abstract concept.
"アンシンカブルズ"計画が始動、マーネスが招致される。当初は先進的プロパガンダにおける実験であったその目的は、連合国のために第二次世界大戦における物理的紛争を回避すること、並びにナチズムを抽象概念的に破壊する方法の模索である。
1945
The Unthinkables construct and test-detonate their first antimemetic bomb… and accidentally destroy all of their research ??into?? antimemetic bombs. The Unthinkables learn their lesson and start over, but very soon the war is ended by other means.
アンシンカブルズが第一の反ミーム爆弾を作成し、実験的に起爆する… そして、不図に反ミーム爆弾の研究をすべて破壊する。アンシンカブルズは彼らの教訓を得て再度始動するが、程無くして戦争が別の方法によって終結される。
1951
An outbreak of SCP-1425, which is possibly an aspect of SCP-3125, occurs. During the crisis, the Foundation acquires/absorbs the Unthinkables team. Another antimemetic bomb is used to contain the outbreak. Marness joins the Foundation as a field agent.
おそらくSCP-3125の一側面であるSCP-1425のアウトブレイクが発生し、財団がアンシンカブルズを獲得/吸収する。アウトブレイクを封じ込めるために別の反ミーム爆弾が使用される。マーネスが財団フィールドエージェントとして加入する。
1954
Bart Hughes born.
バート・ヒューズ誕生。
1962
27 February: Adam Bellamy Wheeler born.
2月27日: アダム・ベラミー・ホイーラー誕生。
1965
Marion Audrey Hutchinson born.
マリオン・アンドリュー・ハッチンソン誕生。
1976
The Foundation Unthinkables team encounters SCP-3125 and is immediately attacked by it. They detonate an antimemetic bomb to contain it, at the cost of the erasure of the entire team except for Marness, who is ??left amnesiac??.
財団のアンシンカブルズチームがSCP-3125に遭遇し、直ちに攻撃を受ける。チームはSCP-3125を収容するために、amnesiacに取り残されたマーネスを除くチーム全体の消失という代償を払って反ミーム爆弾を起爆させる。
Later that year Marness (re-)establishes the Foundation Antimemetics Division. In relatively short order, most of the Unthinkables' previously contained SCPs are re-acquired.
歳晩、マーネスが財団の反ミーム部門を(再び)創立する。 比較的短期間でアンシンカブルズがかつて収容していたSCPのほとんどが再獲得される。
1990
Marness retires, aged 70. Marion Hutchinson, now an Antimemetics Division field agent, is among those witnessing.
70歳のマーネスが引退する。現在、反ミーム部門フィールドエージェントであるマリオン・ハッチンソンがそれらの立ち合いに携わる。
1991
SCP-2256 acquired.
SCP-2256を獲得する。
1995
Events of Fresh Hell. While on assignment, Hutchinson meets Adam Wheeler, a civilian. They subsequently become romantically involved.
イベント;鮮烈な地獄
任務の間、ハッチンソンが民間人のアダム・ホイーラーに遭遇する。ついで彼らは恋愛関係に至る。
1998
Summer: Marion and Adam get married. She takes his name, becoming Marion Audrey Wheeler.
夏: マリオンとアダムが結婚する。マリオンはアダムの姓をとり、マリオン・アンドリュー・ホイーラーとなる。
2005
22 April to 11 May: Events of SCP-1425. Another SCP-1425 outbreak occurs. This outbreak is contained by the Foundation at huge cost and against huge odds, using conventional (i.e. non-antimemetic) means. The Antimemetics Division is not involved in this operation and possibly unaware of it.
4月22日から5月11日: イベント;SCP-1425
別のSCP-1425のアウトブレイクが発生する。このアウトブレイクは、従来の(すなわち、非反ミーム式の)手段を用いて、莫大な費用と至大の犠牲を伴って財団により封じ込められる。 反ミーム部門はこの動きに関与しておらず、おそらく認知していない。
2006
30 October: SCP-2256 becomes extinct, due wholly to excessive close observation by the Foundation.
10月30日: 財団による過剰の細緻な観察によりSCP-2256が絶滅する。
2008
SCP-055 acquired.
SCP-055を獲得する。
Separately: the containment unit which eventually became SCP-3125's is built around now, by Bart Hughes, who by this time is the Antimemetics Division's containment architect. Some time after this, Hughes is murdered under mysterious circumstances.
それとは別に、最終的にSCP-3125のものとなる収容ユニットがヒューズ(この時点では反ミーム部門収容建築家)により建設される。これからしばらくしてヒューズが不可解な状況で殺害される。
At this time the world has approximately 400 antimemetics research groups, of which the Foundation's Antimemetics Division is only one.
この時点で、世界には約400の反ミーム研究機関があり、そのうち財団の反ミーム部門はただ一つである。
2012
Events of Ojai. The Foundation's Anomalous Religious Expressions Division discovers "Red", a flourishing aspect of SCP-3125. Lacking suitable antimemetics training, they are unable to stop Red from attacking them, killing many of them and erasing himself from their memories and records, before continuing to operate. The Antimemetics Division never learns of these events.
イベント;オーハイ
財団の異常宗教表現部門がSCP-3125の活動的な一面である"レッド"を発見する。適切な反ミーム的訓練の不足により、異常宗教表現部門はレッドの彼らへの攻撃、大量殺害、そして記録や記憶から自身を消去することを継続して作用する前に止めることができなかった。反ミーム部門がこれらの出来事を知ることはない。
At this time the Antimemetics Division has a staff of more than 4,000 people.
この時点で、反ミーム部門は構成員を4000人以上保持している。
2015
Events of We Need To Talk About Fifty-Five.
イベント;055についてお話ししましょう
Events of Introductory Antimemetics.
イベント;反ミーム入門
August: Events of Unforgettable, That's What You Are. Marion Wheeler debriefs the dying Lyn Marness about the circumstances of the demise of the Unthinkables in 1976. SCP-3125 attacks the two. Marness is killed; Wheeler erases her memory to escape.
8月: イベント;忘れられない、それがあなた
マリオン・ホイーラーは死にゆくリィン・マーネスに、1976年のアンシンカブルズの崩壊の状況について報告を受ける。SCP-3125が二人を攻撃し、マーネスが殺害される。ホイーラーがSCP-3125から逃走するために自身の記憶を消去する。
Late October: Events of Where Have You Been All My Life. Fearful of what could happen to her husband, Wheeler puts him in "witness protection" and erases her own memory of him.
10月下旬: イベント;あなたは今までずっと何処にいたの
上が彼女の夫に起こりうることを恐れ、ホイーラーは彼を "証人保護"に置き、彼女自身の記憶から彼を消去する。
Monday 30 November: Events of Immemorial, CASE COLOURLESS GREEN and Your Last First Day. By this time the Foundation Antimemetics Division is the sole remaining antimemetics research group in the world, and has a staff of 40. Two final outbreaks of SCP-3125 culminate in Marion Wheeler detonating the Site 41 antimemetic warhead, once again erasing the Antimemetics Division from existence and leaving the world entirely unprotected from antimemetic threats.
11月30日 月曜日: イベント;Immemorial, CASE COLOURLESS GREEN, あなたの最後の初日
この時点で、財団の反ミーム部門は世界に残存する唯一の反ミーム研究機関であり、構成員は40人である。SCP-3125の2つの最後のアウトブレイクはマリオン・ホイーラーによるサイト41の反ミーム武装の起爆に至り、反ミーム部門は今一度存在から消去され反ミーム的脅威に無防備の世界から完全に去る。
2016
Events of CASE HATE RED.
イベント;CASE HATE RED
ここまでが僕の訳
この下が実際に投稿された訳
本年表は反ミーム部門のTale群と関連するSCPの時系列をまとめたものです。年表はあくまで参考資料として公開されているものであり、Taleを読了した後にのみ読まれるべきです。また、想定されている読書順は、ハブページに記載されている順番、つまりTaleの発表順と同じであり、以下に記載される時系列順とは異なります。
SCP財団関連の創作物が皆そうであるように、反ミーム部門年表は、他の無関係のSCPやTaleと矛盾する内容を含んでいる可能性があります。
~120,000年前
オブリトゥスと呼ばれる原始人による古代文明が成立する。彼らは高い技術力を獲得し、北アメリカを含む世界の各地で繁栄する。文明は致死的なミーム複合体と対立し、抹消される。ミーム複合体はSCP-3125の一側面であり、財団は後にこれをSCP-9429-Aに指定した。現在の財団はこの対立を最初で唯一の反ミーム戦争として認識している。
SCP-9429は対立の中で死んだ人々の為の記念碑であり、恐らくはオブリトゥスの人々にとって、彼らの文明がミーム複合体によって反ミームで完全に汚染される前の最後の足掻きであった。
少数の生存者は残存する人類種の一部となる。
1920
リン・パトリック・マーネスが誕生。
1941
マーネスを参加者の一人として、アンシンカブルズ・プロジェクトが発足する。当初は先進的なプロパガンダに関する実験が行われ、後の目標として、連合国軍が第二次世界大戦における物理的衝突を回避し、ナチズムを抽象概念として消し去る方法が模索された。
1945
アンシンカブルズは初の反ミーム爆弾を作成し、試験起爆する。結果として彼らは研究結果の全体を爆発と共に失う。アンシンカブルズは己の過ちを理解し、研究をやり直すが、間もなく戦争はプロジェクトの成功を待たずに終結する。
1951
SCP-3125の一側面の可能性がある、SCP-1425のアウトブレイクが発生する。危機の最中で財団はアンシンカブルズのチームを獲得/吸収する。反ミーム爆弾が新たに作成され、流行の鎮圧の為に起爆された。マーネスはフィールドエージェントとして財団に加わる。
1954
バート・ヒューズが誕生。
1962
2月27日: アダム・ホイーラーが誕生。
1965
マリオン・オードリー・ハッチンソンが誕生。
1976
アンシンカブルズはSCP-3125に遭遇し、直ちに攻撃を受ける。彼らは反ミーム爆弾を起爆して収容を行うが、代償としてマーネスを除いたチームの全員が消滅する。マーネスは記憶喪失の状態で生き残る。
後にマーネスは財団反ミーム部門を(再び)創設する。比較的短期間のうちに、アンシンカブルズが過去に収容していたSCPの大半が再取得される。
1990
マーネスが70歳で引退。反ミーム部門のフィールドエージェントとして働くマリオン・ハッチンソンは見届け人の一人となる。
1991
SCP-2256が取得される。
1995
鮮烈な地獄の出来事が発生。ハッチンソンは任務中に、一般人であるアダム・ホイーラーと出会う。二人は後に恋愛関係で結ばれる。
1998
夏: マリオンとアダムが結婚。マリオンは夫の苗字を受け取り、マリオン・オードリー・ホイーラーに改名する。
2005
4月22日~5月11日: SCP-1425の出来事が発生。SCP-1425のアウトブレイクが再び発生する。財団は大きなコストを払いつつも、従来技術(i.e. 非-反ミーム的)を用いて、困難と思われた収容を達成する。反ミーム部門は作戦に関与せず、感知すらしていなかった可能性がある。
2006
10月30日: SCP-2256が絶滅。財団による過度の至近観察が全面的な原因。
2008
SCP-055が取得される。
個別の出来事として: 後にSCP-3125に指定される収容ユニットが、当時反ミーム部門の収容設計士として働いていたバート・ヒューズによって建設される。暫く後にヒューズは不可解な経緯を経て殺害される。
この時点で世界には約400の反ミーム研究団体が存在し、そのうち財団が保有するものは一つである。
2012
オーハイの出来事が発生。財団の異常宗教表現部門は、SCP-3125の活発な一側面であるレッドを発見する。反ミームの訓練を欠いていた職員らは、レッドの攻撃を防ぐことが出来ず、多くの職員が殺害される。同時にレッドに関する多くの記録と記憶が消去され、部門は通常業務に戻る。反ミーム部門がこれらの出来事を知ることは無い。
この時点で反ミーム部門の職員数は4000人を超えている。
2015
055についてお話ししましょうの出来事が発生。
反ミーム入門の出来事が発生。
8月: 忘れられない、それがあなたの出来事が発生。マリオン・ホイーラーは死に際のリン・マーネスから1976年のアンシンカブルズの終焉について報告を受ける。SCP-3125が二人を攻撃する。マーネスは殺害される。ホイーラーは脱出の為に自身の記憶を消去する。
10月下旬: あなたは今までずっと何処にいたのの出来事が発生。夫の安否を危惧し、ホイーラーはアダムを"証人保護"状態に置き、彼に関する自身の記憶を消去する。
11月30日、月曜日: インメモリアル、CASE COLOURLESS GREEN、あなたの最後の初日の出来事が発生。この時点で財団反ミーム部門は残存する世界で唯一の反ミーム研究団体であり、職員数は40人である。SCP-3125のアウトブレイクが二度続けて発生し、最終的にマリオン・ホイーラーはサイト41の反ミーム弾頭を起爆し、再び反ミーム部門の存在を消滅させる。残された世界は反ミームの脅威に対抗する術を持たない。
2016
CASE HATE REDの出来事が発生。