SCP下書き「タイトル未定」

本報告書は必ずSCP-148を所持し閲覧してください。閲覧後は速やかにクラスB記憶処理を受けてください。                  

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、セクター32に建設された専用収容室に収容されています。室内には家具が設置されており、自由な使用が許可されます。また、スピーカーが指示を出す事のみの用途で設置されています。収容室から外部への通信手段は設置されてある内線電話のみですが、現在使用は禁止されています。監視カメラは設置されておらず、室内の様子は不明です。食事は1日3度、配膳用エレベーターによって提供されます。

SCP-XXX-JPを収容室から運び出す事は禁止します。SCP-XXX-JPについての会話は禁止します。SCP-XXX-JPとコミュニケーションを取る事は直接的、間接的に関わらず禁止します。何者かがSCP-XXX-JPとコミュニケーションを取ったという事実を認知した、または虚偽の情報を信じた人間は速やかに確保ならびにBクラス記憶処理が施されます。コミュニケーション方法の定義については補遺2を参照してください。

SCP-XXX-JPは確保直後財団に協力的でしたが現在は収容室の中の様子を確認できないため健康状態、精神状態は不明です。

説明: SCP-XXX-JPは大阪府███市に住む身長160m、体重45kgの確保当時15歳だった日本人男性████です。事件XXX-JPを契機に財団に保護される事となりました。生後から現在まで健康状態に問題はありません。

SCP-XXX-JPは人間に対して敵対心を持つ事がありません。SCP-XXX-JPはあらゆる人間と交友関係を結ぶ事が可能です。

SCP-XXX-JPとコミュニケーションを取った人間 (以下対象Aと呼ぶ)はSCP-XXX-JPという存在を認知し、同時に対象AがSCP-XXX-JPとコミュニケーションを取ったという事実を認知、または虚偽の情報を信じた人間 (以下対象Bと呼ぶ)から暴力や差別、暴言などによって一方的に苦しめる、いわゆる「迫害行為」を受けるようになります。対象Bはあらゆる行動より対象Aへの迫害行為を優先的に行うようになります。迫害行為で対象Aを死亡させる事はありません。しかし対象Aは生存している限り迫害行為を受け続けるため、迫害行為を完全に停止させるためには対象Aが死亡するか、対象Bの記憶から対象AがSCP-XXX-JPと接触した事実、または虚偽の情報を消去する事が必要です。また、これらの現象について事件XXX-JP以前の対象Aは対象Bの迫害行為の対象にはなりません。

対象A、対象Bになる条件を2つとも満たしている人間 (以下対象Cと呼ぶ)は対象Aと対象Cに対して迫害行為を行うようになります。対象Cが複数人いる場合、最初は口争をしますが、徐々に暴力的行動が増加し、最終的に無力化されるまで暴力を行使します。

補遺1: 以下は事件XXX-JPについての詳しい内容です。

補遺2: 以下はSCP-XXX-JPの実験記録です。

補遺3: 以下はSCP-XXX-JPが対象のインタビューログです。19██年█月█日に████博士が単独で行っています。