テーマ
無症候性キャリア(腸チフスのメアリー) ミーム災害 認識災害 SNS
特徴
- 有害なミームや認識災害を引き起こすような情報に対して耐性がある(症状が出ても数時間〜数日で軽快し、それ以降は同じ情報に暴露しても症状が現れない。)
- 女性
- 20代前半(女子大生を想定)
- 流行りに敏感な性格(デマツイートを拡散させるようなタイプ)
財団視点
厄介な点
- 有害なミームや認識災害を引き起こす情報を拡散する(本人には症状が現れないか、軽く済んでしまうため拡散が止まらない)
- 表面的には親しみやすい性格であり、情報の受け手が警戒しない(心理的に無防備な状態で危険な情報にさらされてしまう)
- 性格上、拡散しやすい情報を嗅ぎつける能力が高く、相対的に有害なミームや認識災害に関する情報を”仕入れて”きやすい。
- 有害なミームや認識災害に対して耐性があるため、ミーム殺害エージェントが通用しない(頭痛や目眩、吐き気等で済んでしまい数日で回復、初回の暴露以外ではなんの症候も示さない)
- 有害な情報を拡散している自覚がないため拘留を不当なものと感じている
- ネットのない環境に置かれること自体に強いストレスを感じる(結果的に衝動的な行動に出る可能性が0ではない)
マシな点
- 有害なミームや認識災害を引き起こすような情報を自身で生み出す能力はない
- 人類や財団に対して明確な悪意は持っていない
- 拘留を不当だと感じているものの、積極的に脱走を試みようとはしていない
- 身体的にはごく普通の人間であり、封じ込め自体は容易
- ネットを介した交流に強い関心と執着がある一方、情報技術に関する知識や技能は皆無であり、また関心もない(SCP-XXX-JP自身がハッキング等を試みる可能性は低い)
- そもそも財団職員ではないため、一般的な手順で収容を行っていれば財団のデータベースにアクセスするような機会はない(きちんと収容されている限り、ミーム殺害エージェントが無効であることは問題とならない)
- クラスA(またはB)記憶処理を実施し、ミームに関する記憶自体を消去してしまえばよい
本人視点
- 悪意はない(むしろ人に喜ばれることをしていると思っている)
- 自分は共感力の強い人間である
- 自分なりの責任感やポリシーはもっている(人並み、あるいはやや意識が高い部類に位置していると思っている)
- 危険なものを拡散しているという認識はない
- デマ等を拡散してしまう可能性については頭の隅にはある(ただし、デマを拡散することの危険性については正しく理解しておらず危機意識が薄い)
- 楽しそうだから(これを見たほかの人も楽しいと思うだろう)
- 大丈夫だったから(自分はなんともなかったから他の人も大丈夫だろう)
性格(内面)
- 潜在的な劣等感
- 他人とのつながりに依存
- 拡散される事自体が快感
- ”拾った情報であっても拡散したのは自分である”ということに一種の優越感と使命感を持っている
話の流れ
そこそこ洒落になる案件で財団の注目を引く
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人死が出る案件で収容に至る
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調査してみたら過去にもいっぱいやらかしている。かなりシャレにならないやつも含まれている(”ムラサキカガミ”等のよく知られている、実際には無害なミームも多く含まれており、有害なものだけをばらまいているわけではない)
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実験・観察開始
- 財団は把握しているが、SCP-XXX-JP自身は知らない有害ミーム、認識災害に暴露→症状が現れないか軽微
- 少人数のチャットを介してミームを拡散させる(チャットの相手はDクラス職員、毒ガス等で即時終了可能なようにしておく)→チャットの相手は影響を受けて死亡するか終了措置に至る
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ミーム殺害エージェントを突破可能ではないかという疑い→実験をしたら案の定生存。とはいえ、きちんと収容していれば財団のデータベースを閲覧する機会はないので問題はない…はず(※実際に問題が起きる描写はナシの予定です、報告書では”不安要素”にとどめておこうと思います。)
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- 異常性の背景を探っていけば行くほど「でも、それって誰にも当てはまるところない?」となる要素が出て来る(承認欲求や拡散されることへの快感)
- つまり、潜在的には普通の人間がSCP-XXX-JPと同じ超常性を獲得する可能性はゼロではない
- むしろ、第二、第三のSCP-XXX-JPはすでに存在しており未だ野放しであると考えるほうが自然である(あなたの友人やフォロワー、もしくはあなた自身がそうかもしれない。あるいは将来的にそうなるかもしれない。)。
- 超常性を獲得しうる素養などは確かに存在するが、上記の通り、突き詰めれば誰にでも当てはまってしまうため、予防的な終了措置や拘留は現実的ではない
- 超常性を誘発する因子があったとして現代社会においてそれらから隔離された生活をおくるのは困難を極めるのではないか
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引き続き研究をすすめる。有効なスクリーニング法を開発し、異常性を持ったものを早期に発見することを当面の目標とする。
記事を書くにあたってやらなければいけないこと、決めなければいけないこと(現時点で自分が把握している課題点、決めかねていること)
- 拡散させるミーム災害やら認識災害やらを自前で用意する必要がある(ここがつまらないと記事残体がつまらなくなる。ハードルが高いのでは。)
- 数件は既存の記事からお借りするほうが面白くなる?(それをしてスベると死ぬほどカッコ悪いのでやるならハードルがかなり上がる気がします。ただ、スベったところで最悪記事が消えるだけなので恥を忍んでやってみる価値はあるとおもっています。)
- ネットを介さない口伝等でも拡散力はあるか?
- ある、という想定で考えていましたが、ない方が話をまとめやすい気がしてきました。
- 自身がやらかしたことの重大性をSCP-XXX-JP本人に伝えるべきか?
- 不測の事態を避けるために当初は伏せていたが、隠しきれるものではないこと、拘留の動機について納得させるために伝えることにした(本人が「証拠をみせてよ」といって譲らないような描写を入れる)。という感じにする予定ですがいかがでしょうか。
- 「あなたのそばにいるかも、あなた自身かも」に話を持っていく動機づけがまだ弱い。(ここをちゃんと練らないと話が飛んだような印象になりそうです。場合によってはないほうがいいのでしょうか。)
- SCP-XXX-JPの性格的な特徴をどう匂わせていくべきか(あまり全面に出すと報告書らしくなくなりますし、かと言ってここを描かないと背景がわからなくなるのでしっかり練りたいと思います。)
- タイトルを決める
- 「わたしは、います」(ミーム災害といえば「ねこです、よろしくおねがいします」というイメージと、SCP-XXX-JP=承認欲求をこじらせまくった挙句に生まれた異常存在という設定から考えました、ただもっと良いタイトルがありそうな気もします)
- まず、これを書く前に記事をもっと読んだほうがいい(参考になりそうな記事、おすすめの記事を教えていただけると助かります)
オリジナルのミーム災害、認識災害の案
真☆夜勤体操
夜勤中(深夜帯)に特定の条件で特定の動作を行うと異次元に行ける。添えられたイラストがかなり雑かつ文章もところどころ破綻しており、正解のパターンで体を動かすのが難しく、当初は異常なミームとして扱われていなかった。この書き込みの他に「正解パターンはこれでは?」という考察が複数件(どれも微妙に正解ではない)書き込まれ拡散し、それをもとに正解にたどり着いてしまった者が異次元に飛ばされた。(後に財団は完全な正解パターンを特定しDクラス職員一人が実際に異次元に飛ばされる)。
KETSUにHIがつく5秒前
何かしらの目標や課題を与えられ、強い危機感を抱ている者が見ると臀部から自然発火する認識災害。画像は男性の臀部の大写し。SNSの規約違反(卑猥・不快な画像)で速やかに削除されていたため拡散のスピードが遅かった。しかし、消されてはアップされるのイタチごっこが続き、次第に被害者が増えていった。
トウハトって”唐突に鳩”の略でしょ
スナック菓子の袋から鳩が飛び出し男性を襲っている画像。該当するスナック菓子の袋を持った状態で画像を見たり思い出したりすると同じように鳩に襲われる。
ミテミテさんの工作教室、ミテミテさん社会見学に行く
ミテミテさんという名の不気味な人物(一部ではキモカワと評価されていた)が工作をしたり、社会見学に行くという、教育番組風の内容の動画。それぞれの動画を一定回数以上(100回前後)繰り返して閲覧した者に異常が現れる。発症者は社会的に不適切な状況で画像や動画を撮影しSNSにあげてしまう。”最近の若者はけしからん”で済んでおり当初は異常なミームと認識されていなかった。SCP-XXX-JPの書き込みを解析しているうちに存在が判明した。特定の趣味を共有する利用者の間で特に拡散され、これに伴う炎上事件が多発していることも発覚したが世間には”██厨はマナーが悪い”と受け取られただけであった。
現状で浮かんでいる案はこのような感じです。抜けている点、過剰な点、まとまりのない点がたくさんあるかと思いますが、アドバイスよろしくお願いします。