アイテム番号: SCP-3477-JP-J
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-3477-JP-J個体は、各個体に適切な改良を施したサイト-の標準的ヒト型異常存在収容室に個別収容されます。個体群には別な個体の存在を知らせても構いませんが、互いの接触は許可されません。
SCP-3477-JP-Jの各個体には、その個体に特化した特殊収容プロトコルが適用されます。各個体特有の収容に係る完全な詳細情報は文書-3477-JP-Jいの一番を参照してください。
説明: [SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
タグ:scp-jp
アイテム番号: SCP-963-JP-J
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-963-JP-Jはサイト-81██の対バンカーバスター深度1掩体壕62号 63号 65号に第三種九重雲竜型封印を施し、エレベータを撤去したシャフトは如月工務店認定の耐異常処理されたコンクリートで封鎖した上で保管してください。掩体壕65号の周囲30m圏内は担当保安部隊以外立ち入り禁止とし、682対応処理済Type-45防壁を常時展開させてください。
掩体壕65号の周囲50m圏内に財団本部の人事局長ジャック・ブライト博士を近付けてはなりません。何らかの不都合により博士が圏内に侵入した場合、出撃可能な全保安部隊を投入して博士を無力化してください。全保安部隊要員の無力化もしくは博士がSCP-963-JP-Jへの接触に成功してしまった場合、サイト-81██全体を使用可能な全ての核弾頭を用いて爆破処理し博士の無力化を試みてください。それでも博士及びSCP-963-JP-Jの活動が確認された場合、最寄りサイトであるサイト-81██及びサイト-81██はただちにクレフ博士並びにコンドラキ博士の指揮下に入ります。両博士はたとえ両手にプレイメイトを抱えてベッドインする直前あるいは直後であろうが最愛の人の葬儀であろうがカップヌードルにお湯を注いだばかりであろうが構わずサイト-81██及びサイト-81██のいずれかに出頭してください。例外は存在しません。
また、別紙にて指定された財団職員は即時招集され両博士の指揮下に入ります。招集された職員の上司はご遺族に手紙を書いてください。
おおよそ人類が悪魔工学に従う限り支払い得るであろうありとあらゆる犠牲を払ってでもSCP-963-1の不活性化を試み、まあ無駄とは思いますが一応、あなたの信じる神に祈ってください。信じる神がいなかったり死んでいたら残念です。
説明: SCP-963-JP-Jはチェーンソーとキャノン砲の機能を備え、SCP-963-1を嵌めるのに丁度良さそうな窪みが刻み込まれた、出自不明の無人機動兵器です。兵器としての諸元の開示はO5による認可が6人分必要です。
サイト-19で5番目にしてサイト-8181で12番目2の悪夢の夜として名高いインシデント#39-2-1においてK-クラスシナリオを防ぐことに成功したものの、複数3の最新鋭の未来予測プログラムから別のXK-シナリオのトリガーとなる可能性が推定57.87%に及ぶことから現在の特別収容プロトコルが制定されました。
補遺: 現時点でブライト博士がSCP-963-JP-J及び他支部のSCP-963-██-Jの情報を得た形跡はありません。
タグ:keter joke scp-jp 武器 メタ
メモ:もし、本記事が英訳されるなどしてTheDuckman氏が閲覧した痕跡が見受けられたら、プロトコルと補遺は差し変わります。北海道で類人猿に殺されたとみられる成人男性の変死体が見つかったら、察してください。
クロス元はSCP-963、ブライト博士の人事ファイル、ブライト博士の禁止リストのブライト博士基本三点セットです。
SCP-963-JP-Jのデザインはこちらの脳内でも三種類ほどありますが、基本的にヘッドカノンとしておきます。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明: [SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
タグ:scp-jp
メモ:
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明: [SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
タグ:scp-jp
メモ:アルベルト・B・ニャーンズ(1872-1951)は赤瀬川源平の「ニャーンズ・コレクション(ISBN4-09-387298-8)」の架空の人物です
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明: [SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
睦月. ミスター・雪だるま
如月. ミスター・チョコレート
弥生. ミスター・都の西北
卯月. ミスター・高枝切りばさみ高枝付
皐月. ミスター・ヘルプミー
水無月. ミスター・何もない
文月. ミスター・なつやすみ
葉月. ミスター・流し素麺
長月. ミス・薙ぎ払い
神無月. ミスター・縁結び
霜月. ミスター・午後
師走. ミスター・もういくつ寝ると
タグ:scp-jp
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP感染者は財団所有の病院に入院させ、本人及び近親者に対しては適切な病名由来のカバーストーリーを適用させてください。
説明: [SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
タグ:
アイテム番号: SCP-1914-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-1914-JP-Aは現在サイト██においてレベル3セキュリティクリアランスのCクラス財団職員として雇用されています。研究者として規定の待遇を与えるとともに、24時間体制でその所在を内蔵されたGPSで追跡してください。財団施設を24時間以上離れることは許可されていません。SCP-1914-JP-Aのアップデートは事前にレベル4サイト管理官に申請を出したうえで許可を受けなければなりません。
SCP-1914-JP-Bは現在未収容であり、ワンダーテインメント博士株式会社の社員として活動中であることが確認済みです。
説明: SCP-1914-JP-A及び-Bは1998年以前はプロメテウス研究所に勤務していたことが確認されている遺伝上の姉妹です。彼女たちの全身はかなりの部分がプロメテウス研究所及びその子会社の製品もしくはそうであると推測される人工物で置き換えられており、外見上の老化が確認できなくなっています。
1998年のプロメテウス研究所の崩壊後、彼女たちはプロメテウス・メディカルの人体補綴部門から離れ、それぞれに自身の売り込み先を見つけました。
姉であるSCP-1914-JP-Aことアケミ・ツールフィールドは財団に入ることを選び、自身のメンテナンス及びアップデートの手段を確保することを選びました。財団への雇用直後の検査では全身の57%がプロメテウス関連の人工物であり、生来の物とされる部位は35%に過ぎませんでした。200█年の収容プロトコル改定時の検査では、未改造部位は22%に、プロメテウス製品は51%に減少していました。
妹のSCP-1914-JP-Bことナオミ・ツールフィールドはワンダーテインメント博士株式会社の研究者としての道を選びました。200█年の時点でプロメテウス成分は38%に減少し、代わりに同程度のワンダーテインメント博士成分が含まれているという未確認情報があります。
SCP-1914-JPに共通する特性として、サイバネティクス及びバイオテックにおける人体補綴を受けた対象に対する親和性の高さがあります。特にSCP-1914に対しては兄妹の感情を向けており、その保護がSCP-1914-JP-Aの財団への雇用の条件の一つであるとともに主要な職務の一つとなっています。
SCP-1914-JPは当初Anomalousアイテムとしての分類すらされていませんでした。その後財団職員として雇用することが決定しましたが、アケミ・ツールフィールドは自身をSCP-1914として扱うことを主張、しかし、技術レベルが違いすぎることから要求は退けられ続けました。
その後サイト管理官やO5への████回にも及ぶ嘆願や上申を経て現在のナンバリング及びプロトコルが決定されました。
補遺1: 2017年7月、SCP-1914-JPのオブジェクト指定に疑惑が発覚し、その身辺の調査が行われました。
対象: SCP-1914-JP-A
インタビュアー: 九頭竜博士
<録音開始>
九頭竜博士: えー、はじめまして。今回はオブジェクトとしての再査定のために……
SCP-1914-JP-A: 必要ない。私はSCP-1914-JP-A、オブジェクトクラスはEuclid、プロトコルにもセキュリティにも過不足なく仕事をしているわ。
九頭竜博士: ええ、必要ないんですよ……あなたをオブジェクト扱いする必要がね。今時高機能障碍者4は珍しくないし、そういった人々に対し人当たりがいい美人研究者、というのがどうして特別な対応を必要とするのでしょう。
SCP-1914-JP-A: 美人だなんて、そんな。
九頭竜博士: はぐらかしてもだめです。我々は色々と研究したんですよ……まずはhowdunit5。と言っても単純です。諸知博士の分析によればその親和性を利用して改造率の高い財団上層部の人間を洗脳したのでしょう。少しずつ、膨大な回数を重ねて。
SCP-1914-JP-A: 熱意の表れと言ってほしいわ。
九頭竜博士: では、その熱意。whydunit6ですね……これを突き止めるのには苦労しました。しかし、whodunit7から先にすると見えるものがありましたよ。
SCP-1914-JP-A: あら、私はSCP-1914-JP-A、アケミ・ツールフィールド、それ以上でもそれ以下でも……
九頭竜博士: ナオミ&アケミ・ツールフィールド夫妻は1960年代にプロメテウスに在籍していた研究者です。彼らが実験中の事故で死亡した後の1980年代にあなた方が姉妹として記録に残るようになりました。もちろん、夫妻に子供がいなかったことも確認済みです。
SCP-1914-JP-A: 偽名だと言いたいのね?
九頭竜博士: そこは認めるんですね……さて、あなた方は遺伝上の姉妹、つまり一卵性双生児だと主張し、我々もそれを信じて身元を探し、見つけられませんでした。しかし、SCP-1914の身辺を洗いなおした時、エージェント・ユーリィはバーミンガムの彼の実家の近所にいた一人の少女が消息を絶ったことを発見しました。
SCP-1914-JP-A: 続けて。
九頭竜博士: 「近所のジョージお兄ちゃん」の後をいつも追いかけていた少女、SCP-1914を兄と慕う女研究者たち、イコールで結ぶのは簡単でしたよ。そしてここからは些か大胆な仮説ですが……あなた方は双子ではなく、一人の人間を切り刻み不足分を代替品で補って二人であるように見せかけたのではないでしょうか?少なくとも、ドクター・イトクリは可能だといってます。おそらく、あなたを構成する未改造部分とプロメテウス製品の合計が100%にならないのも、他社製品を使っているのはなぜか?という方向に目を向けさせて分割したことから目を逸らさせるためのトリックではないかと。
SCP-1914-JP-A: つまりwhydunitは、SCP-1914を守るためだ、と?
九頭竜博士: おそらく、彼を財団に収容させたのも、崩壊したプロメテウスが彼を守れなくなったから。それとも、彼をプロメテウスが切り捨てようとしたから財団に収容させた?
SCP-1914-JP-A: まさか、私たちがプロメテウスを崩壊させたとでも?さすがにそれは考えすぎよ、何が起きたのかは私たちも知らないわ。
九頭竜博士: どうだか。それより今回はあなたの事です。本来ならあなたのオブジェクト指定は解除されるべきですよ。一介の研究者として、旧プロメテウス人体補綴部門初期の産業遺産であるSCP-1914の保護を担当する、それで良かったんじゃないですか?雇用されるオブジェクトなんてブライト博士一人でも多すぎるのに。
SCP-1914-JP-A: 良くないわ。
九頭竜博士: ええ、良くないんです……何故ならあなたには、機密漏洩の疑いがあるんですからね。財団とワンダーテインメントに同時に在籍していたわけですから。
SCP-1914-JP-A: そうなるかしらね……もう、潮時ね。
九頭竜博士: え?何を……あ、ああ……
SCP-1914-JP-A: さよなら。
九頭竜博士: うわあぁぁ……(記録途絶)
保安部隊が駆け付けた時、SCP-1914-JP-Aと九頭竜博士は原因不明の昏睡状態に陥っていました。九頭竜博士はその後覚醒し検査でも異常無しと出ましたが、何が起きたのかは不明です。SCP-1914-JP-Aが覚醒する兆候は見られません。
補遺2: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
タグ:scp-jp Euclid プロメテウス 人間型 ワンダーテインメント博士 国外収容 third-law 精神影響
メモ:
クロス元:
オブジェクト
SCP-1914
要注意団体(引用)
プロメテウス研究所
ワンダーテインメント博士
カノン
第三法則
人事ファイル(下書きの時点でご意見いただいた方より引用)
エージェント・ユーリィの人事ファイル
諸知博士の人事ファイル
イトマキ兄弟とせいれいポケモンの人事ファイル
tale
テキストをここに入れてください。
その日、九頭竜伸也は東京の大学に進学して以来数か月ぶりに実家に帰っていた。
住み慣れた自室で少し寝過ごし、起きたら朝食だけあって家族は不在。もそもそ食べて腹ごなしに裏山を散策していると、
P-D/U-漂着イベント対処・収容プロトコル(概略):別世界からの"漂着者"とみられる人間を発見した場合、精神鑑定を実施し虚言・精神疾患の可能性を排除してください。"漂着者”と認められた場合、異常性について調査を実施した上で、異常性に応じて通常の人型SCiPと同様の取り扱いを行います。"漂着"により異常性を失った場合はNeutralizedオブジェクトとして取り扱われます。財団に対して敵対的である場合は薬物・物理的手段を用いて沈静化処理を実施して下さい。
その日、十河広幸は自分の運命と出会った。
「ここは……どこ?」
九頭竜博士は薄靄のかかった“何処か”にいた。移動した覚えは……というより、直前に何をしていたのかの記憶もない。
ふと気が付くと、隣に誰かがいる。
「あ、あなたは……教授!」
懐かしい顔である。九頭竜がアメリカに留学した時大学で師事した相手であり、アメリカでシンクタンクの就職先を紹介してくれ、そして……
「……せ、先月亡くなったはずでは!?来月出張の際に墓参する予定まで組んでいたのに!?」
「おお、知らせは届いているか。有無、確かに死んだ、な」
「つまりここは死後の世界で、わ、わた、私も死んで!?」
「いや、お前は死にかけているがまだ死んでいない。だから見るがいい、我々は足があるが君は半透明で足がない」
「……なるほど、これは臨死体験ですか……生き返るんでしょうか?」
「それは……君の同僚を信じておくといい」
そのうち、周囲の視界が晴れてくる。何時しか、周囲に幾人もの人影が集まっていた。
「あの……この人たちは?」
「彼らは……私たちは……“何物でもない(nobody)”」
その言葉に九頭竜博士の体が反応した。臨死体験ということは夢のようなものだ。つまりは自身の認識が自己を決める、或いは自分の持ち物を。かつてこの“教授”の案内で購入した二挺のグロック17が手の中にあり、一挺は彼に、残りは周囲を警戒している。
「まあ待ちたまえ。私たちは財団に敵対しない、何故ならば、私たちは財団の影の一つだからな……ああ、いいところに来られましたな、ブライト博士」
「おお、彼が君の言っていた留学生か。私はアダム・ブライト、こっちは長男のジャック」
「アダム……ジャック……ええっ!?つまりあのブライト博士……生前の姿ですか?」
九頭竜博士の知っているジャック・ブライトと言えば猿であり、SCP-963に魂を吸われる前の姿など全く知らないので信じがたいものがあるのでまじまじと見ると、脚が透けている、ちらちらしているのはコピーのし過ぎでオリジナルが劣化したか。しかし、ましてやかつてのO5など知っているはずがない。ただのおっさんを連れてこられてもばれないウソになる……
「……ふう、未知なる衝撃が次々と襲ってきたので思考が乱れてしまいました」
「では、こちらのもやもやを見たまえ」
「あ、針山博士。
ああいやいや、まさかあの人、名前だけ死にかけてるの?」
「そしてほら」
「神山博士がなんで百人単位でたむろってるんですか」
「出番待ち」
「ロケットペンシルかいっ」
……
「大体わかりました。死んだ財団関係者の魂が何らかのきっかけで現世に復帰した姿、それ故に生きている何物でもない、と。ブライト博士は……まあオブジェクト絡みだし」
「ちなみに私は元々プロメテウス研究所と協力関係にあり、その後財団と仲良くしてたのだよ」
「だからですか?財団が買収予定の旧プロメテウス系シンクタンクに押し込んだのは」
「それはそれとして、あちらを見たまえ」
「うぉのれぇクレフぅぅぅっっっ!何時か貴様をあのクソトカゲに食わせちゃるぅぅぅぅ!!!」
「彼は、客員研究員W博士」
「……ああ、あの、子供をSCP-682に喰わせた……」
「彼のように負の感情を強く持った状態であれば、現世においても悪意を持ったと思しき振る舞いをする。特に日本での情報が充実している……となれば、分かるだろう?」
「それは……博士……」
まさか、と思った。こんなところで二つの要注意団体が結びつこうとは。それも、コインの裏表だなんて。
「どうだ、驚いたかね?」
「驚きました。何もかも……あなたの事も」
「ああ、私のことだね。オフィスにかかっている額縁の、風景画の方を調べたまえ。鳥の写真の方はそのまま焼き捨てるように。決して写真の裏側を見たりはしないように」
「そういう大事な要件を、こういう場で伝えられるのも驚きです」
「はっはっは、これについては他言できないからね……じゃあ、次に会えるのは何十年後かな?」
「え?ああ、もう、お別れですか……私も、ここに来るのでしょうか……」
「そうかもしれん、そうでないかもしれん……」
そして溢れ出す、光。ああ、覚醒する時がきたようだ……
タグ:tale-jp 何物でもない 博士
メモ:死のコンテスト参加を目指してた残骸です。
次元鮫、殴られる
アイテム番号: SCP-1467-JP
オブジェクトクラス: Euclid Safe
特別収容プロトコル: SCP-1467-JP-A群はサイト81██地下階層内の大型鳥類用孵卵チャンバー内に保管して下さい。この時、プロトコルの次回改定までは内部の温度は11℃以下、湿度は60%未満に保ってください。
特別収容プロトコル: SCP-1467-JPは現在、自発的に収容されています。物理的な拘束は無意味ですが、サイト81██屋内に周回コースを設定し、職員の私的空間に立ち入らないなど行動範囲の相互確認を怠らないようにしてください。定期的に給餌を兼ねて機動部隊る-9("蚊遣り火")の害虫駆除に同行し、蚊などの昆虫類を捕食させてください。
説明: SCP-1467-JPは通常時全長5m前後8のノコギリザメ属(Pristiophorus)に似た姿を持つ雌の異次元生命体です。未知の発声器官を持ち日本語、アメリカ英語、ドイツ語での日常会話が可能です。また、英語、ドイツ語で書かれた文章を読み上げる事が出来ます。
自己申告によれば本来は多層次元を自律的に回遊できるとのことですが、収容時点では負傷によりその能力を損ない、重力を無視した浮遊と無生物を透過する程度の能力です。外見上は鰓に似た器官も持っていますが、大気中での呼吸やあるいは真空中でも活動できます。また、鮫に一般的なロレンチーニ器官の代わりに重力波を感知する器官を有しており、次元回遊に欠かせないと発言しています。
SCP-1467-JPは20██/██/██にサイト81██正門前に突如出現し、財団による保護を求めました9。収容時点でSCP-1467-JPは右眼、頭頂部、右第2鰓裂、尾びれなどに多数の打撲を受けており、特に右眼の視力の回復は望めません。
SCP-1467-JP-AはSCP-1467-JPの卵嚢で、最大外径は543mm、高さ320mmの扁平な球体というべき形状です。SCP-1467-JP-A-01から05はその内部にある推定長径約150mmの受精卵と思しき卵です。これらを総称してSCP-1467-JP-A群と呼称します。
SCP-1467-JPが財団の保護下にある以前から妊娠していたのか、あるいは単性生殖を行ったのかは判明していません。
対象: SCP-1467-JP
インタビュアー: 九頭竜博士
<録音開始>
九頭竜博士: えー、はじめまして。
SCP-1467-JP: はじめましてってBさん何を……ああ、BさんじゃないBさんか。
九頭竜博士: は?私は九頭竜と言います。Bではないし、我々は初対面の……ああ。
SCP-1467-JP: ええ、僕は、平行世界のあなたにここへ来るよう教わったんですよ。
九頭竜博士: なるほど、超次元物理学は専門外ですが……興味深い。
SCP-1467-JP: 納得していただけたところで、しばらく傷ついた僕を保護していただけないでしょうか?多少の制約はあれど、ここがそういう趣旨の組織だと聞いています。
九頭竜博士: しばらく?
SCP-1467-JP: ええ、何しろ我々鮫のモットーは忍び寄りStalking、捕食しCatch、そして旅立つものPassengerですから!
九頭竜博士: ……ふっ、それは財団と同じですね。まさか狙ってたわけでは?
SCP-1467-JP: 僕ら鮫は、財団より古い存在ですよ?
九頭竜博士: 確かに。
SCP-1467-JP: そういうわけで、宜しくお願い致します。
<録音終了>
終了報告書: 友好的な存在。ただし潜在的な能力次第では過失による事故の可能性もある。また、対象をこの世界に送り込んだ「B」と名乗る「異世界の私」に対しても何らかの対応は必要だろう。今後の調査や展開次第ではSCP-1467-JP-Bに指定するか、あるいは準要注意団体の可能性も視野に入れるべき。
補遺: 20██/██/██に発生したインシデント1467-SPCにおいて、敵性武装勢力がサイト81██内に侵入、財団保安部隊との交戦に巻き込まれたSCP-1467-JPが死亡しました。この時の遺言によりSCP-1467-JP-Aが摘出され、適切な収容体制が構築されるまで孵化を遅らせる目的で特別収容プロトコルは改定されます。
SCP-1467-JPが異次元生命体だというのなら、平行世界の概念的にどこかで何かが違えば異なった経過をたどっただろう。
そして、静かにSilent、群れを成しCommunity、そして平和を愛するPacificのだ。
タグ:scp-jp safe 動物 サメ 異次元 サメ殴りセンター
アイテム番号: SCP-1467-JP-EX
オブジェクトクラス: Euclid Safe Neutralized
特別収容プロトコル: SCP-1467-JP-A群はサイト81██地下階層内の大型鳥類用孵卵チャンバー内に保管して下さい。この時、プロトコルの次回改定までは内部の温度は36℃以上41℃以下、湿度は60%以上80%未満に保ってください。SCP-1467-JP-EX-A群に積極的な封じ込め手続きを行う必要はありません。サイト81██内の標本保存用冷凍庫に保管してください。
特別収容プロトコル: SCP-1467-JPは現在、自発的に収容されています。物理的な拘束は無意味ですが、サイト81██屋内に周回コースを設定し、職員の私的空間に立ち入らないなど行動範囲の相互確認を怠らないようにしてください。定期的に給餌を兼ねて機動部隊る-9("蚊遣り火")の害虫駆除に同行し、蚊などの昆虫類を捕食させてください。
説明: SCP-1467-JP-EXは通常時全長5m前後10のシュモクザメ属(Sphyrna)に似た姿を持つ雌の異次元生命体です。未知の発声器官を持ち日本語、アメリカ英語、ドイツ語での日常会話が可能です。また、英語、ドイツ語で書かれた文章を読み上げる事が出来ます。
自己申告によれば本来は多層次元を自律的に回遊できるとのことですが、収容時点では負傷によりその能力を損ない、重力を無視した浮遊と無生物を透過する程度の能力です。外見上は鰓に似た器官も持っていますが、大気中での呼吸やあるいは真空中でも活動できます。また、鮫に一般的なロレンチーニ器官の代わりに重力波を感知する器官を有しており、次元回遊に欠かせないと発言しています。
SCP-1467-JPは20██/██/██にサイト81██正門前に突如出現し、財団による保護を求めました11。収容時点でのSCP-1467-JPは右眼、頭頂部、右第2鰓裂、尾びれなどに多数の打撲を受けており、特に右眼の視力の回復は望めません。
SCP-1467-JP-AはSCP-1467-JPの卵嚢で、最大外径は543mm、高さ320mmの扁平な球体というべき形状です。SCP-1467-JP-A-01から05はその内部にある推定長径約150mmの受精卵と思しき卵です。これらを総称してSCP-1467-JP-A群と呼称します。
SCP-1467-JPが財団の保護下にある以前から妊娠していたのか、あるいは単性生殖12を行ったのかは判明していません。また、SCP-1467-JPは自身について「種族の最後の一頭」と発言していました。
対象: SCP-1467-JP13
インタビュアー: 九頭竜博士
<録音開始>
九頭竜博士: えー、はじめまして。
SCP-1467-JP: はじめましてってBさん何を……ああ、BさんじゃないBさんか。
九頭竜博士: は?私は九頭竜と言います。Bではないし、我々は初対面の……ああ。
SCP-1467-JP: ええ、僕は、平行世界のあなたにここへ来るよう教わったんですよ。
九頭竜博士: なるほど、超次元物理学は専門外ですが……興味深い。
SCP-1467-JP: まあ、こう見えて色々な世界を旅してきましたからね。例えば、財団の無い世界。
九頭竜博士: え?ううむ……さぞや平和な世界でしょうね……
SCP-1467-JP: どうでしょうね。そういえば、加藤泉という人が……
(以下、重要度の低い雑談が続くため省略)
SCP-1467-JP: ……話を聞いてくれてありがとうございます。Bさ……別のあなたと別れ、僕の種族が僕だけになって以来ですよ、こうやって会話ができるのは。
九頭竜博士: あなたは……種族の最後の一頭、ですか……個人的には何かしてあげたい気もするのですが、当座は話し相手ぐらいですね……今日はここまでにしましょう。また色々聞かせてください。
<録音終了>
終了報告書: 友好的な存在。ただし潜在的な能力次第では過失による事故の可能性もある。また、対象をこの世界に送り込んだ「B」と名乗る「異世界の私」に対しても何らかの対応は必要だろう。今後の調査や展開次第ではSCP-1467-JP-Bに指定するか、あるいは準要注意団体の可能性も視野に入れるべき。
補遺: 20██/██/██に発生したインシデント1467-SPCにおいて、敵性武装勢力がサイト81██内に侵入、財団保安部隊との交戦に巻き込まれたSCP-1467-JPが死亡しました。この時の遺言によりSCP-1467-JP-Aが摘出され、孵化を目的として特別収容プロトコルは改定されます。
補遺2: 20██/██/██にSCP-1467-JP-A群の中で最後に残った04の生命活動の停止を確認。これによりSCP-1467-JPの種族は絶滅したとみなされ、国際自然保護連合のレッドリストにおける記号“EX”を付与しSCP-1467-JPはSCP-1467-JP-EXと再指定する。
かつて異次元生命体だったSCP-1467-JP-EXは今や、この世界のどこにもいない。だが、平行世界の概念的にどこかで何かが違えば異なった経過をたどり、ひょっとしたら彼女たちが群れを為す世界もあったろう。研究者としては正しい姿勢ではないが、そう考えずにはいられない。
タグ:scp-jp safe neutralized explained 動物 サメ 異次元 サメ殴りセンター
アイテム番号: SCP-1467-JP-J
オブジェクトクラス: Euclid Safe
特別収容プロトコル: SCP-1467-JP-J-A群はサイト81██地下階層内の大型鳥類用孵卵チャンバー内に保管して下さい。この時、プロトコルの次回改定までは内部の温度は11℃以下、湿度は60%未満に保ってください。
説明: SCP-1467-JP-Jは通常時全長5m前後15のジンベエザメ(Rhincodon typus)に似た姿を持つ雌の異次元生命体です。未知の発声器官を持ち日本語、アメリカ英語、ドイツ語での日常会話が可能です。また、英語、ドイツ語で書かれた文章を読み上げる事が出来ます。
自己申告によれば本来は多層次元を自律的に回遊できるとのことですが、収容時点では負傷によりその能力を損ない、重力を無視した浮遊と無生物を透過する程度の能力です。外見上は鰓に似た器官も持っていますが、大気中での呼吸やあるいは真空中でも活動できます。また、鮫に一般的なロレンチーニ器官の代わりに重力波を感知する器官を有しており、次元回遊に欠かせないと発言しています。
CP-1467-JP-Jは20██/██/██にサイト81██正門前に突如出現し、財団による保護を求めました16。収容時点でSCP-1467-JP-Jは右眼、頭頂部、右第2鰓裂、尾びれなどに多数の打撲を受けており、特に右眼の視力の回復は望めません。
SCP-1467-JP-J-AはSCP-1467-JP-Jの卵嚢で、最大外径は543mm、高さ320mmの扁平な球体というべき形状です。SCP-1467-JP-J-A-01から05はその内部にある推定長径約150mmの受精卵と思しき卵です。これらを総称してSCP-1467-JP-J-A群と呼称します。
SCP-1467-JP-Jが財団の保護下にある以前から妊娠していたのか、あるいは単性生殖を行ったのかは判明していません。
対象: SCP-1467-JPJ
インタビュアー: 九頭竜博士
<録音開始>
九頭竜博士: えー、はじめまして。
SCP-1467-JP-J: はじめましてってBさん何を……ああ、BさんじゃないBさんか。
九頭竜博士: は?私は九頭竜と言います。Bではないし、我々は初対面の……ああ。
SCP-1467-JP-J: ええ、僕は、平行世界のあなたにここへ来るよう教わったんですよ。
九頭竜博士: なるほど、超次元物理学は専門外ですが……興味深い。
SCP-1467-JP-J: たとえばあなた。あなたは既知の範囲で9人います。まず僕の知っているBさん。財団に所属するのは今ここにいるあなたを含めて4人。一人は大統領の座を投げ捨てました。
九頭竜博士: ほぅ、意外と少ないですね。あと、大統領の座をって……なんだろう納得できる。
SCP-1467-JP-J: この世界でも財団には顔中毛だらけの博士が4人ほどいるのですか?
九頭竜博士: 4人……その話題はダメ!きっとダメ!
SCP-1467-JP-J: ロボい人とか、ドクター・モロチーとか……
九頭竜博士: なんでそんな解釈に幅のある……もろちー……あ。(諸知博士の人事ファイルを出そうとしてPCにSCP-978で撮影された諸知博士の写真が表示された)
SCP-1467-JP-J: ああ、この人です。
九頭竜博士: えと……誰?
<録音終了>
終了報告書: 友好的な存在。ただし潜在的な能力次第では過失による事故の可能性もある。また、対象をこの世界に送り込んだ「B」と名乗る「異世界の私」に対しても何らかの対応は必要だろう。今後の調査や展開次第ではSCP-1467-JP-Bに指定するか、あるいは準要注意団体の可能性も視野に入れるべき。
補遺: 20██/██/██に発生したインシデント1467-SPCにおいて、敵性武装勢力がサイト81██内に侵入、財団保安部隊との交戦に巻き込まれたSCP-1467-JP-Jが死亡しました。この時の遺言によりSCP-1467-JP-J-Aが摘出され、適切な収容体制が構築されるまで孵化を遅らせる目的で特別収容プロトコルは改定されます。
この記録を、誰かが見てくれることを望んで遺す。
我々は、何がSCP-1467-JP-Jを傷付けたのかを考えるべきだった。あの日、奴らは大挙してこの星に降り立った。その目的はただ一つ。鮫を殴ることだ。
その日が来るまで、そんなことのために貴重な異次元移動技術を浪費する奴らがいるなんて誰も思わなかった。だが、奴らは来た。
奴らは世界中の海に降り立ち、潜り、鮫を殴った。殴り殺した。その結果、海洋生態系は崩壊した。だってそうだろう?生態系の頂点が無くなったんだから。
そしてIK-クラス:世界文明崩壊シナリオが始まったわけよ。
まず、生態系がガタガタになった。
奴らが海に居座ってるせいで海運もガタガタになった。
ご丁寧に鮫の保護に取り組んでいた環境保護団体を鮫の仲間とみなして殴り殺した。
あと、鮫を獲っていた漁師を同志扱いして優遇しようとしたんで水産業界もガタガタだ。
各国はなんとかコンタクトを取ろうとしたが、「鮫を殴る」の一点張りだ。
なんとか知りえた情報によると、奴らの世界は鮫を殴るためにすべての文明を発達させ、鮫を絶滅させた年を鮫殴暦17元年としたらしい。
で、今回の遠征は鮫殴暦489年を記念した一大イベントだとか。
まったく、冗談みたいだけど、俺たちにとっちゃ冗談じゃないんだ(it's No joke)!
SCP-1467-JP-Jが異次元生命体だというのなら、平行世界の概念的にどこかで何かが違えば異なった経過をたどっただろう。たとえば、鮫の種類が違うとか。
タグ:scp-jp safe joke 動物 サメ 異次元 サメ殴りセンター K-クラスシナリオ
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは現在、自発的に収容されています。物理的な拘束は無意味ですが、職員の私的空間に立ち入らないなど行動範囲の相互確認を怠らないようにしてください。定期的に給餌を兼ねて機動部隊る-9("蚊遣り火")の害虫駆除に同行し、蚊などの昆虫類を捕食させてください。
また、嗜好品として酒類を与える時は噴霧器を使用するより口腔内に直接注ぐ方が喜ばれます。
「飲兵衛鮫、か」 ──エージェント・ピザデブ
「私のジョニ黒を持ち出した言い訳はあるのかね?」 ──九頭竜博士
「エージェント・ピザデブを3週間おやつ抜きの処分とする。俺のとっておきの大吟醸をっっっ!」 ──収容スペシャリスト三戸部「おかわり」 ──SCP-XXX-JP
SCP-XXX-JPはゆるキャラでないことに留意してください。
説明: SCP-XXX-JPは通常時全長5m前後18のジンベエザメ(Rhincodon typus)に似た姿を持つ異次元生命体です。未知の発声器官を持ち日本語19、アメリカ英語、ドイツ語、エスペラント語、クリンゴン語20での日常会話が可能です。また、英語、ドイツ語、クリンゴン語で書かれた文章を読み上げる事が出来ます。
自己申告によれば本来は多層次元を自律的に回遊できるとのことですが、収容時点では負傷によりその能力を損ない、重力を無視した浮遊と無生物を透過する程度の能力です。外見上は鰓に似た器官も持っていますが、大気中での呼吸やあるいは真空中でも活動できます。また、鮫に一般的なロレンチーニ器官の代わりに重力波を感知する器官を有しており、次元回遊に欠かせないと発言しています。
収容時点でSCP-XXX-JPは右眼、頭頂部、右第2鰓裂、尾びれなどに多数の打撲を受けており、特に右眼の視力の回復は望めません。
SCP-XXX-JPは20██/██/██にサイト██正門前に突如出現し、玄関にいた九頭竜博士21による保護を求めました。
対象: SCP-XXX-JP
インタビュアー: 九頭竜伸也博士
<録音開始(最初の接触より30分後)>
九頭竜博士: えー、改めて、はじめまして。
SCP-XXX-JP: はじめましてってBさん何を……ああ、BさんじゃないBさんか。
九頭竜博士: は?私は九頭竜と言います。Bではないし、我々は初対面の……ああ。
SCP-XXX-JP: ええ、僕は、平行世界のあなたにここへ来るよう教わったんですよ。
九頭竜博士: なるほど、私らしいな……Bが何を意味するのは不明というか不安ですが。
SCP-XXX-JP: ええ、そんなわけで……お願いします。あの、恐ろしく悍ましく忌まわしい鮫殴暦22世界から守ってください。
九頭竜博士: …………はい?ええっと、その……世界から、ですか?
SCP-XXX-JP: はい、あの世界は、鮫を殴るために文化文明を発達させた、歪んだ歴史の上に成り立っているのです。どうか、せめて、この傷が癒えるまでで構いません、匿ってください!
九頭竜博士: ふむぅ……分かりました、上に掛け合ってみましょう。ただ、その場合幾つか決まりを守ってもらうことになると思いますが。
SCP-XXX-JP: そりゃあ、ご厄介になる身分ですからね、贅沢は言いません。よろしくお願い致します。
<録音終了>
終了報告書: 友好的な存在。ただし潜在的な能力次第では過失による事故の可能性もある。また、鮫殴暦のみならず、対象をこの世界に送り込んだ「B」と名乗る「異世界の私」に対しても何らかの対応は必要だろう。今後の調査や展開次第ではSCP-XXX-JP-Bに指定するか、あるいは準要注意団体の可能性も視野に入れるべき。
補遺: 鮫殴暦については継続調査中なれど未だ詳細不明。各国支部にも照会中。
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-A群はサイト81██地下階層内の大型鳥類用孵卵チャンバー内に保管して下さい。この時、プロトコルの次回改定までは内部の温度は11℃以下、湿度は60%未満に保ってください。
説明: SCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JPの卵嚢で、最大外径は543mm、高さ320mmの扁平な球体というべき形状です。SCP-XXX-JP-A-01から05はその内部にある推定長径約150mmの受精卵と思しき卵です。これらを総称してSCP-XXX-JP-A群と呼称します。
SCP-XXX-JP23が財団の保護下にある以前から妊娠していたのか、あるいは単性生殖を行ったのかは判明していません。
補遺: 20██/██/██に発生したインシデントXXX-SPCにおいて、“鮫殴暦”から来たと思われる武装勢力がサイト81██内に突如出現し、三階会議室にいたSCP-XXX-JPを撲殺しました。この武装勢力はサイト内の警備要員によって鎮圧されましたが直後に消失、詳細は判明していません。SCP-XXX-JPの死骸はサイトの建築構造物を透過し、地下へと沈降したことが複数の目撃証言により明らかとされています。そして、現場には生命活動を停止した母胎を透過したと思われるSCP-XXX-JP-A群が残されました。これにより、収容プロトコルは変更されます。
対象: 特設重装機動部隊“アノマロカリス”部隊長四月一日悠牙
インタビュアー: 収容スペシャリスト水戸部修理
付記: 本来インタビュアーを受け持つ九頭竜博士にも後程インタビューを行うための暫定的な対応。水戸部が選ばれたのはインタビュー対象と面識があるため。
<録音開始>
インタビュアー: ということで、ってのもアレだが、聞かせてくれ。俺の留守中に何があった。
四月一日: あーそうだな、まず、うちの部隊は保安部隊の交代要員として警備にあたっていた。その辺は省略していいな?で、掃除の邪魔だからってあいつ、俺、ついでにうちのバーネットと雲谷は会議室に追いやられた。
インタビュアー: 何やってんだ。
四月一日: ちょうど書類を書いて提出する必要があったんでな。こう、あれだ、始末書がほんの十枚ほど。
インタビュアー: 何やってんだ。
四月一日: まあそんなわけで三人雁首揃えてPCをカタカタしてたら、不意に人の気配がしたんだよ。顔を上げたら、妙な連中がいてな。きっちりは数える余裕なかったが、まあ15人かそこら。
インタビュアー: 武装勢力な。どんな装備だった?
四月一日: ああ、そこよ。武装と言っても武器らしいものはなかった。全身ガチガチに防具で固めて、特に手がデカかった。半分はあいつに殴りかかり、残りはこっちに蹴りかかってきた。インタビュアー: 蹴り?
四月一日: まあ、よりにもよってどつき合いの得意な方の三人だからすぐに捻ってやったんだが……気になったんで「殴って来いよ」って言ったら「鮫にあらざるを殴る拳は持たぬ」ってさ。インタビュアー: わけわかんねぇな。まあ、推理ごっこは博士に任せるとして……
四月一日: あ、博士と言えば……ちょっと妙だったな。連中があいつを物凄い勢いで殴り殺して、そいつらも俺らでとっ捕まえた、そのくらいのタイミングで博士も来たんだが、ああ、博士の拳銃は撃ち切ってたし大変だったのは見て分かったが……インタビュアー: あの人研究職のくせにグロック二挺ぶら下げてるよなぁ。で?
四月一日: その時まだ息があったあいつに駆け寄って、何か会話してたみたいだ。その辺は本人に聞くべきじゃねえか?インタビュアー: だな……ああそうだ、最後に一つだけ。連中何語で喋ってた?
四月一日: おい、俺が日本語以外で会話できるわけないだろう?<録音終了>
終了報告書: 「鮫を“殴る”ことに固執していた」対応から見て、“鮫殴暦”が放った追手であることは間違いないだろう。また、日本語での会話に応じたことも考慮に値すると思われる。
対象: SCP-XXX-JP担当九頭竜伸也博士
インタビュアー: 特設重装機動部隊“アノマロカリス”副部隊長十河広幸
付記: 本来インタビュアーを受け持つ九頭竜博士がインタビュー対象であるための暫定的な対応。十河が選ばれたのはインタビュー対象と財団雇用以前から面識があるため。
<録音開始>
インタビュアー: では、改めましてよろしくお願いします。
九頭竜: ええ、はい。
インタビュアー: 博士は事件直後に現場に駆け付けてますね。そのあたりの交戦歴は割愛しましょう。で、映像によるとSCP-XXX-JPと最後に会話をかわしているとお見受けしましたが?
九頭竜: ええ、彼女は私に卵のことを託しましてね。時期が来るまでは休眠環境下においてくれ、と。
インタビュアー: え、ふ化させないんですか?
九頭竜: 追手に再度襲われることを警戒したのでしょう。本当は、我が子とともに無限の次元を渡りたかったでしょうに……
インタビュアー: 感情的になってますね。さすがはボクっ娘萌え。
九頭竜: いや、それは関係ないでしょう!?
インタビュアー: まあそれは置いといて、何聞けばいいのかな?
九頭竜: ……何も、何もないですよ。
インタビュアー: え?
九頭竜: 我々は……私は、約束したのに、守れなかったんです。彼女を守ると、匿うと言ったのに、肝心な時に……
インタビュアー: 伸也さん……泣いてる場合じゃないでしょう。
九頭竜: えぁ?ああ、そうですね……あの子たちのことを、今度こそ守ってやらないと……
インタビュアー: 我々財団の使命は、確保し、収容し、保護することです。まだ、終わってないですよ。
九頭竜: そうだ、そうですね……まず、彼女の娘たちに名前を付けてやりましょう。そうですね……ルーナ、アリア、ラジエル、ピアノ、エステル……
インタビュアー: ……懐かしい名前24ですね。
九頭竜: あえて言うなら、温故知新ですよ。
<録音終了>
終了報告書: 報告としては感傷的だという自覚はありますが、人選の問題です。
タグ:scp-jp、safe、動物、サメ、異次元、サメ殴りセンター
【氏名】“()”[] (♂♀) 【種族】 【セキュリティレベル】
【容姿】髪:()、瞳:、肌:、身長:cm、体重:.kg、B: W: H:、カップ:
【身体の特徴】
【一人称】 【イメージCV】 【イメージBGM】
【職務・所在】
【服装】
【装備】
右手:
左手:
胴体:
頭部:
【所持品】
【攻撃方法】
【特技】
言語:
【趣味】
【性格】
【長所】
【短所】
【弱点】
【備考】
【氏名】“エージェント・黒雨”十河広幸 (♂24) 【種族】日本人 【セキュリティレベル】2
【容姿】髪:黒、瞳:茶、肌:黄、身長:178cm、体重:72.2kg、
【身体の特徴】
【一人称】僕 【イメージCV】荻原秀樹 【イメージBGM】
【職務・所在】
【服装】
【装備】
右手:
左手:
胴体:
頭部:
【所持品】
【攻撃方法】戸隠忍術
【特技】
言語:日本語
【趣味】
【性格】
【長所】
【短所】
【弱点】
【備考】
【氏名】九頭竜伸也(♂28) 【種族】日本人 【セキュリティレベル】2
【容姿】髪:黒、瞳:茶、肌:黄、身長:180cm、体重:72.3kg
【身体の特徴】
【一人称】私 【イメージCV】子安武人 【イメージBGM】
【職務・所在】
【服装】白衣もしくはトレンチコート
【装備】
右手:グロック17 or 小太刀
左手:同上
胴体:
頭部:ESS社製Crossbow Photochromic One Kit + Gasket
【所持品】
【攻撃方法】二刀流 or 二丁拳銃
【特技】人体工学、遺伝子化学、言語学、電子工学、中世形而上学
言語:日本語、英語、ドイツ語
【趣味】
【性格】
【長所】
【短所】
【弱点】ボクっ娘
【備考】
【氏名】“エージェント・ピザデブ(Pizza Fat)”後小路重治(♂26) 【種族】日本人 【セキュリティレベル】2
【容姿】髪:黒(スポーツ刈り)、瞳:茶、肌:黄、身長:178.5cm、体重:96.6kg
【身体の特徴】丸々しい
【一人称】オレ 【イメージCV】 【イメージBGM】
【職務・所在】
【服装】スーツ
【装備】
右手:バンテージ
左手:機動隊用ジェラルミンシールド
胴体:
頭部:帽子とグラサン
【所持品】
【攻撃方法】空手4段
【特技】
言語:
【趣味】食べ歩き
【性格】
【長所】
【短所】
【弱点】
【備考】
【氏名】“エージェント・ロボ(Robo)”後小路重音[かさね] (♀23) 【種族】日本人 【セキュリティレベル】2
【容姿】髪:黒(セミロング)、瞳:茶/緑、肌:黄、身長:164.0cm、体重:48.4kg、B:██ W:██ H:██、カップ:██
【身体の特徴】
【一人称】あたし 【イメージCV】酒井香奈子 【イメージBGM】
【職務・所在】収容スペシャリスト(遠隔収容)
【服装】
【装備】
右手:コントローラ
左手:
胴体:ウェアラブルセット
頭部:HUD
【所持品】ドローン各種
【攻撃方法】
【特技】
言語:
【趣味】
【性格】
【長所】
【短所】
【弱点】
【備考】
【氏名】左京八雲(♂43) 【種族】日本人 【セキュリティレベル】3
【容姿】髪:黒(短髪)、瞳:茶、肌:黄、身長:174cm、体重:67.4kg
【身体の特徴】
【一人称】自分 【イメージCV】 【イメージBGM】
【職務・所在】
【服装】
【装備】
右手:
左手:
胴体:
頭部:スイスフレックス
【所持品】
【攻撃方法】
【特技】
言語:
【趣味】
【性格】
【長所】
【短所】
【弱点】
【備考】
参加表明
サイトへの参加を承認される クリア
はじめましての挨拶
フォーラムに書き込む クリア
秘密の実験室
サンドボックスに自分のページを作成する クリア
三人寄れば
フォーラムで下書きを公開する クリア
小さな一歩
記事を作成する クリア
採用通知
人事ファイルを作成する
私の提言
評価が1以上のSCP-001-JP記事を作成する
巻頭カラー
執筆したSCP記事が注目のSCPに取り上げられる
表紙を飾る
執筆したTaleが注目のTaleに取り上げられる
銅メダル
評価が15以上の記事を書く
銀メダル
評価が30以上の記事を書く
金メダル
評価が50以上の記事を書く
テレキル合金メダル
評価が100以上の記事を書く
みならい・そうさく
SCP記事を5以上作成する
みならい・冗談じゃないぜ
SCP-J記事を5以上作成する
みならい・かたりべ
Taleを5以上作成する
みならい・ほんやく
海外記事を5以上翻訳する
ミスター・そうさく
SCP記事を10以上作成する
ミスター・冗談じゃないぜ
SCP-J記事を10以上作成する
ミスター・かたりべ
Taleを10以上作成する
ミスター・ほんやく
海外記事を10以上翻訳する
多分SCP-001か何か
SCP記事を20以上作成する
博士の大爆笑ギャグ20連発大図鑑!
SCP-J記事を20以上作成する
短編集
Taleを20以上作成する
とってもエキサイト
海外記事を20以上翻訳する
マスター・そうさく
SCP記事を50以上作成する
マスター・冗談じゃないぜ
SCP-J記事を40以上作成する
マスター・かたりべ
Taleを50以上作成する
マスター・ほんやく
海外記事を100以上翻訳する
お祭り好き
コンテストに参加する クリア
お祭り男
コンテストのために累計10以上の記事を書く
ダイスキミヤザワ
コンテストで優勝する
主催者
コンテストページを作成する
人類学者
評価が20以上かつ、自我を持っていて人間に近い外見の人型オブジェクトについてのSCP記事を書く
生物学者
評価が20以上で、かつ生物学、生命、遺伝子、動物、植物、バクテリアのいずれかのタグを持つSCP記事を書く
物理学者
評価が20以上で、かつ物理法則、外部エントロピー、電気、磁力、重力のいずれかのタグを持つSCP記事を書く
化学者
評価が20以上で、かつ化学、腐食、ガス発生のいずれかのタグを持つSCP記事を書く
地質学者
評価が20以上で、かつ地質、水晶、鉱石のいずれかのタグを持つSCP記事を書く
天文学者
評価が20以上で、かつ外宇宙、惑星、衛星、太陽のいずれかのタグを持つSCP記事を書く
言語学者
評価が20以上で、かつ言語、文書、文字入り、記述、語りのいずれかのタグを持つSCP記事を書く
心理学者
評価が20以上で、かつ精神影響、ミーム、強制力、感情、記憶影響、知識のいずれかのタグを持つSCP記事を書く
数学者
評価が20以上で、かつ数学、立方体、多面体、球体のいずれかのタグを持つSCP記事を書く
医者
評価が20以上で、かつ医療、生理的、眼球、骨格、毒性のいずれかのタグを持つSCP記事を書く
芸術家
評価が20以上で、かつ芸術、彫り物、装飾品、音楽、彫刻、像のいずれかのタグを持つSCP記事を書く
建築家
評価が20以上で、かつ都市、建築家、場所のいずれかのタグを持つSCP記事を書く
旅人
評価が20以上で、かつ時空間、未来、異次元、地図、ポータルのいずれかのタグを持つSCP記事を書く
エンジニア
評価が20以上で、かつ機械、時計仕掛け、電子デバイス、自動装置、コンピュータのいずれかのタグを持つSCP記事を書く
崩壊のきっかけ
評価が20以上で、かつxkクラスのタグを持つSCP記事を書く
めちゃめちゃいケテル
評価が20以上のKeterクラスオブジェクトについてのSCP記事を書く
秩序を守る悪魔
評価が20以上のThaumielクラスオブジェクトについてのSCP記事を書く
ニュートララライスド
評価が20以上のNeutralizedオブジェクトについてのSCP記事を書く
映画とかで後ろの方にいるモブ
評価が20以上のExplainedオブジェクトについてのSCP記事を書く
常識外れ
評価が20以上のunclassedオブジェクトについてのSCP記事を書く
英雄譚
自我を持っていて人間に近い外見の人型オブジェクトが主人公であり、評価が20以上のTaleを作成する
誰かの日常
財団職員が登場せず、かつ評価が20以上のTaleを作成する
SCPは世界をつなぐ
日本支部以外の支部、または本家サイトの記事が元となっており、かつ評価が20以上のTaleを作成する
(SCPや人事ファイル、要注意団体など)
てのひら財団
800文字未満かつ評価が20以上のTaleを作成する
シンプルイズベスト
通常の形式で補遺、音声記録、実験記録、インタビュー記録、探査記録等が無く、かつ評価が20以上のSCP記事を作成する
人気者
自分が書いたSCPオブジェクトについて書かれており、かつ自分以外が作成したTaleが10以上ある
ひっぱりだこ
自分が書いた人事ファイルの職員が登場しており、かつ自分以外が作成したTaleが20以上ある
議論の的
ディスカッションに総計50以上の書き込みがある記事を作成した。
週刊誌
一か月に4つ以上の記事を作成する
先達はあらまほしきこと
エッセイ記事を作成する
普通のぉぉぉ標識ぃぃぃ
ガイド記事を作成する
みんなでつくろう
合作記事を作成する
普通じゃない
日本のAnomalousアイテム一覧に追記する クリア
メン・イン・ブラック
日本の超常現象記録に追記する クリア
先生、質問です
財団質問箱に追記する
砲手
カノンハブページを作成する
来週もお楽しみに
連作Taleのためのハブページを作成する
フリーのカメラマン
SCP日本財団中枢資料室に画像を投稿する クリア
スカスカのアルバム
自分の撮影した写真を使用した記事が10以上ある
バイリンガル
本家以外の支部サイトの記事を日本語に翻訳する
ドクター・フー?
「博士」の起源に関するTaleを執筆する
合作ハブ
説明:
回収日: ████-██-██
回収場所:
現状:
(コメント:斜体で表示されます) - (コメント筆者)
説明:手に取って見ると裏面も見てしまうポストカードサイズの抽象画
回収日:████-██-██
回収場所:SCP-1910-JP内で九頭竜博士が「Are We Cool Yet?」構成員より手渡される。
現状:サイト-81██の低危険物ロッカー内に保管。
コピーガードが組み込まれているみたいですね。 -九頭竜博士
概要紹介: []
発生日時: ████-██-██
場所: サイト‐81██
追跡調査措置: []
概要紹介: 冬、排雪の山が██m以上になっている時期の深夜、雪山の頂点付近に10m近い高さのカラマツとその根元近くにたたずむアイヌ民族衣装姿の女性の幽霊が現れる。
発生日時: 不明、おそらくは明治以前から同様の事例があったと推測される資料が見つかっている。
場所: 北海道██市郊外の冬季雪捨て場となる休耕地。昭和30年代にここにあった丘とカラマツが農地開発でなくなったという資料及び証言を確認している。
追跡調査措置: 雪解けとともに現象が確認されなくなった。翌年市内の除雪が進行し雪山が出来上がったころに再調査。
利用者:
入力内容:
基準金額の投入:基準額通り/高い/低いなど簡単にで結構です。
内装:
補遺:なければ削除して構いません。
利用者:エージェント・ピザデブ
入力内容:ダイエット
基準金額の投入:基準額通り
内装:内装は通常と変わらないが、歌唱後に表示される「消費カロリー」の項目が強調されていた。
補遺:消費カロリーの表示自体は通常の機能として付属している。
利用者:キング博士
入力内容:リンゴの種抜き
基準金額の投入:不可
内装:「ERROR」と表示され使用できなかった。
補遺:接待失敗。 —左京監理官
空白
from: Sk9⁇m55Mj@?mAAA6304
件名:Saigaへ本文:君がSaigaであるならば、このメールを読んでくれることを望む。
君にとっては、ひょっとすると突然のことで戸惑うかもしれない。私は君がいる世界とは別の次元、平行世界のSaigaだ。私は、私の世界のルールに則り、私の知る一般的な文法法則を活用して君にこのメールを書いている。メールの続きを読んでくれてありがたく思う。私は、君たちのいる世界を含めた、あらゆる世界を救済することを目的としている。自分だけが良ければいい、そんな思想は糞食らえだ。君が私であるならば、君もまた、形は違えどこの思想を抱いたことがあると思う。
君が私に興味を持ってくれているならば、返信をくれ。このメールアドレスを3時間だけ開けておく。私は、君の世界のことが知りたい。
犀賀
to: Sk9⁇m55Mj@?mAAA6304
件名:Re:Saigaへ本文:
空白
空白
from: Sk9⁇m55Mj@?mAAA6304
件名:Saigaへ本文:君がSaigaであるならば、このメールを読んでくれることを望む。
君にとっては、ひょっとすると突然のことで戸惑うかもしれない。私は君がいる世界とは別の次元、平行世界のSaigaだ。私は、私の世界のルールに則り、私の知る一般的な文法法則を活用して君にこのメールを書いている。メールの続きを読んでくれてありがたく思う。私は、君たちのいる世界を含めた、あらゆる世界を救済することを目的としている。自分だけが良ければいい、そんな思想は糞食らえだ。君が私であるならば、君もまた、形は違えどこの思想を抱いたことがあると思う。
君が私に興味を持ってくれているならば、返信をくれ。このメールアドレスを3時間だけ開けておく。私は、君の世界のことが知りたい。
犀賀
to: Sk9⁇m55Mj@?mAAA6304
件名:Re:Saigaへ本文: はじめまして。
このアドレスの本来の所有者である、先日亡くなった母方の祖母の旧姓が「雑賀」でした。
遺品整理の際にこのメールが届いていたのを発見し、祖母に成り代わってお返事いたします。
祖母は生前、「雑賀の使命をお前に無理に継がせるつもりはない」と言っていました。
あなたの言うSaigaの目的がその使命なのかはわかりません。
でも、忍びの技は受け継ぎました。この技をどう使うか、もう少し考える時間をください。では。
才賀家の末娘より
空白
空白
from: Sk9⁇m55Mj@?mAAA6304
件名:Saigaへ本文:君がSaigaであるならば、このメールを読んでくれることを望む。
君にとっては、ひょっとすると突然のことで戸惑うかもしれない。私は君がいる世界とは別の次元、平行世界のSaigaだ。私は、私の世界のルールに則り、私の知る一般的な文法法則を活用して君にこのメールを書いている。メールの続きを読んでくれてありがたく思う。私は、君たちのいる世界を含めた、あらゆる世界を救済することを目的としている。自分だけが良ければいい、そんな思想は糞食らえだ。君が私であるならば、君もまた、形は違えどこの思想を抱いたことがあると思う。
君が私に興味を持ってくれているならば、返信をくれ。このメールアドレスを3時間だけ開けておく。私は、君の世界のことが知りたい。
犀賀
to: Sk9⁇m55Mj@?mAAA6304
件名:Re:Saigaへ本文: はじめまして。
saiga……それは何なのでしょうか、心に何か、響くものがあります。
もう少し詳しく伺いたいのですが、残念ながら今日も多くの動物たちの世話で忙しいので、後日に。
これから、ホッキョクグマを冷凍庫に追い込むんですよ。
よかったら、ウィルソンズのサイトをご覧になってください。では。
SArah Isabel GArdner
空白
空白