domuheiの下書き
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 全国の医療機関に潜伏しているエージェントは処方される薬物をチェックし、SCP-XXX-JP-1、SCP-XXX-JP-2を発見次第回収し、カバーストーリー「欠陥品回収」を流布してください。もし購入されていた場合は状況に応じてAクラス記憶処理を購入者に適用して下さい。回収されたSCP-XXX-JP-1、SCP-XXX-JP-2はサイト81-██内の2種類の危険物収容タンクに収容されます。

また、SCP-XXX-JP-1、SCP-XXX-JP-2に関連する事件が発生した場合は機動部隊せ-5「前進者」が出撃し、カバーストーリー「化学物質の漏洩による立ち入り禁止」を発生地域に適用します。オブジェクトは24時間以内にテントで隠蔽し、テント内に観測のため監視カメラを設置してください。テント設置完了後は、近隣の一般人をウイルス検査にて安全が確認された後にAクラス記憶処理を施し避難させます。SCP-XXX-JP-2の影響領域の繁殖期間は領域での立ち入りは禁止されています。SCP-XXX-JP-2のテントから細菌の漏洩が発生し、近隣の一般人が感染した場合、一般人を拘束し経過を観察して下さい。感染者が死亡した場合は遺体は焼却処分してください。その後、影響地域には財団フロントのPMCを24時間交代警備をさせて下さい。遮蔽テントは原則完全封鎖し絶対に破損を避けて下さい。更なる観測を行う場合にはHAZMATスーツ装備のDクラスを内部へ侵入させるようにして下さい。もしテントが植物の繁殖期に破損した場合はプロトコル「つるふさの法則」を発動して下さい。

説明: SCP-XXX-JPは公では、200█年に倒産したとされる株式会社カワロウ製の「脱毛剤」と印刷された育毛剤(以下SCP-XXX-JP-1)と「育毛剤」と印刷された脱毛剤(SCP-XXX-JP-2)です。SCP-XXX-JPはどちらも内容物が未知の物質で構成されています。SCP-XXX-JP-1を育毛剤として、SCP-XXX-JP-2を脱毛剤として使用する分にはDクラスを使用した実験で異常性はないと判断されました。

主な特異性はSCP-XXX-JP-1、2の内容物を気化させた時に発現します。未知の物質と見られる異常性発現メカニズムについては財団により研究が進められています。
SCP-XXX-JP-1を気化させると空気中の炭素を還元させる物質に変化することで、酸素99.8%1の領域を生み出します。領域内での生物は一部を除き生存不可能です。この物質は比重の重さから拡散速度が遅く、執筆時点での被害領域は約█ha程度で収まっています。この領域での火気は補遺1を参照してください。

SCP-XXX-JP-2を気化させると炭素を空気中に発生させる物質に変化します。従って影響領域での二酸化炭素濃度は██%へと急上昇します。この領域では植物にとっては栄養として吸収し生存できますが、生物は生存不可能です。この領域では、同種物種の約██倍の速度で急成長を遂げます。成長の末、植物は未知の細菌を生態系の中に生み出します。この細菌は植物の繁殖期に花粉に付着して移動します。

この細菌が生物に感染した場合は以下の段階で症状が進行します。

第1段階: 急激な体毛の増加。感染者はこの段階では原因不明の後天性多毛症として扱われます。後天性多毛症との完全な相違は尋常性ざ瘡が大量に発生することです。これは感染者特有の尋常性ざ瘡であり、一般的な治療では完治することは不可能です。

第2段階: 大量の脱毛。今まで大量に増加した体毛が1週間以内に急激に脱毛を始めます。その間感染者は第2段階へ突入してから完全に体毛が 抜け落ちるまで急激な精神的負担を伴います。 

第3段階: 感染者の軟部組織に皮膚と同じ役割持つような未知の器官が生成され、体内で第1段階と同じ速さで発毛を始めます。従って血管などの血流の妨害に繋がり、脳梗塞、心筋梗塞などの疾患が併発し、死亡します。

SCP-XXX-JP-1とSCP-XXX-JP-2は200█/█/██に財団フロント企業が募集テナントを買収した時に発見されました。SCP-XXX-JP-1とSCP-XXX-JP-2はテナントの床下に1██本埋没されていました。この大量のSCP-XXX-JPと共に欠陥品回収の名簿も発見されました。名簿からSCP-XXX-JP-1とSCP-XXX-JP-2は少なくとも1████本は出荷されていることが明らかになり、現在も尚、会社が倒産にも拘わらずチェーン店や薬局、病院などに流通しています。
 
近年、「廃品回収会社しりこだま」という廃品回収会社がSCP-XXX-JP-1とSCP-XXX-JP-2の回収を集中的に行っていることが明らかになり追跡した所、このSCP-XXX-JP-1とSCP-XXX-JP-2を密輸してることが判明しました。その後密輸ルートを捜査しましたが、██個に昇る反社会組織団体を経由し南米、東南アジア、中東などに渡っている記録までは取得できましたが具体的に最終的に何処に渡っているかは不明です。廃品回収会社しりこだまは所有する建物などは現在未確認です。

補遺1: 201█/█/██、中東の███の█████付近の集落にSCP-XXX-JP-1の性質と一致する化学兵器が使用されたという事件が現地のエージェントを渡って報告されました。数時間後SCP-XXX-JP研究チームから調査団が編成され現地に急行しました。しかし調査団が現地に急行する5時間前に、化学兵器が使用された地帯で███反政府軍と正規軍の衝突が起き、両軍の使用した火器が原因で影響領域は████度の炎上地帯に激変しました。5時間後にSCP-XXX-JP-1調査団が到着した頃には両軍████名が死亡、または行方不明となりました。その後収容手順が調査団の調査レポートによって確立されSCP-XXX-JP-1の利用された化学兵器と見られる領域█箇所が現地収容されています。

補遺2: 201█/██/██、アフリカの██共和国にてSCP-XXX-JP-1の性質とほぼ同じ化学物質の研究をしている情報を███軍の兵器開発局に潜入しているエージェント██が入手しました。エージェント██は身分を詐称し化学物質の研究者と接触したところ、「物質は日本で発見された抽出技術を利用した」との証言が得られました。この証言から研究チームは「廃品回収会社しりこだま」はSCP-XXX-JPの密輸だけではなく技術提供をしているとの推測をしました。SCP-XXX-JP-1の技術流出を阻止するため兵器開発局の研究している物質は財団で意図的に劣化生成されたSCP-XXX-JP-1に入れ替え、実験方法・生成方法の記録を改竄、生成方法を知った研究者はエージェント██の事故偽装によって研究チームを解散に追い込みました。現在の所SCP-XXX-JP-1またはSCP-XXX-JP-2の技術を利用したとされる国は██共和国のみです。

補遺3: 201█/█/█、南米█████に潜伏していたテロ組織を別件のSCiPの使用疑惑で監視していた所SCP-XXX-JP-1、SCP-XXX-JP-2が搬入されていることが組織アジト内の隠しカメラから明らかになりました。直ちに機動部隊せ-5「前進者」を急行させ組織構成員を制圧し、SCP-XXX-JP-1、SCP-XXX-JP-2を回収しました。更にSCP-XXX-JP-2と共に3枚のSCP-XXX-JP-2加工品設計図が発見されました。構成員からの尋問から設計図は組織で設計し、SCP-XXX-JP-2はブラックマーケットで購入したとのことでした。回収されたSCP-XXX-JP-1、SCP-XXX-JP-2の製造年月日は一週間も経過していない新品でした。この事件から株式会社カワロウは何かしらの形で公には知られない形で存続していると見られます。制圧した構成員███名には記憶処理を施し、その後は国の警察機関に委任しました。

回収文書
1枚目:
環境保護団体███から発注された「森林生成機」
概要: SCP-XXX-JP-2の内用液を直射日光を集中させやすい天然樹脂の容器に入れ直射日光で気化させる。

2枚目: ███の反政府団体から発注された「特殊迫撃砲弾」
概要: 炸薬部分にSCP-XXX-JP-1を1mmほどのカバーの中に入れた迫撃砲弾。

3枚目: 詳細不明のSCP-XXX-JP-1とSCP-XXX-JP-2を混入させたタンク
概要: 構成員に聞いたところ匿名の発注との証言を得た。現在調査中。