オブジェクトクラス:safe euclid safe euclid safeuclid safeuclid saf euc afe s f
汎用収容プロトコル[清掃類:死体処理目:第1662項]:各日本支部サイトを巡回する死体回収班は、巡回路から外れた通路にてDクラスや研究員の絞殺死体に遭遇する可能性があります。よって、それを回収するために、予備の回収袋を常に一つ以上持ち歩いて下さい。
だから死ぬな。
どうせ死ぬ。
ゆえに死ね。
以下のファイルデータは、サイト788-Cにおける廃棄処分区分けされていた、旧式のデスクトップパソコンからサルベージされた文字列であり、圧縮方法はそれぞれ異なる手法でなされていました。すべてが手稿段階であり、議題に挙がることの無かった提案です。なぜ同じパソコンで年代と用途の違う圧縮方法が行われていたのかという疑念は、この議題がなんども棚上げされてきたという証明を裏付けています。
データ1[.sit]:SCP-XXX-jpは、百円ショップ等で購入できるプラスチック加工の施された白い金属フック(SCP-XXX-jp-a)と、両端を結わいだ輪状のスズランテープ(SCP-XXX-jp-b)と思われます。
データ2[.rar]:異常性を発露するまでこれらは補充元のはっきりした単なる備品であり、SCP-XXX-jpへ変異する可能性を理由にこれらの消耗品を用いずにいることは、現実的ではありません。
データ3[.lzh]:研究員やDクラスがSCP-XXX-jpを用い、首を括って死亡している事件が多発したことで、財団に認知されたのだと推測できます。意見のすり合わせを願います。
データ4[.pack]:SCP-XXX-jp-a及びbは、本来の荷重域を無視し人間が首を括る場合にのみ異常な耐久性を持つようです。また、天井に括り付けられたSCP-XXX-jp-aの螺子部は少量のステンレスや銅などのありふれた素材であるにも拘らず、サイト内のチタン合金素材や強化ポリマー樹脂の天井や外壁を穿ってねじ込まれており、このことからも人為的な設置ではないことが伺
データ5[.zip]:最終記録。SCP-XXX-jpを用いた絞死体であるDクラスや職員の共通点、なぜ死に至ったのかの経緯、またはSCP-XXX-jpを見つけるに至った推移の殆どは、この手稿では明らかになっていません。
パソコンに貼り付けられていた付箋:死ぬために生きる。人生とはそのための大いなる準備である。
--SCP-XXX-jpへの特別収容プロトコルへのアクセスは、20■■/■■/■■から凍結されています —O3