かぼす犬の資料室
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Neutralized

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPが発見された場合、即座に周辺10km以内の飛行機、ヘリコプターにSCP-XXX-JPの内部に侵入しないよう警告してください。また、その性質上SCP-XXX-JPの完全な封じ込めは不可能とされています。

説明: SCP-XXX-JPは日本で不定期に発見される「鳥のように見える雲」です。発生してから消滅するまでの時間は出現時によって変わりますが、財団の記録では最短で10分、最長で1時間という記録が残されています。また、SCP-XXX-JPの形は常に一定です。財団の記録内ではSCP-XXX-JPの複数出現は確認されていません。

SCP-XXX-JPの異常性は視認した場合に発生します。視認した生物は空への関心を強く示し、その中でも、特にSCP-XXX-JPへの関心を強く示します。この異常性はSCP-XXX-JPが消滅する、または視認してから1時間経つ以外の方法で異常性を取り除くことは不可能です。また、この異常性は写真や絵などでは影響を及ぼしません。

SCP-XXX-JP内部には異常空間が存在し、SCP-XXX-JP-1、SCP-XXX-JP-2、SCP-XXX-JP-3が異常空間内に存在します。異常空間は現実のSCP-XXX-JPの5倍の広さになっていますが、縦方向には無限に伸びているとされています。また、この異常空間の地面には水分が大量に含まれています。この異常空間に侵入すると、内部に侵入したにもかかわらず、SCP-XXX-JP上部に転移するとされていますが、外部からは認知できないため不明です。

SCP-XXX-JP-1は、SCP-XXX-JP内部に存在する一軒家です。内部は一般的な構造をしていますが、地面にあたる部分が雲にもかかわらずSCP-XXX-JP-1は沈みません。ですが、SCP-XXX-JP内部は一般人でも立てるため、この異常性はSCP-XXX-JP-1によるものではないとされています。また、ガス、水道、電気は接続されていないのにも関わらず一般的な一軒家と変わらずに使用することができます。

SCP-XXX-JP-2はSCP-XXX-JP-1内部に存在する、推定12歳の橙田琥珀氏とされる人物です。SCP-XXX-JP-2はどのような要因でも殺害することができません。また、SCP-XXX-JP-2を気絶させることによってSCP-XXX-JPの発生を強制的に終了させることが可能です。このため、SCP-XXX-JP-2がSCP-XXX-JPの異常性を発生させていると考えられています。特筆すべき点として、橙田琥珀氏は12歳の時点で行方不明になっており、行方不明になる前には両親からの児童虐待、同級生からのいじめを受けていたことが財団の調査で判明しています。

SCP-XXX-JP-3はSCP-XXX-JP内部に存在する生物です。いかなる外傷も1~2分程度で完治しますが、完全な破壊、またはSCP-XXX-JP外部に出すことでSCP-XXX-JP-3の異常性をを無力化することは可能です。また、SCP-XXX-JP-3は様々な種類が存在します。下記の表を参照してください。
名称 概要 備考
SCP-XXX-JP-3-a いかなる鳥とも一致しない鳥。体長は目測5m以上。 SCP-XXX-JP-2を外部に連れて行こうとする人間に対して非常に攻撃的。
SCP-XXX-JP-3-b D-2864に酷似した人物。本人。死亡時そのままの姿で発生している。意思を持ち、対話も可能。 回収されたカメラ、マイクを所持していないことから死亡時の肉体をそのままSCP-XXX-JP内部で蘇生させたのではないかとされている。

以下は内部の探査記録の抜粋です。


補遺: インシデントXXX-1が201█/██/██に発生しました。そのことによってSCP-XXX-JPはNeutralized化しました。以下は当時のインシデント記録、並びにSCP-XXX-JP-2、SCP-XXX-JP-3-bへのインタビュー記録です。
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インシデント記録XXX-1 - 日付201█/██/██

サイト-81██の職員の72%がSCP-XXX-JPを誤って視認。その結果視認した職員の内9名がサイト-81██の設備である垂直離着陸機3基を無断で使用しSCP-XXX-JP内部に侵入。侵入から約1時間後にSCP-XXX-JP-2、およびSCP-XXX-JP-3-bを連れてサイト-81██に9名が帰還しました。