Funigorou

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Keter

特別収容プロトコル:
SCP-XXX-JPはサイト256の6m×6mの部屋に収容されています。SCP-XXX-JPの要求した物は可能な限り支給してください。
現在支給された物品

・ウッドフレームのシングルベッド
・50インチの薄型テレビ
・[編集済]社発行のライトノベル

なおSCP-XXX-JPに近づく場合はSCP-XXX-JPの特異性を考慮した対現実装備を装着することを推奨します。

現在SCP-XXXは収容できていません。SCP-XXXを発見した場合対現実改変者部隊『何もない現実』に連絡し、収容、もしくは終了させてください。

説明:
SCP-XXX-JPは██歳程度の黒髪の日本人男性です。またSCP-XXX-JPの証言から社会的な立場の変更に特化した現実改変者であるとされます。

SCP-XXX-JPは20██年████県████市の廃ビルでヒューム値の変化が起きたことが財団の目に留まり収容に至りました。

質問者:円谷博士
回答者:SCP-XXX-JP
日付:██/██/██

複写:
円谷博士:こんにちは、SCP-XXX-JP。

SCP-XXX-JP:こんにちは、博士できればレンと呼んでくれないかい?親からつけてもらった名前なんだ。

円谷博士:わかりましたレン、では質問に移らせてもらいます。

SCP-XXX-JP:オーケーなんでも質問してくれ。

円谷博士:はい、ではあなたが の廃ビルで倒れてた経緯について教えてください。

SCP-XXX-JP:(2秒ほどの沈黙)ごめんね、なんでも答えるといったけどこれは答えられないんだ。

円谷博士:それはなぜでしょうか?

SCP-XXX-JP:記憶が無いんだ、ちょうどあの街に来てからここに来るまでの間の記憶が丸ごとね。

円谷博士:そうですか、では次の質問に移ります

SCP-XXX-JP:あ、ちょっと待ってくれるかな。

円谷博士:なんでしょうか。

SCP-XXX-JP:ちょっと自己紹介してくれるかな、えっと性別と年齢と役職だけでいいから。

円谷博士:?はい、わかりました。円谷████、性別は男性、年は先月26を超えました、役職は博士です。

SCP-XXX-JP:ありがとう博士、で次の質問だったっけ?

円谷博士:はい、あなたのその能力について出来る限り説明してください。

SCP-XXX-JP:うーむ、僕もまだわかってないことが多いからなぁ……

円谷博士:とにかくわかっている事だけでもお願いします。

SCP-XXX-JP:オーケー博士、まずこの力は……特化してる方向がおかしいんだ。

円谷博士:方向……ですか

SCP-XXX-JP:その向いてる方向が社会的立場の変更とかおかしくてね……本当に考えたやつ頭おかしいよ

円谷博士:はぁ……それでそれがあなたの言っている方向ですか?

SCP-XXX-JP:特化しているところはね、……ところで博士、さっきと同じように自己紹介してくれるかな?

円谷博士:はい、円谷████、性別は女性、年は19歳、役職は研究員です。

SCP-XXX-JP:ヤベェ、発動してた。

<その後SCP-XXX-JPの静止により録音終了>

終了報告書: [SCP-XXX-JPが無意識に現実改変を発動してたいたらしく、円谷博士がその被害に遭った、次からは対現実装備の装着を推奨しよう。]

質問者:円谷博士
回答者:SCP-XXX-JP
日付:██/██/██
メモ:円谷博士は対現実装備を装着しています。

円谷博士:久しぶりです、レン。

SCP-XXX-JP:久しぶりだね博士、ぶっちゃけもう来ないかと思ってたよ。

円谷博士:ええ、これが私達の仕事ですから。

SCP-XXX-JP:とんだブラック企業だね

円谷博士:これでもまだマシな方なので……質問に移らせてもらいます。

SCP-XXX-JP:わかったよ博士。

円谷博士:あなたは前回のインタビューの際に他にも能力があるようなことを示唆していましたが、それについて教えてください。

SCP-XXX-JP:まぁ、博士のことと照らし合わせて説明しようか、まずは性別の変更、そして肉体年齢の変更、まさに胸に手を当ててくれればわかるだろ?

円谷博士:にわかには信じ難いですが……

SCP-XXX-JP:まぁ、当たり前だよね。次は精神年齢の変更、これは博士がこの変更のことを全く気にしなかった原因だね。

円谷博士:では、他の職員が気づかなかったことは?

SCP-XXX-JP:それと含めて全部社会的立場の変更だ、あの時博士は『26歳の男性博士円谷████』から『19歳の女性研究員、円谷████』として僕を除いた全ての人に認められてたんだ。

円谷博士:わかりました、次の質問です。

SCP-XXX-JP:オーケー、なんでも聞いてくれ。

円谷博士:前回のインタビューであなたは無意識に能力を発動していたようですが、あなたのその能力はどのくらい抑えることができますか?

SCP-XXX-JP:100%抑えられる。と言いたいんだけど気を抜いてると周りの生物に発動しちゃうんだ。

円谷博士:わかりました。

SCP-XXX-JP:そうだ博士、可能ならラノベか何か持って来てくれないかな?暇で暇で死にそうなんだ。

円谷博士:わかりました、今度申請してみます。

<録音終了>

終了報告書: [今の所は敵対意識も無く、収容にも協力的である。]

質問者:円谷博士
回答者:SCP-XXX-JP
日付:██/██/██
メモ:前回同様円谷博士は対現実装備を装着しています。

円谷博士:こんにちは、レン。

SCP-XXX-JP:こんにちは博士、もうその姿も様になっているね。

円谷博士:あぁ、いつか元に戻すような実験が行われると思うからそれまでの辛抱ですよ。

SCP-XXX-JP:転んでもただでは起きないな。

円谷博士:ここに来てからひと月ほど経ちましたが気分はどうですか?

SCP-XXX-JP:あぁ、ずっと旅を続けて来たからね、ものすごく快適に感じるよ。

円谷博士:ずっと旅を?

SCP-XXX-JP:あぁ、ちょっと探してる人がいてね。

円谷博士:その人は家族でしょうか?

SCP-XXX-JP:いいや仇さ、今も憎らしいよ。

円谷博士:……すいません。プライバシーに関わることを。

SCP-XXX-JP:いいや、仕方ないよ。むしろその気遣いが嬉しいよ。

円谷博士:ありがとうございます。

SCP-XXX-JP:それにしても、ここはすごいね!化け物みたいなトカゲや、動く女の子の絵とか、増えるケーキとか!不思議なものがいっぱいあるね!

円谷博士:……確か部屋は閉じられていて、外には出られなかったはずでは?

SCP-XXX-JP:その辺は扉を女の子にしてちょちょいと。

円谷博士:何やってんですか。

<録音終了>

終了報告書 **[敵意も悪意もないが好奇心があることが判明した、このおふざけ事件からKeterにクラスが格上げになった]

質問者:円谷博士
回答者:SCP-XXX-JP
日付:██/██/██
メモ:今回はSCP-XXXの強い希望により、実現しました。

円谷博士:久しぶりだね、レン。

SCP-XXX-JP:なんか最近警備の人が増えたね博士。

円谷博士:まぁ、あんなことしましたからね。

SCP-XXX-JP:ダメだったのか…

円谷博士:……それでなんでしょうか?わざわざ私を呼び出して。

SCP-XXX-JP:……博士のことを戻せそうにないんだ。

円谷博士:……それはなぜですか?

SCP-XXX-JP:ちょっと野暮用でここを立つことになりそうでね。

円谷博士:つまりここから脱走するということでしょうか。

SCP-XXX-JP:あぁ、そう取ってもらって構わない。

円谷博士:わかりました、では私達はあなたを殺さなければいけません。

SCP-XXX-JP:あー、それなら大丈夫だよ。

円谷博士:それはなぜです?

SCP-XXX-JP:だって僕、多分[編集済]からね。
<録音終了>

終了報告書:このインタビューから3日後厳重な警備を敷いていたにも関わらずSCP-XXX-JPはサイト256を脱走しました。

メモ:
確かに████市の廃ビルで発見されたSCP-XXX-JPは一体だけだったが、