SCP下書き

彼らに█はあるかもしれないが私たちに█はないし理解できない

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アイテム番号: SCP-xxxx-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: あるSCP-xxxx-JP-2個体を観察対象とする場合はそのSCP-xxxx-JP-2にコードを付与して記録してください。

追記: SCP-xxxx-JP-2の観察を行う際はセキュリティレベル2以上の職員2名の許可を取り、他の職員1名による監視をつけてください。いかなる場合であってもSCP-xxxx-JP-2を1時間以上継続して観察しないでください。

説明: SCP-xxxx-JP-1は、████・██████の展開法1でプログラム化することが不可能である感情です。

SCP-xxxx-JP-2は約███秭2光年離れた██宇宙群の██銀河団の██銀河にある恒星10J29IKを中心に公転している惑星8OKU76Yに存在する生命体のうち、SCP-xxxx-JP-1を保有しているものの総称です。

SCP-xxxx-JP-3はSCP-xxxx-JP-2の脳の中脳にあるその他の生命体には見られない器官です。コンピュータによる1000000回のシミュレーションでは、進化の過程でSCP-xxxx-JP-3ができるパターンは1つもありませんでした。SCP-xxxx-JP-1がSCP-xxxx-JP-2の行動や表情などに顕著に表れている場合、SCP-xxxx-JP-3の活動が活発になっていることが明らかになっています。

SCP-xxxx-JP-3が活発になっているとき一部のSCP-xxxx-JP-2は、見返りを求めずに対象の補助を行ったり、対象を守るために自分の身体の損傷を顧みずに行動したり対象について思考している時間が増えたりします。SCP-xxxx-JP-2のうち最も高い知能を持ちある程度の文明を展開している種族はこの行動パターンを持つため、行動に合理性を欠いていることが多く、文明の発達の度合いも他の知的生命体に比べて著しく低くなっています。

SCP-xxxx-JP-2は、SCP-xxxx-JP-1をある対象に向けて言葉などの目に見える形でアピールすることが多く、ほとんどの場合その対象は肉親などの極めて近い場所で長い時間生活している同種族です。しかし一部のSCP-xxxx-JP-2は異種族や物質、概念にSCP-xxxx-JP-1を向けており、それらの違いは分かっていません。

SCP-xxxx-JP-2を観察していた一部の職員が観察後の検査でSCP-xxxx-JP-3が脳内に無いにもかかわらずSCP-xxxx-JP-1の保有が認められた例が3█件ありました。また、SCP-xxxx-JP-1を保有した職員は1件の例外を除き、対となる性別の██にSCP-xxxx-JP-1を向けていることも分かっています。

SCP-xxxx-JPは、██博士がSCP-████-JPの観察のために望遠鏡を起動した際偶然惑星8OKU76Yを発見し、そこにいる知的生命体や文明の進行度の調査を進めている途中で発見されました。

補遺: SCP-xxxx-JP-1の保有が認められた職員は、共通してそのときSCP-xxxx-JP-2の観察を1~2時間継続的に続けていたことが分かりました。これを受け、SCP-xxxx-JP-2の観察の際の制限を強めることが決定しました。


無いもの書くマーカーペン

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アイテム番号: SCP-xxxx-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-xxxx-JPはサイト████の低危険度収容ロッカーに4桁の暗証番号を設けた鍵をつけて保存してください。暗証番号は担当職員が毎週変更してください。SCP-xxxx-JPを使用した実験は無期限に停止されています。

説明: SCP-xxxx-JPは現存するいかなるメーカーのものとも類似しないマーカーペンです。SCP-xxxx-JPの分解、及びSCP-xxxx-JPを形成する物質の調査はインクも含めすべて失敗しています。SCP-xxxx-JPの重さが実験の前後で一切変わっていないことからSCP-xxxx-JP内部のインクは減ることはないと推測されています。

SCP-xxxx-JPの異常性は、ある対象がSCP-xxxx-JPを用いて紙などの面に対象の「好きなもの」を書いたときに発現します。対象はSCP-xxxx-JPを用いて書いたものを「これが自分の好きなものだ」と主張しますが、それは実際に存在するものではありません。また、対象はその存在を主張しますが、特徴などを答えることはできません。そのため対象は書いたものの特徴を問われた際激しく混乱し、その多くは喪失感から精神に異常をきたし、一部は重度の鬱病になります。SCP-xxxx-JPがどのようにして存在しないものを対象に書かせているのかは不明です。

補遺: 実験記録レポート
この報告書に記載されているこれらの実験レポートは数多く行われた実験のうちで、SCP-xxxx-JPの異常性を紐解くのに役に立ったとされるものです。

実験記録SCP-xxxx-JP-19

対象: D-19283

実施方法: D-19283に何か1つ嫌いなものをSCP-xxxx-JPを用いて紙に書かせる。

結果: D-19283は実際に存在する食物を書いた。

分析: あくまで「好きなもの」でないとSCP-xxxx-JPの異常性は発現しないようだ。

実験記録SCP-xxxx-JP-53

対象: D-19283

実施方法: D-19283に何か1つ適当に思い浮かんだものをSCP-xxxx-JPを用いて紙に書かせる。

結果: D-19283は実際に存在しないものを書いた。D-19283は書いたものの特徴を問われると激しく混乱し泣き出した。

分析: 意識していなくとも書かれたものが対象の好きなものであればSCP-xxxx-JPの異常性は発現するようだ。

実験記録SCP-xxxx-JP-102

対象: D-26543

実施方法: D-26543に何か共通点のある2つの好きなものをSCP-xxxx-JPを用いて紙に書かせる。

結果: 紙に書かれた2つのもののうちどちらも実際に存在しないものだった。D-26543は書かれた2つのものの共通点を自分が書いたものにも関わらず見出すことができなかった。

分析: 書くものの個数に制限はないようだ。そしてやはり書いたものの特徴などは一切思い出せないようだ。

実験記録SCP-xxxx-JP-212

対象: D-67891

実施方法: D-67891に好きな音楽のジャンルを1つSCP-xxxx-JPを用いて紙に書かせる。

結果: 紙に書かれたものは実際に存在しないジャンルだった。D-67891はそれがどのようなものか説明すること、例の曲を挙げることができなかった。

分析: 物体だけでなく音楽のジャンルなどの形がないものでもSCP-xxxx-JPの異常性を引き出すことは可能なようだ。


惑星寄生型可変形生物集合体

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アイテム番号: SCP-xxxx-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-xxxx-JPは宇宙に位置することとその巨大さから収容が不可能です。担当職員は複数でSCP-xxxx-JP-A侵入阻止プログラムを交代しながら常に実行してください。

追記: SCP-xxxx-JP-Aに寄生されている惑星を観察する際はその惑星を直接視認するのではなく一切の生物が写っていないその惑星の衛星写真とSCP-xxxx-JP-Aの鳴き声を聞くためのマイクを搭載したミクロ無人探査機を使用してください。

説明: SCP-xxxx-JPは恒星9OJIPLを中心に公転している半径約7000kmの不定かつ可変形の生物の集合体です。SCP-xxxx-JPの核に当たる部分は液体で満たされており、その液体からSCP-xxxx-JPの個体(以下SCP-xxxx-JP-A)が生成されていることが分かっています。液体のうち81.2%は████虫の蛹を満たす液体とほとんど同じ組成をしていますが残りの18.8%は未知の物質です。

SCP-xxxx-JP-Aは液体から生成されてから成長するごとにSCP-xxxx-JPの外側へと移動していき、一番外側に移動し終えてから1ヶ月から2ヶ月程でSCP-xxxx-JPから切り離されます。このプロセスには10年から12年半ほどの期間を要します。

切り離されたSCP-xxxx-JP-Aは未知の方法で宇宙空間を自由に移動し、生命体が存在する惑星を発見するとその惑星に着地します。その後SCP-xxxx-JP-Aはその惑星で一番最初に認識した生物に酷似した形態に未知の方法で変形します。変形したSCP-xxxx-JP-Aがコピー元の生物と子を残したとき、その子はコピー元の生物の幼体の姿で生まれ、SCP-xxxx-JP-Aからは可変形以外の性質が、コピー元の生物からは寿命や耐性が受け継がれます。変形を終えたSCP-xxxx-JP-Aは、その惑星に存在している生命体のうちある程度の知能を持ったものを探し、見つけるとその生物と狩りを共に行うなどして共生の関係を築こうとします。SCP-xxxx-JP-Aがどのようにして生命体の知能を測っているのかは不明です。SCP-xxxx-JP-Aがその生物と共生の関係を築くことに成功すると、それから長い時間をかけてSCP-xxxx-JP-Aの性質を受け継いだ子孫を世界中に広めます。この段階でSCP-xxxx-JP-Aと共生の関係を築いてきた生物の多くはSCP-xxxx-JP-Aに対して信頼感と好感を抱いています。そこからさらに段階が進み、最終段階に入ると、SCP-xxxx-JP-Aは体の表面から特殊な揮発性のフェロモンを分泌します。このフェロモンの作用によりこれまでSCP-xxxx-JP-Aと共生の関係を築いてきた生物がSCP-xxxx-JP-Aに対し一切の利益を出すことを求めなくなり、SCP-xxxx-JP-Aに対し愛情や癒しを感じるようになります。その結果SCP-xxxx-JP-Aは何をせずともその生物から住処や餌を与えられるようになり、寄生の関係が完成します。

SCP-xxxx-JP-Aから寄生されている生命体は現在確認されているだけでも████種おり、複数のSCP-xxxx-JP-Aが同じ生物種に寄生している例も見られます。複数のSCP-xxxx-JP-Aに寄生されている生物種は、その生物種のそれぞれの個体で違うSCP-xxxx-JP-Aに寄生されていることが多いですが、1つの個体に2種類以上のSCP-xxxx-JP-Aが寄生している例も見られます。

補遺1: SCP-xxxx-JP-Aが寄生先の惑星の1つでSCP-xxxx-JPの核に当たる部分を満たす液体と同じ組成のものを少量分泌していることが分かりました。この液体から新たなSCP-xxxx-JP-Aが生成される例は見つかっていません。また、ほかの惑星の生物と比べてこの惑星の生物が非常に多くのSCP-xxxx-JP-Aに寄生されていることが液体の分泌に関連しているとみられていますが関連性は見つかっていません。

補遺2: 補遺1で示した惑星においてSCP-xxxx-JP-Aの液体の分泌のスピードが急激に上がりました。これにより惑星は2~3日ほどで液体で満たされSCP-xxxx-JP-Aを含む全ての生物が絶滅しました。また、液体が惑星を表面から徐々に溶かしていることも確認され、予想ではあと█年ほどで惑星はすべて溶かされてしまうとされています。

補遺3: 補遺1において示した惑星が液体によってすべて溶かされ、それから██ヶ月ほどでその液体から新たなSCP-xxxx-JP-Aが生成されたことが分かりました。これに伴い惑星破壊プログラムを実行しましたが破壊は成功しませんでした。SCP-xxxx-JP-Aは1分間に████匹から████匹と非常に速いスピードで生成され続け、現在ではSCP-xxxx-JP-Aの集合体の半径は████kmになりました。

補遺4: SCP-xxxx-JP-Aに寄生されている惑星のほとんどで2種類の形態のSCP-xxxx-JP-Aが存在していることが分かりました。この2種類に限っては様々な環境の惑星に適応しており、それぞれの惑星においても広い範囲で多くの生物に寄生しています。また、生態や身体的構造も惑星間でほとんど共通のものとなっています。さらに、この2種類の容姿にはミーム的影響もありその容姿を何らかの手段で意識的に視認したとき視認した対象はそのSCP-xxxx-JP-Aに対し愛情や癒しを感じます。この発見を受けてSCP-xxxx-JP-Aの観察の際の規定の強化が決定されました。特別収容プロトコルの追記を参照してください。

容姿にミーム的影響を持つ2種類のSCP-xxxx-JP-Aの一般的な鳴き声を再現した音声ファイルです。惑星の観察の際に参考にしてください。


コピー用のあれこれ

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アイテム番号: SCP-xxxx-JP

オブジェクトクラス:

特別収容プロトコル:

説明:

補遺:

実験記録

対象:

実施方法:

結果:

分析: