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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはこれまで財団による完全な収容がなされていない状態です。しかし、20██年以降現在SCP-XXX-JPは自己収容状態にあり、20██年以降SCP-XXX-JPの出現は確認されていません。
SCP-XXX-JPの再出現および収容違反阻止のため、財団は各行政機関・企業などに対し労働環境の改善及び残業の軽減等、労働者の保護・過重労働防止のための働きかけを継続的に行っています。一方、SCP-XXX-JPの再出現時の収容を容易にするため、財団内部・およびフロント企業の一部に限っては過酷な労働を職員に課しています。
SCP-XXX-JPに遭遇・あるいは目撃した人物とその周辺には記憶処理とカバーストーリーの実施を行い、SCP-XXX-JPを記録した監視カメラの映像や音声などは回収し解析班へ提出してください。
SCP-XXX-JP-Aが確認された場合にも、これを回収し提出してください。実験時を除き、SCP-XXX-JP-Aの飲用は許可されていません。
(SCP-XXX-JPが自己収容状態となるまでの収容手順)
深夜まで明かりのついているオフィス・事業所を監視し、出てきた人間に聞き取り調査を行う。
説明: SCP-XXX-JPは「なまはげ」と形容できる姿をした人間型実体です。目撃証言や監視カメラなどの映像では面の色が赤・青以外の場合や、ワラの靴ではなくゴム長靴を履いているなど個体ごとに若干の差異はありますが、共通して鬼のような顔の面とワラの蓑を身に着けています。SCP-XXX-JPは複数体存在している事が判明していますが、正確な数はこれまで判明していません。
SCP-XXX-JPは過酷な労働、長時間・長期間の残業、その他労働によって肉体的・精神的苦痛を感じている人物(以下「対象」とします)のもとへ現れ対象を慰めたり手伝おうとし、速やかな帰宅を促します。この際、対象との意思疎通は身振りや筆談などで行われ、基本的に声を出すことはありません。
また、場合によってはSCP-XXX-JPが緑ガラス瓶に入った深紅の飲料(以下SCP-XXX-JP-Aとします)を対象に与える場合があります。SCP-XXX-JP-Aは外見・味ともに市販のリキュール「イエーガー・マイスター」と酷似していますが、成分検査の結果、イエーガー・マイスターとは一部異なる未知の原料が使用されていることが判明しています。
これまで聞き取りや防犯カメラの映像などで判明しているSCP-XXX-JPの主な行動については、下記の通りです。
出現記録XXX-JP-1 日付20██/██/██
場所・対象: ██都██区 ███████株式会社 深夜の社内オフィスにて 従業員████
対象の状況: 対象はそれまで残業の日が続いており、その日も急遽明朝までに手作業での数百部もの資料丁合を上司に命じられました。上司や同僚は手伝うことなく先に帰宅していました。
結果: SCP-XXX-JPがオフィス入口から侵入し、対象に近づきました。対象はSCP-XXX-JPの姿を見て驚き、逃走を図りました。その際、対象はデスク上の物品などを散乱させ、足をつまづかせて転倒しました。静かに泣き出した対象を見てSCP-XXX-JPは一旦オフィスを離れ、数分後救急箱を持って戻り、対象の手当を行いました。その後、SCP-XXX-JPは散乱した物品を片付け、対象に身振りで手順をたずね丁合作業を始めました。対象はしばらく不審そうにSCP-XXX-JPの作業を眺めていましたが、途中から自身も加わり共に作業を行いました。結果、対象が予想していた時刻よりも早く作業は完了し、。
補足: 対象はその数日後に勤務先を退職して実家のある██県へと戻りました。後の調査により、対象に対する職場での深刻ないじめ・パワーハラスメント行為が確認されました。いじめ等を行った者達には適正な処分が下されました。
出現記録XXX-JP-4 日付20██/██/██
場所・対象: ██県██市██中学校 深夜の職員室にて ██教諭
対象の状況: 慣れない運動部顧問としての職務、教育報告会に向けての資料作成、定期テストの作成・採点などでここしばらく一人での残業が続いていました。
結果: SCP-XXX-JPが職員室の入口から侵入し、対象の隣の席に座りました。対象は当初非常に驚いたそうですが、以前にも疲労によるパニックを起こして病院へ搬送された経験があったため、この状況を「疲れているせいだ」と感じ逃亡などの行動をとらなかったようです。静かに座っているSCP-XXX-JPに対し対象は次第に現在の仕事の辛さを話し始め、SCP-XXX-JPはただ頷いて愚痴を聞き続けました。愚痴が終わったころ、SCP-XXX-JPが未採点の解答用紙の束に気づき、身振りを交えて採点の代行を申し出ました。対象は解答の書かれた紙とダーマトグラフを手渡し、SCP-XXX-JPが採点作業を行いました。その間に対象は資料の作成を行い、両者がほぼ同時にそれぞれの業務を終えました。対象はSCP-XXX-JPに礼を述べて帰宅する旨を告げ、SCP-XXX-JPは職員室から出ていきました。
おらたちは くたびれた あなたがたを
なぐさめたく がんばりました
なぐさめても なぐさめても
くたびれる あなたがたは ふえつづけるばかり
おらたちは つかれはて つかれはててしまって
いまでは もう くたびれた おらたちじしんを
なぐさめることで せいいっぱい
あなたがたを たずねることさえ つらい ありさま
みんなが つかれている
あなたがたも おらたちも
ごめんなさい ほんとうに もうしわけない
どうか むりせず がんばりすぎず
いえへ かえって そして おやすみ
あなたがたは まだ かえることができる
おらたちは もう かえれず かえることもできない
もう つかれた
SCP-XXX-JPを元いた場所へ帰らせてやりたいが、オブジェクトの収容としてはそういう訳にもいかない。
規則は変えられず、今日もまた、帰れない
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本記事について
原作者sinema さんの同名記事(削除済み)を
改稿フォーラムでの依頼を受けCtrl-Z が改稿したものです。
アイテム番号: SCP-610-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-610-JPは集落全体を高さ6mのコンクリート塀で囲み、各所に設置したカメラにより常時内部の監視を行っています。出入り口は塀に設けた防護扉1カ所のみとし、必要時以外は常に封鎖してください。周辺区域には警備員を配置し、一般市民の接近・侵入を阻止してください。一般市民を遠ざける理由、当該施設について、および後述する現象で発生する煙や爆発音等については、カバーストーリー「火薬工場の実験場」を適用して対処してください。
説明: SCP-610-JPは██県██山中に存在する集落です。19██年、財団による衛星写真の撮影により発見され収容に至りました。集落の成り立ちは不明ですが、調査により1690年代以前から存在していたことが判明しています。なお、財団による発見以後、集落の位置・範囲に変化はありません。
集落には、100名の住民(以下、SCP-610-JP-1)が居住しています。SCP-610-JP-1は様々な人種の人間で、外部の人間に対し敵対的である点と、後述する異常を除いては通常の人間と同様の行動様式を持ちます。なお、外見から推測される言語圏・文化圏に関わらず、全員が日本語での意思疎通を行います。また、外部からの入手が必要な各種物品、ライフラインおよび外部の情報、異常現象の際に用いられる武器等は未知の手段により入手されています。
SCP-610-JP-1の人数は常時100名を維持しており、平常時の死者の発生はこれまで確認されていません。後述する異常現象による欠員は、現象の終了から1時間後に未知の手段によりランダムな特徴の人員が補充されます。SCP-610-JP-1の死体は人員補充時に消失し、また、出産・外部からの流入などによる補充はこれまで確認されていません。また、負傷については程度に関係なく平常時は12時間・プロセス中はプロセス終了後24時間で快癒することが判明しています。
SCP-610-JPの主な異常現象は、SCP-610-JP-1の1人がリーダー(以下、SCP-610-JP-A)となることで発生します。SCP-610-JP-A は前回の異常現象終了からおよそ1カ月後に決定され、決定から2~3カ月が経過した時点で通称「魔女裁判」が開始されます。これらは下記の手順で進められます。
1. SCP-610-JP-Aが人間の外見・行動等の特徴を挙げ、その特徴と一致するSCP-610-JP-1を「魔女」と認定します。
2. SCP-610-JP-Aは「魔女」以外の者を扇動し「魔女」全員を殺害すべく弾圧を開始します。この際「魔女」以外の全員が弾圧に加担するとは限らず、「魔女裁判」への反対活動が行われる場合があります。「魔女」以外のSCP-610-JP-1の75%以上が「魔女裁判」に反対した場合、一転してSCP-610-JP-Aが「魔女」と認定され処刑されます。
また、
3. 全ての「魔女」の死亡をもって「魔女裁判」は終了しSCP-610-JP-Aはリーダーとしての任を解かれ、全ての人員は平常時の生活に戻ります。
以下は、SCP-610-JP収容以前の事件記録です。
(内部調査により発見された書物および当時の行政機関等による記録をまとめたものです)
事件記録610-JP-1 日付1692/03/01
「魔女」の定義: 渋染ではない着物を所持している者
結果: 死者5名、負傷者多数。現存し日付の判明している最古の記録です。
事件記録610-JP-2 日付17██/██/██ **
「魔女」の定義:** 渋染ではない着物を所持している者
結果: 死者5名、負傷者多数。現存し日付の判明している最古の記録です。
事件記録610-JP-3 日付19██/██/██
「魔女」の定義: [編集済]に反対する者
結果: 「魔女」の全滅。死者13名。当時の世論と同調したのか「魔女」を擁護するSCP-610-JP-1は現れなかったようです。
以下は、財団によるSCP-610-JP発見・収容後に確認された主な観察記録です。
観察記録610-JP-4 日付19██/██/██
実行プロセス: プロセス1「異端審問」(分岐ルート)
争点: これからの国はどうあるべきか
出された意見: A/米国と手を組む B/ソ連と手を組む C/再度鎖国 D/永世中立 E/[編集済]の再興
結果: [データ削除済]。死者52名。プロセス1-6への分岐が発生しました。少数派の抵抗も激しく、現存する記録の中では最も死者の多いケースとなりました。これ以降プロセス1・2での武力行使は激化の傾向にあります。
観察記録610-JP-5 日付19██/██/██
実行プロセス: プロセス1「異端審問」
争点: [編集済]と[編集済]、どちらがより優秀か
出された意見: A/[編集済] B/[編集済] C/[編集済]
結果: 死者48名。少数派グループCは早々に殲滅され、A・B両グループの人数が等しかったことから、多数派が決定しないまま戦闘状態に突入しました。両グループとも味方の欠員には敵の殺害をもって応え、██日間に及ぶ戦闘ののち財団による鎮圧が行われました。同様に2大勢力の拮抗状態となった記録がいくつか存在しますが、いずれも激しい長期戦の後、財団が鎮圧するという結果に終わっています。
観察記録610-JP-6 日付20██/██/██
実行プロセス: プロセス2「魔女裁判」
争点: [編集済]な男性は「魔女」である
結果: 死者1名。この時のSCP-610-JP-Aは男性でしたが、SCP-610-JP-Aが指定した「魔女」に該当する人物は他の人員から評判が良かったこと、普段よりSCP-610-JP-Aに対する評判が芳しくなかった事などにより早々に反対運動が起こり、SCP-610-JP-Aのみの処刑という結果となりました。
補遺:
本記事について
原作者sinema さんの同名記事(削除済み)を
改稿フォーラムでの依頼を受けCtrl-Z が改稿したものです。
アイテム番号: SCP-610-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-610-JPは集落全体を高さ6mのコンクリート塀で囲み、各所に設置したカメラにより常時内部の監視を行っています。出入り口は塀に設けた防護扉1カ所のみとし、必要時以外は常に封鎖してください。周辺区域には警備員を配置し、一般市民の接近・侵入を阻止してください。一般市民を遠ざける理由、当該施設について、および後述するプロセスで発生する煙や爆発音等については、カバーストーリー「火薬工場の実験場」を適用して対処してください。
プロセス1・2の進行に伴う争いの激化、およびプロセス3の開始に備え、暴徒鎮圧用の無力化ガスおよび防護装備等を配備し、重武装した鎮圧チームを常駐させてください。なお、プロセス3でのSCP-610-JP-2の発生を防ぐため、鎮圧チームは全員日本語教育を受けていない人員で構成する必要があります。
鎮圧に際しては集落内への無力化ガス散布を行い、その後残存しているSCP-610-JP-1の捜索と無力化を行ってください。また、内部調査や収容設備の補修・整備などで内部に立ち入る場合も鎮圧完了後に立ち入ってください。
<20██/██/██より追加> プロセス3における重大な収容違反阻止のため、集落内部からのインターネット接続に対しては可能な限り妨害および監視措置をとり、集落内にパソコン・携帯端末、電話線・ネット回線用ケーブルなどの出現が確認された場合はただちに回収・破壊を行ってください。プロセス3実行が予見され次第、内部の鎮圧と並行して各種投稿が可能なウェブサイトのサーバーダウン措置とアクセス解析を行い、疑わしい投稿の捜索と削除を行ってください。サーバーダウン措置はプロセス3開始後24時間の経過あるいは投稿の削除が完了したとみなされるまで継続されます。
説明: SCP-610-JPは██県██山中に存在する集落です。19██年、集落に近い██地区にて発生した大規模な乱闘騒ぎによりSCP-610-JP-1が発見され収容に至りました。集落の成り立ちは不明ですが、調査により1690年代以前から存在していたことが判明しています。なお、財団による発見以後、集落の範囲に変化はありません。
集落には、56名の住民(以下、SCP-610-JP-1)が居住しています。SCP-610-JP-1はおおむね█歳以上とみられる様々な人種1 の人間で、外部の人間に対し敵対的である点と、後述する異常を除いては通常の人間と同様の行動様式を持ちます。なお、外見から推測される言語圏・文化圏に関わらず、全員が日本語での意思疎通を行います。また、プロセス3実行時以外は外部との交流を試みませんが、外部からの入手が必要な各種物品、ライフラインおよび外部の情報、プロセス1・2の際に用いられる武器等は未知の手段により入手されています。
SCP-610-JP-1の人数は常時56名を維持しており、死者が出た場合平常時は12時間後、プロセス中の死者はプロセス終了から24時間後に未知の手段によりランダムな特徴の人員が補充されます2。また、負傷についても程度に関係なく平常時は12時間・プロセス中はプロセス終了後24時間で快癒することが判明しています。
SCP-610-JPの主な異常現象は、SCP-610-JP-1の1人がリーダー(以下、SCP-610-JP-A)となることで発生します。SCP-610-JP-A は前回のプロセス終了からおよそ1カ月後に決定され、決定から2~3カ月が経過した時点でプロセス1「異端審問」あるいはプロセス2「魔女裁判」が開始されます。これらは下記の手順で進められます。
※各プロセス・および「魔女」等の名称は便宜上の仮称です。
プロセス1「異端審問」
1-1. SCP-610-JP-Aが「正しい考え」として特定の事物に対しての意見を発表し、賛同するSCP-610-JP-1と「グループA」を結成します。
1-2. グループAの意見に否定的なSCP-610-JP-1から別の意見のリーダーが台頭し、「グループB」を結成します。以降同様に同意見の者が集まり、リーダーを立ててグループを結成します3。
1-3. 各グループは他グループの説得を試み、その後再度メンバー分けが行われ「多数派グループ」が決定されます。(多くの場合、グループAが「多数派」となります)
1-4. 多数派グループは「少数派は異端である」とし、少数派に対する弾圧を開始します。この際、弾圧の長期化に伴い、使用される武器が身近な鈍器や刃物などから銃火器・爆薬などへと変化してゆくことが確認されています。弾圧に対し少数派グループも抵抗を試みますが、これまで少数派が多数派に勝利した事例はなく、少数派のリーダーは例外なく殺害されます。
1-5. すべての少数派が殺害される、あるいは完全に無力化された時点でプロセス1は終了します。全グループは解散し、リーダー格の人員はSCP-610-JP-1としての地位に戻り平常時の生活に戻ります。
プロセス1で提示される意見について、財団の介入により未決着のまま終了した場合を除いては同じ内容でのプロセス1再実行は確認されていません。(観察記録610-JP-5を参照ください)
また、プロセス1-4において多数派のリーダーが自ら少数派の構成員・リーダーの大多数を殺害した場合、低確率でプロセス1-6へ分岐します。分岐ルート実行後、再度プロセス1-6への分岐が起きた例はこれまで観測されていません。
プロセス1「異端審問」分岐ルート
1-6. 多数派リーダーに対しメンバーが強い不信感を示し、その時点でリーダーが残っている少数派の中で最も人数の多いグループへと転向をはじめます。
1-7. メンバーの流入により人数が最も多くなったグループが新たな多数派となり、プロセス1-4、1-5へ移行、終了します。
集落にSCP-610-JP-Aが存在しプロセス1が開始されていない場合、プロセス2「魔女裁判」が発生する場合があります。
プロセス2「魔女裁判」
2-1. SCP-610-JP-Aが人間の外見・行動等の特徴を1点挙げ、その特徴と一致するSCP-610-JP-1を「魔女」と認定します。
2-2. SCP-610-JP-Aは「魔女」以外の者を扇動し「魔女」全員を殺害すべく弾圧を開始します。この際「魔女」以外の全員が弾圧に加担するとは限らず、一部の人員が「魔女」の擁護や「魔女裁判」への反対活動を行なう場合があります。「魔女」以外のSCP-610-JP-1の半数以上が「魔女裁判」に反対した場合、一転してSCP-610-JP-Aが「魔女」と認定され処刑されます。
2-3. 全ての「魔女」の死亡をもってプロセス2は終了し、プロセス1の終了時と同様に全ての人員は平常時の生活に戻ります。
まれに前回プロセスの終了から1カ月以上経過後もSCP-610-JP-Aが決定しない場合があり、SCP-610-JP-Aの不在が3~4カ月継続するとプロセス3「布教」が開始されます。なお、財団による収容後は集落の封鎖と無力化ガスの散布によりプロセス3の完全な実行は阻止されています。SCP-610-JP-1の外部への進出は阻止されています。
プロセス3「布教」
3-1. 開始日の午前6時、プロセス1と同様に同じ意見ごとのグループに分かれたSCP-610-JP-1が外部の人里へと移動を開始します。この際リーダーは立てられず、武器の持ち出しも行われません。また、プロセス3の実行・帰還中は外部の人間に対し、自分たちの意見に反対しない限り敵対的行動をとりません。
3-2. 外部の人間を発見したSCP-610-JP-1は、グループの意見を主張します。SCP-610-JP-1の意見を直接見聞きし、それに賛同した人物(以下、SCP-610-JP-2)はSCP-610-JP-1と共に行動を開始し、SCP-610-JP-2の意見に賛同した人物も同じくSCP-610-JP-2として仲間に加わります。一方、SCP-610-JP-1・2の意見に賛同しなかった人間は、激しい非難や罵倒と暴行を受けます。
(財団による収容開始のごく初期にプロセス3に遭遇した財団職員の一部がSCP-610-JP-2となった事案を受け、鎮圧チームの構成員に条件付けがなされました)
3-3. SCP-610-JP-1・2はグループ未加入の人間を探しては意見の主張を行う一方で、他グループの人員と遭遇した場合には乱闘を開始します。プロセス3は開始から24時間継続され、翌日午前6時にSCP-610-JP-1は集落への帰還を開始し、SCP-610-JP-2は異常現象の影響下から解放されます。プロセス3での暴行・乱闘などによる死者はSCP-610-JP-1および外部の人間ともにこれまで確認されていません。
以下は、SCP-610-JP収容以前の事件記録です。
(内部調査により発見された書物および当時の行政機関等による記録をまとめたものです)
事件記録610-JP-1 日付1692/03/01
実行プロセス: プロセス1「異端審問」
争点: 何色の湯呑が最も茶の色に合うか
出された意見: A/白 B/灰色 C/茶
結果: グループAが多数派に決定。死者5名、負傷者多数。現存し日付の判明している最古の記録です。
事件記録610-JP-2 日付18██/██/██
実行プロセス: プロセス3「布教」
争点: 県合併に伴う新しい県名は何が良いか
出された意見: A/[編集済]県 B/[編集済]県 C/[編集済]県 D/[編集済]県
結果: 周辺村落にて負傷者多数。当時は「時代の変わり目による一時的興奮」として処理されていました。なお、提唱されたどの県名もSCP-610-JPの所在する現在の県名、他の県名、過去に存在した県名のいずれとも異なる名称でした。
事件記録610-JP-3 日付19██/██/██
実行プロセス: プロセス2「魔女裁判」
争点: [編集済]に反対する者は「魔女」である
結果: 「魔女」の全滅。死者13名。当時の世論と同調したのか「魔女」を擁護するSCP-610-JP-1は現れなかったようです。
以下は、財団によるSCP-610-JP発見・収容後に確認された主な観察記録です。
観察記録610-JP-4 日付19██/██/██
実行プロセス: プロセス1「異端審問」(分岐ルート)
争点: これからの国はどうあるべきか
出された意見: A/米国と手を組む B/ソ連と手を組む C/再度鎖国 D/永世中立 E/[編集済]の再興
結果: [データ削除済]。死者52名。プロセス1-6への分岐が発生しました。少数派の抵抗も激しく、現存する記録の中では最も死者の多いケースとなりました。これ以降プロセス1・2での武力行使は激化の傾向にあります。
観察記録610-JP-5 日付19██/██/██
実行プロセス: プロセス1「異端審問」
争点: [編集済]と[編集済]、どちらがより優秀か
出された意見: A/[編集済] B/[編集済] C/[編集済]
結果: 死者48名。少数派グループCは早々に殲滅され、A・B両グループの人数が等しかったことから、多数派が決定しないまま戦闘状態に突入しました。両グループとも味方の欠員には敵の殺害をもって応え、██日間に及ぶ戦闘ののち財団による鎮圧が行われました。同様に2大勢力の拮抗状態となった記録がいくつか存在しますが、いずれも激しい長期戦の後、財団が鎮圧するという結果に終わっています。
観察記録610-JP-6 日付20██/██/██
実行プロセス: プロセス2「魔女裁判」
争点: [編集済]な男性は「魔女」である
結果: 死者1名。この時のSCP-610-JP-Aは男性でしたが、SCP-610-JP-Aが指定した「魔女」に該当する人物は他の人員から評判が良かったこと、普段よりSCP-610-JP-Aに対する評判が芳しくなかった事などにより早々に反対運動が起こり、SCP-610-JP-Aのみの処刑という結果となりました。
観察記録610-JP-7 日付20██/██/██
実行プロセス: プロセス3「布教」
争点: [編集済]の人間はこの世から抹殺するべきだ
出された意見: A/[編集済] B/[編集済] C/[編集済] D/[編集済] E/[編集済]
結果: 財団による無力化ガス散布後の残存者掃討作戦において、█名のSCP-610-JP-1が屋内に留まり無力化ガスから逃れ、各々の意見をインターネット上の掲示板・動画サイト等へ投稿していたことが判明しました。
投稿は即座にネット対策チームが削除し、当該サービスのサーバーダウン処置を実行、SCP-610-JP-2の連鎖的な発生に対する厳戒態勢がとられました。幸いにも画面を通しての間接的接触となるためか投稿によるSCP-610-JP-2の発生は確認されませんでしたが、不測の事態に備えプロセス3の開始から24時間が経過するまで各種投稿サイトのサーバーダウン措置が継続され、SCP-610-JP-1が投稿に用いた端末および集落内の各種回線等は鎮圧チームにより回収・破壊されました。
この事案を受け、それまでの特別収容プロトコルに手順が追加されました。
補遺: 観察記録610-JP-7の結果から、プロセス3の変異の可能性、変異が起きた場合のSCP-610-JP-2の連鎖的発生が強く懸念されています。プロセス3を従来の形で実行させるべく、SCP-610-JPの出入り口に直結するDクラス職員居住区域を開設する案が出ており、現在検討中です。
下書き中
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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはフィルム包装を施したうえで、低脅威物品保管庫の書籍用収容棚へ収容してください。実験の場合を除き、SCP-XXX-JPの閲覧は許可されていません。
なお、現在もSCP-XXX-JPが一般に出回っている可能性を考慮し、国内の各病院・福祉施設・その他無料配布の冊子が設置されている場所へ回収担当エージェントの派遣を継続して行なってください。
説明: SCP-XXX-JPは、「あなたは、ひとりなんかじゃない」と題された、フルカラー全12ページの小冊子です。
「寂しさや孤独を感じる人のために」との名目で孤独を感じる人間をなぐさめ、元気づける内容の文と、「ずっと見守ってくれている存在に気付きました」といった内容の体験談などが綴られており、裏表紙には下記のメッセージと正面を優しげに見つめる目だけのイラストが描かれています。
あなたは、ひとりなんかじゃない。
いままでも、これからも。
そっとあなたを見守る。そんな存在は常にあなたのそばにいます。
ひとりなんかじゃない。
これからも、ずっと。
それに気づいて。あなたは、ひとりなんかじゃない。
SCP-XXX-JPの異常性は、この冊子を裏表紙まで全て読み終えた時点から発生します。
SCP-XXX-JPを読み終えた人物(以下、暴露者とします)は、読了直後から優しさと安らぎに満ち溢れた感情を抱き、それまで孤独感が薄れていることを感じます。この非常に満ち足りた感情は数日間持続します。
数日の経過と共に、暴露者は読了直後の満ち足りた感情が薄らいでいきますが、それと入れ替わるように視界のどこかに自分を優しげに見つめる目(以下、SCP-XXX-JP-Aとします)が出現していることに気付きます。この際、暴露者はSCP-XXX-JP-Aを発見しても驚きや恐怖感を持つことはなく、好意的な印象を持つとされています。
SCP-XXX-JP-Aは冊子の裏表紙に書かれたイラストと酷似しており、暴露者にのみ視認され、暴露していない人物がこれを見ることはできません。なお、暴露者がSCP-XXX-JP-Aと視線を合わせると、ひと際優しげな表情を見せることが報告されています。また、常に暴露者の手の届かない距離を保って存在しており、また、長い棒や投擲物などによる物理的干渉の試みなども現在まで成功していません。
SCP-XXX-JP-Aを感知してからの暴露者は「常に見守られている」「自分は独りではない」との安心感を抱きます。暴露者の視界には常にSCP-XXX-JP-Aが現れ、暴露者を優しげに見つめていることが報告されています。この期間は数カ月ほど持続します。
SCP-XXX-JP-Aを感知してから数カ月が経過すると、SCP-XXX-JP-Aの挙動に変化が生じます。初期のうちは暴露者を優しげに見つめるのみですが、日数の経過とともに時おり暴露者の後方や隣の何もない空間に視線を送りはじめます。SCP-XXX-JP-Aの眼差しにも変化が生じ、暴露者の後ろや横を見つめる際には怯えるような表情を、暴露者を見つめる際には憐れむ、または注意を促すような表情をしはじめます。SCP-XXX-JP-Aが暴露者の後方や隣を見つめる頻度は次第に増し、最終的には暴露者へはまれに憐れみの視線を送るのみとなり、暴露者の後方や隣を怯えるような表情でじっと見つめ続けることとなります。これにより、暴露者は強い恐怖と不安感に苛まれ、一人でいる事を極度に恐れるようになります。
なお、これらの効果は暴露者への記憶処理で解消できることが確認されていますが、一旦暴露した経験のある人物が再びSCP-XXX-JPを読了した場合SCP-XXX-JP-Aは最初から暴露者の視界に出現し、怯える表情で暴露者の後方や隣を見つめ続けていることが報告されています。
複数の暴露者を用いての合同実験において、各暴露者の見ているSCP-XXX-JP-Aは他の暴露者の後方や隣にも視線を向けていることが判明しました。また、暴露者以外の人物が暴露者の付近にいる場合、その人物の後方や隣にも怯えた視線を向けていることも報告されています。
SCP-XXX-JP-Aが、暴露者の後方や隣に何を見ているのかは現在まで判明していません。
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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、これまで完全な収容及び保護には至っていません。平常時、SCP-XXX-JPは防音・防振性に優れた収容室にて標準的飼育水槽に入れた状態で収容・飼育し、常時カメラによる監視を続けてください。また、SCP-XXX-JPの担当職員は交代制で待機し、SCP-XXX-JPの死亡時に24時間備えてください。なお、不慮の事故を防ぐため、担当スタッフ以外のSCP-XXX-JPへの接触は許可されていません。
SCP-XXX-JPの再収容を確実にするため、SCP-XXX-JPの焼却・溶解・破砕など死体が広範囲に拡散・飛散しうる行為を行わないでください。
SCP-XXX-JPの死亡が確認された際には、直ちに死亡時の状況(気温・湿度気圧・周囲の状況など)について記録をとってください。その後、復活したSCP-XXX-JPの腹部の数字の確認を行ってください。SCP-XXX-JPが脱走した場合は速やかに付近を捜索し、生死を問わずSCP-XXX-JPを発見・回収してください。
現在、SCP-XXX-JPの死亡ペースを抑えるべく、延命方法の試み以外での実験予定はすべて凍結されています。SCP-XXX-JPの一分一秒でも長い保護は、財団にとっての重要課題となっています。SCP-XXX-JPの保護に有用と思われる案を考案した職員は、些細なことでも担当スタッフに連絡してください。
説明: SCP-XXX-JPは、ニホンアマガエル(Hyla japonica)の1個体です。体構造・DNA等の調査においても、SCP-XXX-JPの特性を除いては通常のニホンアマガエルとの差異は発見されず、これまでSCP-XXX-JPと同じ性質をもつ個体は確認されていません。
SCP-XXX-JPの最も重大な特性は、異常なまでの死にやすさと復活能力です。SCP-XXX-JPはありとあらゆる些細な理由により死亡し、その5分後に復活します。復活に際しての諸条件は下記のとおりです。
・死因(刺さった刃物、取り込んだ毒物、気温、気分など)がすでに除去・解決されていれば問題なく復活し活動を再開します。
取り除かれていない場合、SCP-XXX-JPは復活後即座に再び死亡します。
・SCP-XXX-JPの死体が分断・破砕されている場合は、概ね頭のあった場所に体が再構成され復活します。
この際、頭から分離して残っていた死体の欠片は消失します。
なお、SCP-XXX-JPは体に大きな損傷がない場合は、これまで殆どのケースで仰向けになった状態で死亡しています。また、SCP-XXX-JPのこれまでの最長生存時間は███分です。
SCP-XXX-JPの腹部には、未知の手法により10桁の数字が表示されています。この数字はSCP-XXX-JPの死亡回数に伴い減少していくことが確認されており、現在の数値は[編集済み]です。
SCP-XXX-JPの主な事件・実験記録は下記のとおりです。
事件記録XXX-JP-1 日付20██/██/██
概要: SCP-XXX-JP発見から財団施設までの輸送時の記録です。事件1-1
内容: 20██/██/█、東京都内のペットショップ・██████にて私用で買い物中のエージェント██が偶然SCP-XXX-JPを発見しました。当初、エージェントはSCP-XXX-JPを普通のアマガエルと考えておりしばらく観察していましたが、突如SCP-XXX-JPが仰向けにひっくり返って死亡したため、エージェントは店員を呼びに行きました。エージェントが店員を連れて戻るまでの5分間の間に、SCP-XXX-JPは何事もなく復活していました。復活したSCP-XXX-JPの水槽ガラスをエージェントが軽く叩いてみたところ、SCP-XXX-JPは再びひっくり返り、死亡しました。再度店員を呼んでくるまでの5分間で、SCP-XXX-JPはまたしても復活しました。その後数回にわたりSCP-XXX-JPは死亡と復活を繰り返し、その都度呼ばれる店員がエージェント██に対する非難の目を向け始めたためエージェントがSCP-XXX-JPを買い取り、回収しました。なお、この際店員にはAクラスの記憶処理を行っています。
事件1-2
内容: エージェン██トがSCP-XXX-JPを回収後、その特性を探るべく財団施設への輸送を開始しました。SCP-XXX-JPの入っている箱を持ち上げたところ、SCP-XXX-JPはひっくり返って死亡しました。その後SCP-XXX-JPは[編集済み]回の死亡と復活を繰り返しました。エージェント██はSCP-XXX-JPの状況に動揺することなく、財団施設までの輸送を完了しました。
エージェント██のコメント: ペットショップで最初に死なれた時は動揺したが、何回も死んだり生き返ったりされてると何かどうでもよくなってきた。だからといって手荒な扱いをしたつもりはないが。
事件記録XXX-JP-2 日付20██/██/██
概要: SCP-XXX-JPの財団到着後の記録です。事件2-1
内容: 20██/██/█、東京都内のペットショップ・██████にて私用で買い物中のエージェント██が偶然SCP-XXX-JPを発見しました。当初、エージェントはSCP-XXX-JPを普通のアマガエルと考えておりしばらく観察していましたが、突如SCP-XXX-JPが仰向けにひっくり返って死亡したため、エージェントは店員を呼びに行きました。エージェントが店員を連れて戻るまでの5分間の間に、SCP-XXX-JPは何事もなく復活していました。復活したSCP-XXX-JPの水槽ガラスをエージェントが軽く叩いてみたところ、SCP-XXX-JPは再びひっくり返り、死亡しました。再度店員を呼んでくるまでの5分間で、SCP-XXX-JPはまたしても復活しました。その後数回にわたりSCP-XXX-JPは死亡と復活を繰り返し、その都度呼ばれる店員がエージェント██に対する非難の目を向け始めたためエージェントがSCP-XXX-JPを買い取り、回収しました。なお、この際店員にはAクラスの記憶処理を行っています。
SCP-XXX-JPのコメント: 最初は見つめられて恥ずかしかったし、ペットショップの水槽ガラスを叩くのはマナー違反だろ。その後?それは、その、いろいろあったんだよ。
事件1-2
内容: エージェン██トがSCP-XXX-JPを回収後、その特性を探るべく財団施設への輸送を開始しました。SCP-XXX-JPの入っている箱を持ち上げたところ、SCP-XXX-JPはひっくり返って死亡しました。その後SCP-XXX-JPは[編集済み]回の死亡と復活を繰り返しました。エージェント██はSCP-XXX-JPの状況に動揺することなく、財団施設までの輸送を完了しました。
エージェント██のコメント: ペットショップで最初に死なれた時は動揺したが、何回も死んだり生き返ったりされてると何かどうでもよくなってきた。だからといって手荒な扱いをしたつもりはないが。
SCP-XXX-JPのコメント: 俺は繊細でデリケートでセンシティブなんだよ。あんなに揺れたり、音がしたり、外の景色が変わったりしてりゃぁ、死んだっておかしくないだろう?あ、あと、あのエージェントの運転中の歌も死ぬには十分すぎたよ。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、現在完全な確保および収容が困難な状態です。SCP-XXX-JPを発見した職員は直ちに担当者へ報告し、また、Wikidot.comへの違反通報を行なってください。また、収容対策チームはSCP-XXX-JP-1および2のアカウント情報取得、及び個人の特定・身柄の確保に注力してください。
SCP-XXX-JPの確保及び収容が困難なため、人身保護対策チームはSCP-XXX-JPのもたらす影響が一般市民に感知されないよう、カバーストーリー「ほくろは加齢やストレスなどで出たり消えたりする」を広く流布することで事態の隠蔽を行なってください。また、SCP-XXX-JPにおける劣悪な投稿内容の一部が悪性黒色腫(メラノーマ)となって発現することが確認されているため、カバーストーリー「異常なほくろを見かけたら、皮膚科を受診すること」も並行して流布し、注意喚起と人命の保護に努めてください。
説明: SCP-XXX-JPは、「DOT wiki」の名称をもつwikiサイトです。SCP-XXX-JPは財団に発見されてからこれまで、一貫してWikidot.comのサービスを利用していることが判明しています。SCP-XXX-JPは財団によるwikidot.comへの再三の削除依頼とwikidot.comによる削除措置にもかかわらず、何度もアドレスと管理者を変更し、その都度完全な状態で復活しています。Wikidot.com運営元へ潜入させたエージェントが確認した結果、SCP-XXX-JPおよびSCP-XXX-JPの-1は何らかの不正な手段によりアカウントの取得・サイトの作成・復活を行っていることが判明しています。この問題に対し、財団は潜入エージェントと連携して日々対策を検討中です。
SCP-XXX-JP-1は、「DOT wiki」の管理者とされるアカウント保持者です。SCP-XXX-JP-1は複数名存在すると見られ、サイトの削除などにより不定期にアカウントが変わっていますが、これまで個人の特定に至ったケースは確認されていません。また、近年ではSCP-XXX-JP-1は各国に支部サイトを作成し、SCP-XXX-JP-2の増大へ向けた活動を行なっています。
SCP-XXX-JP-2は、「DOT wiki」参加メンバーのアカウント保持者です。SCP-XXX-JP-2はSCP-XXX-JP-1にサイト参加申請を送り、参加が認められた後に活動を開始します。SCP-XXX-JP-2は国・年齢を問わず広く分布していると見られ、現在増加の傾向にあり、20██/██/██現在、全世界でおよそ█████名のメンバーが参加しているものと推定されています。
SCP-XXX-JPによる異常現象は、SCP-XXX-JP-1および2(以下、便宜上2つをまとめて「参加者」とします)が当該wikiサイトへ「投稿」をすることで発生します。
参加者は、自ら考案した「ほくろ」の記事(以下、SCP-XXX-JP内通称の「DOT」とします)をSCP-XXX-JPに投稿します。これには、DOTの識別番号・名称・DOT発生対象者の・発生場所・大きさ・色・形状などとその特性が書かれており、しばしばほくろのイメージ画像と共に
Don't obey them.
下書き中2
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下書きの閲覧は隣のタブよりお願いします。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは現在、コンセントを挿した状態で低脅威物品保管庫に収容されています。取扱担当者は毎日SCP-XXX-JP内へプリン(市販のもので可、賞味期限内であること)を収納し、次回の確認時に経過を観察してください。移送・清掃などによりSCP-XXX-JPのコンセントを抜く場合、SCP-XXX-JP付近の職員は各自必ずポケットや中身の見えないカバン等に複数個の食品を入れ携行してください。また、コンセントを抜いた状態での作業後は、担当職員は体に変調がないか検査を受ける必要があります。
説明: SCP-XXX-JPは、小型(容量96L)の冷凍冷蔵庫です。██県██市██高等学校の男子学生寮にて、相部屋██号室の備品として購入・設置されました。設置後、「相部屋の同居人が勝手にお菓子や食料を食べる」との諍いが相次ぎ、最終的に傷害事件に発展したことで財団エージェントに発見・回収されました。
SCP-XXX-JPの異常現象は、SCP-XXX-JP内部に食品を収納することで発生します。食品が収納された場合、数分から数時間のうちにSCP-XXX-JPは未知の手段によりそれを消失させます。消失のプロセスについて、内部へのカメラの設置などでの調査は現在成果を上げておらず、消失した食品の行方も判明していません。
主な事件・実験記録は下記のとおりです。
実験記録XXX-JP-1 日付20██/██/██
担当者: ████博士
実験: プリン(3連)を収納する。その後経過を観察。
結果: 収納後5分経過したのち内部を確認。3連プリンのうち1つが消失していました。2つに減ったプリンを一旦取り出し、1つに████博士の氏名を記入後、再びSCP-XXX-JPへ収納しました。翌日内部を確認したところ、記名されていないプリンが消失していました。記名済みプリンをそのまま継続して収納・経過観察を行った結果、最初の収納から3日後に記名済みプリンも消失しました。この時点でプリンは賞味期限当日でした。
補足: 個装された複数個の食品をSCP-XXX-JPに収納した場合、他の実験でも同様に食品は1つずつ消失しました。なお、その際所有者を示す記名がなされていた食品については、他の食品より後回しにされる傾向があります。また、賞味期限が異なる食品が同時に収納されていた場合、記名の有無に関わらず賞味期限の迫っている食品が優先的に消失することが確認されています。
事件記録XXX-JP-2 日付20██/██/██
担当者: ████博士
実験: トンカツ(1枚を7切れにカット済み、千切りキャベツとカットレモン付き)を収納する。その後経過を観察。
結果: 収納後30分経過したのち内部を確認。7切れあるトンカツのうち1切れが消失していました。消失した1切れは中央部のトンカツで、残りの6切れは寄せ集められており、まるで1枚のトンカツのように装われていました。6時間後の確認で2切れ目が消失、12時間後の確認で3切れ目、18時間後の確認で全てのトンカツとキャベツの消失を観測しました。レモンだけが手つかずのまま残されていました。
事件記録XXX-JP-2-2 日付20██/██/██
担当者: ████博士
実験: トンカツ(1枚そのままカットせず。千切りキャベツとカットレモン付き)を収納する。その後経過を観察。
結果: 収納後30分経過したのち内部を確認。トンカツに変化は見られませんでした。3時間後の観察でもほぼ変化は見られませんでしたが、トンカツ端の衣に軽微な損傷と千切りキャベツの若干の減量が確認されました。6時間後の確認で少量のキャベツが更に消失、12時間後の確認でキャベツ全量の消失を観測しました。15時間後にはトンカツの衣が全て消失し、18時間後には全てのトンカツ消失が観測されました。レモンだけが手つかずのまま残されていました。
補足: 個装されていない複数個の食品をSCP-XXX-JPに収納した場合、食品の消失は観測されますが、いずれの場合も消失を
考え中
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、該当区画を囲む外壁(サイト██)を建設して収容しています。実験の場合を除いて、夜間の中心区画内に立ち入ることは許可されていません。現在、実験結果の推測が困難なため、これ以上の実験予定は凍結されています。
説明: SCP-XXX-JPは██県██町の郊外に位置する丘陵地500m×500mの区画です。元は山林だったこの区画を1950年代に所有者の██ ██氏が切り拓き、牧草畑として使用されていました。その後19██年██氏の死去後に放棄された後、この地域一帯が夜空観察に適していることから愛好者がこの周辺を訪れるようになり、その後『微妙に願いの叶う丘』として噂になりました。
SCP-XXX-JPの異常現象は、夜間にSCP-XXX-JP内で流れ星を観測し、それに「願い」をかけることで発生します。SCP-XXX-JPは「願い」をかけた者(以下、対象者とする)の「願い」を叶えようと人・物・自然を問わず何らかの効果をもたらします。しかし、その「結果」は対象者の「願い」から少々外れたものとなります。この「願い」と「結果」の乖離は対象者の「願い」の規模によって大きくなる傾向にあります。
事件記録XXX-JP-1からXXX-JP-5については、財団エージェントが「微妙に願いの叶う丘」に関する噂の聞き取りを行い、SCP-XXX-JPによる結果と思われる事象をまとめたものです。
事件記録XXX-JP-1 日付19██/██/██
対象者:10歳の男児(当時)
「願い」:この前発売されたゲームソフト「ファイナル・████・クエスト3」が欲しい
結果:対象者は天体観測を趣味とする父親にSCP-XXX-JPへ連れられ、流れ星に「願い」をかけました。この当時、対象者は既に何度も父親に「ファイナル・████・クエスト3」が欲しいとせがんでいたそうです。数日後、対象者の父親が社内行事のくじ引きでゲームソフトを引き当て、対象者に与えました。しかし、そのソフトは「ラスト・████・アドベンチャー 2と1/2」というタイトルでした。なお、「ラスト・████・アドベンチャー2と1/2」のソフト・包装にはメーカー等の記述が一切無く、他の店舗やゲーム雑誌の記事などからこのソフトの存在を確認することはできませんでした。なお、類似したケースとして「○○(特定の品物)が欲しい」といった「願い」については、希望と微妙に違うものが手に入るという結果となるようです。主な結果を下記に箇条書きにて列記します。
・清涼飲料水「サ█ケ」→「ドクター████」
・電子ペット「███っち」→「███ウォッチ」
・書籍「███はどこへ消えた?」→「███はどこへ溶けた?」
・ジャンパー「BO██ジャン」→「BOZUジャン」
・DVD「████フォーマー」→「████モーファー」
・アクセサリー「[編集済]」→「[データ削除済]」(この物体は未知の金属で作成されていました)
事件記録XXX-JP-2 日付20██/██/██
対象者:26歳の男性(当時)
「願い」:僕の人生最高の彼女と結婚したい
結果:対象者は当時交際していた女性Aと地元の██市に帰省中、SCP-XXX-JPを訪れ、「願い」をかけました。しかし、2人がSCP-XXX-JPから帰る途中、乗っていた車が事故に遭い、女性Aは搬送先の病院で死亡しました。対象者は数十時間に及ぶ手術の末、数か月の入院を経て回復し、その後しばらくは悲嘆に暮れていたようですが数年後、対象者は事故後の彼を支えた女性Bと結婚しました。対象者が結婚披露宴で女性Bについて「僕を絶望から救いだしてくれた、今までの人生で最高の女性です」とスピーチしているビデオ映像が記録として残っています。事件記録XXX-JP-3 日付20██/██/██(事件記録XXX-JP-2と同日)
対象者:30歳の女性(当時)
「願い」:彼とずっと一緒にいたい、離れたくない、同じ世界を見ていたい
結果:対象者は、当時結婚を前提に交際していた男性A(先に述べた事件記録SCP-XXX-JP-2の対象者と同一人物です)とSCP-XXX-JPを訪れ、「願い」をかけました。しかし、2人がSCP-XXX-JPから帰る途中、乗っていた車が事故に遭い、対象者は搬送先の病院で脳死状態となりました。その際、対象者はドナーカードで臓器提供の意思を示していたため、対象者の臓器および体の一部、角膜が重体だった男性Aへと移植され、男性Aは奇跡的な回復を遂げました。担当医師は一連の治療について「とても信じられないほどの拒否反応の少なさ、尋常ではない回復力だった。移植するそばから馴染んでいくように見えたのが不気味だった」と述べました。なお、この対象者の「願い」については事故に遭う前の帰路にて対象者が男性Aに告げていたため、判明しました。さらに、事故に遭う前に対象者は携帯端末を用いて当時加入していたSNSに「『流れ星のない丘』で、流れ星を見つけちゃったー!これって超ラッキーじゃない?願い事?それは彼氏とのヒ・ミ・ツ・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆」と書き残していました。
補遺:
以下は、この区画の所有者であった██ ██氏の日記とみられる文章からの抜粋です。
日付194█/08/██
戦争にて家族と住処の悉くを失いし私に、遠縁の親類██ ███より連絡有り。
裸一貫、粉骨砕身、一念発起の精神あらば、再起の地を与えんと言わるる。
日付194█/09/██
██ ███より██県██町の山林を譲り受けることと相成り、本日現地へ下見に赴く。
草木の繁茂猛烈にて、踏み入ることすら難し。
██ ███曰く、「此の地を拓き、
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、サイト-██の収容保管庫に収容して下さい。すべてのSCP-XXX-JPは最低でも1カ月に1回、内容の確認を行う必要があります。なお、実験中・経過観察中のSCP-XXX-JPについては研究担当者による所持・保管が許可されています。
被写体となった人物、あるいは被写体と近しい人物がSCP-XXX-JP-Aを視認した場合には、Aクラスの記憶処理を行うことを強く推奨します。
説明: SCP-XXX-JPは、貼り付け式の写真アルバムです。外見は様々ですが、いずれも時間の経過につれて未知の手段によりページが追加されることが確認されています。この際、アルバムの厚さ・重量に変化はありません。
SCP-XXX-JPは特定の人・または物(以下、「被写体」とします)の周囲に未知の手段によって出現し、その後被写体の歴史に沿って随時、写真(以下、SCP-XXX-JP-Aとします)をアルバム内に発生させます。
SCP-XXX-JP-Aは、被写体と見られる人物・物体に関する写真である点を除いて、被写体の実情からは程遠い内容となっています。SCP-XXX-JP-Aに内容以外の異常性はみられませんが、被写体となった人物が自分についてのSCP-XXX-JP-Aを視認した場合、ほとんどの場合で嫌悪感・不快感を示します。SCP-XXX-JP-Aの内容と被写体の実情の齟齬については、単に対象の現状を反転させたものであるのか、対象の真実を映したのか、あるいは被写体の願望を映したものであるのかの調査が続けられています。
SCP-XXX-JP-Aの増加は被写体の死亡・破壊などによりほぼ停止しますが、まれに停止後にSCP-XXX-JP-Aが追加される場合があります。
以下、SCP-XXX-JPの調査・実験記録より抜粋
調査記録XXX-JP-1 日付20██/██/██
被写体:195█/██/██生まれの男性
被写体は幼少期より品行方正、成績優秀と評されており、大学を卒業、大手企業に就職後、██歳の時に独立起業、幼馴染の女性と結婚、2児に恵まれ、順風満帆の生活をしていました。2人目の子供の誕生の際、子供用アルバムに混じってSCP-XXX-JPが発見されました。SCP-XXX-JP-Aを見たためとされる恐慌状態に陥った被写体を妻が発見し通報、財団エージェントの目にとまりました。
SCP-XXX-JP-Aの内容:
・小学校時代:テストで0点をとって叱られている写真
・中学校時代:試験中、隣の生徒のテスト回答を盗み見ている写真
・高校時代:札束を持った父親と共に、背広の人物に頭を下げている写真
・大学時代:論文の執筆中、インターネット上で文献を読んでいる写真(調査の結果、写真に映っていた文献と被写体が実際に執筆した論文に少なくない文章の合致が確認されました)
・社会人時代:領収書の数字に細工をしている写真、
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP本体の収容は現在できていません。現在SCP-XXX-JPの放送とSCP-XXX-JP-A~Cの販売を阻止するため、番組制作元・商品販売元の調査を継続中です。対策チームは全てのテレビ局・全ての時間帯のテレビ放送を監視し、SCP-XXX-JPの放送を発見次第、表示された電話場号へ装置および人力による集中架電を行ない回線をパンクさせてください。
人力架電の際に電話が繋がり購入した、また一般市民から回収したSCP-XXX-JP-A~Cについては保管用サンプルを除きすべて破棄・焼却処分してください。また、人命に関わる危険を避けるため、下記の点に注意してください。
SCP-XXX-JP-A: 最終チャプターの閲覧をしないでください。
SCP-XXX-JP-B: 類似の一般的製品との混同を避けるため、必要時以外開封しないでください。
SCP-XXX-JP-C: 内容物を服用しないでください。
説明: SCP-XXX-JPは、「ボディ・クリエイティブ!」の名称でテレビ局・時間帯を問わず不定期に放送される5分間の通信販売番組です。SCP-XXX-JPの放送は正規の番組枠を差し替える、正規の番組及び試験電波放送中に差し挟まれるなどの報告がなされていますが、この変更について視聴者が不審に思う事はなく、テレビ局に対するクレームも確認されていません。SCP-XXX-JPの放送が確認されたテレビ局を調査した結果、SCP-XXX-JPの放送依頼および番組データが一切存在していない事が判明しています。
SCP-XXX-JPで紹介される「商品」(SCP-XXX-JP-A~C)はいずれもボディケアに関するものです。それぞれの番組内容、SCP-XXX-JP-A~Cの概要は下記のとおりです。
SCP-XXX-JP-A: トレーニングDVD「やわらかボディ・パーフェクトガイド」
番組内容:
タイトルコール「ボディ・クリエイティブ!」《ナレーション》 体の固さで不便そうにしている人々の映像が流れる。
屈伸で手が地面につかない、後ろにボディを反らせない…
そんなガチガチのボディにはオサラバ!
さぁ、柔軟体操のプロフェッショナル・トレーナーと一緒に、のびのびしなやかボディを目指しましょう!
このDVDの内容を全てやり終える頃には、あなたのボディは信じられないほど柔らかに!
ご注文は今すぐ!《使用者の声》 「個人の感想であり、効果・効能をあらわすものではありません」とテロップが出ている。
10歳前後の男児: 「屈伸で手のひらが地面に着くようになりました!」
10代後半の男性: 「体が柔らかいって、マジ便利なんですよね、ほら、色々と」
20代前半の女性: 「念願のこのポーズが出来るようになりました!」 Y字バランスを披露する。
40代後半の男性: 「体が柔らかいのは便利ですよねぇ…ほら、色々と」 隣の妻らしい女性が蔑むような目で見ている。
80代後半の女性: 「腰が曲がってる?いやねぇ、ご覧なさいな」 更に腰を曲げ上半身を股から通し、尻越しに笑顔を向ける。《ナレーション》
ガチガチボディの人も安心! レベルに合わせて段階的に柔らかく!
チャプターごとに選べる柔軟5段階!
日々の健康増進から、サーカス団の花形スターまで、
このDVDで夢のような柔軟ライフを送りましょう!
ご注文は今すぐ!「ボディ・クリエイティブ!」
思いつき
- 「虫」の知らせ
- 意図切りばさみ
- 極上██たん
- やわらかボディ・パーフェクトガイド
- 理想のボディ・キーパー
- すっきり!快感ボディ・クリーニング・キット
- お。かね。ぷりんたー
- ビバ!究極のテラリウム
- はと まめ
- お母さんだよ助けて詐欺
- ことわざワイと学ぼう!慣用句辞典
- 並行ジャングルジム
- 肌で感じる世界
- 分別なき分別者
- 返答する扁桃腺
- 運命のエンゲージ・リングプル
- 劇団・まつ
- 並行して伸びゆく髪
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
対象者に何らかの事を伝えようとする虫あるいは節足動物型の存在。ただし、蚊・ハエ・クモ・ゴキブリ・カマドウマなど対象者の嫌う形で出現するうえ、直接言語を話せるわけではないため、そのメッセージを受け取ることが非常に困難。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
相手に向かってチョキンと切るしぐさを見せると、相手はその時に持っていた何らかの意図を失う。「チョキ」の回数が増えるほど、効果が多く、長く、深刻なものになる。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
世界各地においてVIP級の政治家・経営者・芸能人などが通う飲食店で見られるタン(舌)料理のメニュー。食べた人間は平然と嘘をつけるほどの度胸を手に入れる。ただし、その能力の継続にはこのSCPを定期的に食べられるだけの富または名声が必要で、効果が切れると嘘をつくたび世間に袋叩きに合う。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
屈伸で手が地面につかない、後ろにボディを反らせない…
そんなガチガチのボディにはオサラバ!
さぁ、あなた専属のトレーナーと一緒に、のびのびしなやかボディを目指しましょう!
このDVDの内容を全てやり終える頃には、
あなたのボディは信じられないほど柔らかに!ご注文は今すぐ!
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
あなたの理想のボディはどんなカタチ?
グラマー?スレンダー?それとも…
毎朝1錠飲むだけで、あなたの理想のボディを維持できる。
どれだけ食べても太らない!年をとっても垂れてこない!
そんな夢のようなお薬、「理想のボディ・キーパー」を紹介します。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
手、顔、頭、目、鼻、耳から体の中まで。
あなたのボディをすっきりピカピカに!
このキットさえあれば、あなたのボディのすみずみまでキレイにできます!
やみつき間違いなしのすっきり快感!ぜひお試しを!
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
財布を眺めて小銭を数える、そんな生活とはもうオサラバ!
今やお金もDIYの時代です!
独自開発の用紙とインクで、どんな国の・どんなお札も自宅でラクラク印刷!
造幣所の技術がご家庭で楽しめる、お。かね。ぷりんたー!
今なら、専用インクと専用用紙もおまけして、驚きのお値段でお届けします!
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
アクアリウム、アントリウム、テラリウムを愛好する皆様へ贈る、
最高のテラリウム体験!
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
ほろっほー
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
もしもし、お母さんです。実は、困ったことになっちゃってね…
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
「頭数が足らない?」君の頭を増やせばええやんけ!
「猫の手も借りたい」おっしゃ!借りて来たるわ!
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
フレームで構成される立方体の空間ごとに、ランダムに変化する異なる並行世界があります。
物体が境界をまたいでも、平行世界の同じ場所にそれぞれの物体が存在し、未知の力により切断はおきません。
ただしそれぞれの次元で何かがあった場合、対応する空間はそれの影響を受けます。
一度中に入ると、多次元の中をバラバラになりながら動き回る羽目になります。
現在私たちのいる次元のジャングルジムの外へ無事出られるのでしょうか。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
ある肥満体の人物には、生まれつき茶色のアザがたくさんありました。
どうやらこれは、世界の大陸や島が縮尺も位置関係もバラバラになって皮膚上に散らばっているようです。
空爆が起きた地域や、紛争のある地域に対応する場所が痛むのだ、とその人は言いました。
これは、未発覚の大事件や事故を察知するために便利なものです。
皮膚上の島や大陸をどう処置しても、現実世界への影響はありませんでした。
皮膚の痛みは、戦争や災害などで引き起こされる人の感情によって出てくるようです。
この人の左太ももには、現在長いこと直らない肉離れの跡があります。
右足首には何年も直らないかさぶたもあります。
しかし、この人にはどうすることもできません。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
分ければ資源、分けない奴は、ゴミ箱へ!
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
ひとりでも淋しくなんてないさ。俺には、いつでも話せるマブダチがいるんだから。
な?(ソウダネー!マブダチー!)
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
カバーストーリー「リングプル回収で車いすを寄贈しよう」および
「リングプル回収は足を怪我しないためのキャンペーン」、さらに「ごみ拾いボランティア」で
リングプル・プルトップを回収しよう!
運悪く指にはまったら…運命の伴侶がキミを待ってるよ!迎えに来てね!
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
一度あなたの目に触れたその時から…
私たち「劇団・まつ」はあなたを不思議な世界へご招待!
きらびやかな舞台装置、艶やかな衣装、そしてそこで輝く劇団員たち…
あなたの目にもきっと焼きつく、非日常の世界をお楽しみください。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
枝毛は分岐、切れ毛は荒廃、然らば抜け毛は何とする?
おわったもの
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは低脅威物品保管庫の小物用収納棚へ収容してください。この際、他の筆記用具との混同を防ぐため、SCP-XXX-JPの移送に携る・あるいはSCP-XXX-JPが収容されている保管庫へ立ち入る職員の赤ボールペンの所持は禁止されています。
実験の場合を除き、SCP-XXX-JPを用いて文字、図形などを筆記する事は禁止されています。また、実験の際においても屋外地面への筆記は厳禁とされています。
実験などによりSCP-XXX-JP-Aが出現した場合はSCP-XXX-JP-Aに関する用件が済み次第、SCP-XXX-JPを用いてSCP-XXX-JP-Aの出現している丸型を端から隙間なく塗り潰し、SCP-XXX-JP-Aの実体を消滅させてください。SCP-XXX-JP-Aが出現している丸型および紙に対するボールペン用消しゴムや薬品の使用、刃物などによる切断や手での破棄、焼却などは不可能であることが確認されており、SCP-XXX-JP-Aの抵抗により周囲へ危険を及ぼす可能性があるため、行わないでください。
説明: SCP-XXX-JPは、赤インクカートリッジのボールペンです。SCP-XXX-JPと同型のボールペンはこれまでの市販品からは発見されておらず、現在も製造販売元の特定作業及び同一品の捜索が続けられています。通常のボールペンと比べ外見・構造・インク成分の大きな違いはみられませんが、いかなる使用実験でもSCP-XXX-JPのインクの減少及びペン先の摩耗は確認されず、またペンのカートリッジ部の分解はできませんでした。なお、研究の結果SCP-XXX-JPの書き味は非常に良好であり、表面の粗い板、コンクリート、アスファルトなど通常のボールペンでは筆記困難な物体へも書き込み可能であることが確認されている一方、人の皮膚など生物には書き込めないことが判明しています。
SCP-XXX-JPによる異常現象は、SCP-XXX-JPを用いて丸と形容できる範囲の図形が描画された際に起こります。この時、描画された線は閉じられている必要があり、閉じられていない描線は異常現象を発生させません。また、句点の「。」、数字の「0」、アルファベットの「O」や崩して書かれた漢字の「口」部分など、独立して丸型の線が描画される文字も異常現象の発生源となりうることが判明しています。一方、「す」や「d」などにみられる他の線を多分に含む丸型、四角など多角形、漢字の筆記中に発生する四角や三角の線に囲まれた面などでの異常現象の発生はみられませんでした。
SCP-XXX-JPを用いて丸型となりうる線を描画中、その周囲より小学校低学年ほどとみられる複数の子供のような声で「まーるかいて……」と絵描き歌の一節が聞こえます。描画者の周囲の人間にもこの声が聞こえる事が確認されていますが、音声の出所は現在まで判明していません。
丸型の線が閉じられた瞬間、「ドーン!」の声と共に丸型の内側より腕(以下、SCP-XXX-JP-A)が勢いよく発生します。SCP-XXX-JP-Aの出現する原理は現在のところ判明していません。厚手透明フィルムへの描画実験により、SCP-XXX-JP-Aは丸型に描画された面から発生し、紙または描画された物体の内部など他の部分には干渉していないことが確認されています。

丸型から出現したSCP-XXX-JP-A
SCP-XXX-JP-Aは、黒のボールペンで落書き風に描かれたような外観の、人間の手から肘周辺までの輪郭と、紙の色に合わせた色の肌で構成されている、実際に触れることが可能な立体的実体です。SCP-XXX-JP-Aは描画された丸型の大きさに沿ったサイズで出現し、力の強さも丸の大きさに概ね比例して強くなることがこれまでの調査により判明されています。なお、SCP-XXX-JP-Aの二の腕より上の胴体側とみられる部位の出現や一般的な人間の腕の長さから逸脱した伸長、描画された丸型から実体が自発的に離脱したケースは現在まで報告されていません。
SCP-XXX-JP-Aが出現している間、SCP-XXX-JP-Aの発生している丸型が描画されている物体および丸型の描線はボールペン用消しゴム、薬品、刃物、火気、水分などによる消去、破壊を受け付けないことが確認されています。(実験記録1-3を参照してください)
主な実験記録は下記のとおりです。
実験記録XXX-JP-1 日付20██/██/██
担当者: ██博士
実験1-1
内容: SCP-XXX-JPを用いて、D-5454にA4用紙へ直径約2cmの丸型を描画させる。
結果: 丸型を書き進めるのと並行して「まーるかいて…」と声が聞こえるのを確認。丸型の描線が閉じられた瞬間、「ドーン!」の声と共に丸型の内部より腕の太さが約2cm程度のSCP-XXX-JP-Aが1体出現しました。
出現したSCP-XXX-JP-Aは手の届く範囲で周囲を探りはじめました。数分後、SCP-XXX-JP-Aは探索を終了し待機状態となりました。周囲の人の声や物音に対しては、「ボールペン」「消しゴム」「ハサミ」などの簡単な語句や物音には反応を見せましたが、研究者間の専門的な会話には特段反応を示しませんでした。また、待機中に時折手遊びのような動きをする事も確認されました。
実験1-2
内容: SCP-XXX-JP-Aに対し、市販品の赤ボールペンを与える。
結果: SCP-XXX-JP-Aにボールペンを近づけたところ、欲しそうにする仕草を見せました。ペンを持たせるとSCP-XXX-JP-Aは自身の出現した丸型の周囲に落書きをはじめました。当初は何度も丸型を描画していましたが、その後落書きのような図形や絵・ひらがなで「どーん!」に類似する語句を描き始めました。
実験1-3
内容: SCP-XXX-JP-Aに対し、D-5454に破壊や消去を試みさせる。
結果: ハサミをSCP-XXX-JP-Aに近づけたところ、SCP-XXX-JP-Aはハサミを追い払おうとする動作を見せました。SCP-XXX-JP-A実体の切断も試みましたが、手及び腕に損傷を与えることはできませんでした。丸型の描かれている紙の切断を試みたところ、紙そのものが異常に硬くなり、切断が不可能となりました。他の実験などの結果、紙および描画された丸型そのものは通常の紙と同様に柔軟さを維持していることが判明していますが、これらを破壊しようとする試みに対しては未知の能力で抵抗されることが確認されています。他の実験においてSCP-XXX-JP-Aの出現している紙を燃やそうとした場合や、水や薬品による紙および描線の溶解を試みた場合も、丸型の書かれた紙は破壊できなくなることが判明しています。
次に丸型の線を消去すべくボールペン用消しゴムを近づけると、SCP-XXX-JP-Aは消しゴムを遠ざけようとする行動を見せました。消しゴムによって丸型の消去を試みたところ、SCP-XXX-JP-Aが消しゴムを奪い取って放り投げました。
D-5454にSCP-XXX-JP-Aを丸型より引き抜かせてみたところ、相当の抵抗の後に腕が丸型の線との境界から千切れ、粘性を持つ黒い少量の液体に変化し、丸型の内側を避けるかたちで飛び散りました。さらにその直後、丸型の内側から「ドーン!」の声と共に新たなSCP-XXX-JP-Aが1体出現しました。紙から千切れたSCP-XXX-JP-Aが変化した液体を調査した結果、一般的な黒ボールペンのインクと同様の成分であることが確認されました。
実験1-4
内容: SCP-XXX-JP-Aに対し、D-5454にSCP-XXX-JPを用いて干渉させる。
結果: SCP-XXX-JP-AにSCP-XXX-JPを近づけたところ、SCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JPに対し実験1-2での反応と同じく欲しがる仕草を見せました。SCP-XXX-JPではなく市販品の赤ボールペンを与えるとSCP-XXX-JP-Aは再び落書きをはじめ、SCP-XXX-JPに対する興味を失いました。SCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JPに対し特別な認識を持っていないものと推測されます。
SCP-XXX-JPでSCP-XXX-JP-Aの実体に直接書き込む試みは成功しなかったため、実体と紙との境界である丸型の描線から書き込みをしてみたところ、端からであれば丸型の内部を塗りつぶすことが可能であると判明しました。内側部分が塗りつぶされていくのに沿ってSCP-XXX-JP-Aの出現口も狭くなり、実体も徐々に縮小・弱体化していくのが判明しました。なお、塗りつぶしの途中で塗りつぶし範囲に穴空きが残っている場合は、そこから実体の一部が外へはみ出ようとする行動をとることも確認されました。丸型の内側すべてを塗りつぶした時点でSCP-XXX-JP-Aは完全に消滅しました。
その後の調査により、丸型の塗りつぶしが完了しSCP-XXX-JP-Aが消滅した紙については、SCP-XXX-JPによる描画部分も含め通常の紙と同じ性質に戻り、切断・焼却なども可能になることが確認されました。
実験記録XXX-JP-2 日付20██/██/██
担当者: ██博士
実験2-1
内容: A4用紙に直径8cmの丸型を描画。出現したSCP-XXX-JP-Aに対し、対話を試みる。
結果: これまでの実験でSCP-XXX-JP-Aが出現以降声を発しないことが判明していたため、SCP-XXX-JP-Aに黒ボールペンを持たせ簡単な質問をいくつか試みました。あらゆる質問に対し、SCP-XXX-JP-Aの返答は「どーん!」「どどーん!」「どどどどーん!」のような書き込みと落書き行為を続けるのみでした。
SCP-XXX-JP-Aの出現している紙に対し文を書くことでの筆談も、同様の結果に終わっています。
実験2-2
内容: 実験2-1のSCP-XXX-JP-Aに対し、子供用玩具の刀を与える。
結果: SCP-XXX-JP-Aに刀を持たせると、楽しそうな様子で刀を振り回しはじめました。偶然近くにいた██博士に刀がぶつかり博士が痛そうな声をあげたところ、SCP-XXX-JP-Aは動きを止め、数秒の沈黙の後に別方向へと向き直り動作を再開しました。
この動作は観察を終了した██博士がSCP-XXX-JPで丸型の内側を塗りつぶすまで続き、SCP-XXX-JP-Aは自身が刀の保持が不可能になるほど小さくなるまで刀を握りしめていました。
実験記録XXX-JP-3 日付20██/██/██
担当者: ██博士
内容: 十分な広さ・高さの実験室にて、D-5454にSCP-XXX-JPで1m×1mの紙へ直径約90cmの丸型を描画させる。
結果: 当初の予想通り、SCP-XXX-JP-Aは腕の太さが約90cm、高さ約4mの巨大な実体として出現しました。これまでの実験結果と同様に、SCP-XXX-JPは周囲を探るような動きを見せました。大玉転がしで用いる大玉をSCP-XXX-JPに近づけたところ、手でつかんで転がす、軽く投げるなどの動作を見せました。投げた大玉が手の届く範囲外に転がって行った後、SCP-XXX-JPは手遊びを始めました。
その後、丸型の塗りつぶしによるSCP-XXX-JP-Aの弱体化と消滅プロセスが実行されましたが、SCP-XXX-JPは1本しかないこと、不定期に周囲の探り直しと手遊びをはじめるSCP-XXX-JP-Aによる意図せぬ妨害などにより、消滅させるまでに█時間を要しました。
付記: この実験で描画された丸型は、これまで描画された丸型よりはるかに大きいものでした。描画の際、それまでは「まーるかいて」1回でほぼ完結していた絵描き歌の声が「まーるかいて、まーるかいて、まーるかいて、まーーーーるーーーかーーいーーてーー」のように歌詞の繰り返し・引き延ばしなどを行ない、描画が完了するまで歌を続ける事が判明しました。
実験記録XXX-JP-4 日付20██/██/██
担当者: ██博士
内容: SCP-XXX-JPを用い、ピンポン玉の表面に丸型を描画する。
結果: 描画された丸型の内外両方にSCP-XXX-JP-Aが1体ずつ発生しました。描画された丸型の線はどちらのSCP-XXX-JP-A実体にも干渉されていなかったため、そこから双方の発生箇所を塗りつぶしSCP-XXX-JP-Aの弱体化、消滅を完了しました。なお、実験4はこれまでの実験の中で2体のSCP-XXX-JP-Aを同時に存在させた初のケースとなりました。観察と塗りつぶし作業がなされている間、2体のSCP-XXX-JP-Aはジャンケンや指相撲、あっち向いてホイなどの遊びを始め、塗りつぶし作業の進行により片方のSCP-XXX-JP-Aが縮小・消滅していく際には、残存している方のSCP-XXX-JP-Aが消えゆくSCP-XXX-JP-Aの手を名残惜しそうに握り、消えゆく方のSCP-XXX-JP-Aは消滅する間際、残されたSCP-XXX-JP-Aへ「さよなら」のように手を振る仕草を見せました。
付記: 実験4の結果を受け、不測の事態を招きうるとしてSCP-XXX-JPを用いての屋外地面への丸型の描画は固く禁止されることとなりました。
補遺: SCP-XXX-JPは██県██市の██中学校で20██年██月██日深夜、職員室に1人で残っていた██教諭が定期テストの採点を行おうとした際にその異常性を変則的ながら発現させました。これによりパニックに陥った教諭が近隣の病院に搬送されたことで財団職員が異常を感知し、財団による回収がなされました。関係者へは記憶処理の実施およびカバーストーリー「疲労による一時的パニック」の流布をもって対処しました。
この件においてSCP-XXX-JP-Aの発生は確認されませんでした。██教諭は丸印及び数字の0などの描線を閉鎖せず筆記する癖をもっていたため、SCP-XXX-JP-Aの出現が起こらなかったものとみられます。
以下は、病院に搬送された直後、記憶処理がなされる前の██教諭のコメントです。
「新しく買ったばかりの赤ペンで採点をしていたんです。そしたら、丸を…丸をつけるたびに声が、声が聞こえたんです。『まー』って。
丸をつけては『まー』、丸をつけては『まー』連続して丸をつけて『ま、ま、ま、まー』…最初は空耳かと思ったんですが、次第に『まー』が悔しそうな感じになってきて、最後には丸を書き終わると『まー』の後に『またー?』って…
私は…何か悪いことをしたのでしょうか?」