SCP-XXX-JP
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPが発現している校舎東側入口を除く全ての出入口は完全に封鎖し、東側入口付近には警備員に偽装したエージェント二人を24時間態勢で配置して下さい。

説明: SCP-XXX-JPは東京都██区███にある、現在廃校になっている校舎の東側階段に発生した時空間異常です。SCP-XXX-JP内部は外部空間の約████倍の速度で時間が経過しています。SCP-XXX-JPの踊り場部分には各階毎に一つの開閉可能と思われる窓がありますが、この窓は不明な力によって固定されています。

SCP-XXX-JPの異常性はSCP-XXX-JP内に立ち入った人間(以下進入者と呼称)が階層を移動する事によって活性化します。

SCP-XXX-JPは████年八月下旬に、███一帯で学生の鬱病が急増しているという情報を不審に思った財団エージェントの調査によって発見されました。

SCP-XXX-JP内に人間が進入すると、既に東側階段に進入している者が自分で外部へと脱出しない限り外部からの進入は不可能となります。1

SCP-XXX-JP内に進入した人間が階層を移動すると、空間にループが発生します。進入者が上下どちらに移動したに関わらず、進入者が一階層移動する毎にSCP-XXX-JP進入から12-███時間2 程の体験していない記憶を獲得し、そしてその記憶はSCP-XXX-JPから脱出した後に現実となります。

また、このループを繰り返した人物は同年代の平均的な人間より遥かに精神状態が成熟しており、最終的におよそ平均的な80代の老人のそれに類似した物へと変化します。

==O5-8からの文書==

SCP-XXX-JPの警備に緩みが生じているようです。

SCP-XXX-JPはただの未来を見るだけの階段ではありません。
"進入者の運命を決める階段"なのです。

想像してみてください。もしも、SCP-XXX-JPにたまたま進入したのが将来K-クラスシナリオに遭遇する運命にあったとしたら?
それを防ぐためにも、SCP-XXX-JPに何者をも立ち入らせる訳にはいけません。
幸運にも、SCP-XXX-JP自体の異常性は能動的な物では無いのですから。
O5-8

補遺: 現時点で進入者がSCP-XXX-JPの異常性から脱出出来た例は確認されていません。