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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██の標準収容耐火ロッカーに収容されます。実験以外の目的でSCP-XXX-JPに着火する試みは禁止されます。担当職員は防火の備えを確実に実行してください。

説明: SCP-XXX-JPは、総重量約6キログラムの木炭です。この木炭に着火することによって発した炎に炙られた動物性たんぱく質(SCP-XXX-JP-a)を、口腔を通じて摂取した人物(被験者)は、これを大変な美味であると感ずる認識災害を発症します1。同時に被験者の脳内に大量のエンドルフィン・ベータエンドルフィン・ドーパミンが生成され、多幸による恍惚状態に陥ります。さらに、摂取したSCP-XXX-JP-aは食道と胃の境目である食道噴門接合部を通過すると、未知の原因により即時に消失します。これらの異常が複合することによって、被験者はほぼ忘我状態のまま、可能であるならば動物性たんぱく質を炙り、摂取し続けようとします。また、その結果として手近な動物性たんぱく質を全て摂取し尽くした場合、被験者の脳内ではセロトニンが極端に減少し、かつドーパミンが増大します。このため、被験者は動物性たんぱく質に対する強い飢餓感を感じます。この状態の被験者は動物性たんぱく質を入手する為、可能であるならば、購入・採集・狩猟などの行動2を行い、SCP-XXX-JP-aの摂取を続けようとします。被験者が拘束される、SCP-XXX-JPの火が消えるなどして、SCP-XXX-JP-aの摂取を続けられなくなった場合、セロトニンの減少から、被験者は強い抑うつ状態となります。投薬などの医療行為によってこの症状は緩和できますが、現在のところ、根本的な回復に成功した症例は存在しません。

2人以上の人物がSCP-XXX-JPによる炎を囲み、SCP-XXX-JP-aの摂取を共にする事で、さらなる異常性がもたらされます。同時に忘我状態となった被験者の内1名を進行役として、被験者全員による儀式的行動が始まります。実験記録XXX-JPを参照してください。

SCP-XXX-JPは、████/█/██に、██県██町の[編集済]キャンプ場で発見されました。キャンプ客が儀式的行動を行うというインシデントが発生し、それをキャンプ場管理人が警察に通報したことがきっかけとなって、財団によって確保、収容されました。

実験記録XXX-JP - 日付████/█/██

実験責任者: ██博士(SCP-XXX-JP研究主任)
実験被験者: Dクラス職員15名(内訳: D-GrA-1、D-GrA-2、D-GrA-3、D-GrA-4、D-GrB-1、D-GrB-2、D-GrB-3、D-GrB-4、D-GrB-5、D-GrB-6、D-GrC-1、D-GrC-2、D-GrC-3、D-GrD-1、D-GrD-2)
実験目的: SCP-XXX-JPの発見につながった儀式的行動の再現と観察。
実験手法: 研究エリア-81██の野外実験セクター-0001に██県██町を模した仮設都市を建設し、そのうちの擬[編集済]キャンプ場にて実験被験者によるバーベキュー大会を催させる。これによって████/█/██に[編集済]キャンプ場で起こったインシデントの再現を狙う。インシデント時と同じく、実験被験者たちにはA~Dの4グループに分かれてバーベキューを開始させる。なお、実験被験者たちには実験である旨を伝えず、単なるレクリエーションであると説明している。


11:00AM
実験手順簡略化のため、擬[編集済]キャンプ場炊事区画にA~Dの4つのバーベキューセット(バーベキュー台、牛肉、豚肉、各種野菜が適量、調味料、人数分の食器、簡易調理器具)が研究員によって既にそれぞれ設営されている。設置位置は、炊事区画北端を流れる[編集済]川に沿って平行に、約10メートル間隔を開け、東からA・B・C・Dとなっている。SCP-XXX-JPが用意されているバーベキュー台はそのうちAのみ。他のバーベキュー台はすべて異常性のない通常の木炭である。SCP-XXX-JP・通常の木炭ともに、2時間の燃焼時間を想定し、2キログラムずつ用意されている。

研究員によって先導された4グループがそれぞれのバーベキューセットの周囲に集まったところで実験開始。