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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは現在未収用です。公衆に対する情報の暴露の危険が高く、その収容は喫緊の課題です。隠蔽プロトコルに従い、SCP-XXX-JPは即時に消去されねばなりません。監視プロトコル『ビッグブラザー』は現在のところ実行されていません。

説明: SCP-XXX-JPは、日本全国に存在する公衆トイレの主に男性用個室の壁面に書かれた、電話番号とそれに関するコメントからなる、ある種の落書きです。典型的には「"X"の電話番号→(携帯電話の電話番号)」のように記載されます。"X"にはSCiPの名称、もしくは愛称が入ります。SCP-XXX-JPは多数が確認されていますが、筆跡鑑定から同一人物が記載したものと考えられます。このことから、他の異常性のない落書きと判別をつけることが可能です。携帯電話の電話番号は落書きごとに異なったものとなります。この電話番号は本来使用されていないものですが、電話をかけた際には不明な人物が応対に出ます。逆探知などの試みは現在のところ成功していません。応対した人物の音声を調査した結果、同一の男性が電話の応対に出ていると考えられます。この応対相手をSCP-XXX-JP-Aと指定します。

SCP-XXX-JP-Aは電話をかけて来た相手に対し、一方的に話をした後、突然電話を切ります。話の内容は電話番号と共に記載されていたSCiPのモノマネです。
 
通信記録XXX-JP-α ████/█/█

シリアルナンバー: SCP-XXX-JP-1
通信担当者: ██研究員
記載場所: JR██駅・██口トイレ・男性個室1号1・右壁面2
記載内容: シャイガイの電話番号→090-████-████


(██研究員が記載内容にあった電話番号に電話すると、3コール目で応対に出る)

██研究員: もしもし?

SCP-XXX-JP-A: (低いうなり声)

██研究員: え? もしもし?

SCP-XXX-JP-A: (すすり泣くような声)

██研究員: あなた、シャイガイさんですか?

SCP-XXX-JP-A: (甲高い叫び声)

(突然、SCP-XXX-JP-Aが電話を切る)


特記事項: 本実験が行われた日時に、SCP-096が電話に出ていないことを確認済み。

シリアルナンバー: SCP-XXX-JP-11
通信担当者: ██研究員
記載場所: ██公園・トイレ・男性個室1号・左壁面
記載内容: ペスト医師の電話番号→090-████-████


(██研究員が記載内容にあった電話番号に電話すると、1コール目で応対に出る)

██研究員: もしもし?

SCP-XXX-JP-A: やあ、先生

██研究員: あなたは?

SCP-XXX-JP-A: 悪疫を感じるよ、先生。私にはわかる。治療しなければならない。私の治療はこの上なく効果的なのだよ

(突然、SCP-XXX-JP-Aが電話を切る)


特記事項: SCP-049の報告書は近日大幅な改訂がなされたが、SCP-XXX-JP-Aのモノマネは改訂後の報告書に即したものだった。SCP-XXX-JP-AはSCPドキュメントに通じた人物であると推測される。

シリアルナンバー: SCP-XXX-JP-25
通信担当者: ██研究員
記載場所: ██電鉄███駅・トイレ・男性個室3号・扉内側
記載内容: 従兄弟のジョニーの電話番号→090-████-████


(██研究員が記載内容にあった電話番号に電話すると、1コール目で応対に出る)

██研究員: もしもし?

SCP-XXX-JP-A: 人生ってもんは改善の圧力と小銭入れが全てだ。

██研究員: は? はぁ

SCP-XXX-JP-A: ちょっと考えてみてくれ、あいつが率いた食料と、あいつが得点したパワフルなベトベトの皮のことを

██研究員: ええと。ちょっと何を言ってるのか

SCP-XXX-JP-A: とんでもねぇ、あいつはただ膿疱をパックリと開いてバーン! 皆のために食道潰瘍を!

(突然、SCP-XXX-JP-Aが電話を切る)


特記事項: 本通信においてSCP-XXX-JP-Aが語った内容はSCP-2852報告書の本文にはなく、別途まとめられた出現記録が出典である。このことからも、SCP-XXX-JP-AはSCPドキュメントに非常に通じた人物であると推測される。

シリアルナンバー: SCP-XXX-JP-28
通信担当者: ██研究員
記載場所: ██デパート██支店・█階トイレ・男性個室2号・右壁面
記載内容: ジョーシーの電話番号→090-████-████


(██研究員が記載内容にあった電話番号に電話すると、2コール目で応対に出る)

██研究員: もしもし?

SCP-XXX-JP-A: (裏声で)にゃー

██研究員: え?

SCP-XXX-JP-A: (裏声で)にゃー。にゃーん

██研究員: どういうことですか?

(突然、SCP-XXX-JP-Aが電話を切る)


特記事項: 初めて確認された人型実体以外のモノマネである。

シリアルナンバー: SCP-XXX-JP-33
通信担当者: ██研究員
記載場所: JR██駅・トイレ・男性個室1号・右壁面
記載内容: ウォルターの電話番号→090-████-████


(██研究員が記載内容にあった電話番号に電話すると、7コール目で応対に出る)

██研究員: もしもし?

SCP-XXX-JP-A: (カリカリという音)

██研究員: もしもし?

SCP-XXX-JP-A: (断続的にカリカリという音が続く)

██研究員: 何をされているんですか?

SCP-XXX-JP-A: (裏声で)ニンジン食べてるの

██研究員: いや、ウォルター喋んないでしょ

(突然、SCP-XXX-JP-Aが電話を切る)


特記事項: 現在までに唯一確認された、SCP-XXX-JP-Aが██研究員の質問に回答した例。

補遺: 広範な調査の結果、財団による監視下にある公衆トイレにおいてはSCP-XXX-JPが記載されないことが判明しています。そこで、本SCiP封じ込めのため、日本全土の男性用公衆トイレ、ことにその個室内部を監視するプロトコル『ビッグブラザー』が策定されましたが、倫理委員会より「公衆への秘密の暴露を予防する事は重要であるが、そのプライバシーを守る事もまた重要である」とする意見がつけられ、実行には移されていません。

 
通信記録XXX-JP-β ████/█/█