SCP-XXX-JP
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: このオブジェクトは1.5×1.5×2.5mの収容室に収容されます。このオブジェクトから排出される糸屑を一日に一度ガスマスクを着けた職員が二人一組で回収し焼却処分する必要があります。

説明: SCP-XXX-JPは40cmの赤い糸型のオブジェクトです。SCP-XXX-JPは人の口や傷口から内部に侵入し、脳に寄生します。寄生された人は首筋にみみず腫が起こり、誰かに首筋を見られることに対しての警戒心が強くなります。

寄生された人の呼気には小さな糸屑が含まれ、その糸屑を人が吸うとSCP-XXX-JP-aとなります。感染すると外見は変わりませんが、暴力的で嫉妬深くなり、SCP-XXX-JPが最初に寄生した人へのSCP-XXX-Aによる求愛行動が確認されています。SCP-XXX-JP-a達には仲間意識は無く、SCP-XXX-JP-aは嫉妬により仲間を殺害することがあります。感染した人が計50人になると糸屑の放出は止まります。

SCP-XXX-JP-aが最後の一体まで減ると最後のSCP-XXX-JP-aとSCP-XXX-JPに寄生された人は互いに手を繋ぎ死に至ります。その行為がSCP-XXX-JPによった操作なのか感情によるものなのかはまだ解明されていません。そしてその時、SCP-XXX-JPは脳から小指の血管へ移動し、血管を破り体外に出てその二人の小指を結びます。その時SCP-XXX-JPは小指からSCP-XXX-JP-aの体内にある糸屑を集めます。集まった糸屑は新たなSCP-JP-XXXとなります。小指を結んでから3分経つとSCP-XXX-JPは自身の複製を完了し小指から離れ次の寄生相手を探します。

このSCPは東京都████で確保されました。

実験