CIDDJPの下書き箱
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桜の贈り物

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-████の大型収容コンテナに保管されています。その際、SCP-XXXX-JPは複数の結束バンド等でコンテナ内部に完全に固定されている必要があります。また、コンテナには内部に酸素を供給するための空気孔が取り付けられます。実験を行う場合は、倫理的観点から事前に書類によるO5の認可を受ける必要があります。

説明: SCP-XXXX-JPは高さ8mほどのソメイヨシノ( Cerasus ×yedoensis (Matsum.) Masam. & Suzuki ‘Somei-yoshino’)の樹木です。SCP-XXXX-JPは外見的な特徴は他の同種の樹木のそれと差異はありません。しかし、SCP-XXXX-JPは自身の根部を自在に動かし、歩行を行います。SCP-XXXX-JPは19█2年2月に████県で流布された「蠢く木」という都市伝説について財団が調査した結果、████県████沿川で歩いているところをエージェントに発見されました。その後の捜査で、SCP-XXXX-JP は████県にある青木██(2ヶ月前に病死)宅の庭木と判明しました。発見された場所までは自力で歩行してきたものと推察されています。そのため、目撃者にはBクラスの記憶処理が施されました。財団はSCP-XXXX-JPを対象として、様々な実験を行いました。その結果、SCP-XXXX-JPには2つの特性があることが分かっています。しかし、これらの習性がこの植物の遺伝的形質によるものなのか、あるいは、全く別の要因が存在するのかは不明でした。

1: SCP-XXXX-JPはほぼ一貫して東の方向へ歩行を試みること。
(しかし、例外として19█2/3/11~19█2/3/15だけは南の方角へ歩行を試みました)

2: 進路上に生物学上の人間のオスがいる場合、それを避けて移動すること。

補遺1: 青木██の手紙

19█2/03/25に財団エージェントによって青木██宅の調査した結果、遺伝子導入装置や培養機など、植物の遺伝子操作のための機材が多数発見されました。青木は死の直前まで、桜の遺伝子操作についての研究を行っていたとみられます。また、青木██ が書いたとみられる、女性A宛ての手紙が発見されました。これはSCP-XXXX-JPと関連があると推察されています。女性Aはアメリカ████州在住の日本人であり、要調査対象に指定されました。

女性Aへ
わたしの心を桜に込めて最愛の貴方へ送ります。
                    青木██

補遺2: 女性Aへの聞き取り調査

青木██ およびSCP-XXXX-JPについて、女性Aへの聞き取り調査が行われました。