アイテム番号: SCP-1329-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-1329-JPはサイト-8107のロッカー内部に保管してください。SCP-1329-JPは1ヶ月に1度以上面識のある職員との会話をさせる必要があります。会話の際には1台以上の監視カメラによるチェックが必要です。
説明: SCP-1329-JPは██県の██家の██の部屋の棚で発見された宝箱です。SCP-1329-JPは薄汚れた金色の植物のような模様が入っています。大きさは横15cm,奥行き7cm,高さ7cmです。SCP-1329-JPには鍵がかかっており、その鍵は見つかっていないため中身は不明です。SCP-1329-JPは少しでもうつ病の傾向がある人間に対して話しかけることがあります。SCP-1329-JPは自らを「宝箱」と名乗り格下と判断した者には敬称をつけるように言ってきますが無視をしても構いません。SCP-1329-JPからの話のほとんどはたわいない話です。話し方は陽気で独特な話し方であり、どのような人もSCP-1329-JPとの会話時は必ず笑顔を見せます。
SCP-1329-JPには人間並みの視覚、聴覚、触覚と人間には劣るものの嗅覚があることがこれまでの会話で確認されています。どこで感じ取っているのかは不明です。
SCP-1329-JPの会話記録 - 日付████/██/██
対象: ██県の██家の██
内容: 将来の夢など
結果: 対象は会話後両親に意気揚々と話したらしいが両親は「知らない」と回答
SCP-1329-JPの会話記録2 - 日付████/██/██
対象: Dクラス職員(軽度のうつ病傾向)
内容: 施設内での生活について
結果: 対象は会話後再び話をしたいと研究員に懇願した。研究員は許可したが会話前に対象は心臓発作を起こし死亡
SCP-1329-JPの会話記録3 - 日付████/██/██
対象: Dクラス職員(うつ病傾向)
内容: なし
結果: 会話は失敗。SCP-1329-JPは会話を行わなかった。その後研究員が理由を尋ねると「気まぐれ」と回答
SCP-1329-JPの会話記録4 - 日付████/██/██
対象: ██研究員(うつ病傾向)
内容: SCP-1329-JPの生態について
結果: 対象は書類に結果をまとめたが、書類は紛失された
実験記録1329-1 - 日付████/██/██
内容: SCP-1329-JPに人間と同じ様式の視力検査、聴力検査を受けさせる
結果: 平均的な人間並みの結果を出した
実験記録1329-2 - 日付████/██/██
内容: SCP-1329-JPを針でつつく
結果: 「痛い」という内容のメッセージを発信した
実験記録1329-3 - 日付████/██/██
内容: SCP-1329-JPにホワイトシチューを近づける
結果: 「美味しそう」と独り言を呟いたが食事はしなかった
実験記録1329-4 - 日付████/██/██
内容: 約1ヶ月半会話を一切許可せずに放置
結果: [データ削除済]