Chairのメモ

2017リサイクルコン
元ネタはkyon824様のを拝借しました。

SCP-XXX-JP-J-RE


アイテム番号: SCP-XXX-JP-J-RE

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 後述する定型文を含んだ質問を用いて各地で街頭インタビューを定期的に行い、SCP-XXX-JP-J-RE発症者と確認された対象には直ちにAクラス記憶処理を施してください。また、インタビューの際、カバーストーリー「大学のレポート」を適用してください。

説明: SCP-XXX-JP-J-REは精神疾患です。

SCP-XXX-JP-J-REの異常性は「普通」です。発症者の価値観は元の人格にかかわらず「普通」であることを強く意識したものに変化し、それをしきりに主張するようになります。この「普通」の概念は全ての発症者において統一されていることが確認されています。その他発症者の言動に特殊な要素は確認されませんでした。また、Aクラス記憶処理を施すことでSCP-XXX-JP-J-REが消失することが判明しており、治療が可能です。

SCP-XXX-JP-J-REは████/██/██、SCP-███-JPの実験を行っていた██研究員が突然奇妙な発言を繰り返した事案により発見されました。██研究員は直ちに精密検査されましたが、他SCPによる影響が見られなかったため、一時的な精神変調と診断されました。██研究員はその後セラピーを受けて復帰しましたが、症状は改善されませんでした。これと同時期に同様の症状を持つ患者が財団内外に発見されたため、一連の症状を独立したミーム性のSCPと断定し、SCP-XXX-JP-J-RE発症者を判別する方法が課題として協議されました。罹患したとみられる財団職員██人に行った実験から、特定の趣旨の質問をした際に前述した職員の発言とほぼ一致した回答を得られることが判明したため、SCP-XXX-JP-J-RE患者の判定に有効であると見られています。

以下が、収容プロトコルで指定されている「定型文」と、発症者の行う返答の一例です。

定型文: もし、普通ではない存在に遭遇したらどうしますか?
返答例: 人は「普通でない」という理由だけで、その存在を自分達から隔離しようとする。しかし、それは賢明であると言えるだろうか。普通か否かの判断はあくまで当人特有の価値観によるものだ。すなわち、自分と差異を持つ存在を「普通でない」と形容する。それは間違った思考ではないだろうか。差異のあることこそ、「普通である」と言えるのではないか。私は、この世にあるもの全てが「普通である」と考えており、「普通でない存在」など存在し得ないのだ。

 
SCP-XXX-JP-J-REの異常性に特別な力はなく、日常生活においても発症者と非発症者とに目立った違いはありません。また、全ての患者を収容することは不可能ですし、低レベルの記憶処理で済みますので、見つけ次第異常性を除去するのが好ましいと考えられます。ー██研究員

彼らの言葉を借りれば、「普通」とは特有の価値観であり、また彼らの言葉を言い換えるなら、「差異のないことは普通でない」ということでしょうか。 私も若い時は似たようなことを考えていましたよ。ー██博士

補遺: 記憶喪失のリスクのある記憶処理に代わる治療方法として、実際に異常と思われる存在に遭遇させる方法が検討されました。この臨床実験は██博士の承認を受けて行われました。