Carbon13の砂箱
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル:

説明: SCP-XXX-JPは典型的には日本国神奈川県のコンビニエンスストアで発生する異常現象です。人口密集地で発生する頻度が高く、山間部においては数例しか確認されていません。

SCP-XXX-JPはコンビニエンスストアにおける商品の一部が文化的、言語的に特異に変化した物品(これらをSCP-XXX-JP-Aと表記)に置換される異常現象をもって開始されます。

補遺-1: 以下に示すのは、サイト-8123で起きたSCP-XXX-JPの監視カメラによる収容違反記録です。

補遺-2:




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niku

左上から時計回りにSCP-XXX-JP-A-3、SCP-XXX-JP-A-4、SCP-XXX-JP-A-5、SCP-XXX-JP-A-1

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██の標準収容ロッカーに収容されます。実験にはCL2以上の職員の許可が必要です。現在のところSCP-XXX-JP-A-7を実験使用して実験する必要はないと考えられており、禁止されています。

SCP-XXX-JP-Cはサイト-81の大型生物収容室で各個体別々に飼育されます。専任の飼育員がそれぞれ2人ずつつき、生活行為や移動の介助を行います。飼育員はマニュアルを熟読し、作業にあたってください。

SCP-XXX-JP-C-1は羽毛の量が少ないため、適切な保温が望まれます。SCP-XXX-JP-C-2、SCP-XXX-JP-C-3は羽毛が十分に発達しているため配慮は必要ありません。SCP-XXX-JP-Cは必要とされた場合カウンセリングを受けることができます。この時、50音表と補強された図が用いられます。

説明: SCP-XXX-JPは耐水性のある紙質でできたチキン用バケットです。サイズは半径150mm高さ200mmと測定されています。SCP-XXX-JPはKFCコーポレーションから発売されるものと酷似していますが、イラストなどの細部が異なるという特徴を持ちます。SCP-XXX-JPの耐久性は通常のものと同様です。

SCP-XXX-JPを開封すると同社の「オリジナルチキン」と相違ないフライドチキン9ピースに加え、通常発売されていない首から上の部位を使用したフライドチキンと、衣を纏って揚げられたヘビ亜目(学名:Serpentes)に類似する特徴を持つ不明な肉が出現します。どの部位も適温に暖められており、これを摂取した人物はおおむね良好な味だと評価します。

この合計11ピースのフライドチキンはSCP-XXX-JP-Aとして指定され、部位ごとに別の番号が振り当てられています。脚(ドラム)はSCP-XXX-JP-A-1、あばら(リブ)がSCP-XXX-JP-A-2、胸(キール)がSCP-XXX-JP-A-3、ウイング(手羽先)がSCP-XXX-JP-A-4、サイ(腰)がSCP-XXX-JP-A-5、頭部がSCP-XXX-JP-A-6、そしてヘビ科のものと類似する特徴を持つ不明な肉はSCP-XXX-JP-A-7に指定されています。

SCP-XXX-JP-Aを摂取した人物(SCP-XXX-JP-Bと指定)は強い不安と罪の意識を感じるようになります。財団が行なったツング不安自己評価尺度試験では、どのSCP-XXX-JP-Bも中等度うつ病24.4±9.6であることを示しています。同時に恐怖も見せ、SCP-XXX-JP-Bは食事の際に食品が自分に語りかけられるように感じます。その内容は様々ですが、その食品がSCP-XXX-JP-Bと立場を入れ替える可能性があるというものです。SCP-XXX-JP-Aによって感じる罪の意識は、主に飲食に関してのものです。SCP-XXX-JP-Bは自分が今まで鶏肉をはじめとする肉食を行なっていたことに後悔の念を示します。これ以上SCP-XXX-JP-Bは一切の肉食を行わず、強制的に食べさせようとするとすぐに嘔吐します。ベジタリアンといった肉食を行わない人物の場合、野菜や乳製品に同様の反応を示します。

SCP-XXX-JP-Bは、SCP-XXX-JP-Aの異常といえる影響により自らの肉体を切除しようとします。チキンの部位に対応する肉体を嫌悪し、身近にある鋭利なものを使用してその試みを行います。例えばSCP-XXX-JP-A-2を摂取したSCP-XXX-JP-Bの場合、首下から臍の上までを強く嫌悪し、切除を行おうとします。身近にある鋭利な刃物を使用しますが、大抵は技術的な面から見てもまず成功することはなく、外部から外科的介入が行われなかった場合単なる外傷を得ることになります。

SCP-XXX-JP-Aの中でもとりわけSCP-XXX-JP-A-7を摂取した人物は他とは異なる異常性に暴露させられることになり、肉体的な変化を発現させます。変化後のSCP-XXX-JP-B(SCP-XXX-JP-Cと指定)は明らかにニワトリ(学名:Gallus gallus domesticus)の要素を備えています。頭部には鶏冠、あごの部分には肉垂と呼ばれる皮膚が発達した器官があり、口とその周辺の皮膚が変化して嘴が形成されます。また、羽毛が身体を覆うようになります。消化器関係はかなり人間に近く、嘴などの摂食器官で肉を食べることは無理があります。総排泄肛は今現在の個体で確認されていません。人間の骨格や生態と矛盾が生じているため、移動や生活行為に介助が必要なこともあります。実験を繰り返すに連れSCP-XXX-JP-Cに見られるニワトリ的な特徴が増加している傾向にあります。最初に行なった実験では羽毛はワキや頭部といった人間に毛髪が生えている部分に留まっており全身の5%ほどでしたが、現在では羽毛は全身の50%までに及んでいます。

SCP-XXX-JP-Cに変化することによりSCP-XXX-JP-Bの時の不安感や罪の意識はある程度解消されます。SCP-XXX-JP-Cに変化しても人間本来の知能は変わることがなく、嘴が文字を指し示すことにより意思疎通を図ることができます。

SCP-XXX-JPは██県の高等学校で発見されました。その生徒である██氏のSNSには、科学部の実験でニワトリの骨格標本を作成することを企画しており、そのために近くのケンタッキーフライドチキンで購入してきたものが、通常のカーネルのイラストにツノが生えているなどの特徴を示していることが書かれています。当該店舗は封鎖され、周辺のケンタッキーフライドチキンにも精査が行われましたが、それらは何ら異常を示しませんでした。

補遺: 2019/03/23サイト-81██にて大規模な停電が起きました。原因は判明しておらず、予備電源に切り替わるのに数分を要しました。全オブジェクトが問題なく収容されているか確認していたところ、SCP-XXX-JP-C収容房から全SCP-XXX-JP-Cが消失していました。現場にはこのような紙が残されていました。

ありがとうございました。S

何を持って"ありがとう"なのかは不明です。