美味しいヨーグルト
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アイテム番号: SCP-983-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-983-JPはサイト-███にある鍵付きのカメラ付き鉄製ロッカーに収容してください。このロッカーを解錠する鍵は、サイト-███の主席研究員によって発行されなければなりません。SCP-983-JPは常にこのロッカー内で監視されます。SCP-983-JPは実験などの特別な理由がない限り、半永久的にロッカーから出される事はありません。

説明: SCP-983-JPは19██年█月までごく普通に販売されていた240g入りのヨーグルトです。メーカーは███社が製造したもので、SCP-983-JPの特異な事案を財団が発見、その後保護しました。その後メーカーに販売中止を要請し、この特異なヨーグルトは販売を中止されました。

SCP-983-JPを前科を持つ者が食べると、その特性を表します。日本国における犯罪の中で、凶悪犯罪1の前科を持つ者がSCP-983-JPを10g以上摂取すると、約40~60秒後に平均しておよそ██%の確率で胃内で未知の経路を経た後、爆発します。爆発した臓器は激しく損傷し、摂取した者は非常に高い(約██%の)確率でショック性出血死します。

凶悪犯罪以外の前科を持つ者がSCP-983-JPを摂取すると、平均しておよそ[編集済]確率で爆発、ショック性出血死する事が実験で分かっています。また、過去に犯した犯罪の数が多いほど爆発する確率が高くなる傾向にあるようです。

付録1: 以下はSCP-983-JPの実験記録です。

実験記録01 - 19██/██/██

対象: D-3784(凶悪犯罪の前科有り)

実施方法: 犯罪歴を持つ被験者をセクター -███内にある標準的な実験室に移動させ、SCP-983-JPを20g摂取させ、その後の被験者の状況を記録する。

結果: 摂取してから48秒後、D-3784の胃内から爆発が発生。D-3784は█分後にショック性出血死で死亡。

分析: D-3784は強盗、殺人と凄惨な犯罪歴がある。想像以上の爆発だった、もうこの実験室は使えないな、また工事が増えた。-マークス博士

実験記録02 - 19██/██/██

対象: D-4271(凶悪犯罪の前科無し、犯罪歴有り)

実施方法: 「実験記録01」内、「実施方法」に基づく

結果: 摂取してから57秒後、D-4271の胃内から爆発が発生。その後D-4271は治療室にて治療を受けたが、12日後に死亡。

分析: D-4271は窃盗等の比較的軽い犯罪歴だったが、爆発したのは予想外だった。あの様子だとD-4271は生きそうに無いな。-マークス博士

補遺1: SCP-983-JPの味は非常に濃厚で、とても美味だと報告されています。

補遺2: 犯罪歴を持たないDクラス職員にSCP-983-JPを摂取させたところ、何も変化が起こりませんでした。

補遺3: 最後に行われた実験は19██年██月██日で、現在のSCP-983-JPの重量は200gと推定されています。