Burino253
評価: 0+x
ゴミ箱.jpg

SCP-XXX-JP

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プトロコル: SCP-XXX-JPはサイト-8181にある気密性収容チャンバーに収容し、常に真空状態に保たなければなりません。
実験についてはSCP-XXX-JP担当職員から許可を得る必要があります。
現在、更なる実験は禁止されています。

説明: SCP-XXX-JPは19██年にかけて██████社が販売していた異常なダストボックスです。
異常性はSCP-XXX-JP内部に対象(以下、SCP-XXX-JP-1と呼称)が何らかの物体を捨てた時に発現します。
SCP-XXX-JPは捨てた物体をSCP-XXX-JPにとって肉体的、あるいは精神的に必要性の薄いものとして認識を改変します。生命活動に不可欠な物体の場合、SCP-XXX-JP-1の身体もその物体を必要としないように変化します。

実験記録01-A - 日付20██/██/██

対象:
D-XXXX
実施方法:
SCP-XXX-JPに何も記述されていない白紙を廃棄させる。
結果:
対象は紙に対して必要性の薄いものと認識するようになった。D-XXXXは記憶処理されたが認識は変化しなかった。
分析:
白紙を廃棄するだけで紙全体への認識にも影響を及ぼすようだ。

実験記録01-C - 日付20██/██/██

対象:
D-XXXX
実施方法:
SCP-XXX-JPに六法全書を廃棄させる。
結果:
対象は六法全書に記述されている法律に対して必要性の薄いものと認識するようになった。また、D-XXXXは六法全書の内容を全て記憶していた。
分析:
本人が内容の言及、行使に積極的だったなら、どれだけ便利なものだっただろうか。

実験記録01-E - 日付20██/██/██

対象:
D-XXXX
実施方法:
SCP-XXX-JPに1Lの水を廃棄させる。
結果:
D-XXXXは部分的な脳障害を患い、左足関節の運動器官の機能が停止した。
分析:
生命活動に必要な水分量が運動器官の停止により減少したのだろうか。

補遺: