BSL_2000
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アイテム番号:SCP-XXX-JP

※このデータの大半は、SCP-XXX-JP-L-1を元に作成されたものであり、実際の情報との誤差が存在する可能性があります。

オブジェクトクラス:Neutralized(旧:Euclid)

特別収容プロトコル:
現在、下記の事案によりSCP-XXX-JPは消失。
残存しているSCP-XXX-JP-Lは、保管サイト-81XXへ移動されます。
これらの閲覧にはレベル2以上の職員がのみが可能です。

説明:外見は、金髪と緑眼の痩せ気味体型の成人男性です。筋力は成人男性としては弱いですが、一般的な範囲内です。
SCP-XXX-JPの異常性以外は、一般的な常識のある人間です。

SCP-XXX-JPの性質は、SCP-XXX-JPによって何らかの情報媒体に記録された事件や出来事といった事象(以下シナリオ)が消去されてしまうものです。例えば、2001/9/11に発生した、アメリカの同時多発テロに関するシナリオをSCP-XXX-JPが記録すると、そのシナリオ自体、あるいはその一部が消去される可能性があります。物的な損傷も、消去されたシナリオによっては元通りになると考えられます。

この現象が発生した場合、SCP-XXX-JP-Lを例外とした、あらゆる書類や記録、物理的、電子的な情報など、種類や状態に関わらず、消失したシナリオの存在を証明する情報が消失します。それは我々人間の脳も例外ではありません。
この現象によって情報媒体が消失することはありません。書類の場合は文字等が消失し、紙が残ります。磁気ディスクの場合は該当部分の情報がクリアされ、ディスク本体と消去対象でない情報が残ります。1

この現象はSCP-XXX-JPによって記録が行われたシナリオが非実在である場合も、この現象の後にそのシナリオの存在を証明する情報を作成する場合、情報として成立した後に消失します。しかし、そのシナリオが未来に発生するものだった場合、その現象は以後発生しない可能性があります。

また、SCP-XXX-JP-Lの内容を読み手が記憶する、或いは機械によって記録する、等の行為を行った場合、即時にその情報は消去されます。

※現時点では、SCP-XXX-JPによる現象は無力化されており、シナリオ、記憶消失等は発生しません。

SCP-XXX-JPが作成した情報媒体は「SCP-XXX-JP-L」として分類、個々としては「SCP-XXX-JP-L-01」以上の番号に登録されます。

発見/収容経緯:
日時:2016/01/03
SCP-XXX-JPが財団に自身の性質を申告し、収容されました。

日時:2016/11/15
未使用の部屋を巡回していた警備員が9冊のSCP-XXX-JP-Lを発見し、収容されました。発見時、部屋の隅に9冊が積まれていたと報告されています。
この部屋は、SCP-XXX-JP-L-01の██ページにて、SCP-XXX-JPの収容に利用されているという記述があります。

事案 日時:2016/11/14
同日、実験-04を行った際、実験中の監視は続行されていましたが、実際の記録内容は確認されていませんでした。
この実験で、指示を無視したSCP-XXXは自らを題材とした情報を記録しました。以降、SCP-XXX-JPは消失。同時にSCP-XXX-JPによる現象は一切発生しなくなり、結果SCP-XXX-JPが執筆した情報媒体を読み込む事が可能になりました。
この情報媒体は、現在保管サイト-81XXに保管されています。これはレベル2以上の職員が閲覧可能です。

現在残存しているSCP-XXX-Lは、それぞれSCP-XXX-L-01, 02, 03 … 09の、計9個がSCPとして登録されています。

補遺-01 『███博士によるレポート』

消えたものを消えたと認識する事は不可能ではないが、消えたものを完全に認識することは決して不可能だと思われる。SCP-XXX-JP-Lの内容を直接確認できない以上、推測しつつシナリオを再現するしかない。
だが、このSCPの制御に成功すれば、財団に大きな利益をもたらす筈だ。幸いな事に、彼のその異常性以外は人として常識的だ。財団の協力者として取り入れるのは容易だろうと判断ができる。
しかし、彼はまだ収容されてから時間が経ってない。報告も判明もされていない性質が存在するかもしれない。不確定要素がある内は、収容を続けつつ研究を進める事に専念するべきだ。
性質が完全に判明された後は、消去されたシナリオを認識する方法を確立する予定だ。

補遺-02
███博士の行動ログには、幾らか不自然な空白が存在することが明らかになっています。
これはSCP-XXX-JP-L-01の影響と考えられています。