
収容中のSCP-XXX-JP
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██の地下施設に、15㎥のコンクリートで作られた部屋を完全に密封された部屋に監視カメラ2台を設置し、常に監視された状態で収容して下さい。
SCP-XXX-JPを使い実験、研究する場合はレベル3以上のセキュリティクリアランスを持ち、サイト管理者の許可を得た職員のみ取り扱いを許可します。
説明: SCP-XXX-JPは蓋を開けると神々しい光が出現する、4㎤の小さな黒い箱です。この小さな箱の材質や光がどこから出ているかについては未だ分かっていません。
SCP-XXX-JPの特異性は生命体が箱を開けてしまった場合、どの様な生命体であろうと、SCP-XXX-JPが発する光に包まれ、対象者の肉体、衣類、装備、銃火器などが一つの”黒い霧状”(以下SCP-XXX-JP-1)の生命体となってしまいます。箱の蓋は、未知の力によって一瞬で閉まります。
このSCP-XXX-JP-1になった場合、意識は残り、聴覚は劣り、視界にも若干黒い靄がかかって見えにくくになります。進みたい方向に自由自在に動くことが可能ですが、如何なる物体に触れることが出来なくなってしまいます。またSCP-XXX-JP-1は、通常の霧や煙と違って蒸発したり、薄くならずに、触れる事が出来ない、不死身の肉体を持つ事となります。
元の姿に戻る場合は、SCP-XXX-JPの蓋を開ける前の元の姿を強く意識する必要があります。無事、元の姿を形成できると、聴覚が戻り、視界も良好になり、物体に触れることも可能になります。ただし、所々から絶えずに黒い煙が出続けます。この煙は、有害物質を持ちません。
また、当時持っていた装備、衣類などは、意識外でも出現する事が確認されています。これらのアイテムも同様に、表面から黒い煙が出ますが、人体から離れると2分後には黒い煙は出現しなくなります。
SCP-XXX-JP-1となった生命体を殺害する方法は、実体化したSCP-XXX-JP-1を銃火器などで殺害する事です。近接攻撃を行うと直ちにSCP-XXX-JP-1となるので、近接攻撃による殺害は不可能です。
上記の性質のため、他のSCPや無関係な職員がSCP-XXX-JPを箱を開けてしまう事態だけは絶対に避けてください。
補遺: SCP-XXX-JPは19██/█/██に福島県██山で岩の上に置かれていたSCP-XXX-JPを、エージェント[データ削除済]によって始めて発見されました。
何故か約半径15メートル以内に近ずく動物は存在せず、むしろSCP-XXX-JPを避けるように移動していたようです。
発見したエージェント[データ削除済]はSCP-XXX-JP-1となりましたが、SCP-XXX-JPを収容することに成功しました。エージェント[データ削除済]はSCP-XXX-JPが完全に収容された後、尋問を受ける予定です。
_SCP-XXX-JP-1を尋問[19██/█/██]
対象: SCP-XXX-JP-1 元エージェント[データ削除済]
インタビュアー: ██博士
<録音開始>
██博士: SCP-XXX-JP-1、気分はどうだい?
元エージェント[データ削除済]: 良くもないし、悪くもない。強いて言うなら自分もSCPになっちまった、と少し嘆いてはいますがね。
██博士: そうかい、では初めてSCP-XXX-JPを発見した際、君はどう思ったのか教えてくれ。
元エージェント[データ削除済]: とても奇妙なものだと思ったよ。好奇心は抑えたつもりではいたけど、あれの誘惑に負けちまった。██博士: そして蓋を開けてしまったと…
元エージェント[データ削除済]: ああ、箱の中身はとても輝いていて、気が付いたらこの有り様さ。
██博士: では、SCP-XXX-JPの放つ光には、人を誘惑する特異性を持っているという事か?
元エージェント[データ削除済]: さぁ?元々俺は異質な存在には貪欲に漁ってきたしな。
██博士: (溜息)現状、君はその、SCP-XXX-JP-1の宿った肉体に何か不満は無いか?
元エージェント[データ削除済]: そりゃあ、触れないのはちょっと不便だけど、便利な体になったと自分では思っているよ。
██博士: それは何故?
元エージェント[データ削除済]: だって、触れられないから死ぬことも無いんだろ?どうせならあのクソトカゲと戯れたいぜ。もしくは、まだ見ぬKeter共を収容してやりたいぜ。
██博士: SCP-XXX-JPに影響を受けた後でも、職務に復帰したいと思うのは何故ですか?
元エージェント[データ削除済]: 死なない体を持つ奴が危険な現場に行けば、その分大切な財団の仲間や職員を守ることにもなるしな。
██博士: では、SCP-XXX-JP-1となった今でも、フィールドエージェントとして活動したいのですか?
元エージェント[データ削除済]: 収容されるよりは、な。
██博士: 分かりました。尋問はこれで終了します。
<録音終了>
終了報告書: エージェント[データ削除済]の人格には異常が見られます。しかし非接触の肉体を用いて調査に当たれば、無駄な人員を消費することなく調査を行う事ができます。エージェント[データ削除済]には危険な任務に就かせる予定です。
ところでSCP-953と触れ合う事ってできる? ―元エージェント[データ削除済]
許可されません ―██博士
補遺2: SCP-XXX-JPに触れ、SCP-XXX-JP-1となった財団の人間はエージェント[データ削除済]だけです。エージェント[データ削除済]は現在はサイト-8181内に待機命令を出しています。
作りかけです(_ _)
アイテム番号: SCP-XXX-JP

サイト内に収容中のSCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: サイト-81██内の滑走路に隣接した格納庫に収容してください。
SCP-XXX-JPを使用する場合、レベル2以上のセキュリティクリアランスを提示し、戦闘機の点検、修復できる人物で、財団が信頼できる人物を雇用してください。
説明: SCP-XXX-JPは全長19.4m、翼幅: 13.1m、高さ5.6mの日本製のF-15Jです。しかしF15Jの装甲、フレーム以外の全てのパーツが毎日別機体のものに換装されます。火器統制システムやエンジン、操縦桿すら置き換えられます。またSCP-XXX-JPはコックピットが開かず、どのような手段を講じても分解する事が出来ません。
現在、SCP-XXX-JPを用いた飛行試験の予定はありまんが、SCP-XXX-JPを用いた、新たな航空機動部隊を編成する可能性もあります。
1日目 | GAU-8 30mm ガトリング砲 に換装されました |
2日目 | 九九式二〇ミリ機銃 に換装されました |
3日目 | ADEN 30mm 2連装機関砲 に換装されました |
4日目 | GAU-12U イコライザー に換装されました |
5日目 | SCP-127 に換装されました |
1日目 | JDAMに換装されました |
2日目 | AGM-65に換装されました |
3日目 | Mk77に換装されました |
4日目 | BLU-64 770lbに換装されました |
5日目 | AIM-120 AMRAAMに換装されました |
1日目 | TF34-GE-100に置き換えられました |
2日目 | F110-GE-132に置き換えられました |
3日目 | 未知のエンジンに置き換えられました |
4日目 | F119-PW-100に置き換えられました |
5日目 | F135-100に置き換えられました |
現在も、毎日ランダムな装備に換装されます。
補遺1: SCP-XXX-JPは██基地にて『一つだけおかしな機体がある。毎日、毎日、別の兵器に置き換わって、何だか不気味だ。』と言う報告により、19██/█/██にサイト-[編集済み]に一時的に収容され、その後サイト-8104に搬送されました。
補遺2: SCP-XXX-JPを調べていくと人間と会話が可能な程、高度なAIが搭載されていました。これをSCP-XXX-JP-1と名付けます。
2███年██月██日にSCP-XXX-JP-1とのインタビューを行う予定です。
補遺3: ごく稀に特定のSCPに対して効果のあると思われる兵器が出現します。
・SCP-[データ削除済] - SCP-[データ削除済]Destroy と書かれた説明文付きの未知の核弾頭が出現
”こいつでSCP-[データ削除済]を吹っ飛ばそう!”
・SCP-[データ削除済] - SCP-[データ削除済]Destroy と書かれた説明文無しの未知の空対地ミサイルが出現
・SCP-███ - SCP-███Destroy と書かれた説明文無しの未知の燃料気化爆弾が出現
・SCP-███ - SCP-███Killer と書かれた説明文付きの未知のレールガンが出現
”SCP-███Killerは数十秒間のチャージが必要です。ご注意ください。”
・SCP-███-2 - SCP-███-2KILLER と書かれた説明文付きの未知のプラズマ兵器が出現
” SCP-███-2KILLERはあくまで SCP-███-2にのみ有効です。 SCP-███-1に対しては効果を持ちません。”
操作に慣れるまでこっちで活動します。何卒、よろしくお願いします。