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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは現在カバーストーリー「校舎老朽化」を適用したうえで、四方を高さ20mの壁で囲っています。SCP-XXX-JP内部への侵入者がないよう、2つの出入り口に最低2人以上ずつの警備員があてられ、常時監視を行います。SCP-XXX-JPへ接触した被験者に対しては規則(SCP-XXX-JP用提示規則参照)を提示後、規則ごと収容を行ってください。また被験者が所有しているSCP-XXX-JP-1を即座に回収し、サイト-8122の低危険度物品収容ロッカーに収容してください。

説明: SCP-XXX-JPは██県███市にある████年に廃校となった3階建ての校舎です。外装は薄汚れており、所々スプレー缶で「クソ教師」「くたばれ」「████」といった暴力的な言葉が書き殴られた跡がいくつも残っています。SCP-XXX-JPを囲うように設置された花壇には、当時植えられていたと思われる花が枯れ、散乱しています。SCP-XXX-JP内部は清潔な状態を保たれて、直前まで清掃が行われていたような形跡が常に残っているのを確認できます。
SCP-XXX-JPは██年前1に逃走中だった連続殺人犯が、SCP-XXX-JPの入り口前で座り込み自らが犯した罪を懺悔し続けているのを近くの交番に勤務していた警官が発見2、その後SCP-XXX-JP付近に設置されていた監視カメラの映像にSCP-XXX-JP内部に侵入する連続殺人犯の姿が映っていたことから異常性が発覚しました。

SCP-XXX-JPの異常性はSCP-XXX-JP内部にある合計15個の教室に、高校生時代のクラスのどれかが1~5組、若しくはA~E組である人間が入ることで発現します。SCP-XXX-JP内の教室に入った被験者はSCP-XXX-JPとの接触後、異常なまでに「規則」という言葉や行動に執着を見せ始め、自身が犯した罪を周囲の人間に懺悔し、その後自身のこれまでの行動に対して罪悪感や嫌悪感を抱き始めます。更に時間がたつとそれらの感情は他者の行動にまで影響をし始め、被験者は周囲の行動に対し癇癪を起し始めます。

追加: SCP-XXX-JPとの接触後、被験者はSCP-XXX-JP-1を受け取ります(インタビュー参照)。SCP-XXX-JP-1の受け取り方法については映像を通して確認が行われましたが、すべて失敗に終わっています。SCP-XXX-JP-1は生徒手帳の形をしており、実際にSCP-XXX-JPで使用されていた物と被験者の名前が書かれていることを除いて、外見的な違いは全くありませんでした。

補遺: SCP-XXX-JPとの接触が確認された連続殺人犯がD-15646として財団に雇用されました。財団は即座にD-15646に対しインタビューを行いました。

インタビュー後、即座にSCP-XXX-JPとSCP-XXX-JP-1に対する実験が開始されました。

実験記録01 - 日付████/██/██

対象:
D-14235(高校生時代のクラスは1-1,2-7,3-6)、 D-14588(高校生時代のクラスは1-A,2-A,3-C)、D-15111(高校生時代のクラスは1-6,2-6,3-8)

実施方法:
SCP-XXX-JPへの接触

結果:
D-14235、D-14588はD-15646と同様に懐かしさを感じると証言した後、それぞれ1-1、3-3教室に入り異常性を発現。D-15111はSCP-XXX-JPに対して感情の変化は確認されず、教室に入ることもありませんでした。

分析:
どうやら高校生時代のクラスが6組以降の数字であればSCP-XXX-JPの影響を受けないようだな。クラスがアルファベットの場合A=1、B=2と認識されているのは試験等でクラス表記をA=1、B=2として記入することがあるからだろうか。 -███博士

追加: 実験後、双方とも自身の罪を███博士に懺悔した後、D-14235は常にうわごとを呟くようになり、D-14588は自殺を図りました。

分析: D-15646同様に自身の行動を懺悔する行動にでたがその後の行動に違いが表れた。規則に対する思いに個人差が表れたのだろう。 -███博士

実験記録02 - 日付████/██/██

対象:
D-14235、 D-14588

実施方法:
いくつかの「規則」を作り、提示する

結果: どちらも完璧に「規則」に従いました。

メモ: この結果は今後の収容に生かすことができる情報だな。 -███博士

実験記録03 - 日付████/██/██

対象:
D-15111

実施方法:
D-14235の所有していたSCP-XXX-JP-1を回収し、D-15111に開かせる。

結果:
SCP-XXX-JPの異常性を発現しました。

分析: ████研究員同様にSCP-XXX-JP-1の異常性を受けたようだ。ということはSCP-XXX-JP-1の異常性の条件は「SCP-XXX-JPの被験者がSCP-XXX-JP-1を開いて見せる」ではなく「SCP-XXX-JP-1を開いて中を見る」で間違いなさそうだな。 -███博士

実験記録04 - 日付████/██/██

対象:
D-13445(高校生時代のクラスは1-4,2-4,3-4)

実施方法:
マイク、ビデオカメラを装着した上でのSCP-XXX-JPへの接触

結果:
転写ログ参照

補遺: D-13445への実験後、D-15646へのインタビュー録音を再確認したところ、一部のD-15646の発言にD-15646以外とは別の男性と思われる人間の声が重なって聞こえていることが発見されました。████研究員の最後の発言から、現在財団では声の主が「先生」であると仮説を立てたうえで音声鑑定を行っている最中です。