Batsumal
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Neutralized

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは事例XXX-JP以降現在に至るまで一切の異常性が観測されておりません。
事例XXX-JPによるSCP-XXX-JP-Aの焼失、ならびにSCP-XXX-JP-Bとの関連性は担当チームによって調査が継続されています。は打ち切られました。また████高校が近隣高校との統合によって廃校となったことを受け、起用されたエージェントの捜査は指定期間内の近隣住民への聞き込みとSCP-XXX-JP-Aの観測のみにとどまり、これについても20██年をもって打ち切られることがサイト‐80██管理官によって決定済みです。

説明: SCP-XXX-JPは一般的に「桜」として広く認知されているバラ科モモ亜科スモモ属の落葉樹(以下、SCP-XXX-JP-Aと呼称)を発生源と推定する一連の異常現象です。SCP-XXX-JP-Aは日本の██県██市に所在するしていた████高校の敷地内に植えられており、生徒たちの間では、いわゆる『告白すると永遠に結ばれる伝説の木』という七不思議のひとつとしてその存在が認知されていました。

SCP-XXX-JP-Aは非活性時においては植物学的にソメイヨシノと同一の特徴を示し、季節に応じた様相の変化の差異もこの種に起こり得る範囲内で、大きくかけ離れることはありません。採取したSCP-XXX-JP-Aの遺伝子情報からも異常性は認められませんでした。
しかし3年の周期でSCP-XXX-JP-Aは活性化状態となり、その際は以下の特徴を有します。

・蕾が全て開花する満開状態の維持
・自然現象をはじめとする、あらゆる物理的干渉への耐性
・SCP-XXX-JP-Aを中心とした半径5メートルを対象とする録音、録画、伐採、剪定を含むあらゆる機材の故障を引き起こす電磁波の放射
・イベントXXX-JPの発生(推定)

活性化状態はその年の気候やそれに伴うSCP-XXX-JP-Aの状態にかかわらず、常に4月1日から4月30日の期間で統一されています。仮に前日まで蕾の膨らまない状態であっても急速な状態進行によって開花を迎えます。逆にすでに散ってしまった場合であっても、蕾が存在しないにも拘らず見た目上は開花が始まります。
非活性化時には可能だった遺伝子の採取も、活性化時には上記の特徴により未だ成功していません。

またこれらの事態について████高校の生徒や教職員、ならびに近隣住民は一切の違和感を示さず、認識災害の特性を含む可能性が非常に高いという見解を示しています。


補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]