Ayunoshioyak1の机上

下書き

10個の数字

SCP-XXXX-JP 10個の数字

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: keter

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは現象系のオブジェクトのため、回収は行われていません。SCP-XXXX-JPを確認した場合は記録及び報告を行なった後、SCP-XXXX-JPが発動したと思われる日付から30日後、それに関わっている者の記憶処理を行なってください。

説明: SCP-XXXX-JPは、評価等において使用される10段階評価の呼称です。SCP-XXXX-JPである10段階評価では、1〜10までの数が利用されており0はありません。また点数などで不要と考えられた数字を四捨五入します。

SCP-XXXX-JPの異常性は自分の評価を表しているSCP-XXXX-JPを見た者の思想及び感情を操ります。SCP-XXXX-JPによって思想及び感情を操られる期間は2週間~1年程で個人差があります。操られた場合は基本的に他者との比較を行う傾向があり、感情及び思想の方向は評価によって変化します。このため現在財団では、10段階評価の国内での使用を禁止する計画を立てています。

SCP-XXXX-JPが財団職員によって異常性が確認されたのは20██年██月██日にある████学校内のテストです。発見時はSCP-XXXX-JPの異常性は発動しませんでした。現在原因を解明中です。

SCP-XXXX-JPは19██年以降学校等の評価で使われており、考案者は不明です。SCP-XXXX-JPを最初に利用した██氏は既に死亡していますが、遺書を残しています。遺書から██氏は異常性に気づいていたことが判明しています。

補遺1: ██氏の遺した遺書

私は、とんでもないことをした。10段階評価などは使うべきではなかった。我々は楽に分かりやすくと言う観点だけで、利用してしまった。私のせいだ。人々は皆自らがたった10個の数字だけで表せると思ってしまっている。もう止めることはできない。これを見ているのがこの異常に気付けるものと言うことを願う。
████

ボツ

ボツ1

SCP-XXX-JP 孤独な鉄塔 下書き

アイテム番号:SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス:Keter

SCP-XXX-JP

特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPを回収する試みは全て失敗に終わっており、現在発見された地点から半径██kmの範囲で閉鎖を行なっています。一般人がこの範囲内へ通行を試みた場合、自然保護を理由に立入禁止区域であることを説明してください。SCP-XXX-JPは周りの植物などの建造物よりも比較的大きいため閉鎖範囲円周上に高さ6m厚さ3mのコンクリート性の壁の設置が行われています。SCP-XXX-JPを非活性化及び上空などからの目視、落雷を防ぐために絶縁体で尚且つ無透過の布を被せてくだい。

説明:SCP-XXX-JPは、本州内陸部の██████にある高さ42.5mの電波塔です。SCP-XXX-JPから約███m離れた場所に存在した、███町(これ以降SCP-XXX-JP-1)に住んでいた████博士の従兄弟からの連絡が途絶えた為アクセスした際に異常が確認されSCP-XXX-JPとナンバリングされました。

SCP-XXX-JPの異常性は何かしらの影響によって、振動(音を含む)、電気、圧力、光、熱のいずれかのエネルギーが加わった際に発動します。エネルギーが加わった場合、エネルギーの量によって発動半径を変化させ、その発動半径内にいる人に精神異常などの症状を発生させます。エネルギーを同時的に複数加えた場合加わったエネルギーによって引き起こされる症状に加えて新たな症状を発症させます。加わったエネルギーは全てそれに変換されてしまうため傷や破壊は不可能です。SCP-XXX-JPの材質はFeが21%、Siが11%含まれていこと以外は不明です。

症状の一覧

加わったエネルギー	症状
電気	鬱病、適応障害、パニック障害、気分変調障害、自閉症、睡眠障害、神経障害
振動	鬱病、適応障害、パニック障害、気分変調障害、自閉症、睡眠障害、聴覚障害、平衡感覚の消失
圧力	鬱病、パニック障害、気分変調障害、自閉症、睡眠障害、触覚・痛覚の消失
光	鬱病、気分変調障害、睡眠障害、視覚障害
熱	鬱病、適応障害、パニック障害、気分変調障害、睡眠障害、発熱
LEVEL-Ⅱ(複合2つ)	複合された2つのエネルギーで発症する症状、記憶障害、多重人格化(3〜4)
LEVEL-Ⅲ(複合3つ)	複合された3つのエネルギーで発症する症状、多重人格化(8〜12)、活動の非活性化
LEVEL-Ⅳ(複合4つ)	複合された4つのエネルギーで発症する症状、老化促進
LEVEL-Ⅴ(複合5つ)	██

いずれかの症状からの回復は全て、「対象の死亡」に終わっています。SCP-XXX-JPによって与えられた症状は、一度発症した場合SCP-XXX-JPの無活性化などでも治ることはありません。そのため複合LEVELⅡ以上を確認した場合直ちに終了してください。

SCP-XXX-JPは発見時電力供給は行われていませんでした。本体周辺の地面からは切断された電力ケーブルが確認されていますが、発見時に切断されていた理由は不明です。また近くには1.2m×1m×0.5mの電力を調節する基盤が確認されていますが、操作された痕跡は確認されませんでした。

SCP-XXX-JP-1は人口5██人の小規模の町です。実験XXX-JP-02 町内調査 にて財団職員が調査を行なった際に全ての人の死亡が確認されました。遺体は基本的に死亡後1〜4ヶ月経っており、その殆どが2ページの遺書を残しています。2ページの遺書には1ページ目に必ず最初に名前、生年月日、住所と遺言が書かれており、2ページ目はSCP-XXX-JPの絵が書かれています。

SCP-XXX-JPの回収及び完全な無力化を目的とした作戦は現在までに4回行われていますが、その性質上、全て失敗に終わっています。

補遺1:SCP-XXX-JP-1内に、残されたSCP-XXX-JPの絵

SCP-XXX-JP-1内に遺されたSCP-XXX-JPの絵

補遺2:症状LEVEL-Ⅴに関する報告書

+閲覧にはレベル4セキュリティクリアランスの承認が必要です。

症状LEVELⅣに関する報告書

LEVEL-Ⅴ:崇拝

症状LEVEL-Ⅴに汚染された人(SCP-XXX-JP-2とナンバリング、通称:崇拝者)は、SCP-XXX-JPを信仰対象とし、症状LEVEL-Ⅳまでにあった様々な症状は確認されていません。

SCP-XXX-JP-2になった直後何らかの手段を使用し、その人物は自らの利き手の甲に「A」を刻みます。1分以内に手段がないために刻むことができなかった物は心臓麻痺によって死亡します。基本的にSCP-XXX-JP-2は通常の人に触れた場合、その人にも症状LEVEL-Ⅴを伝播させます。またSCP-XXX-JP-2になったものは3週間以内に自らが可能な限りSCP-XXX-JPに尽くします。その後自殺します。SCP-XXX-JP-2になった人は遺書を残しません。(SCP-XXX-JP-1ないの遺体の骨に「A」が刻み込まれた跡があった遺体には遺書がなかったため判明しました。)

SCP-XXX-JP-2になったものは必ずSCP-XXX-JPに関して知っていることをまとめて本にし、後世に伝えようとします。

補遺3:SCP-XXX-JP調査中に症状LEVELⅢになった█████博士の遺言

SCP-XXX-JP-2になったものは尽くすものがないときはSCP-XXX-JP-2になっていないものとの接点を最小にし、SCP-XXX-JPの付近で過ごすようになる傾向があります。そのことから、SCP-XXX-JPは友達が欲しいのではないだろうか。
█████博士