アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明: [SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
アイテム番号: SCP-XXX-JP-J
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-Jは24時間体制で監視されます。豪雨や高波によってSCP-XXX-JP-Jの大規模な崩壊が予測される場合”保護手順-XXX-JP-J”に基づいて崩壊を防いでください。19██年に行われた護岸工事にによって大規模な崩壊が起こる危険性は大きく下がったものと考えられるため、”保護手順-XXX-JP-J”は凍結されます。
説明: SCP-XXX-JP-Jは太平洋上の熱帯に属する環礁州島です。干潮時は環礁の大部分が海面上に位置しますが、満潮時には6 4 2つの露岩を残し海面下に沈みます。
SCP-XXX-JP-Jの異常性はその大規模な崩壊が起こった際に発生します。SCP-XXX-JP-Jが大規模な発生を起こしたとき日本周辺にM7前後の地震が発生します。現在SCP-XXX-JP-Jと関連が推測される地震として”福島県東方沖地震””長野県西部地震””日本海中部地震”が上げられています。
補遺:
対象: エージェント・許さん1
インタビュアー: ██博士付記: 以下、エージェント・許さんが質問したいことがあるということで行われた対話です
<録音開始,>
██博士: それで、報告書について聞きたいことがあるという話ですが?
エージェント・許さん: 報告書に書いてあるアレ、岩じゃないアルか?
██博士: ……本気で言ってるんですか?
エージェント・許さん: どう見ても岩アル。それに、アレが大規模な崩壊を起こしたときに地震が起きてるのはたまたまで、関連性はないと思うヨ。何で護岸工事なんてしたアルか?
██博士: ……連れてけ
(機動部隊がエージェント・許さんを連れて行こうとする)エージェント・許さん: ちょっと、なにするヨ~
<録音終了,>
終了報告書: エージェント・許さんは財団神拳によって抵抗したものの、同じく財団神拳を会得する職員によって捕縛に成功しました。その後プロトコル・沖ノ”鳥”により認識を改善しました
SCP-XXX-JP-Jは島です
財団日本支部理事会”獅子”
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██に建設された地下特殊収容棟に収容されます。SCP-XXX-JP特別監視課によって命令されるSCP-XXX-JP-Aの回収及び収容棟清掃任務決行時以外に、収容棟への入室が許可されることはありません。
SCP-XXX-JP-Aの回収及び収容棟清掃任務は、対SCP-XXX-JP管理講習を受けたSC2以上/クラスE職員の監督の元、少数のDクラス職員によって行われます。SCP-XXX-JPに活性化の兆候が見られた場合速やかに退避し、収容棟封鎖システムを稼動し入り口を土で埋めてください。
SCP-XXX-JP-Aは回収後同サイトの低危険物収容ロッカーに収容されます。SCP-XXX-JP-Aの実験はSC4以上の職員のみで行われ、SCP-XXX-JP-Aと同種と思われる生物が存在していた、あるいは発見された場合プロトコル"レッドDD"に従った対応がとられます。
活性化時のSCP-XXX-JPとの接触は許可されません。どのような手段をとっても活性化時のSCP-XXX-JPとの接触は避けてください。
説明: SCP-XXX-JPはこれまで未発見だった多くの種の、多くの年代の生物の死骸が発見されている地域があるという報告を調査中に、███3年に12月25日にイラクのサラーフッディーン県南部████████地域の地中より発掘され、当時イラクで活動していた陸上自衛隊との協力により日本支部で収容される運びとなりました。現在当該地域はSCP財団フロント企業の██████社が買い取り、調査を進めています。
SCP-XXX-JPは全長1.7m程度の人型をとっており、複数の実験および検査によってその組成も人間に近いものであることが確認されていますが、人間との大きな相違点としてその血管内に一切の血液が流れていないことが確認されています。軽度の認識災害あるいはそれに類する異常性を有しており、風貌についての詳細な認識を得ることは不可能ですが、彼を視認した人間は彼に対する懐かしさ、あるいはよく見る顔だといった既視感に近いものを感じます。
胸元に一辺が15cmほどの粘土板が下げられていますが、粘土板の研究および胸元から粘土板を取り外す試みはすべて失敗しており、現在粘土板に関する調査は凍結されています。
SCP-XXX-JPには活性期および休眠期が存在しています。休眠期には彼の組織はすべて停止しており一切の傷をつけることもかないません。外因的な力によって肘や膝といった関節部分を曲げることも不可能です。また、活性期に負った損傷は休眠期に入るとともに回復します。
SCP-XXX-JPは不定期に活性期に入ります。一つの活性期を終えてから次の活性期に入るまでの最短期間は現在確認されているもので██ヶ月です。SCP-XXX-JPに近づく人間が多いほど、あるいはSCP-XXX-JPに長く接近しているほどこの期間が短くなる可能性が推察されているため、収容棟付近への立ち入りは原則禁止されています。
SCP-XXX-JPは活性期に入ると、周囲に姿形の異なる11体の生物を発生させます(以下SCP-XXX-JP-A)。
その後、何かもしくは誰かを探し回るように周囲を動き始めます。SCP-XXX-JPは食事をとらず血液も流れていないため、この際どのようなエネルギーを用いているかは不明です。移動は通常の人間と同じような、歩く走るといった方法を取り、障害に対しては避けて通る、あるいはSCP-XXX-JP-Aに命令して排除させるといった行動のうち最もその場に適していると思われる行動をとっているようですが、地面と地続き状態の土壁や地面そのものについては、それをどうにかしなければ移動できないという状況においても排除行動をとることがありません。
活性化から数日のうちにSCP-XXX-JP-Aは全て死滅します。これはSCP-XXX-JPと異なりSCP-XXX-JP-Aは食事等の行為を行わなければ活動に必要なエネルギーを得ることが出来ないためと考えられます。SCP-XXX-JP-Aが全て死滅すると同時にSCP-XXX-JPは休眠状態に入ります。
SCP-XXX-JP-Aは全てがそれまでに発見されていない生物であり、その多くが現在確認されている生物を組み合わせた、あるいは混ぜ合わせたような姿をしています。SCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JPの活性ごとにそれぞれが別の生物になり、SCP-XXX-JP収容後に███体のSCP-XXX-JP-Aが発生、同種のものは発見されておらずそのすべての死骸が収容されています。また、SCP-XXX-JP-Aの死骸は████████地域の地中からも多数発掘されており収容総数は████体に上ります。
補遺:SCP財団日本支部サブネットワーク非常事態発生時における報告フォームに残された記録-███4/11/25
- Anomalousアイテム実験中に実験主任である██博士及び実験補佐の███研究員、記録員の█研究員が目前で消失しました。非常事態に伴い記録補佐を行っていた私が、実験室の封鎖及びサイト管理者██への報告を行いました。(12:16)
- 同サイトでSCPオブジェクトの研究を進めていた██博士と合流しました。██博士による、研究に関わっていた一名の博士と五名の研究員が目の前で消失した、そして私と合流するまで他の職員の姿を見ていない報告を受け、こちらの状況を説明。サイト管理者への報告に反応がないことを踏まえ、第二級サイト内異常の発生を推定。緊急時対応マニュアル-所属サイトにおける非常事態への対応と報告-に従い現状の再確認、定期的な状況報告の準備を開始しました。(13:00)
- 管制室に向かい、██博士が緊急パスコードを使用することで一部の監視機能を開放。当サイトに収容されているオブジェクトの収容状況を把握。収容違反は確認できませんでしたが、実験中とされている二つのオブジェクトが収容指定場所から移動されったままであったため、特別収容プロトコルに従い再収用を行いました。該当オブジェクトはSCP-████-JP及びSCP-████-JPです。詳細は添付ファイルに記しました。
また、現在に至るまで当サイトに私と██博士以外の職員は発見されておらずサイト管理者の反応もないままであるため、第二級サイト内異常の発生を確定し、緊急時対応マニュアル-所属サイトにおける非付与機能の開放条件及び手順-に従い、SCP財団日本支部理事会への直接報告及び機密情報の存在しないフロア以外のフロアの封鎖を行いました。(13:30)
- サイト-8100区域内のサイトにおける異常事態発生から90分以上の時間の経過を確認。当サイトからの報告に対する反応がなくサイト管理者生存の見込みもないため、当サイトから最も近いサイト-81██への移動を開始しました。
13:52に、職員用端末にエージェント████、███博士2名のSC4職員を含める12名の職員の連名で、タイプ█第一級異常災害の発生が通告され、緊急招集命令が発令されました。招集命令に従い目的地をサイト-81██からサイト-81██に変更。また、第二級以上異常災害発生に伴いサイト-81██管轄全サイト間相互連絡回線を開設。開設とともに説明された連絡回線のセキュリティ面における脆弱性を鑑み、私と██博士の生存及び、招集に従うことのみを報告しました。また、サイト-81██に向かうためには公道を使う必要があるため、職員用車両タイプ█を使用しました。(14:00)
- 公道を使用した移動を開始してすぐに異常を感知。全ての乗用車が停止していました。事故の形跡はありません。また、どの車両にも人間は乗っていませんでしたが、内側から鍵がかかっておりエンジンキーも刺さったままの状態でした。そのため、四輪駆動車での移動は不可能であると判断し、一度サイト-81██に帰還。公道に一般人の姿が見られなかったため、特別車両ではなく一般の自動二輪を使用し移動を再開しました。(14:30)
- 移動開始から40分経過。人間の姿が見られないこと以外の大きな異常は発見されていません。(14:30)
- 14:46ほどに、██県██市████町█丁目████付近にて正体不明の人型実体を発見。詳しい容貌の確認はできませんでしたが、周囲にライオンのような姿をした生物、竜と形容できる生物の姿も確認。その際[削除済]。██博士に█████を進言しましたが、異常存在との接触を避けるため迂回し、サイト-81██への移動を継続。異常存在を発見したことのみ連絡回線を用いて報告しました。(15:00)
- 目的先であるサイト-81██に到着。職員消失から現在に至るまでの簡易的な経緯及び、移動時に発見した正体不明な生物実体三体の報告を行いました。██博士は███博士による招集を受け、█棟の研究室███に移動。私は、サイト-81██ロビーにて待機と相成りました。(15:30)
- タイプ█第一級異常災害の発生を通告した職員の一人であるエージェント██により現状の説明が行われました。その際、SCP財団日本支部サブネットワーク非常事態発生時における報告フォームの閲覧が担当職員の消失により現在誰にも行えないことを確認。現在ほぼすべての職員がサイト-81██に集合しており、状況の確認及び報告が容易に可能であることを踏まえ、この報告を最後に、緊急時対応マニュアル-所属サイトにおける非常事態への対応と報告-に従ったSCP財団日本支部サブネットワーク非常事態発生時における報告フォームへの報告を停止します。(16:00)
サイト-81██ Anomalousアイテム管理主任 ████
エージェント██による異常報告-███4/11/25
発生状況: 本日12時13分、如月工務店と呼ばれる要注意団体の調査のため、如月工務店に関係すると思われる運搬用トラックの後を追跡していた際に発生。
発生した異常現象: 周囲を同時に走っていた車両が、それぞれ直前まで動いていた速度に関係なく一斉に停止。周囲を歩いていた人間がそれと同時に消失。異常事態発生に伴い追跡を中止し、異常現象の調査を開始。
調査結果: 周囲の車両10両を調べましたが、どの車両もエンジンキーが刺さったままで、鍵もかかっていました。
全ての車両内に人間は存在しませんでしたが、1つの車両の中にペットと思われるテリア犬が見つかりました。また、周囲の歩道を調査した結果消失した人間が身につけていたと思われる服飾類は共に消失したと考えられますが、スーパーマーケットのレジ袋やスマートフォン、直前まで持っていたと思われるものでも歩道上に発見できたものもありました。
しかし、人が手に持っていた際に存在するであろう高さから落とした場合傷がつくであろうスマートフォンに、落下時に着くような傷が見られなかったことは特筆すべき点です。また追跡していた車両を発見したため、確認を行いましたが、その車両のすぐ側に急ブレーキ痕が見られ、エンジンキーはかかっていましたが、助手席の窓が全開状態になっていました。
分析: 少なくとも半径500mを超える範囲において、人体の消失現象が発生。その際直前まで、消失した人間が加えていた力学的エネルギー及び、それによって発生した運動は0になると考えられます。
また、自身が消失していないこと、追跡対象が生存している形跡があること、ペットと思われる犬が生存していることから、消失するのは人体のみであるが、異常性を持つ場合は消失しない等の可能性が考えられます。また、追跡対象が逃亡している形跡がある事から追跡が対象に察知された可能性があるため、サイト-81██への帰還を開始します。
SCP-XXX-JP実験室監視カメラによる情報及びSCP-XXX-JPの異常性の分析-███4/11/25
監視カメラより確認できた情報: 12時10分。実験開始から1時間10分経過時SCP-XXX-JPの周囲の地面より、現在確認されていない生物が発生。実験担当職員の反応から、予期できていた出来事だと考えられる。
が、発生開始から121秒経過後、SCP-XXX-JPが動き出すという自体が(以下、活性化と呼称)発生。実験の中止、職員の退避が行われようとしていましたが、その22秒後SCP-XXX-JPと1人のDクラス職員が接触。接触したDクラス職員が液状に変化し、SCP-XXX-JPの肌から吸収されるようにして消失。Dクラス職員が完全に吸収されたように見えた12時13分、監視カメラに写っていた3人の職員が同時に消失しました。その後SCP-XXX-JP及び出現した生物群は実験室から脱走、サイト-81██外への脱出を確認しました。
分析: 生物群発生及びSCP-XXX-JPの活性化開始に至るまで、対象との接触時に異常性は発生していなかった事から、対象との接触における異常性は対象が活性化してから発生すると思われます。また、現在発生している世界規模での人類の消滅現象は対象とDクラス職員が接触したことによると考えられます。
エージェント██の報告により、人間が消失したことによる交通事故等の心配はほとんどありませんが、航空機等の操縦を止めることが直接事故に繋がるもの、オートパイロットにより稼働しているが緊急時に人間の操縦を必要とするものの一部は大きな事故を起こしている可能性があるため、対応が必要です。
また、現在消失が確認していない職員、人型実体から推測すると、SCP-XXX-JPの効果は人間と同程度の知能を持っている人間以外の生物及び異常性によって人間と違う姿に変化した人間、一部の異常性を持つ人間には適用されない可能性が大きいですが、異常性を持っていても消滅している例も存在するため詳しいことは判明していません。現在、消失した人間が元に戻る可能性及びその方法は解明されていません。そのため、SCP-XXX-JPの再捕獲及びその性質の研究が現在最優先に進められるべきことです。
████の報告より、対象は時速二十五Km程度の速度で北東方面に移動していることから、発掘された場所である████████地域に向かっていると考えられます。
SCP-XXX-JP再収用インシデント及び事後処理-███4/11/27
概要: SCP-XXX-JPの収容違反及びそれに追随する世界規模での異常災害は、災害発生から二日と三時間十八分経過した███4年11月27日15時31分をもって終結しました。
消失していた人類も消失した場所と同じ位置に(消失していた期間内に動いていたものの慣性に従い)再び現れ、Kクラスシナリオは回避されました。
経緯: SCP-XXX-JP異常性による人類の消失により███4年11月25日12時13分より、約一時間に渡る間scp財団における命令系統は混乱をきたしていましたが、生存者の多かったサイト-81██を中心に状況が把握され始めました。その後、発生している異常災害の規模及び内容から、タイプ█第一級異常災害の発生をSCP財団日本支部全職員端末に通告、招集命令を発令しました。
災害発生から五時間ほど経過した17時30分ほど生存者のうちサイト-81██への移動が可能であると考えられていた職員のほぼ全てがサイト-81██に集合しました。この時点で異常災害がSCP-XXX-JPを原因として発生したことがほぼ確定視されており、セキュリティクリアランスに関係なく集まった職員のごく一部を除いた全てにSCP-XXX-JPの情報及び異常災害について現在判明していることが共有されました。
共有が終わり次第SCP-XXX-JPの新たな異常性の確認のため収容スペシャリスト及びフィールドエージェントの大半をSCP-XXX-JPの元に向かわせ、再収用及び異常災害による人間の消失の修正のための情報収集を開始しました。それと同時に、博士及び研究員たちにより異常災害が終結した際、消失した人間が復活する可能性を踏まえ全世界に散布可能な記憶処理剤の準備を開始。その他スタッフは人間の消失により正常な稼動ができなくなる装置のうち重要度が高いものの管理に向かいました。
その後、翌11月26日9時13分にいたるまで再収用に至るまでに収容スペシャリストたちは、
- SCP-XXX-JPは進路を妨害するもの以外に対しては攻撃的ではないこと。また、継続的に進路が妨害されるようでなければ妨害した者の対処ではなく移動を優先すること。
- SCP-XXX-JPに疲労している様子、食事を取っている様子は見られないが出現した生物群(以下SCP-XXX-JP-Aと呼称)は通常の生物と同じように疲労が見られ、また食事を取っている様子が確認されたこと。
- SCP-XXX-JPが時々発する言葉は現存する言語と異なるものであるがアッカド語に類似するものであること。
- SCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JPの指示に従って動いているようであること。
- SCP-XXX-JPが負った傷は通常の人間より早く回復すること。
- SCP-XXX-JP-Aの負傷は通常の生物と同じようにしか回復しないこと。
- SCP-XXX-JPに明確な殺意あるいは害意を持って攻撃行動をとることは不可能であること。
等の性質を発見しましたが異常災害の解決に繋がるような情報は得られませんでした。発見された性質のすべては添付資料に記載されています。
11月26日9時13分、SCP-XXX-JP及びSCP-XXX-JP-Aが石川県皆月海岸付近で移動を停止。海を渡れない可能性が指摘され、その場所での監視の継続が命令されました。
その後観測が続けられましたが、対象はその場でうろうろと動いたり、海に語り掛けるような仕草を見せるのみで、海を渡るそぶりが見られることは見られませんでした。
11時36分、記憶処理剤の準備をしていた研究者たちにより現状できる準備では最大三日間の記憶を誤魔化すことしかできないという報告を確認。情報データ等の観点から見ても、ほぼすべての人類が消失していたことを隠し通すことは、消失していた期間が長くなればなるほど困難になることは自明であるためあと二日以内に状況を打破しなければならないという事実を共有。SCP-XXX-JPの捕獲作戦に踏み切りました。
16時47分SCP-XXX-JP-A全ての捕獲に成功しましたがうち7体は死亡。また、SCP-XXX-JPの捕獲には失敗しました。SCP-XXX-JPは財団が想定していた以上の身体能力を持って応戦。しかし、数時間の交戦の末海岸線上を沿うように退避を始めました。このまま追跡しても逃走を続けられるだけと判断し、一人のエージェントのみを監視につけ、一時待機命令を発令しました。
20時17分、蛇の手を名乗る組織がサイト-81██の通信回線から接触。SCP-XXX-JPへの対処方法を知っていると、一時的な協力関係を要請してきました。しかし、協力条件が財団が保管しているSCP-████-JPの情報を世界中に公開することを条件としてきたため回答を保留しました。
21時37分、皆月海岸で待機をしていたエージェント達に、如月工務店を名乗る十数名で構成された集団が接触。こちらも、SCP-XXX-JPの対処方法を知っているという理由で協力を要請してきました。交換条件として今後一切如月工務店の仕事を邪魔しないことを提示してきたため、こちらも回答を保留しました。
23時46分、SCP-XXX-JPは揚浜塩田付近で移動を停止したものの財団エージェントとの接触で再び逃走行動をとる可能性が考えられ、対応は難航。SC4職員二名による提案及びその他生存職員三分の二以上の賛成意見により、如月工務店の協力要請を受諾する事が決定し、如月工務店との共同によるSCP-XXX-JP捕獲対策会議を行いました。決定した作戦内容の詳細は添付ファイルに記してあります。
記憶処理剤散布及び、作戦の確認、再確認、最終確認を済ませ、翌11月27日15時00分よりSCP-XXX-JP捕獲作戦を開始。15時27分SCP-███-JPの協力により、SCP-XXX-JPを揚浜塩田にて、縦横20m高さ5メートルほどの空間に閉じ込めることに成功。しかし、作戦内容と異なり1名の如月工務店構成員が空間内に侵入。侵入した構成員の確保を試みましたが失敗。8秒後に、侵入した構成員が土壁を破壊し空間内から脱出し、逃走。その際顔面大のビンのようなものを抱えており、その中に赤色の液体が入っていることが確認できました。
それとほぼ同時にサイト-81██より消失していた人間が現れたことが報告され、記憶処理剤の散布が行われました。後に、SCP-XXX-JP-Aが同時刻にで全て死亡していた事が確認されました。ビンを抱えて逃亡した如月工務店構成員及び、他の如月工務店構成員についてはその場にいたエージェントに追跡を行わせましたが、構成員及びビンの確保共に失敗。また、追跡中にビンを持った構成員が日本生類創研究所属を名乗る人型の何かと争い、瓶の中に入っていた液体のおよそ一割がその者に渡ったことが確認されています。
事後処理: 揚浜塩田に残されたSCP-XXX-JP及び、SCP-███-JPによって変質した土は財団によって回収されました。如月工務店及び日本生類創研によって奪取されたと考えられる液体については現在回収出来ておらず、またどのような効果があるものなのかも判明していません。
全世界への記憶処理剤散布については、2日間の予定が消化されていない事に違和感を持つ等の、記憶処理剤の影響を受け辛い人間が、ネット上にそれを書き込む、友人等と話すといった現象が見られましたが、ネットに書き込まれた文章の隠蔽及び、定期的な微弱記憶処理剤の投与により大きな違和感が持たれることはありませんでした。
当インシデントに関わった職員のうち一部の職員にはクラスA記憶処理を行いました。また、当インシデント情報は最高機密とし当事者あるいはセキュリティクリアランス4以上の職員しか閲覧することはできません。
事後報告: SCP-XXX-JPの特別収容プロトコルの改正及びSCP-XXX-JP用の収容等の建設が行われました。盗まれた液体の回収及び調査は完了していません。
また、当インシデントで緊急時のために設置されていた緊急報告投稿フォームが機能していなかったことより、所属サイトを超えサイト-8100管轄全ての職員が同時に閲覧、投稿できるシステムの構築が進められています。
特別収容プロトコル改正提案:監視カメラによりSCP-XXX-JP-A群の█回目の全死亡が確認された際SCP-XXX-JP-Aのうち一体がゾウガメと酷似。そのゾウガメが死亡したのと同時に、ピンタゾウガメ最後の生き残りであると考えられていた1匹のゾウガメが死亡しました。
その█回後のSCP-XXX-JP-Aには█████島に生息する███████████と酷似した生物が出現し、その死亡と同時に█████島に生息する███████████全てが不明な原因により死亡しました。過去の映像との照会によればこのような現象はこれ以前にも発生しており、原因は不明です。また、これらの生物は脊椎動物であり、陸上を生活する生物であるという点以外の共通点は見られません。
SCP-XXX-JP-Aに██に酷似した種が現れる可能性を考慮し、現在SCP-XXX-JP特別収用棟に放置されているSCP-XXX-JP-Aの死体を回収。その死亡が周囲に及ぼす影響に関する調査を行えるような特別収容プロトコルへの改正を提案します。
結果: 上記提案は承認され、その法則性が見つかるまで定期的にSCP-XXX-JP-Aを回収する手順が特別収容プロトコルに追記されました。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██に建設された地下特殊収容棟に収容されます。SCP-XXX-JP特別監視課によって命令されるSCP-XXX-JP-Aの回収及び収容棟清掃任務決行時以外に、収容棟への入室が許可されることはありません。
SCP-XXX-JP-Aの回収及び収容棟清掃任務は、対SCP-XXX-JP管理講習を受けたSC2以上/クラスE職員の監督の元、少数のDクラス職員によって行われます。SCP-XXX-JPに活性化の兆候が見られた場合速やかに退避し、収容棟封鎖システムを稼動し入り口を土塊で埋めてください。
SCP-XXX-JP-Aは回収後同サイトの低危険物収容ロッカーに収容されます。SCP-XXX-JP-Aの実験はSC4以上の職員のみで行われ、SCP-XXX-JP-Aと同種と思われる生物が存在していた、あるいは発見された場合プロトコル"レッドDD"に従った対応がとられます。
活性化時のSCP-XXX-JPとの接触は許可されません。どのような手段をとっても活性化時のSCP-XXX-JPとの接触は避けてください。
説明: SCP-XXX-JPはこれまで未発見だった、異常な程に多くの種の、多くの年代の生物の死骸が発見されている地域があるという報告を調査中に、███3年に12月25日のイラクのサラーフッディーン県南部████████地域の地中より発掘され、当時イラクで活動していた陸上自衛隊との協力により日本支部で収容される運びとなりました。現在当該地域はSCP財団フロント企業の██████社が買い取り、調査を進めています。
SCP-XXX-JPは全長1.7m程度の人型をとっており、複数の実験および検査によってその組成も人間に近いものであることが確認されていますが、人間との大きな相違点としてその血管内に一切の血液が流れていないことが確認されています。軽度の認識災害あるいはそれに類する異常性を有しており、風貌についての詳細な認識を得ることは不可能ですが、対象を視認した人間は対象に対する懐かしさ、あるいはよく見る顔だといった既視感に近いものを感じます。
胸元に一辺が15cmほどの粘土板が下げられていますが、粘土板の研究および胸元から粘土板を取り外す試みはすべて失敗しており、現在粘土板に関する調査は凍結されています。
SCP-XXX-JPには活性期および休眠期が存在しています。休眠期には彼の組織はすべて停止しており一切の負傷を負わせることはできません。外因的な力によって肘や膝といった関節部分を曲げることも不可能です。また、活性期に負った損傷は休眠期に入るとともに回復します。
SCP-XXX-JPは不定期に活性期に入ります。1つの活性期を終えてから次の活性期に入るまでの最短期間は現在確認されているもので██ヶ月です。SCP-XXX-JPに近づく人間が多いほど、あるいはSCP-XXX-JPに長く接近しているほどこの期間が短くなる可能性が推察されているため、収容棟付近への立ち入りは原則禁止されています。
SCP-XXX-JPは活性期に入ると、周囲に姿形の異なる11体の生物を発生させます(以下SCP-XXX-JP-A)。
その後、何かもしくは誰かを探し回るように周囲を動き始めます。SCP-XXX-JPは食事をとらず血液も流れていないため、この際どのようなエネルギーを用いているかは不明です。移動は通常の人間と同じような、歩く走るといった方法を取り、障害に対しては避けて通る、あるいはSCP-XXX-JP-Aに命令して排除させるといった行動のうち最もその場に適していると思われる行動をとっているようですが、地面と地続き状態の土壁や地面そのものについては、それをどうにかしなければ移動できないという状況においても排除行動をとることがありません。
活性化から数日のうちにSCP-XXX-JP-Aは全て死滅します。これはSCP-XXX-JPと異なりSCP-XXX-JP-Aは食事等の行為を行わなければ活動に必要なエネルギーを得ることが出来ないためと考えられます。SCP-XXX-JP-Aが全て死滅すると同時にSCP-XXX-JPは休眠状態に入ります。
SCP-XXX-JP-Aは全てがそれまでに発見されていない生物であり、その多くが現在確認されている生物を組み合わせた、あるいは混ぜ合わせたような姿をしています。SCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JPの活性ごとにそれぞれ別の生物が発生し、SCP-XXX-JP収容後に███体のSCP-XXX-JP-Aが発生、同種のものは発見されておらずそのすべての死骸が収容されています。また、SCP-XXX-JP-Aの死骸は████████地域の地中からも多数発掘されており収容総数は████体に上ります。
補遺:インシデント-XXX-JP-███4/11/25~27
発生経緯: ███4年11月25日12時10分、実験中であったSCP-XXX-JPの周囲の空中から正体不明の生物群が発生しました。これはすべて現存する生物とは違う種のものでありましたが、SCP-XXX-JPが埋まっていた土地から多く出土していた生物群との関連性が予測されたため、発生条件の観察等のために実験は続けられました。
その3分後、謎の生物群(以下SCP-XXX-JP-Aと呼称)が合計11体発生したと同時にSCP-XXX-JPが自立稼動を開始。予想されていなかった事態に一時実験の中止が宣言され、実験室の封鎖及び職員の退避が行われようとしていましたが、SCP-XXX-JPの最も近くにいた███研究員の腕にSCP-XXX-JPが右掌を接触させました。接触と同時に███研究員はSCP-XXX-JPの掌から吸い込まれるようにして消失し、SCP-XXX-JP-及びSCP-XXX-JP-Aの実験室からの脱走が確認されました。
後の調査によりSCP-XXX-JPが███研究員を消失させた時刻と同時刻に、世界中の全ての人間が消失したことが確認されています。
収容経緯: 人間の消失という事態に対応は遅れたものの、収容違反発生からおよそ2時間後には███博士及びエージェント████を中心として、消失がSCP-XXX-JPによるものだという推定の元で対策チームが設立されました。
対策チームを中心とし、消失していない職員ほぼ全てを動員してSCP-XXX-JPの再収容の計画、人間の消失以外に発生した異常性の有無の確認、消失した人間が復活する可能性の検証、その際消失していた人間に起こるであろう混乱の回避のための対策、人間の消失によって発生した事故等の確認及び対応が行われました。
翌日になり再収用に向けSCP-XXX-JP及びSCP-XXX-JP-Aとの接触が計られました。財団側の被害はほとんどなくSCP-XXX-JPに関する有用な情報の取得、SCP-XXX-JP-A11体全ての捕獲には成功しましたが、そのうち7体は死亡しており、また、SCP-XXX-JPを確保することはできませんでした。
その後、研究チームによって消失した人間が復活する可能性はあるが、そのためにはSCP-XXX-JPの確保が必要不可欠であること。復活した人間の混乱の回避のためには全世界への記憶処理剤の散布以外に方法はなく、それも3日間の記憶を誤魔化すのが限界であろうということが発表されたため、比較的危険性の少ない一部オブジェクトの使用が許可され、対応が急がれました。
同日、複数の要注意団体からSCP-XXX-JPの確保に協力するという声明が届きました。期限の短さ、人員の少なさにより財団のみでの対応が困難であることから、その一部との協力が承認されました。
要注意団体によってもたらされた情報により、石川県揚浜塩田にてSCP-XXX-JPの確保に成功。同様にもたらされた手順を取ることで、消失していた人間の復活も確認されました。
新たに確認された異常性: SCP-XXX-JPは周囲に現存する生物と異なる生物(SCP-XXX-JP-A)を発生させます。これがどのような条件で発生するかは判明していませんが、SCP-XXX-JPが発掘された付近の地中から、同様の死骸が多く発見されていること、その死骸の死亡推定年代の幅が大きいことから、当現象自体はSCP-XXX-JPが発掘される以前から発生していたものと考えられます。
SCP-XXX-JP-Aの発生数が11体に達したとき、SCP-XXX-JPは自立稼動を開始します(以下、自立稼動可能な状態を活性と呼称)。このとき、周囲に人間が存在した場合その人間と接触を図ろうとする素振りが見られましたが、これが人間に反応したためかどうかはわかっていません。
SCP-XXX-JPが人間と接触した場合、接触された人間の体は融解し対象に吸収されます。吸収が終わった際に世界中から人間が消失します。人種、年齢、性差に関係なくこの消失は起こりますが、先天後天関係なく、その体の組成が人間と大きく異なるもの、自身が人間ではないという認識災害やミーム汚染を発生させるもの、は一切消失していません。また、現実改変能力者、何らかのオブジェクトによって異常性を持ったものの一部も消失しませんでした。
SCP-XXX-JPは活性化時自身が発掘された場所の方向に向かい移動を開始しますが、目的地がその場所であるかはわかっていません。
SCP-XXX-JPの組成は人間と同じですが、移動や損傷の回復など多くの面において人間より優れた能力を発揮します。また、SCP-XXX-JPは人間と同程度の知性を持っていると推察されます。
SCP-XXX-JPに対して人間が害意あるいは敵意を持って攻撃行為を行うことはできません。また、SCP-XXX-JPは移動の障害になり、移動のためにその排除が必要なものに対して攻撃を仕掛けることはありますが、自ら積極的に攻撃意思を示すことは無く人間に対して敵意を持っているっような様子は見られませんでした。
要注意団体から、"SCP-XXX-JPは移動の障害になるとしても海を渡ることは無い。また、土を踏むことは避け、土に対して攻撃的行為を仕掛けることへできない。"という情報を得、再収容の際には土壁でSCP-XXX-JPの行動範囲を狭めることで収容に至りましたが、この情報がどこまで正確であるかは検討すべきです。
SCP-XXX-JPに負傷を負わせた際の映像記録により、収容違反時のSCP-XXX-JPに直前の実験で確認されていなかった血液が流れていたことが確認されました。しかし、再収用後のSCP-XXX-JPには血液は確認できずどのような条件で発生するものか調査が必要です。
SCP-XXX-JP-Aはこれまで確認されていないこと、SCP-XXX-JPの指示に従っているらしいこと、SCP-XXX-JPの活性化が終わるとともに死亡することを除き生物として異常な点は見られません。
事後報告: 人間が消失していた期間の記録、記憶に対して違和感を感じる者が発生したため、定期的にこの期間付近の記憶処理を行うことが決定しました。また、SCP-XXX-JPの特別収容プロトコルの改正及びSCP-XXX-JP用の収容棟の建設が行われました。
SCP-XXX-JPの血液が、収容違反時協力関係にあった如月工務店によって回収されていた疑惑が浮上しました。如月工務店が財団が確認できていないSCP-XXX-JPの情報を持っていたことから、血液に関しても何らかの情報を持っていた可能性が指摘され、血液の回収およびその情報の収集が急がれます。
また、インシデント以降、SCP-XXX-JPには活性時においても血液の存在が確認されていないことから、SCP-XXX-JPの血液は人間と接触、吸収した際に発現したものと考えられます。
特別収容プロトコル改正提案: 監視カメラによりSCP-XXX-JP-A群の█回目の全死亡が確認された際SCP-XXX-JP-Aのうち一体がゾウガメと酷似。そのゾウガメが死亡したのと同時に、ピンタゾウガメ(Chelonoidis nigra abingdonii)最後の生き残りであると考えられていた1匹のゾウガメが死亡しました。
その█回後のSCP-XXX-JP-Aには█████島に生息する███████████と酷似した生物が出現し、その死亡と同時に█████島に生息する███████████(██████████████████)全てが不明な原因により死亡しました。過去の映像との照会によればこのような現象はこれ以前にも発生していたことが確認されました。また、これらの生物は脊椎動物であるという点以外の共通点は見られません。
SCP-XXX-JP-Aに██に酷似した種が現れる可能性を考慮し、その死亡が周囲に及ぼす影響に関する調査を行うため、現在SCP-XXX-JP特別収用棟に放置されているSCP-XXX-JP-Aの死体を回収する必要があると考えます。そのため現在の、人間とSCP-XXX-JPの接触を防ぐため特別収容棟への人間の立ち入りを禁止すると言う特別収容プロトコルの改正を提案します。
結果: 上記提案は承認され、その法則性が見つかるまで定期的にSCP-XXX-JP-Aを回収する手順が特別収容プロトコルに追記されました。
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UPDATE 1.08: 2018/11/21
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Title: ワンクリックコピーツール
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