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オトナシい保育園

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]

説明: [SCPオブジェクトの性質に関する記述]

補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]

霊の鏡

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは遮光率95％以上の黒の布製カバーを掛けて低危険度収容保管庫にて保管して下さい。またSCP-XXX-JPに曝露して鬱状態が深刻な場合、クラスA記憶処理を行って下さい。
事案:XXX-JP-1の発生を受けSCP-XXX-JPはその特性上、未収用のSCP-XXX-JPが存在している可能性があります。新たにSCP-XXX-JPが発見された場合、遮光率95％以上の黒の布製カバーを掛けてサイト8181の収容室に保管して下さい。SCP-XXX-JPに対してへの接触および使用はレベル4以上の職員1名の許可を取って下さい。また曝露した人物に対してSCP-XXX-JPに関する記憶処理は如何なる理由があっても禁止されています。
事案:XXX-JP-2の発生を受け曝露した人物に対して記憶処理は如何なる理由があっても禁止されています。記憶処理が必要な場合は終了して下さい。

説明: SCP-XXX-JPは、██記念病院の階段に開設当初から設置されていた縦170cm×幅80cmの通常と同様の素材で作られた鏡です。SCP-XXX-JPがいつからこの特性を有しているかは分かっておりません。

SCP-XXX-JPの特性は故意または過失により人の死亡させたことのある人物(以後、対象者と記載)がSCP-XXX-JPに映る自身の鏡像を視認した場合に曝露します。
対象者はSCP-XXX-JPのみに身長150～160cmの東洋人系の女性(以後、SCP-XXX-JP-Aと記載)が視認出来るようになります。¹
また対象者は曝露してから約1時間から2時間の間に完全記憶能力に酷似した能力が現れるようになり、対象者が誕生してからの記憶を鮮明に思い出すことが出来るようになります。ですがSCP-XXX-JP-Aに対してだけは、必ず自分が原因で死亡した人物と認識するようになります。²また対象者は程度は様々ですが対象者は鬱病に似た症状が出るようになります。³この二つの症状は記憶処理を行うことで無効化することが出来ます。

SCP-XXX-JPは全国の医療機関の職員に対して行われたカウンセリングの結果、██記念病院の8割以上の職員が鬱病と診断されたことにより財団の目を惹き収容されました。現在、██記念病院の関係者に対してクラスA記憶処理を施すことが計画されています。事案:XXX-JP-1が発生に伴い、記憶処理を行う計画は中止され、██記念病院は財団の監視下におかれました。

+ 事案発生記録

事案:XXX-JP-1

SCP-XXX-JPの回収を行った回収部隊い-4("小道具係") の隊員5名と、SCP-XXX-JPの実験に参加したDクラス職員4名が消失する事案が発生しました。
調査の結果、記憶処理を受けてから7日後の午前2時から午前3時までに消失が起こり、消失した付近の鏡1枚がSCP-XXX-JPと同様の特性を持つオブジェクト(以後、SCP-XXX-JP-Bと記載)に変化することが判明しました。そのため、SCP-XXX-JPの収容プロコトル及び、オブジェクトクラスの変更が行われました。

事案:XXX-JP-2

SCP-████-JPに曝露したエージェント・森辻に対してクラスA記憶処理を行った所、その７日後に消失する事案が発生しました。調査の結果、他に記憶処理を受けた職員が消失していないことと、消失したと思われる付近からSCP-XXX-JP-Bが発見されたこと、またエージェント・森辻がSCP-XXX-JPの回収中に曝露していたことからSCP-XXX-JP以外に対しての記憶処理でも消失が発生することが判明しました。そのため一部の収容プロコトルの変更が行われました。

不幸の手紙

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: サイト8129の情報災害物品用保管ロッカー内に現在37枚が保管されています。SCP-XXX-JPの実験及び複製の作成はにレベル4以上の職員2名の許可が必要になります。複製を作成する場合はDクラス職員が行って下さい。また、報告書の作成はSCP-XXX-JPの最終閲覧日から最低8日以上経過してから行ってください。SCP-XXX-JPが原因と思われる死者が発生した場合は、回収部隊い-13「黒い郵便」を派遣し全国の郵便物及びインターネットの監視、検閲を6ヶ月間行い回収及び送信者の追跡を行います。また回収されたSCP-XXX-JP-Bは焼却または削除を行って下さい。

説明: SCP-XXX-JPは1994年10月██日に██郵便局の消印の押された日本語の手紙です。内容は日本で流行したチェーンメール「不幸の手紙」を憎悪していることが記載されており、最後の一行は7日以内に同じ文書の手紙を4人以上に送るよう指示が書いてあります。詳しい内容は資料XXX-1を参照して下さい。
SCP-XXX-JPの異常性は日本語を理解できる人物がSCP-XXX-JPを閲覧したときに発生します。閲覧した人物（以後、SCP-XXX-JP-A）は最後に閲覧してから7日間、SCP-XXX-JPの複製（以後、SCP-XXX-JP-B）を作成⁴すると必ずSCP-XXX-JPと同様の文章になります。SCP-XXX-JP-Bの作成を行ったSCP-XXX-JP-Aは30日以内に様々な要因により死亡します。ただし、SCP-XXX-JP-Aが7日以内にSCP-XXX-JP-Bを作成を行わなかった場合、付与された異常性は喪失します。SCP-XXX-JP-Bは作成されてから75日の間、SCP-XXX-JPと同様の異常性が現れます。作成してから75日が過ぎた場合、その異常性を喪失します。

+ 資料XXX-1

資料XXX-1

この手紙を受け取った方へ

あなたは「不幸の手紙」を受け取ったことがありますか？
私はあります。
半年前に「不幸の手紙」を受け取り、私は大切な人たちを失いました。

私は「不幸の手紙」を書いた人間を絶対に許しません。
必ず見つけ出して同じ苦しみを味合わせて殺します。

私のようになりたくなければ、
必ず7日以内に同じ文書の手紙を4人以上に送ってください。

補遺
SCP-XXX-JPは兵庫県██市の██小学校の6年█組の生徒33名が1994年11月に死亡したことにより財団の目を引き、6年█組の生徒達の自宅からSCP-XXX-JPを37枚が回収されました。また、SCP-XXX-JPの特性が判明後、財団は日本国内の郵便機関を一時的に停止し、回収部隊い-13「黒い郵便」によって6ヶ月間、大規模な検閲及び送信者の追跡を行われ、SCP-XXX-JP-Bを██████枚回収されました。しかし、1995年8月までにSCP-XXX-JPが原因と思われる死者は関西だけで█████人以上出ました。
また追跡の結果、SCP-XXX-JPは当時██小学校の6年█組に通っていた、13歳の██ ██が作成したものと判明しました。彼女の家族⁵はSCP-XXX-JPの作成する5ヶ月前に[編集済み]の事故により全員死亡しており、その後父方の祖母に引き取られました。ですが、その2ヶ月後、祖母はトラックにはねられて死亡しており、その後は引き取りてが現れず██孤児院に入居しましました。またその1ヶ月後に彼女友人関係にあった██ █が火事によって死亡しています。その後1994/10/██に彼女は消息を断ち行方不明になりました。また、彼女の家から██枚の「不幸の手紙」と書かれた手紙が発見されました。⁶

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アイデア

病院の鏡
街宣車のSCP

SCP-JP報告書

現在作成中です。

脚注

1. カメラ等の記録装置ではSCP-XXX-JP-Aは確認出来ません。

2. 対象者の説明を元に財団が調査を行いましたがSCP-XXX-JP-Aと思われる人物がその事件または事故により死亡したという事実は確認できませんでした。

3. 対象者へのカウンセリングの結果からSCP-XXX-JP-Aに対する恐怖または罪悪感に起因していると考えられています。

4. 電子メール、コピー、PDF、ワープロなどでも発生します。

5. 父親、母親、弟の3名

6. 発見された手紙のほとんどは██小学校の6年█組の生徒が送ったものであり、すべての手紙に異常性はありませんでした。