てやんでい!
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPが存在する施設は財団が買収し、サイト-81██として管理します。そしてカバーストーリー「手抜き工事による倒壊の危険性」を流布し、財団関係者以外の立ち入りを禁止してください。財団関係者がサイト-81██に入る場合は作業員を装い近隣住民に疑いを持たれないようにしてください。

SCP-XXX-JPには実験以外の立ち入りを禁止します。実験の際はサイト管理者に許可をとってください。また、いかなる理由でもDクラス以外の職員が30分以上SCP-XXX-JP内部に留まることは禁止します。

SCP-XXX-JP-Bが発現した後のSCP-XXX-JP-Aの行動は予測できない場合があるため、SCP-XXX-JP-Bの実験時以外はSCP-XXX-JP-Aに変化してから1時間以内にDクラス職員を用いて終了してください。また、それ以外の場合もSCP-XXX-JP-Aに接近する場合はDクラス職員を用いてください。数体のSCP-XXX-JP-Aは生命活動を停止させないようにして厳重に拘束しサンプルとしてください。サンプルはサイト-81██内の専用収容室に保管してください。万が一、財団管理下以外のSCP-XXX-JP-Aが発見された場合、上記のようにサンプルとし、新たなSCP-XXX-JPを捜索してください。

説明: SCP-XXX-JPは██県██市の公衆浴場█████にあるサウナです。ヒトがSCP-XXX-JP内部に留まると、丁度██分後に、そのヒトはSCP-XXX-JP-Aになります。SCP-XXX-JP-Aは、東京下町の方言1を使用します。また、意地っ張り、短気、金払いがいい、人情に厚い等と一般に「江戸っ子」と呼称される性格になります。

SCP-XXX-JP-Aに変化してから数時間後2、SCP-XXX-JP-Bが発現します。SCP-XXX-JP-Bは肉体的苦痛に対する異常に強い「虚勢」です。SCP-XXX-JP-Bが原因で、SCP-XXX-JP-Aは自ら苦痛を欲します。また、発現後のSCP-XXX-JP-Aは意識を失うことがありません。そのため、サンプル以外のSCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JP-Bが発現して約2時間後までには死亡しています。また、適切な記憶処理により、SCP-XXX-JP-Aの異常性を除去することは可能ですが、SCP-XXX-JP-Bの発現を防ぐ、および除去する手段は、現在発見されていません。

SCP-XXX-JPの構造を調査した結果、未知の装置(SCP-XXX-JP-Cと制定)が組み込まれていました。SCP-XXX-JPの異常性の原因と見られています。SCP-XXX-JP-Cには「建築家██ ██」という文字が彫られており、SCP-XXX-JP-Cは自然発生したものではなく人為的に作られた物であると推測されています。このことから財団管理外のSCP-XXX-JP、あるいは類似した異常性を持つオブジェクトが存在する可能性があります。

██県██市で「こんなもんは熱さの内に入らねぇでぃ!」と叫んで焚き火に突入、「まだまだ刺せらぁい!」と周囲にアピールしながら自身を包丁で何度も刺す、などといった奇妙な自殺が█件発生したことで財団の注意を引きました。調査の結果、自殺者の共通点として数時間前に公衆浴場██████を利用していたことが判明しました。更に詳しい調査の結果、サウナに異常性が認められたため、SCP-XXX-JPとして収容されることになりました。その後、██████の関係者の調査を行いましたが、SCP-XXX-JPの異常性や「建築家██ ██」についての情報は全く得られませんでした。

事件記録XXX-JP-█ 日付20██/██/██

SCP-XXX-JP-A-█のインタビュー中に未知の現象が発生しました。

インタビュー記録XXX-JP-█ 日付20██/██/██

対象: SCP-XXX-JP-A-█

インタビュアー: ██研究員

付記: このとき、SCP-XXX-JP-A-█は変化してから2時間程度経っていました。これ以前にSCP-XXX-JP-Bの発現が確認されたのは最短で約4時間でした。

<撮影開始, >

██研究員: では、インタビューを開始します。

SCP-XXX-JP-A-█: おう。なんでも聞いてくれ。

██研究員: ではまず、あなたの名前を教えてください。

SCP-XXX-JP-A-█: ん?それはおめぇらも知ってるだろ?俺3は████4。おめぇらにはDのなんだかって呼ばれてる。爺さんの爺さんの代から神田に住む生粋の江戸っ子よ!忘れんじゃあねぇ!(後半から芝居がかったような大げさな口調になる。以降の口調も大半は芝居がかっている)

██研究員: あなたは京都府の出身ですよね?

SCP-XXX-JP-A-█: そんなわきゃあねぇ!

██研究員: では、これを見てください。(SCP-XXX-JP-A-█が京都府出身であることを示す書類や写真などの記録を見せる)

SCP-XXX-JP-A-█: (唸りながら記録を見る)確かにこれぁ、ガキの頃の俺だ……。(数秒沈黙)だが、俺は確かに神田の生まれだ!こんな難しいモン見せやがって!(持っていた記録を██研究員に投げつける。いくつか██研究員の顔に当たる)

██研究員: (小さく呟く)いてっ。多少の記憶改変があるようですね。では──

[突然、SCP-XXX-JP-A-██動き出し██研究員との間に隔てられた硬化ガラスに顔を打ち付け始める。SCP-XXX-JP-Bが発現したと見られる。周囲で待機していたエージェントがSCP-XXX-JP-█を拘束するために向かう。]

SCP-XXX-JP-A-█: 俺はこんなもんじゃ全然痛くねぇぞ。(恐らく痛みを感じているため声が震えている)

[拘束が完了しSCP-XXX-JP-█の動きが止まる。]

SCP-XXX-JP-A-█: 離しやがれ!こんなひでぇこと、お天道様が許しゃねぇぞ!

[████℃以上の熱を発する半径約1mの球体が出現し、記録媒体が破損。]

<撮影終了, >

高熱によりSCP-XXX-JP-█を含み現場にいた全員が死亡しました。球体の出現は一瞬だったため、それ以上の被害は出ませんでした。
しかし、さらなる未知の現象が発生した場合、壊滅的な被害が出る可能性があるため、SCP-XXX-JP-BもしくはSCP-XXX-JP自体の実験の禁止が提案されています。