アイテム番号: SCP-1034-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-1034-JPは周囲から2メートルの間隔で有刺鉄線付きのフェンスで囲います。また、半径1km内を定期的に巡回し、一般人の侵入を防いでください。SCP-1034-JP内は常に監視カメラによる監視を行い、侵入者が確認された場合はDクラス職員を侵入者の元まで誘導し、確保してください。確保した侵入者は即座にSCP-1034-JP内から退出させ、尋問の後にCクラス記憶処理を施してください。
SCP-1034-JPは全職員が利用できます。文書1034-JP01の発見により、Dクラス職員以外のSCP-1034-JPの利用は禁止されました。SCP-1034-JPを利用する際は、SCP-1034-JPを担当するセキュリティクリアランス4以上の職員の許可を得てください。
説明: SCP-1034-JPは██県███市の郊外に位置する遊園地です。
SCP-1034-JP内の施設は一般的に”絶叫系”と”ホラー系”に分類されるアトラクション以外の遊戯施設が存在しないことを除けば異常性は確認されておりません。人間がSCP-1034-JP内に入園すると、。
元々は███市近辺での急激な治安の悪化が財団の注意を引いていました。その後、███市近辺を調査中だったエージェント███が尋問後にエージェント███はCクラス記憶処理により正常な状態に戻りました。その後、エージェント███は1か月の謹慎処分となりました。エージェント███は当該の遊園地の調査を担当していたため、遊園地に対して数回の実験が行われました。実験の結果、対象の特異性が確認され、SCP-1034-JPに指定されました。現在SCP-1034-JPはカバーストーリー”施設の老朽化”により閉園となっています。
補遺1: SCP-1034-JPの以前のオーナーとされる人物「█████」は現在行方不明です。SCP-1034-JPの従業員との聴取によると、オーナーに直接会ったことのある従業員は一人もおらず、実際のやり取りはメールのみで行われていました。このメールアドレスは現在は使用されておらず、このメールからのオーナーの所在の割り出しは失敗しています。
1.発覚までに時間を要すること
2.偶然財団に発見されること
3.一見すると有用な効果をもたらすこと
4.財団がしばらくSCP-1034-JPを利用すること
5.後に寿命が短くなる副次効果が発覚し、利用を停止すること
6.オーナーの思想が発覚すること
以下SCP-1034-JPを担当するセキュリティクリアランス4以上の職員のみ閲覧が許可されます。
███市近辺の4割の60歳以上の一般人が1年以内に死亡しました。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明: SCP-XXX-JPは動画投稿サイトに不定期に投稿されるホラー映画の予告映像です。映画の名称は「恐怖!悪魔の巣窟」と作中では表記されていますが、20██/██/██現在、そのようなタイトルの映画は公開されていません。投稿者のアカウントからの所在地の特定は成功していません。現在、シリーズ██作目まで確認されています。
SCP-XXX-JPの内容は多少の差異はありますが、一貫して主人公がゴキブリを殺したことでゴキブリから呪いをかけられるというものになっています。また、SCP-XXX-JPは主人公の一人称視点で撮られており、作中で人間の顔が映されることはありません。
SCP-XXX-JPを閲覧した場合、被験者の周囲にワモンゴキブリが不定期に出現するようになります。
出現場所には
実験記録:XXX-JP-01
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは5×5×5メートルのアクリルケースに施錠して保管します。
また、SCP-XXX-JP-αは[警備]事案XXX-JP-1の発生により、SCP-XXX-JP-αは[常に厳重な警備]をしてください。
説明: SCP-XXX-JPは旧式の電話機です。外見は1876年代のベル式電話機と同じモデルをしています。
SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-αと唯一会話が可能な媒体と思われます。SCP-XXX-JP-αは通常の電話機として使用することはできません。
SCP-XXX-JP-αは人型の形態を取る肉塊です。細胞
事案XXX-JP-1の発生により、SCP-XXX-JP-αの破壊実験は永久に禁止されます。
SCP-XXX-JP-αはSCP-XXX-JPを通じてコミュニケーションを行うが可能です。
[会話記録]
事案:XXX-JP-01 20██/██/██
SCP-XXX-JP-αの破壊実験が行われた時間と全く同時刻に████市にて大規模な地震が発生し、█████人もの死傷者が発生しました。この結果を受けSCP-XXX-JP-αへのあらゆる実験を凍結され、実験を主導した██博士は責任を取り、解雇されました。
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
スキャンの結果、SCP-XXX-JP-αには内部を満たす液体と後期高齢者の平均と同程度の大きさの脳が確認されました。生存に関わる器官が一切存在しないにもかかわらず生体反応の兆候を見せますが、約0.0001%の細胞が脳腫瘍に侵されています。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Ketel Neutralized
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは現在無力化の状態を維持しておりますが、異常性の兆候が再び確認された場合、即座にSCP-XXX-JPの体内の自爆装置を起動させ、終了してください。
SCP-XXX-JPはサイト-0000の[5m×5m×5mの防音収容房に収容します。SCP-XXX-JPの担当職員は男性でなければならず、収容施設内に女性職員は立ち入らないでください]。
SCP-XXX-JPの被害者が発見された場合、2名の精神科医の立会いの下、カウンセリング及びインタビューを行った後、Aクラス記憶処理を施してください。
説明: SCP-XXX-JPは[人型実体]です。SCP-XXX-JPに頭髪は無く、伸びる兆候はありません。SCP-XXX-JPの顔は直接、画像、写真問わず[認識することができず、思い出すこともできません。]
SCP-XXX-JPは複数個の危険な能力・道具が確認されています。
・SCP-XXX-JPの声を聞いた動物を含む生物は、SCP-XXX-JPの催眠下に置かれます。催眠状態に置かれた人物はSCP-XXX-JPのどのような言葉にも従おうとします。
・右手から様々な薬物を生成します。生成できる薬物は多岐にわたりますが、主に媚薬・睡眠薬・痺れ薬・排卵誘発剤・成分不明の妊娠を促進する薬・██████を生成します。
・SCP-XXX-JPの左手に触れた生物は長時間全身の筋肉が弛緩し、抵抗が困難な状態に陥ります。
SCP-XXX-JPは上記の能力を女性及び男性への性的暴行に使用していたと思われます。SCP-XXX-JPの被害者と断定できるだけでも██人確認されており、潜在する被害者の捜索は現在も継続中です。
██市にて、異常な数の男女を問わず発生する暴行事件と、被害者と加害者が事件現場で扇動を行っていた主犯格の人相を覚えていなかったという異常性が財団の注意を引きました。被害者の証言から犯人をKetel実体のSCPと断定しSCP-XXX-JPの番号を振り分け、終了も視野に入れた捜査を開始しました。しかし、犯人の体液のDNA鑑定の結果、該当する人物が存在せず、捜査は困難を極めました。
20██/██/██に[古いアパート近辺]を捜査していた財団職員が、
以下はSCP-XXX-JPのインタビュー記録です。
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
SCP-1983-JPとの類似性を指摘し、SCP-XXX-JPの研究価値を疑問視する職員も少なくない。
だが、私は少し違うのではないのかと思っている。
確かにSCP-XXX-JPの行動は、ポルノに登場する数多の男優と同じように相手の価値を蹂躙しているという点では変わらない。だが、そういった”ゲイリー”らと違いを挙げるならば、「生みの親に愛されているわけではない」という点だろう。