aohana
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(現在大幅改稿中)
アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-1の所在はGPSによって常に把握されます。約3か月に1回の間隔で財団が所属するライブハウスでのみSCP-XXX-JP-1の単独ライブを開催し、SCP-XXX-JPの総数を記録します。SCP-XXX-JP-1のライブショーにおいて参加者による記録機器の持ち込みは禁止されます。ライブショーでの演奏は録音したもの使用し、ライブショー中のステージ上にはSCP-XXX-JP-1のみが存在するようにします。単独ライブ終了後にはライブの参加者全員にクラスA記憶処理を行ってください。ライブショー終了後、参加者に消失した人物がいた場合には行方不明者として扱い、その人物をSCP-XXX-JPリストに加えてください。また、機動部隊ふ-3("おっかけ")はネットワーク上でのSCP-XXX-JP-1のファン活動およびSCP-XXX-JP-1に関するネットオークションサイトでの物品の売買などを常に監視してください。

説明: SCP-XXX-JPはライブショーを主体に行うSCP-XXX-JP-1が単独ライブを開催した際に出現する、特異性を持った多種類の動物型存在です。現在までに89種類が確認されており、サンプル摂取によるDNA検査の結果、遺伝上および既存の動物との差異は確認できませんでした。映像機器によるSCP-XXX-JPを撮影する試みはすべて失敗に終わっており、音声記録のみ可能です。出現の瞬間と消失の瞬間は確認されていません。SCP-XXX-JPはいかなる種類の動物であっても二足歩行を行い、発声方法は不明ながら発話を用い、互いにコミュニケーションを行います。発話では日本語を使用しており、インタビューの際にも日本語を用いて答えます。また、ライブに参加した一般人およびSCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JPを人間と認識し、違和感を抱くことはありません。

SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-1の関係者██名が消失しその後[編集済み]となったことをきっかけに発見されました。死亡した関係者は全員がライブショー中にSCP-XXX-JP-1と共にステージ上にいたことが判明しています。その当時、SCP-XXX-JP-1は大手芸能事務所の新人アイドルとしてデビューしたばかりで、いつSCP-XXX-JP-1が出現を始めたのかは今のところ確認できていません。SCP-XXX-JP-1は現在、財団フロント企業である████プロダクションに所属し、芸名「████」(本名は█████)で活動している2█歳の日本人女性です。SCP-XXX-JP-1は主にライブショーのみを行い、ライブショー以外の活動は禁止されています。

SCP-XXX-JPの異常性は発生する条件と場所によって二種類に分類されます。
1つ目は、SCP-XXX-JP-1がライブショーを行っているときに発生する異常現象です。現在確認されている異常現象は以下の通りです。

  • ライブショー中、ステージ上に存在するSCP-XXX-JP-1以外の人間がその場から消失する。消失した人間は約██時間後に[編集済み]
  • ライブショーに参加した約28%の一般人がライブショー終了後、SCP-XXX-JP-1に対して「SCP-XXX-JP-1を殺して自分だけのものにしたい」という強い欲求を訴えます。この欲求は記憶処理を行うことにより消去することが可能です。
  • 約0.5%の確率でライブショーに参加した一般人がライブショー終了後、消失します。その後のライブショーでは、消失した人数だけSCP-XXX-JPが増加することが確認されています。
2つ目は、SCP-XXX-JP-1が約3ヶ月間ライブショーを開催しない場合に発生するSCP-XXX-JPによる一連の異常活動で、ライブショーが開催されるまで続きます。現在SCP-XXX-JP-5まで確認されています。詳細は以下の通りです。
SCP-XXX-JP行動番号 SCP-XXX-JP行動番号 内容
SCP-XXX-JP-1 94日後 SCP-XXX-JP-1の所在地に1枚の紙とカレーの入ったタッパーが現れる。紙には「いつまでも待っています」と書かれていた。
SCP-XXX-JP-2 109日後 SCP-XXX-JP-1のカバン内に1枚の紙が入っていた。紙には「今度のライブはいつですか?」と書かれていた。
SCP-XXX-JP-3 121日後 SCP-XXX-JP-1が暮らす住宅の窓が全て開いており、机の上に1枚の紙が置かれていた。紙には「早く会いたいです」と書かれていた。
SCP-XXX-JP-4 131日後 SCP-XXX-JP-1が着用していたスカートのポケット内に1枚の紙が入っていた。紙には「いつになったら会えるんですか」と書かれていた。
SCP-XXX-JP-5 137日後 SCP-XXX-JP-1の右前腕に水性インクで「早く」と書かれていた。

現在までの調査で、SCP-XXX-JPが主張する名前は全て19██年にインターネット上に開設されたSCP-XXX-JP-1のファンサイトの会員のものと一致しており、全員が200█年以前に行方不明となったことが判明しています。

補遺1: インタビュー記録 20██/██/██:

対象: SCP-XXX-JP-a1
インタビュアー: エージェント・藤浦

付記: インタビューはSCP-XXX-JP-1のライブショー終了後、SCP-XXX-JP-aをライブハウスの廊下に連れ出して行われました。インタビューが終了するまでSCP-XXX-JPはライブ会場に存在し続けていました。

<記録開始>

エージェント・藤浦: それではこれからインタビューを開始します。

SCP-XXX-JP-a: 早くしてくれよ、あいつらを待たせてるんだよ。

エージェント・藤浦: あいつらとはライブ会場にいるSCP-XXX-JPですか。あなた達は何なのですか?

SCP-XXX-JP-a: 俺らは███2のファンさ!ちなみに、俺はファンクラブの管理者なんだぜ。あいつらを誘ったのも俺さ!

エージェント・藤浦: なぜあなた達は動物の姿をしているのですか。あなたは人間ですよね。

SCP-XXX-JP-a: そんなの███のために決まってるじゃないか!お前聞いたことないのか?彼女の声、曲、ファッション。すべてが最高だぜ。それを崩さないために、ファンもそれに似合う姿になるのが常識だろ。だから俺らはこの姿になったのさ!

エージェント・藤浦: それがその姿になった理由ですか?どうやってその姿になったのですか。

SCP-XXX-JP-a: どーだったかな。確か、ファンクラブの誰かがいい人を知っているとかなんとか言ってたのが最初だった気がするが、他は忘れちまったよ。

エージェント・藤浦: そうですか。それでは、SCP-XXX-JP-1がライブを行わないと現れるメッセージについてですが、あれはあなた達によるものですか?

SCP-XXX-JP-a: メッセージって、もしかして応援のこと?

エージェント・藤浦: あれが応援ですか?なぜあんなことを?

SCP-XXX-JP-a: もちろん、███を応援するために決まってるだろ!

エージェント・藤浦: 私には一方的な要求に思えるのですが。

SCP-XXX-JP-a: あのな、アイドルの世界ってお前が思っているよりシビアなんだよ。俺らみたいな命誓ってるやつらばっかじゃねぇ。他のやつらなんか浮気ばっかで、少しでも時間が空くと███のことを忘れちまう。たくさんライブをやらないとファンは増えねえし、███はトップになれねぇんだよ。

エージェント・藤浦: なるほど。では、ライブ中にSCP-XXX-JP-1以外の人がステージにいると消滅してしまうのは?

SCP-XXX-JP-a: あれか?あれは当然の報いさ!ステージ上の███は神聖な存在なんだよ!その近くに他の人間がいるなんて、許されるはずがねぇだろ!!

エージェント・藤浦: 落ち着いてください。では、ライブ後に参加者がおかしくなるのもあなた達のせいですか?

SCP-XXX-JP-a: あれはちげぇよ。あっちが勝手に壊れるんだよ。

エージェント・藤浦: 壊れる、とはどういうことですか?

SCP-XXX-JP-a: 俺らはもただ応援してるだけじゃねーんだよ。参加してきたやつらに███の良さを伝えてな、あわよくば俺らのファンクラブに入ってもらおうとしてるんだよ。でも、なかなかうまくいかねぇんだ。しまいには、なぜか向こうがおかしくなるんだよ。なあ、どうすればうまくいくと思う?

エージェント・藤浦: わかりません。それでは、あなた達は意図的に参加者をあのような状態にしているわけではないのですね?

SCP-XXX-JP-a: ちぇ、まあな。時々、話の分かるやつがいて、ファンクラブに参加する奴もいるんだぜ。お前もどうだよ、人生変わるぜ!

エージェント・藤浦: 遠慮させていただきます。それではインタビューを終わります。

SCP-250-JP: おう、なんか聞きたいことあったらまた聞けよ。

<記録終了>

終了報告書: 今回のインタビューによって、SCP-XXX-JP-1の周辺、およびライブショーによって発生する異常現象がSCP-XXX-JPによるものであるということが確認されました。インタビューの結果、SCP-XXX-JPは善意で異常現象を発生させていると考えられます。

補遺2: 20██/██/██、京都府███市██町で発生した殺人事件において、事件現場である███氏の自宅から血による多種類の動物の足跡が発見されたと報告を受けました。調査から、███氏はSCP-XXX-JP-1のライブチケットを転売していたことが判明しました。この件がSCP-XXX-JPによるものかは調査中です。

アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明: [SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]