aobarakad's サンドボックス

"せり"会場食肉展覧会
safe
内部に侵入した生物を「せり」にかけるだけのオブジェクト…と思いきやそうではなく、実体は内部に侵入した生物を、「どんなものであれ生物であるなら」食肉へ加工、販売を行うというもの。
人間を食べるため、などではなく、異常な性質を持った生物を安全に食べる為にどこぞの組織が生み出した、という設定。
一度侵入すると、対象となった生物は「せり」が終了すれば必ず食肉に加工されるため、、侵入した生物を無事に回収する事は不可能とされていた。しかし一度だけ、「せり」中に機動部隊が介入したことで現象自体がいったん中止し、対象となっていた子供は五体満足のまま無事保護されている。

…という所までは固まっているのですがパンチが足りない気がしています。

▼あのころはよかった
safe
B5サイズの子供用の絵日記帳。内部は白紙であり、筆記用具を用いて自由に書き込むことが出来る。書き込まれた内容は全て3日以内に消失する。
オブジェクトに向かうと、なんとなく「懐かしいと思う出来事」をページに書きたくなる。書きたくなることは、実際にあった事や創作の出来事など種類を問わない。絶対に実現不可能であることも書けてしまう。
シャープペンやボールペン等で筆記及び描画を行った場合は問題ないが、鉛筆、クレヨン、プラスチック色鉛筆、色鉛筆、水彩絵の具、カラーマーカーを使用し筆記及び描画を行った者はその時点でオブジェクトの影響下へと置かれる。文章とイラストを一緒に書かなければ異常性は発生しない。
影響下に置かれた人間の精神状態、記憶が小学生(9~10歳)時代へと戻る。この性質のせいか、9歳以下の子供はこのオブジェクトの影響を受けない。
対象はオブジェクトに書かれた文章をテーマに自動で記憶を生成し、実際にそれがあった、出会った…といった感じでエピソードを周囲に伝えようとする。同時に対象の写ったアルバムや該当年齢当時の映像記録などにもそのエピソードがあった事を示すようなものが出現し、それを見た他の人間にも記憶が生成される。
オブジェクトが白紙に戻ると影響は一時的に消え、対象の精神状態等も回復する。

しかし1か月ほど経過すると、今度は「思い出したように」オブジェクトに書いたことだけに対象が酷く執着するようになる。対象はその出来事を再現することだけに執着し、やがて生命活動すら疎かになっていく。アルバムや映像記録などを閲覧した他の人間はそれを称賛し、強く推奨する。実現不可能であることも再現しようとするため、場合によっては死亡、及び怪我をすることがある。
満足に再現行動を対象が取れなくなる始めると、対象は精神異常を起こしたのち昏睡状態となる。そして最終的に胎児へと変化。対象の生物学上の母親の腹部に転移しようとするが必ず失敗し死亡する。

▼ネタが重複してそうな予感がしています。