ankimo
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe Keter

特別収容プロトコル:

 SCP-XXX-JPの特別収容プロトコルは20██/██/██に改訂が行われました。改訂された経緯に関しては、補遺:事件記録[SCP-███-██-01]を参照してください。

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回収当時のSCP-XXX-JP(当時SCP-███-██)

以下20██/██/██以降の特別収容プロトコル

 SCP-XXX-JPはサイト-████内の危険物収容室内に収容されます。収容室内には常に1人Dクラス職員を配置し日本時間午前8時~午後1時までの間最低1人以上のCクラス職員が監視に当たってください。さらに収容室内は日本時間午前8時には完全消灯され、監視担当のCクラス職員は日本時間午前9時には収容室内にいるDクラス職員に就寝するよう命令してください。しかし、午前11時を過ぎてなおDクラス職員が就寝しなかった場合Cクラス職員により睡眠剤が投与されます。

 また、収容室内のDクラス職員は起床後、見た夢の内容は随時報告するようにしてください。さらに夢の中にSCP-XXX-JP-1が発生した場合、SCP-XXX-JP-1を追跡・監視し、その被害状況を起床後直ちに報告してください。さらに全国各地の財団エージェントに連絡を取り可能な限り被害者を特定し、即座に周囲の財団職員に保護され、Aクラス記憶処置を行い、カバーストーリー:[トラウマの悪夢]を流布し解放されます。

説明:

 SCP-XXX-JPは一般的な振り子時計と酷似した異常物体です。非活性状態の時は通常の振り子時計と同様の機能を果たしますが、物理的な接触において損傷を与えられず、時刻の変更も不可能です。

 SCP-XXX-JPの異常性はSCP-XXX-JP内の時刻が午後12時を過ぎる際に、SCP-XXX-JPに最も近い就寝中の人物に1時間に渡り発揮されます。SCP-XXX-JP内の時刻が午後12時を過ぎる際に、最も近かった就寝中の人物(以下、対象とする)はその時の夢の中で特定の人物(以下、SCP-XXX-JP-A群とする)を目撃します。

 SCP-XXX-JP-A群は対象の夢に出現する人型個体の集合です。さらにSCP-XXX-JP-A群は全て実在する人物であることが判明しています。実験の結果SCP-XXX-JPは以下の条件を満たす人物であると判明しています。

・SCP-XXX-JPの効果範囲内(非常に広いため、具体的な数値は判明していませんが半径1万km内と推測されています)に存在する人物
・効果範囲内のにある時計1にそれぞれ最も近い人物
・SCP-XXX-JP内の時刻が午後12時を過ぎる際に就寝している人物

SCP-XXX-JP-A群は夢の中で対象との会話が可能であり、少なくとも対象が知っているはずのない情報を有しています。さらに、実際に登場した人物は夢の内容をほとんど記憶しており、SCP-XXX-JPの異常性により対象は夢の中でSCP-XXX-JP-A群の本体と記憶を共有していることが予想されます。

 SCP-XXX-JPはブラジル、██████州の民家で発見されました。発見された時民家は既に放置されてから50年以上経過しており、それでもなおSCP-XXX-JPが機能していたため異常を感じた財団エージェントにより回収され、収容に至りました。

                -SCP財団████支部・SCP-███-██概要

 SCP-XXX-JPは20██/██/██にSCP財団████支部所属の███████博士により新たな異常性が発見されました。発見された経緯に関しては補遺:事件記録[SCP-███-██-01]参照してください。

 SCP-XXX-JPの性質は上に記載した通りです。しかし、低確率で悪夢を発生させることが確認されています。

 悪夢が発生した場合、対象の夢の中にSCP-XXX-JP-A群の他に別の人型個体(以下、SCP-XXX-JP-1とする)が発生します。しかし、SCP-XXX-JP-1は実在しないことが判明しています。

 SCP-XXX-JP-1は対象の夢の中のみに現れる人型個体です。現実世界での観測には成功していません。身長は約1.8mほどで、全身が黒く、輪郭ははっきりしていません。SCP-XXX-JP-1は発生するとSCP-XXX-JP-A群に無差別に危害を与え始めます。

 対象の夢の中で被害を受けたSCP-XXX-JP-A群の本体(以下、被害者とする。)は夢の中で発生した事象と現実の区別が極めて困難な状態に陥ります。多くの場合、被害者は自身がSCP-XXX-JP-1によって殺害されたと思いこんでおり、自身が生存していることの理解が困難になりパニック状態に陥ります。その後、被害者は自身が殺害されたという認識のせいか、強い孤独感を覚えるようになり、周囲の人間(多くの場合、血縁者、または友人)の殺害を試みるようになります。この状態になった被害者は記憶処置によって症状は軽くなることが判明しています。しかし、多くの場合、完全な回復には至らず後遺症を残す場合がほとんどで完全な回復方法は発見されていません。

補遺: 以下事件記録[SCP-███-██-01]