アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-112の耐火、耐衝撃性の強い金庫に収納し常に施錠してください。SCP-XXX-JPの取り出し、またはSCP-XXX-JPに関するすべての情報へのアクセスには、レベル54以上の権限を持つ職員に限定されています。許可・権限のない人物による閲覧、または他のオブジェクトの収容違反による当オブジェクトの破壊を避けるため、金庫の置かれた部屋には武装警備員を配置し、24時間監視カメラでの監視が行われます。
説明: SCP-XXX-JPは古びた本のような外見をしています。その内容は、████████氏(以下L)による日記形式で、Lの生涯が記録されています。なお、この████████という人物は、このオブジェクトが発見された日本の██県██市の記録には一切残っておらず、世界中のどの記録を確認してもこの人物の存在を確認できないことから、記録が残らないほど過去の人物、あるいはこの日記の著者による架空の人物であると思われます。この日記は現在のアメリカで使われる英語とは少し変わった██████州の訛に近い英語により記されており、解読において不明瞭な単語が含まれています。また、材質としては表紙に動物の革(革の動物は調査により現在の牛に近い動物と判明しました)が使われ装飾はありません、用紙には羊皮紙が使われ、製本方法には製本技法が確立された7,8世紀のヨーロッパにおける原始的な本の製法により綴じられています。このSCP-XXX-JPの調査はレベル4の職員権限を持ち、このオブジェクトの持つミーム的性質による影響を受けない、████████博士に調査が一任されています。以下は████████博士による調査、実験記録、および編集済みのオブジェクトの重要部分です。