アイテム番号: SCP-XXX-JP-FS
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル:
説明: SCP-XXX-JP-FSは財団により要注意団体に指定されている日本生類創研の職員です。外見は一般的なニシローランドゴリラに酷似しており、身体機能は同様です。しかし、脳は人間並みの発達が確認されており、標準的な日本語と英語を用いてのコミュニケーションが可能であることが判明しています。SCP-XXX-JP-FSは日本生類創研の実験に自ら志願し、現在の姿になったと自称しています。SCP-XXX-JP-FSに関する研究は現在、左衛門三郎博士によって管理されています。
収容違反記録: 20██/██/█、SCP-XXX-JP-FSに対する給餌の際、対象が扉を突き破って脱走。その際、偶然床に転がっていた宇喜多博士及び梁野博士を蹴り飛ばし全治一週間の怪我を負わせた後大和博士を殴殺し、大和博士を圧殺し残念ながらどちらも失敗してしまいました、たまたま居合わせた前原博士による共振パンチとみられる攻撃により重度の損傷を負い気絶。用いられたのは通常の正拳突きであることが判明しました。その後、特別収容プロトコルが現在のものに見直されました。
しかしなんやなぁ、お前さん、自分で志願した言うけど、えらい珍妙な姿してまんなぁ。 - エージェント・カナヘビ
お前らにだけは言われたくない。 - SCP-XXX-JP-FS
前記:
ここに記載されているのは、日本で製造された一連のアイテムの記録です。現在一部の特異性は消失していますが、今後の財団による兵器開発に役立つ可能性があるため保管されています。
- サイト-81██、科学部門 主任██博士
説明:微弱な「闇」を放つサイリウム。周辺から光を吸収していることが確認されている。持ち手の部分には「闇子ちゃんLOVE!」という文字が記されている。製造部門メンバーに対する尋問の結果、偶然発見された光を吸収するAnomalousアイテムを報告無く秘密裏に加工して製造されたことが判明。
回収日:2015-7-10
回収場所:サイト-81██内製造部門施設内休憩室
現状:サイト-81██内低危険度物品物品ロッカーにて保管。
一応、危険性は無いようだから製作者の謹慎と降格処分で済んだようだが、その熱意で闇を自由に操る道具とかできないか。新しいグッズの設計に応用するから。 - ██博士
うおおおおぉぉぉぉ! - 製造部門一同
説明:最大で半径50m球形空間内の光量を減少させる機能を備えた黒の学生服を着用した黒の長髪を持つ10代後半の少女の姿をしたフィギュアとその台座。当該アイテムは財団内においてはSCP-835-JP収容に際し制作されたキャラクター「消照闇子」の名前で知られている。台座のスイッチを入れると範囲内の明度が大きく減少し、昼間の野外でも前方30cm程度までしか見えなくなる。また、取り付けられたつまみを回すことで範囲も1mから変更可能。用いられた技術は原理が不明であり、現状量産は不可。
開発日:2015-7-13
開発場所:サイト-81██内製造部門
現状:研究のため没収され科学部門によって管理。2015-7-15 不手際により押し潰され破損。異常性は消失した。
闇子ちゃあああああぁぁぁぁぁぁぁん!! - 製造部門一同
ちょっと待て。なんだその情熱。 - ██博士
説明:「消照闇子」のデフォルメされたイラストが印刷された缶バッチ。非常に優れた強度があり、破壊に対して優れた耐性を保有している。
開発日:2015-7-15
開発場所:サイト-81██内製造部門
現状:█種類が製作され、サイト-██内カプセルマシンにおいて販売されている。
俺たちの闇子ちゃんは誰にも傷つけさせはしない! - 製造部門一同
機動部隊からこの技術による装備品開発の申請が来ているんだが。 - ██博士
説明:黒いセーラー冬服の上下。非常に優れた防弾性、防刃性、防火性、衝撃吸収性がある。
開発日:2015-7-20
開発場所:サイト-81██内製造部門
現状:量産し各機動部隊及び保安部門へ配備を予定。また、財団グッズショップにおいてコスプレグッズとしての販売計画が進められている。
普通の装備で良かったんだが…… -██博士
プロトコル・アイドル-835に基づき製造いたしました。何か問題でも? -製造部門一同
説明:本体から半径100m球形空間内の光量を減少させる機能を備えた「消照闇子」を模したフィギュア。100m以内であれば範囲指定、及び減少量指定も可能。包丁型無線子機を通じてデータ端末から機能が実行される。完全な暗闇に包んだ場合、包み込まれた物体は消失し、その後の行方は現在不明。また、異常な強度を有し、破壊に対し優れた耐性を有する。
開発日:2015-8-1
開発場所:サイト-81██内製造部門
現状:「闇」の研究においては製造部門に一日の長があると主張し、さらなる「研究」のため製造部門休憩室に保管。
おかえり僕らの闇子ちゃあああぁぁぁぁぁぁん!! - 製造部門一同
何が君らをそこまで駆り立てるんだ。 - ██博士
説明:一般的なものに比べ大振りな出刃包丁。オブジェクトから半径50m球形空間内において、所有者の意識を読み取り自在に光量を減少させることが可能。光を完全に失った物質は消失する。消失した物質の行方は現在不明。
開発日:2015-8-7
開発場所:サイト-81██内製造部門
現状:製造部門によって製作された装備及びフィギュアを用いた新規機動部隊や-35("暗闇の女王")によって使用予定。その汎用性から、有用であると考えられるあらゆるオブジェクトに対して、他の機動部隊補助の役割が与えられる予定。なお、「闇」を生み出す技術に関しては未だ原理不明のため、当機動部隊を除き「闇」の実戦投入は行われない。
ムキムキの男たちがセーラー服に包丁持って、戦場を駆けるのか……。 - ██博士
コスプレに貴賤無しであります! - 製造部門一同
説明:黒い猫の耳を模した物がついたカチューシャ。着用者は暗所に入った場合、異空間へ移動。別の暗所から姿を現すことが可能となる。実験により、異空間内は数値上は完全な暗闇であることが判明しているが、現実世界における暗所にあたる部分から光が漏れているように知覚できることがわかっている。
開発日:2015-8-15
開発場所:サイト-81██内製造部門
現状:製造部門によって製作された装備を用いた新規機動部隊や-35("暗闇の女王")によって使用予定。装備品を全て装着した状態での様々な状況下における検証実験及び訓練を繰り返している。
SCP-835-JPはこんなものつけていたっけか? - ██博士
博士はアニメ版をきちんと見るべきです。猫耳の描写がなされるのは第17話において暗闇から出現した際に黒猫と混ざってしまい、猫の本能と戦いながら状況を脱する方法を探す回であり必見です。特に猫に対して憐憫の情を向けどうにか殺さずに自分から引きはがそうと悩む姿から心の底の優しさが垣間見え非常に、非常に可愛らしいです。財団内放映版二期はあまり評判は良くないですがこういったあざとい姿がたびたび表れるので私としましては - 製造部門一同
もういいわかった。 - ██博士
説明:「消照闇子」型アンドロイド。(以下A-闇子)用いられた技術の原理は不明ながら非常に高度なAIを有し、暗所から暗所へと移動する能力に加え、半径100m空間内の闇を意のままに操る能力、完全に光量を失った存在を消失させる能力を有している。また、異常な強度を有し、破壊に対して優れた耐性を有することが判明している。AIに「財団と敵対する要注意団体に誘拐され暗殺者として育て上げられたという過去を持つが、財団の妙な人々に触れて少しずつ打ち解けてきている」という設定を持つ。しかし、製造部門に所属する人物以外に自身の姿を見られることを嫌うため、コミュニケーションに際しては注意が必要。
開発日:2015-9-1
開発場所:サイト-81██内製造部門
現状:機動部隊や-35("暗闇の女王")隊員としての活動を予定。製造部門から「うちの娘はやらん!」という内容の抗議を受理したが、実戦における有用性を鑑みて入隊が決定された。
これはもうオブジェクトに指定されるべきなのではないのか。少しでも敵対的ならKeter級でおかしくないぞ。どうやって作ったんだ。 - ██博士
「闇」を用いCPU周りを作成したところデータも入れていないのに何故か動きました。 - 製造部門一同
実戦投入前にAIを中心とした試験を、特に敵対心に関して徹底調査すること。SCiPが機動部隊に所属した例が無いわけではありません。オブジェクト指定に関しては協議させていただきます。 - 日本支部理事██
以降、新規「グッズ」開発は行われていない。実戦投入へ向けて、製造部門職員を中心に、アンドロイド「消照闇子」のAI及び戦闘能力に関する実験が行われている。以下はその記録の一部である。全記録に関しては製造部門データーベース内に保管されている。
対象: アンドロイド「消照闇子」
2015/9/1:製造部門職員により「お父さんと呼んで」という要望が為された。わずかに口元を動かし指示に従う。表情は変わらなかった。製造部門職員に対し従順な様子が見て取れる。従順さ、及び感情の存在に関してさらなる実験が望まれる。
よく知らないが、「俺の嫁」とかいうやつじゃないのか - ██博士
みんな、「これくらいの娘がいたらなぁ」って歳なもので。 - 製造部門一同
私の場合はおじいちゃんだろうか。 - ██博士2015/9/3:██博士がSCP-835-JP関連の書籍を読ませてみたところ、明確な不満を口にした。この発言から過去について追及を行ったが謝罪の言葉を残し、██博士が退室するまでの間生み出した闇の内側でじっとしていた。
そうだろうとは思っていたが、やはりSCP-835-JPと何か関係があるのだろうか。もしや、製造部門メンバーに形作られた性質を持ったのか。 - ██博士
本当に娘の可能性が……? - 製造部門一同
私の考察を聞いて、考えるのはそれだけなのかね? - ██博士2015/9/5:製造部門職員██により、[削除済]を命令される。命令を実行に移そうとしたため、命令を行った職員により実験であったことが明かされた。その後、1週間に渡り██とのコミュニケーションを拒絶した。
本当にごめんなさい実験の一環なんです許してください。 - 製造部門 ██
許さない。 - 製造部門一同2015/9/8:実戦投入に向け、機動部隊長とのコミュニケーションが図られた。面会開始から終了まで目を合わせることは少なかったが、簡単な受け答えは行った。製造部門メンバー以外との交流は難しいが、作戦は遂行可能と判断された。
やっぱり無理ですよ。やめておきましょう。闇子は施設外に出れない僕ら製造部門の母になるんです - 製造部門 ██
母ってなんだ。母って。 - ██博士2015/9/8:製造部門施設への帰路、廊下に寝ていた██博士によって口説かれる。結果、博士は[削除済]。決して人間を害さないというわけでないことが判明。
2015/9/12:感情の存在に関する実験。製造部門職員、及び██博士により笑いを引き起こす様々な試みが実行されたが、表情に変化は見られなかった。しかし、職員██が足を滑らせ頭部を強打し意識を失った際、大きく表情を変化させ駆け寄り、心配の旨を伝えた。表情は一般に焦りや心配、恐怖を表すものであったことが確認されている。
やっと話してくれた。 - 製造部門 ██2015/9/:15実戦投入に向け、機動部隊メンバーとの交流が図られた。
2015/9/25:製造部門職員に対し、24時間の無視を指示。数時間後、部屋の隅に"闇"を形成してうずくまり泣いている姿が確認され、製造部門職員によって実験であることが告げられる。職員には1週間のトイレ掃除が命令された。
ごめん!もう絶対こんな真似しないから!この程度で君の笑顔が見れるなら安いもんだ! - 製造部門 ██
実験にならん。というか感情はあるようだが彼女は笑うのか? - ██博士2015/10/1:感情に関する実験。1ヵ月記念と称しプレゼントが与えられた。その際、僅かながら表情に変化が確認された。表情は一般に喜びを表すものである。
2015-10-3 SCP-████-JPの収容違反が発生しました。現場付近にて訓練中の機動部隊や-35("暗闇の女王")が投入され、職員から重傷者一名、機動部隊から"大破"一名を出し再収容されました。その他の人的被害は発生せず、SCP-████-JPは再収容されました。
奇跡と言っていい被害の少なさだ。報酬として、製造部門メンバーへ順を置いて1週間の休暇が与えられることになった。
……ゆっくり休め。 - ██博士
A-闇子の機能停止を確認した後、製造部門によって製造された闇を発生させるすべてのグッズの特異性、及び製造部門の保持していたAnomalousアイテム「闇」が消失。これにより、一連のグッズはAnomalousアイテム指定、及び指定装備品から外される予定です。「闇」の性質及び装備品製造に関する詳細なデータに関しては製造部門データベースに保管されています。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは現在サイト-81██内にある、広さ10m×10m×10mの一室の中央に保管されています。室内に他のSCPを持ち込むこと、及び当オブジェクトの持ち出しはいかなる場合においても禁じられています。また、Dクラス職員、Dクラス職員を実験で消費したことのある職員、独自の適正検査に不合格であった職員の入室は許可されません。条件を満たしていた場合においても実験はロボットアームを用いて行われることが推奨されます。
20██/█/██ 事案XXX-2の発生に伴い、人的損失を避けるため新規職員による実験は基本的に許可されません。人体の曝露実験を行う必要性のある場合、クリアランスレベル3以上の職員の許可が必要です。その上で、過去の実験においてSCP-XXX-JPに曝露しその後も上記の状態を保っている職員に依頼を行ってください。
説明: SCP-XXX-JPは5×5×5cmの標準的なメラミン樹脂製のスポンジです。外見、および科学的な構造は一般的なメラミン樹脂製スポンジと同様ですが、周囲3メートル以内に存在する「汚れ」と判断されたものを消失させます。消失したものの行方は判明していません。一部を切り取った場合、双方に異常性が認められます。「汚れ」と判断されるものは必ずしもゴミや塵、埃に限らず、SCP-XXX-JP独自の判断基準を持って消失するようです。正確な基準は判明していません。
人間以外の生物の消失は確認されていませんが、生物に付着した汚れに関しては泥、汗、垢、血液、肺に付着したタールの全てが消失しました。体内の血液、病巣、脂肪、肌のしみ、及び精神に対する影響は確認されていません。
また、散らかった部屋の整頓されていない全ての部分、PC本体内の整理されていないデータ、筆記された汚いとされる言葉、音楽中の汚いとされる言葉及び不協和音、悪臭などの消失も確認されています。これらの選定基準は判明していません。
SCP-XXX-JPは台所用品を主に扱っている企業███████の会議室で発見されました。███████の社員から「上層部の人間がまとめていなくなった」という通報を受け、現地のエージェントによって発見されました。この事件により、███████社の部長職以上の役職を持つ職員██名と、それ以外の一般社員1名の消失が確認されています。███████社の社員へ聞き取り調査を行った結果、社内では[編集済]や[編集済]による評価が横行しており、社員は常に不満を持っていたようです。唯一役職を持たない立場で消失した人物██ █氏は、その体制を糾弾しようとしたため上層部に嫌われていた人物であることがわかりました。
██氏の身辺からSCP-XXX-JPの出自を探る調査により、██氏の自室は埃が通常では考えられない程微量であり、また異常な程整頓されているため、室内において使用されていた可能性が極めて高いことが判明しました。さらに遡っての出自を示す物は発見されませんでしたが、██氏の自宅からオブジェクトに関連するとみられるメモが一枚発見されました。メモは現在サイト██のロッカーに保管されています。
付録:██氏宅から発見されたメモ
私も、もう消えたい
始めた者も、それを受け入れた者も、無視した者も
これで全て消してから
事案記録-XXX-JP-1
20██/█/█ SCP-XXX-JP-1をDクラス職員に対して使用する実験において、Dクラス職員の消失が確認された後、実験室内において本実験の申請者である██研究員が消失する事件が発生しました。██研究員は事前の実験において消失しないことが確認されていました。消失することを知って他人をオブジェクトに曝露させた場合においても「汚い人間になった」と判断されるようです。この事件以降、収容プロトコルが改訂され、現在の収容プロトコルが適用されています。
Dクラス職員のいたずらな浪費も、まして研究員の浪費も、行われるべきではない。 - ██博士
事案記録-XXX-JP-2
20██/██/██、SCP-XXX-JPに対し、新規実験を許可された██研究員がオブジェクトに曝露した結果消失しました。追試を行ったところ研究員は消失しませんでした。適正検査に問題は認められず、財団職員としては新人であったため、██研究員の身辺が調査されました。その結果、██研究員の所属していた中学校において、██研究員の三年次に所属していたクラスでいじめのあったことが発覚。自殺者1名を出し終息したという証言が得られました。██研究員はいじめに関与していませんでしたが、助けることもしなかったようです。現在、他に原因と見られる要素は発見されていません。この事件以降、新規の職員による曝露は基本的に禁止されました。
自分を善人だと胸を張って言える人間がどれだけいるだろうか。
たとえ善人と言われなかろうが、我々は我々の正義のために前へ進むしか無いわけだが。 - ██博士
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル:対象は標準的な人型オブジェクト収容施設を五分の一にした施設に収容されます。外出は二人以上の職員を伴い許可を受ければ可能ですが、サイトから出ることは許可されません。また、娯楽品はSCP-XXX-JP本人による申請の上許可されれば支給されます。
説明:
・「次世代の人類」を名乗る、漫画から飛び出してきたような女の子。サイズは人類の五分の一(32cm)、三頭身。首が細く、本人曰く「簡単に折れるし普通に死ぬ」 胴体もまた同様に細く、頭に対して明らかにアンバランスだが、細い筋肉は異様な力を持っており、肉体を支えるのに支障はない。しかし、首も筋肉の構造は同様。つまり肉体を守る力は非常に弱い。
・ただし、非常に高度な頭脳を有しており、およそ通常人類の三倍の速度であらゆる反応・判断が行われる。
・「██県██町の森の中に小人が現れる」というテレビ局に対する投稿を内部のエージェントが確認。念のため現地エージェントに確認させたところ、目撃情報が多数。捜索の結果発見され、町人に対するBクラス記憶処理の後、カバーストーリー「見間違い」が適用された。
案1・現実改変により発生した産物、その「成れの果て」 もともと改変を行うことのできた主の一番の友達で、いろいろな形をとり遊んでいたが、主人の死により他の改変は力を失くし、思い入れの深かった彼女だけが残された。不老性と肉体的特異性は持つが、それ以外にできることもほとんどない。主を偲んで日々を生きるだけである。
案2・人類を滅ぼす者の先兵。彼女は「頭脳のデフォルメ」であり、他にも「筋肉のデフォルメ」「視力のデフォルメ」「聴覚のデフォルメ」などがおり、その頂点に「偶像(神のデフォルメ)」を持つ。自身の身体構造の情報を財団に渡す代わりに、一体しかいないと思わせ従順に従うことで、世界的権威を持つ「財団」の情報を得ようと企んでいる。
案2.5・が、しかし、財団により渡される娯楽作品が面白く、使命を忘れて読み漁っており、人間支持派になりつつある。
とにかく思いついたこと、及び書いたものへの改訂案をずらずら書くこと。
・中途半端なところで作者が亡くなり、完結することのなくなった物語。現実改変作用によって人物が現れるが、自ら能力を行使することもできず、また記憶と人格の一部に本人曰く「欠けている」部分があるために、常に鬱。物語を完結させてくれることを望んでいるが、財団が基本的にそのようなことを行わないことがわかると素直に受け入れている。終わることがなく、何のために生きているのか考え続けている。
・メラミンくんの効果→「汚い」とされた独自基準によるものであり、明確には不明or直接間接問わず「殺人」を行った者のみ。この「殺人」にはDクラス職員の消費も含まれる。
「「事件記録2がこのSCPの主眼。自分を善人だと思い、善行を為し、正しく生きているつもりでも、見て見ぬふりを半ば無意識に行っていることはないだろうか。あなたは善く生きているかもしれない。しかし、本当に善人ですか? という問いをぶつけられるようなSCPにしたいところ」」
前者の場合、SCPの方向性としては、「どんな人間でも善人であると胸を張って言うことはできない」であるが、後者の場合「財団はたとえオブジェクトに汚い殺人者と罵られようと前に進み続けるのみである」という形になる。
後者での進行を行う場合、出自、説明、その他すべてをそこに収束できるように変化させなければならない
・スポンジの効果は、前提として
人間以外の生物は、最初から「悪い」と思いながら行う汚い行動はとらない、と製作者は考え作った
一切の生物に対して直接的な影響を及ぼさないようにした。病巣、脂肪、体内の血液、しみ、精神影響は生物の一部であるため影響しない。逆に、一部で無くなり機能を失ったもの、及び後述の条件に反しているものは消失される。
条件は「最適」 「整っている」とは、その状況を生み出した存在にとって最も適している状態のことである。しかし、製作者は潔癖気味なので、散らかっている状態を最適とは認めない。はみ出しも、無秩序も、汚れも認めない。
二つの事案、および収容時の事案は、それぞれ
・「悪いことをわかっていて平気で他人をゴミのように扱った人々、あるいはそれを無視した人、あるいは受け入れて同様に楽しんだ人々」を消失させ、感情のままに人を消した自分も消えた
・Dクラスをわかっていて消失させた。知らずに消失させたパターンをどうするかは未定(多分書かない。財団は研究員をどの程度消耗品としているのだろうか?)
・悪いことをわかっていて、平気でゴミのように扱われる他人を無視したこと。事実は消えない。
・9/26 メラミン。
発見時の描写を減らし、女性の存在感、いじめの描写を減らす。やはり読んでいてあまり気分が良くない上に、その気分の悪さに面白さが見合わない。
・Dクラス職員を使えない&財団の正義を問う形に。
・
説明:猫の印刷されたトイレマナー啓発ポスター。女性のいるトイレの個室内においては子猫の鳴き声を発し、男性のいるトイレの個室内においては男性の低い声で不満を訴え続ける。
回収日:20██-█-██
回収場所:サイト-8179、3階女子トイレ内
現状:男子トイレに移し替え、発言内容を採取中。
…………で、どうしてわかったんだ? -██博士
……………………。 - エージェント・██
投稿済み
説明:製造元不明のシャンプーボトル。このボトルに入れたシャンプーを使用すると使用者の背後30cmの距離に長い髪で顔を隠した女性の人型実体が出現する。外部から触れる、使用者が振り返る、もしくはシャンプーを洗い流すと人型実体は消失する。出現した女性は背後に立つ以外一切の行動をとらない。
回収日:20██-█-██
回収場所:エージェント・██の浴室内
現状:サイト-██低危険度物品保管庫において保管。
なんか見られてる気がして監視カメラを設置したんだ。まさか本当にいるとは。 - エージェント・██
膨大になり過ぎる。
・「消照闇子」が博士の予想した「恐怖そのものが具現化する現象」ではなく「本当に特異性を有した暗殺者だった」という前提。彼女は人々の認識を自在に繰り、糸をたぐるように自身を形成する。
・財団職員を幾人も殺めてきた事実は、明確な肉体を持った時後悔として襲ってきた。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル:
・常に力が溜まり続け、数日単位で恒常的に接触する、もしくは溜まった力をまとめて浴びることが無ければ人体にとって有益であるため、常に財団職員によるリフレッシュに用いられるか、もしくはDクラス職員を使って曝露されなければならない。
・何らかの事態により一週間以上滝壺に人が近寄らなかった場合、処理が終わるまで立ち入り禁止区域とし、機動部隊を配置する。複数の動物を用いて力を吸収させ、すぐに終了、及び焼却させなければならない。
説明:SCP-XXX-JPは██県██村山中に存在する、滝壺のある吹き抜け洞窟です。侵入するための通路となる一本の狭い道と開けた空間によって構成され、高さは約20mで、近隣住民から神の力が宿る滝として親しまれ、江戸初期に建てられたと推定される小型の社が隣接するように建てられています。SCP-XXX-JPの特異性は開けた空間内全体に作用します。通常、範囲内に侵入したあらゆる哺乳類は体調を回復させ、範囲外へ出た後も曝露時間に応じて状態を持続します。人体に有益な範囲で限界まで曝露した場合、一週間の間曝露時の体調を持続し、その後徐々に効果を失ったことが確認されています。確認された作用に関しては実験記録XXX-JPを参照してください。
個体差はありますが、この空間内に人間が一週間以上滞在した場合、もしくは一週間以上にわたり滝壺へ哺乳類の侵入が無い状態で人間が空間へ侵入した場合、村の伝承に存在する██へと変化を始めます。人間以外ではより短時間で変化を起こすことが確認されていますが、危険な状態にある場合本能的に忌避するようになるため、事故は発生しづらい状態になっています。
村の伝承に存在する██(以下SCP-XXX-JP-1)は、身長約10mの人型実体です。肌は赤く、人と同様の筋肉の隆起を示しますが、知能は確認されていません。完全に変化した後、吹き抜け状の空間から外へ抜け出し周辺に対する無差別な暴力行為を始めます。映像を分析した結果、この行為は「全身の痛みに悶え苦しむ際の動き」に類似していると指摘されていますが、正確なデータはありません。SCP-XXX-JP-1は、一日同様の行為を行った後、急速に動きを止め、その後一時間で肉体が溶けるように消失します。原理、及び消失後の肉体と元になった生物の行方は現在もわかっていません。
付録:██村の伝承によれば、約███年前から村人と周辺の村々の人々、及び旅人によって滝壺は利用され、村に害を与える存在が出現した場合村人を一人滝壺の効果に曝露させることで追い払っていたという記録が残されています。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: EuclidNeutralized
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP現象によるCKクラス:再構築シナリオ発生防止のため、SCP-XXX-JP-1及びSCP-XXX-JP-2はそれぞれの時間の財団施設内に収容されます。しかし、当該現象を除いて特異性が無いことが確認されているため、両者には快適居住型上級収容室が割り当てられ、嗜好品に関しては担当職員による許可があれば供給されます。SCP-XXX-JP-2に対し未来の出来事に関する情報を与えることは一切許可されません。 SCP-XXX-JP-1の時間軸で2016年10月3日、SCP-XXX-JP-2の時間軸で2013年10月3日を最後に、SCP-XXX-JPの発生が確認されなくなりました。以降一年間の観察の結果、SCP-XXX-JPは消失したものと考えられ、オブジェクトクラスがNeutralizedへ変更されました。SCP-XXX-JP-1及びSCP-XXX-JP-2はAクラス記憶処理の後解放されています。
説明: SCP-XXX-JPは東京都██区に住む高校生の少年██ █(以下SCP-XXX-JP-1)と、三年前の岐阜県██町に住む、当時同年齢である少女██ ██(以下SCP-XXX-JP-2)の精神が入れ替わる現象です。尋問の結果、SCP-XXX-JP-1は2013年に██町に実在していた人物であることが確認されました。SCP-XXX-JP現象発生の条件は双方の睡眠と考えられており睡眠をとらなかった場合、及び昼間に睡眠をとった場合は一度も確認されませんでした。
この現象は2016年9月██日、SCP-XXX-JP-1(精神はSCP-XXX-JP-2のもの)の異常な行動から、高校内に潜入していたエージェントが尋問を行い発覚しました。双方にそれ以外の異常性は確認できませんが、2013年から来ていることが確認されたSCP-XXX-JP-2は2016年9月██日現在、2013年10月3日に岐阜県██町において発生した█████彗星からの隕石落下による死亡が確認されています。2016年10月4日、SCP-XXX-JP-2に関する一切の死亡記録、及びSCP-XXX-JP現象の消失が確認されました。█████彗星との因果関係が疑われますが、現在証明することは不可能です。
なあ、あの子は隕石墜落前の時間から来てるんだろう? お前らならあの子の町の住人を救えるんじゃないのか? - SCP-XXX-JP-1
それは、我々が行って良いことではない。歴史の修正が現在、そして未来にどれだけの影響を及ぼすかは未知数なのだ。 -
██博士
この会話の後、SCP-XXX-JP-1には記憶処理が施されました。
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