SCP-せなさなびゃくぬじゅうぬぬ-JP
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報告書1327-JP-c

アイテム番号: SCP-1327-JP

オブジェクトクラス: Keter Euclid

特別収容プロトコル: 日本国内でのSCP-1327-JPの拡散を防ぐため、入国者全員にはCクラス記憶処理を行ってください。入国管理局には音声変換装置を支給し従業員に装着させてください。
日本国外におけるSCP-1327-JPの無力化は、SCP-1327-JP対応チームが当たります。SCP-1327-JPの媒体であると思われる海外の日本人学校及び日本語学校は、発見次第書類を焼却処分またはデータ化し、従業員、生徒ともにCクラス記憶処理を行います。その場合、SCP-1327-JPにより日本語習得に著しい影響があれば、日本語に関する記憶を処理しても構いません。
SCP-1327-JPが印字された物体1327-20は、不透明な箱に入れた状態でサイト-81██の危険物収容ロッカーにて保管してください。ミームの拡散を防ぐため、接触にはレベル4職員によりカメラを通じて監視されなくてはいけません。SCP-1327-JPを扱った職員は、Cクラス記憶処理を行うまで他の職員に話しかけることは禁じられています。SCP-1327-JPに関する書類はすべてデータ化し、ファイルデータを再構築してから専用のサーバーに保管してください。

説明: SCP-1327-JPは、日本語表現1能力に支障をきたすと考えられているミームです。このミームは、日本語の「ナ」「ヌ」をトリガーとして存在します。SCP-1327-JPは、SCP-████-JPによって引き起こされたミーム災害の鎮圧時に発見されました。この出自から、SCP-1327-JPはSCPオブジェクト同士の接触によって発生したのではないかと考えられていますが、詳細は分かっていません。

SCP-1327-JPを人間が直視または聴覚すると、SCP-1327-JPに暴露します(以下、SCP-1327-JP-1と名称)。SCP-1327-JP-1が日本語を表現する際、「ナ」「ニ」「ネ」「ノ」を「ヌ」、「ン」を「ナ」2に置換します。SCP-1327-JP-1の表現する「ナ」「ヌ」にはSCP-1327-JPが含まれています。

SCP-1327-JPに暴露した、しないにかかわらず、正常な日本語を習得した人間はSCP-1327-JPに違和感を感じます。しかし、SCP-1327-JP-1はその表現行為を矯正することはできません。SCP-1327-JP-1を正常な状態へ戻すためには、Cクラス以上の記憶処理を行い、SCP-1327-JPの情報を除去する必要があります。また、SCP-1327-JPの含まれる日本語を習得した人間は、記憶処理後も上記表現と類似する日本語を使用することになります。

SCP-1327-JPは通常の対ミーム処置ではその異常性を無力化することはできません。このミームの含まれるデジタルファイルは、ファイルデータを再構築することによってSCP-1327-JPを無力化することが可能です。現在作成される、SCP-1327-JPに関する書類はすべてデータ化され、上記処理を行った後に専用のサーバーに保管されています。

SCP-1327-JPは、初期のミーム対抗策の発見が遅れ、サイト-81██に重大なミーム災害を発生させましたが、情報的にサイト-81██を封鎖することでSCP-1327-JPの日本国内への漏洩は避けられました。(事案81-████参照)
事案81-█████後、サイト-81██により独自の研究が行われ、SCP-1327-JPの無力化方法が発見されました。この結果、再構築処理を行った初期の報告書(報告書1327-JP-a)が財団のデータベースに送信され、このミームの存在が明らかとなりました。

サイト-81██におけるSCP-1327-JPによるミーム災害は、鎮圧プロトコルの実行によって鎮圧されました。(インシデントレポート1327-JP-3を参照)これにより、オブジェクトクラスをSafeとして正式にSCPオブジェクトに登録されることとなりました。しかし、鎮圧プロトコル実行後に、本部からの派遣職員によってアメリカ合衆国内にミームが持ち込まれ、現在大規模なミーム災害を起こしています。このことを踏まえ、オブジェクトクラスはEuclidに分類されました。

誰にでもかかるうえ、日本語にしか影響を及ぼさないので、鎮圧は困難を極めている。今は国内持ち込みを抑制することで精いっぱいだ - SCP-1327-JP対応チーム

事案81-████
19██年█月██日、午後2時██分にサイト-81██からサイト-81██へ、緊急連絡回線を介した音声交信が行われました。以下はその内容です。

<録音開始>

██研究員: はい、こちらサイト-81██です。何かありましたか?

██博士: こちら、サイト-8、1、██、██。レベル、しの、人へ、つなげてくれ

██研究員: 呼吸困難でしょうか。

██博士: 私は、医学的、良好、状態。早く、レベル、しの、人。

██研究員: はっはい!

(直後、受話器を置く音。その後話し声が数秒続く。)

████戦術対策担当: はい替わりました。

██博士: 私は、ミームに、暴露している。だから、うまく、会話、できない。

████戦術対策担当: 会話困難になるSCPオブジェクトですか?…そんなもの収容した――

██博士: それとは違う。もっと、うつる確率が、高い、オブジェクトだ。O5への、メッセージを言う。

████戦術対策担当: O5へのメッセージ…(紙をむしり取る音)

██博士: サイト-8、1、██、██からは、これからは、メッセージを伝える、ことはでき、ず。

████戦術対策担当: …サイト-81██から、以後の連絡はできないということですね。

██博士: そうだ。逆、私たちに、メッセージを送ることもだめだ。あと、物資は、人と人、接触が起きることが不要な手で運べ。

████戦術対策担当: 通信や接触はしてはいけないけど、物資は搬入してくれと…いうのですね。

██博士: 最後だが、これは、ミームを、保護し、Japan、救うため、行う。以上だ。

████戦術対策担当: 何に侵されてるんでしょう――

<録音終了>