Alpha2198
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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはそれと同等の密度(認められる誤差:±5g/cm)になるように調整された中性の液体で満たした10m×10m×10mのコンテナに沈めて保存してください。コンテナは、最低でも50m×50mの面積を持つ部屋の地面をくりぬいた形にし、上面には12m×12mの大きさの強化ガラスで蓋をしてください。SCP-XXXX-JPの異常性が隔離部屋付近で観測された場合、直ちにクラスDの職員3人以上を監視に向かわせてください。SCP-XXXX-JPに影響された対象は、SCP-XXXX-JPのコンテナと同様の形の予備コンテナに沈めてください。

説明: SCP-XXXX-JPは未知の材料でできた5cm四方の黒い立方体です。SCP-XXXX-JPを構成する物質は現在同定されているどの単体・化合物とも一致しません。周囲の光度に関係なく、SCP-XXXX-JPは100%の光を吸収します。そのため、単一の視点から観測すると、それは立方体に見えません。SCP-XXXX-JPを破壊する試みはまだ行われておりません。

SCP-XXXX-JPはほかの固体と物理的に接触すると、その異常性を発現します。SCP-XXXX-JPに触れた物体(SCP-XXXX-JP-aとします)は、即座にそれに完全に外接する最小体積の直方体(SCP-XXXX-JP-bとします)内に見えるすべての物の色を、コンピューターのフルカラー画像(24ビット)で使われる特定16777216色で近似します。これは、どのような条件下でも、特定の色しか現れなくなります。この際、SCP-XXXX-JP-aは、切断された場合もSCP-XXXX-JPによる影響を保ち、SCP-XXXX-JP-bの大きさはそれに合わせて変化します。また、SCP-XXXX-JPは、SCP-XXXX-aの色以外の情報や性質には影響を及ぼしません。

接触から1時間後、SCP-XXXX-JP-b内の色の数は、ハイカラ―画像(16ビット)で使われる特定65536色に減ります。この変化は我々の知るいかなる方法でも阻止することはできません。その2時間後には、8ビット256色、4時間後には4ビット16色、8時間後には2ビット4色という風に変化していき、接触から合計31時間後には、完全に白または黒の2色のみが見えるようになります。

接触から合計63時間後、SCP-XXXX-JP-aの、SCP-XXXX-JP-bを占める割合が50%を超える場合、SCP-XXXX-JP-b内は完全に黒色の物質で満たされ、その後5cm四方の立方体の形へと変化します。それは、SCP-XXXX-JPと同様の異常性を持ちます。SCP-XXXX-JP-aの、SCP-XXXX-JP-bを占める割合が50%を下回る場合、SCP-XXXX-JP-b内にある固体は完全に消失します。

補遺1:
実験記録128 - 日付████/08/16

対象: キング博士の食べかけのリンゴ

実施方法: リンゴを棒に刺し、コンテナ内のSCP-XXXX-JPと接触。その後、予備コンテナに投入。

結果: 63時間後、リンゴと棒が消失

分析: コンテナ内の液体の総量は変化がなかったため、流体には影響を及ぼさないようだ

補遺2:
実験記録256 - 日付████/02/08

対象: クラスD職員D-124816

実施方法: コンテナ内を泳がせ、SCP-XXXX-JPを手に持たせる

結果: 31時間後、D-124816は完全に真っ黒になったが、会話や日常の動作に支障はなかった。63時間後、D-124816のいた場所で黒い立方体が発見される。

分析: D-124816の叫び声や抵抗した跡等は見られなかったため、色の変化は対象に影響を与えず一瞬で発生するようだ

補遺3:
SCP-XXXX-JPは日本の██県にあった██████株式会社のシステム開発部で働いていた████氏の机上で発見されました。████氏はSCP-XXXX-JP発見の2日前に、電車のホームで飛び込み自殺をしたことが、防犯カメラの情報により確認されています。██████株式会社は労働基準法違反で現在は営業停止となり、関連する建物等もすべて取り壊されています。

SCP-XXXX-JPが発見された場所の近くにあったPCディスプレイは、左下隅5cm×5cmが故障しており、常に白色を出力するようになっていました。また、SCP-XXXX-JPには████氏が書いたと思われるメモが張り付けてありました。

以下はメモの内容である。

もうたくさんだ
この██████に入ってから俺の人生は狂い始めている
このクソッタレな世界に俺は抵抗する
俺のできる方法で