アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Anomalous Safe
特別収容プロトコル:
説明:ONにしたら勝手にOFFに戻る████社製の電源スイッチ(████社製の電源スイッチにはそのような機能はない)
回収日:████-██-██
回収場所:██県██市の取り壊す予定であった住宅
現状:電源スイッチの部分のみ財団に保管
説明: SCP-XXX-JPは、████社製の電源スイッチの形をしたオブジェクトです。SCP-XXX-JPの特異性は、1日以内に3人以上がSCP-XXX-JPをONにした場合に発現します。SCP-XXX-JP-A(SCP-XXX-JPをONにしたもの)は全員睡眠時に共通の夢をみます。SCP-XXX-JP-Aがみた夢は鮮明に覚えており、細かい描写まで記憶しています。
補遺: SCP-XXX-JPの実験中にD-85537書いていた日記が発見されました。
1日目 今日はクソみたいな夢を見た。今日押したアレのせいか?一緒に押したやつらが夢に出てきやがる。もしこれが一日だけで済めばいいんだけどな。
2日目 昨日の夢の続きを見た。昨日より気味が悪かった。クソッタレな神社に入ったらクソデケェ部屋に出て、3つの扉があった。防人の北半球と羅門と稽古のカンブリアと書かれていた。クソッタレ。
3日目 みんなで羅門に入った。そしたら仮面をかぶった野郎が俺たちに似た野郎を拷問しているのを見せられた。胸糞悪りぃ。
5日目 今日は俺らの日常だった。クソッタレなやつらのお世話をして、実験して、夢を見たかと言われて答えようとしたら目覚めた。あまりにもいつも通りだったから現実かと思った。
9日目 頭がいたい、夢の中で夢を見てこの日記を書いて、本当に意味がわからん。
14日目 また最初の世界に来た。仲間が死んだ、(これはD-38103のことを指していると思われる。)今日見に行ったがあいつはずっと寝ていた。息はしていた、生きているはずなのに死んでいる。意味がわかんねぇ。
15日目 もう1人も死んだ、もう俺しかいない、なぜだ?なぜ俺が生き残る?
21日目 またいつもの日常だ、こっちが現実か?あっちが現実か?現実はどこだ!?
補遺2: 実験より23日経過時にD-85337は意図的にオブジェクトを収容違反させようとしたため終了処しました。
[[footnoteblock]]
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル:
説明: SCP-XXX-JPは東京都████区の8ヶ所のいずれか1つに出現するオブジェクトです。SCP-XXX-JPは平常時には確認できず、活性時には、普段壁である場所に、出現します。SCP-XXX-JPは空腹状態である人物が視認すると、認識災害が発生し、空腹状態である人物はSCP-XXX-JP内部に侵入します(SCP-XXX-JPの認識災害の被害を受けた人物をSCP-XXX-JP-Aとする)。その後、SCP-XXX-JP内部にはSCP-XXX-JP-Aの好物である食物の屋台が出現します。しかし、その屋台はSCP-XXX-JPが発生させる幻覚作用によるもので、実際に栄養の確保は不可能です。また、SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-Aが死亡するまで、活性状態にありその場所から移動しません。SCP-XXX-JPの認識災害による精神汚染はSCP-XXX-JP内部に侵入した回数により精神汚染が深刻になります。深刻度 | 侵入回数 | 症状 |
---|---|---|
ステージ-1 | 1回侵入程度 | 再びSCP-XXX-JPに行きたいという意欲が発生するが、説得による阻止が可能で、1週間程度でこの症状は収まります。 |
ステージ-2 | 3回侵入程度 | SCP-XXX-JPに行きたいという意欲が高まり周囲の意見が一切効かなくなり、記憶処理によりこの症状を抑えることが可能です。 |
ステージ-3 | 5回侵入程度 | SCP-XXX-JPに行くためにどのような手段も使うようになり、記憶処理も効果が無くなります。 |
補遺1:発見経緯「事案-XXX-JP」
概要:財団エージェントがプライベートで偶然殺人現場を目撃し、殺人犯(以後SCP-XXX-JP-A-1)を確保、SCP-XXX-JP-A-1は「あのお好み焼きやに行くんだ、あの”ろぢふら”に行くんだ。」と発言しており、エージェントはSCP-XXX-JP-A-1を確保。その後、財団にて保護。SCP-XXX-JP-A-1は保護している間、異常なまでに”ろぢふら”執着しており、財団職員2名に暴行を加え、財団施設からの脱走を試みています。これを不審に感じた所沢博士はSCP-XXX-JP-A-1に”ろぢふら”に案内するように指示。SCP-XXX-JP-A-1は”ろぢふら”という店にエージェントを案内したが、エージェントは”ろぢうら”を寿司屋と認識しました。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Keter Safe Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは現在サイト-81██のロッカーに保管されています。SCP-XXX-JPによるXK-クラスシナリオを阻止するためにSCP-XXX-JPに3/XXX-JPクラスを持つ職員から指定された文章を記してください。
SCP-XXX-JPは現在サイト-81██のロッカーに保管されています。SCP-XXX-JPにより訪れると思われるXK-クラスシナリオを防ぐ方法は判明していません。財団はXK-クラスシナリオを防ぐ方法を探し出すために、対策委員会を設置してください。
説明: SCP-XXX-JPは1m程の厚さで、表紙が革で作られていて、「予言の書」と表面に印字された本です。このオブジェクトの特異性は該当オブジェクトに書かれてていることが実際に発生することです。このオブジェクトには2027年6月18日の16時を境に一切の書き込みが施されておらず、財団はこれをXK-クラスシナリオが発生することを暗示していると考え、現在対策委員会が置かれています。
補遺1: 財団が回収時に記されていたものの一部抜粋
2144ページ6行目~7行目
内容: 1932年6月23日にデトロイトにて、██████ ・██████████ 氏の営む個人商店にて強盗事件が発生。死者0人、重傷者1名、軽傷者3人。
2367ページ2行目
内容: 1944年5月2日にサンマリノにて小規模な火災が発生する。被害はなし。
2898ページ28行~29行
内容: 1973年9月11日にサンティアゴ・デ・チレにてCIAの介入などがありクーデターが発生する。その後左翼狩りと称し多くの国民を殺害する。
3458ページ25行目~27行目
内容: 2003年█月██日サイト-81██にてKeterクラスオブジェクトが脱走。死者██人、重傷者██人、行方不明者██人。
補遺2: 1998年1月7日からSCP-XXX-JP関する実験による記録です
実験記録XXX-JP-1
対象: SCP-XXX-JP
実施方法: SCP-XXX-JPに「1998年1月8日5時に財団敷地内にある緑色の椅子が全て消失する」と書き込む。
結果: 1998年1月8日5時に財団敷地内にある緑色の椅子が未知の方法によって消失した。
分析: SCP-XXX-JPには書き込みがによるものでもその特異性は発動するようです。
実験記録XXX-JP-2
対象: SCP-XXX-JP
実施方法: SCP-XXX-JPに「1998年1月8日6時にSCP-682が終了する」と書き込む。
結果: SCP-XXX-JPにどのような方法を用いても書き込めなかった。
分析: 実現不可能なことは書き込めないと思われます。
実験記録XXX-JP-3
対象: SCP-XXX-JP
実施方法: SCP-XXX-JPに「1998年1月9日8時にサイト-81██にある黒色の椅子が財団研究所に転送される」と書き込んでから、消す。
結果: 何も起こらなかった。
分析: 1度書き込んでも消せば特異性は発生しないようです。
実験記録XXX-JP-4
対象: SCP-XXX-JP
実施方法: SCP-XXX-JPに「2028年11月2日に財団施設内にある████製の清涼飲料の瓶が消失する」と書き込む。
結果: 書き込みができた。
分析: この書き込みが可能ということはXK-クラスシナリオが延期することが可能だと思われます。
補遺3: 実験記録XXX-JP-4の実験記録を元にXK-クラスを無期限に延期することが計画されました。今後は3/XXX-JPの指示した通りにSCP-XXX-JPに書き込みを行ってください。 SCP-XXX-JPによるXK-クラスシナリオを回避する方法が確立された為Safeへ再分類されました。
補遺4: SCP-XXX-JPに書き込まれた内容の一部。これらの一部には書き込むのに失敗したものがあります。
5112ページ4行目
内容: 2030年█月██日██時██分に財団敷地内の█████████が消失する。
5486ページ6行目~7行目
内容: 2037年█月██日██時██分に█████湖の水が全て消失する。これにより湖内にいた魚は死滅する。備考: この前に5112ページ4行目と同様の内容のものを書き込みを行いましたがどのような方法を介しても書き込みは不可能でした。
5936ページ14行目~15行目
内容: 2043年█月██日██時██分に██████公園にあるベンチが全て消失する。備考: この書き込みは失敗しました。
6213ページ1行目
内容: 2045年█月██日██時██分に████████牧場にて火災が発生。人的被害は一切ないが、牧場で飼育されていた牛が全滅。
6625ページ3行目~4行目
内容: 2052年█月██日██時██分にモスクワにて雪の滑落により█人が軽傷。備考: これより被害を軽度なものにしようとしたが不可能だった。
12371ページ9行目~10行目
内容: 2082年█月██日██時██分にジブラルタルにて強盗事件が発生。犯人は射殺され死亡しその他の被害は重傷者1人軽傷者12人
15453ページ6行目
内容: 2098年█月██日██時██分にソマリアにて大規模なクーデターが発生し死者███人重傷者██人、軽傷者███人。
17329ページ2行目
内容:2112年█月██日██時██分にアメリカ██████州で地震が発生。死者は████人重傷者は███人軽傷者は████人。
19748ページ5行目~6行目
内容: 2168年█月██日██時██分に中国にて隕石が衝突。死者は█████人重傷者は██人軽傷者は████人。
23089ページ9行目~10行目
内容: 2203年█月██日██時██分に一部のKeter級オブジェクトが収容違反。死者は█████人重傷者は██人軽傷者は████人。備考: これが現在書き込まれている最後の分です。現在これ以上の書き込みは凍結されています。
補遺5: SCP-XXX-JPに書き込める内容は未来にいくつれ、被害が大きくなっています。
このままでは最終的には我々自らの手でXK-クラスシナリオを引き起こすかもしれません。また、この事態を受けKeterへ再分類されました。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPを一般人に認知されないようにカバーストーリー「廃屋の解体」を理由にSCP-XXX-JPの半径350m以内に一般人を近づけないようにしてください。SCP-XXX-JPを用いた実験やSCP-XXX-JP内に入ることはどのようなことがあっても禁止されています。
説明: SCP-XXX-JPは財団が所有する土地内に出現した6m×4m×3mのレンガ造りの建築物です。SCP-XXX-JPは多くの平行世界に確認されていてこれはその平行世界の財団の有無に関わりませんが、その平行世界は大量の収容違反が発生しており、いずれもXK-クラスシナリオが発生しています。SCP-XXX-JPの内部の床面積は外見から推測される面積より広く、最低でも500人が該当オブジェクト内にいた場合、8年分の████社製の非常食、500人分の寝具に加えトランプなどの娯楽用玩具が備蓄されてあります。また、水道やガス、電気などを供給する設備が整っていますがそのような機械類は確認できていません。SCP-XXX-JPの異常性はオブジェクトの内部に入り、扉を閉めた際に活性化します。SCP-XXX-JPが活性化した際に外部から扉を開けることは不可能です。SCP-XXX-JPの異常性は他の平行世界のSCP-XXX-JPに転送させることです。
補遺1: SCP-XXX-JP内部に残されていたメモ「文章XXX-JP」
製造番号-982
依頼先: ロシア██████州
依頼内容: どのような状況になろうとも安全な施設を作る
備考: 破壊不能の建築物を開発するに際して様々な兵器を使用するためアフリカにおいて開発を行います。
開発結果: 外部から一切傷をつけられない建造物が完成。内部には大量の物資も入れてどんな非常事態にも対応でき、今後の実験でさらにいいものにしよう。
これから先の部分は手書きになっています。
外に出てみたらハイエナどもが博士を食らっていた。いや、ハイエナの皮をかぶった化け物にも思えるほど悲惨だった。まぁ、ここにいれば死にはしないだろう。しばらくしていなくなったら本部に連絡しよう。20██/02/07/6:53 まだハイエナどもがいる。いや、ハイエナの他にもライオンが群がっていやがる。この地方にはライオンがいなかったはずでは。このまましばらく出られないかもしれない。もし俺がここで死んだ時に誰か見てくれるかもしれないので時間でも書いておこう。でも意味あるのか?。
20██/02/07/22:27 さっきから状況は一切良くならない。それどころか外は前よりうるさくなっている。まるでここが地獄の中心にいるみたいだ。ここから出ることはしばらくないだろう。今日はもう寝よう。しかし夜になっても騒ぐのはどうかと思うな。
20██/02/08/5:49 まだ外が騒がしい、まともに眠ることもできない。しかしここは本当に安全だな。防音機能がないのが欠点かな。まだこんなことが言えるうちは大丈夫なんだろうな。しかし、外でまるで戦争が起きてるようなぐらいうるさいな。
20██/02/09/13:30 少し外を見たら本当にここが戦闘地帯みたいだ。多分アフリカの不安定な場所でやったのが悪いんだろう。きっとこいつは生物の気を狂わせるんだろうな。どうりでやばい場所なんだな。
20██/02/10/9:53 外を見たら変なデカブツが飛んでいた。地上にいる奴らを一匹残らずぶち殺していやがる。
備考: この日時はフランス支部のKeterクラスオブジェクトが収容違反を起こした日時から約30分前ほどの時刻です。またこのKeterクラスオブジェクトはアフリカで回収されました。確かにこの建物の中は安全だ。そう、ここに入っていれば必ずいつか「世界で一番安全な場所」になるだろう。
このメモの付近に拳銃と30代後半男性の遺体があり、遺体は頭部に銃で打たれた痕跡があり拳銃自殺したと思われます。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPが出現した際にはSCP-XXX-JPに接近し、SCP-XXX-JPを消失させてください。SCP-XXX-JPが出現したことが確認され次第、日本支部、中国支部、韓国支部で協議を行いカバーストーリーを作成してください。
追記: SCP-XXX-JPから攻撃が確認されたため今後、SCP-XXX-JPを確認にしても接近せず速やかに財団に連絡し、指示の通りに行動をしてください。
説明: SCP-XXX-JPは日本国の排他的経済水域及び領海内の日本海上、東シナ海上、太平洋上に出現する船形のオブジェクトです。SCP-XXX-JPの容姿は漁業船や調査船、駆逐艦など多くの容姿が確認されています。SCP-XXX-JPは今まで攻撃的な行動を行なっていないため財団及び日本国に対する敵対の意思はないと思われます。 SCP-XXX-JPは財団の保有する船に対し衝突行いましたので敵対する意思のある可能性があります。SCP-XXX-JPが財団の保有する観測用航空機に対し攻撃を行なった後、無線通信を行い、SCP-XXX-JPには我々に対する明確な敵対意識があることが判明しました。
補遺1: 事案XXX-2010/09/07-JPの詳細。
発生日時: 2018年12月20日
内容: 尖閣諸島付近の海域にてSCP-XXX-JPの出現が多発しており、財団がパトロールのため巡洋艦を派遣したところSCP-XXX-JPを発見。今までの特別収容プロトコルにならいSCP-XXX-JPに接近。するとSCP-XXX-JPが巡洋艦に衝突を行なった。この際に無線通信により通信が行われました。以下「無線記録XXX-JP」の内容。
無線記録XXX-JP-1の内容:
財団側: こちら巡洋艦「███」、繰り返す、こちら巡洋艦「███」。応答せよ。
SCP-XXX-JP: こちら██████国1籍漁船。
財団側: 虚偽な内容を報告せずこちらに正式な名称及び衝突した理由を述べよ。
SCP-XXX-JP: [17秒間に渡り沈黙]こちら██████国籍偽装巡洋艦「█████」。衝突理由はそちら側が我々に対し攻撃的な行為を行ったからだ。貴国らは今後我々に対し攻撃的な行動を行わず、領域侵犯を行うな。
財団側: この水域は日本国のものである。今後この水域に侵入するな。
SCP-XXX-JP: 話にならない。我々はただいまより撤退する。
<通信終了>
後処理: この事案は協議により「中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突がした。」というカバーストーリーを作成しました。
補遺2: 事案XXX-2018/12/20-JPの詳細。
発生日時: 2018年12月20日
内容: 日本海上において財団の保有する航空機3機がSCP-XXX-JPを発見し、日本支部に報告を行おうとしたところSCP-XXX-JPが航空機の3機のうち2機に攻撃、墜落させました。その後無線通信が行われました。以下、「無線記録XXX-JP-2」の内容。
無線記録XXX-JP-2の内容:
財団側: こちら財団航空機、こちら財団航空機。SCP-XXX-JP応答せよ。攻撃の意図を明らかにしろ
SCP-XXX-JP: 我々は自国の領域を守るために貴国の航空機に攻撃を行なった。
財団側: 貴国の領域は我々は確認できていない。正確に貴国の領域を述べよ。
SCP-XXX-JP: 貴国の航空機がいま飛んでいる領域がまさにそうだ。我々も隣国との紛争がまだ終わっていないのだ。そもそも我が国は貴国に通達するためにここにきたのだ。我が国は貴国に対して宣戦布告をする。
<通信終了>後処理: SCP-XXX-JP付近に北朝鮮が保有する船があったことを踏まえ「韓国籍駆逐艦が日本国保有の哨戒機に火器管制レーダーを照射した」というカバーストーリーを作成しました。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: 財団はSCP-XXX-JPの特異性による被害を発生させずにSCP-XXX-JP-Aが破損しないように鋳鉄製消波ブロックによる消波堤と直径50mのコンクリート製護岸によって保護してください。また、SCP-XXX-JPから半径10kmに財団からの侵入の許可のない船舶を立ち入りさせないでください。SCP-XXX-JPの特異性による被害を完全に抑えるためにSCP-XXX-JP-Aを研究し、いち早くSCP-XXX-JP-Aを製造できるようにしてください。
説明: SCP-XXX-JPは北緯20度25分31秒 東経136度4分11秒 に存在する勾玉状のオブジェクトです。SCP-xxx-JPの特異性は正確にはわかりませんが過去の記録(文章-xxx-JP-1~n)から推測するに、成人した男女は結婚することに嫌悪感を抱くとともに、約12歳以下の男女を殺害しようとすることに加え、地震や大旱魃、豪雨が発生すると思われています。SCP-xxx-JP-Aは一般的に沖ノ鳥島の北小島と言われる物です。SCP-xxx-JP-Aは未知の鉱石にて形成されており、これはSCP-xxx-JPの特異性を抑える抑止力があることが判明しています。現在のSCP-XXX-JPの特異性による被害は目に見えるほどの物であり、日本国の人口減少は深刻な問題であります。
補遺1: SCP-XXX-JPの発見経緯「調査記録-XXX-JP」
調査経緯: 財団が回収した文章XXX-JP-1~nに記録されていることは伝承上のものであるとされていましたが、文章XXX-JP-1~nに書かれている現象の初期段階と類似した現象が現れ始めました。そのため、財団は沖ノ鳥島全体を調査を開始しました。
調査方法: 超音波を用いて、勾玉上の物が埋まっていないか調査する。
結果: 沖ノ鳥島の北小島の内部に勾玉上の物体であるSCP-XXX-JPを発見しました。
この結果を受け財団は、プロトコル・protect to block を実行しました(補遺2をに詳細を記載)
補遺2: プロトコル・protect to block の詳細
前文: SCP-XXX-JP-Aの保護は急務であり、このオブジェクトの風化による破損は財団日本支部の運営に関わる事態であります。また、場合によっては財団の理念を無視せざるを得ない状態になり、これは絶対に避けられなければいけません。
概要: SCP-XXX-JP-Aは波による破損を防ぐことと風化を防ぐために状態を管理する為に観測基地を設置します。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-Aが発生した際には20分以内にSCP-XXX-JP-Aを終了してください。SCP-XXX-JP-Aが発生してから15分以内にSCP-XXX-JP-Aの終了を確認したという通信が行われなかった場合はSCP-XXX-JP-α及びSCP-XXX-JP-βに設置された爆弾を起爆し、直ちに新たなエージェント又は職員を送ってください。SCP-XXX-JP-βの内部に死体が入らないようにSCP-XXX-JP-β上空に航空機を侵入させないでください。SCP-XXX-JPに関する実験は新たにSCP-XXX-JP-Aを発生させる、SCP-XXX-JP内に入るという内容でなければ担当主任の██████博士と協議を行い、研究の実行するか決定して下さい。
説明: SCP-XXX-JPは群馬県████市に存在する3m*4m*3mの水密扉のついた建造物です。SCP-XXX-JPからはSCP-XXX-JP-Aが出現します。SCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JPから半径500m以内(以下SCP-XXX-JP-α)で人が死亡した場合に出現します。SCP-XXX-JP-α内で死んだ人物は消失し、その後、SCP-XXX-JPからSCP-XXX-JP-α内で死亡した人物と同一の人物が出現します2。SCP-XXX-JP-Aは終了されてから5分後に出現します。SCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JPから出現してから20分で形態が変化し、身長約3mの人型(SCP-XXX-JP-B)になります。SCP-XXX-JP-Bは非常に敵対的で、終了することは可能ですが非常に困難です。SCP-XXX-JPからSCP-XXX-JP-αを除いた半径2km以内(SCP-XXX-JP-β)は物理的要因で死亡してから15年以上経った死体が入るとSCP-XXX-JP-Aとなる範囲です。SCP-XXX-JP-α及びSCP-XXX-JP-β内に存在する物体は破損してもSCP-XXX-JP-Aが出現するのと同時に修復されます。
補遺1: SCP-XXX-JP-A-1~5の詳細
番号: SCP-XXX-JP-A-1
概要: SCP-XXX-JP-A-1の容姿はおおよそ8歳の女性のモンゴロイドのように見えます。SCP-XXX-JP-A-1は会話を行えますが、SCP-XXX-JP-A-2との会話以外を行うことはありません。また、SCP-XXX-JP-A-1はうずくまった状態で確認されることが高いです。
番号: SCP-XXX-JP-A-2
概要: SCP-XXX-JP-A-2の容姿はおおよそ70歳の女性のモンゴロイドのように見えます。SCP-XXX-JP-A-1と親しく接している所を確認されたことがあり、会話の内容からSCP-XXX-JP-A-1の祖母だと思われます。
番号: SCP-XXX-JP-A-3
概要: SCP-XXX-JP-A-3の容姿はおおよそ30歳の女性のモンゴロイドのように見え、身につけている服装は要注意団体の「マナによる慈善財団」の人物が身につけるものでした。SCP-XXX-JP-A-3の所有していた携帯電話の記録はドキュメントXXX-JPを参照して下さい。
番号: SCP-XXX-JP-A-4
概要: SCP-XXX-JP-A-4はD-383910であります。実験XXX-JP-1の際に終了されSCP-XXX-JP-Aになりました。
番号: SCP-XXX-JP-A-5
概要: SCP-XXX-JP-A-5は死亡して23年経過したD-283997の死体を実験XXX-JP-2の際にSCP-XXX-JP-βに持ち込みSCP-XXX-JP-Aになりました。
補遺2: ドキュメントXXX-JP。
SCP-XXX-JP-A-3の通話記録
SCP-XXX-JP-A-3: 綾女さんのおばあさんが何事もなかったかのように動き出しました。今面会室で2人はお話ししています。はい、やはり神は我々に慈悲を与えてくれているのですね。わたしはこの後お2人を家に送ります。はい、はい、いやーそれ[轟音、18秒間の沈黙]。何が起きたんでしょう。少し見てきます。
<記録終了>
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP群はサイト-81██の低脅威度ロッカーに保管されています。SCP-XXX-JPの回収のため製造後または販売前に全ての赤色の衣服は一度財団に回収されます。SCP-XXX-JPに関する実験はレベル3以上の職員の2人以上の許可があれば可能です。
説明: SCP-XXX-JPは現在3体財団の収容下にあり、SCP-XXX-JP-1はフードのついたコート。SCP-XXX-JP-2は赤色のパジャマ。SCP-XXX-JP-3は赤色の女子用衣服です。SCP-XXX-JPの異常性はSCP-XXX-JPを着用した際に発生します。SCP-XXX-JPを着て即座に着用者(以下SCP-XXX-JP-A)は出血が限りなく多い方法で自身に傷をつけ、多くの場合は終了します3。SCP-XXX-JPは自身の付近に物があった際にはそれを使用し、周りに物が無い場合は、爪先の長さが7mm未満の場合は壁に頭部を打つつけ、爪先の長さが7mm以上の場合は自身の爪で頭部を引っ掻きます。SCP-XXX-JPが認識災害を引き起こす事例は確認されていません。
補遺1: SCP-XXX-JPに関する実験記録
実験記録XXX-1
対象: D-83741
実施方法: D-83741にSCP-XXX-JP-1を着用させる。
結果: D-83741は自身の頭部を強い力で引っ掻き回しはじめ大量に出血。D-83741は自身の頭部を引っ掻き回している間「もっと赤く、赤色に染まれ。」と発言していた。その後D-83741は終了しました。
分析: SCP-XXX-JP-AはおそらくSCP-XXX-JPの色をさらに濃くするためと思われます。
実験記録XXX-2
対象: D-71057
実施方法: D-71057にSCP-XXX-JP-3を着用させる。また、実験室内に3Lバケツ内に赤色のペンキを満たした状態で設置。
結果: D-71057はSCP-XXX-JP-3を着用した後自身の近くに設置されていた赤色のペンキを自身にかけましたが、D-71057は不満そうな表情を見せた後、実験室の壁に頭部を打ち付け始めました。その際D-71057は笑みを浮かべていました。
分析: 今回の実験で赤色のペンキを被ることがわかったが、偶然ペンキ被ったのか優先して被ったのかわからないため今後実験が必要である。
実験記録XXX-4
対象: D-63826
実施方法: D-63826にSCP-XXX-JP-3を着用させる。また、実験室内に3Lバケツ内に赤色のペンキを満たした状態で3つ設置し、青色のペンキを赤色のペンキと同じ条件で設置。
結果: D-63826はSCP-XXX-JP-3を着用した後自身の近くに設置されていた赤色のペンキを全て自身にかけ、青色のペンキの入ったバケツはSCP-XXX-JPにかからないように蹴り飛ばしました。その後は実験記録2と同じ結果になりました。
分析: 今回の実験で赤色のペンキと青色のペンキの識別が可能であるようです。またペンキが優先順位が高いと思われます。
実験記録XXX-7
対象: D-42834
実施方法: D-42834にSCP-XXX-JP-2を着用させ、日本刀を実験室内に設置する。
結果: D-71057はSCP-XXX-JP-2を着用した後日本刀で自身の首を切断し、切断した後に自身の頭部の切断面をSCP-XXX-JP-2に押し付けていました。
分析: 置いてあった物品を使用するらしいです。
実験記録XXX-12
対象: D-90243
実施方法: D-90243にSCP-XXX-JP-2から頭部のみだし、腕はとうさない状態にする。
結果: 異常性は発言しなかった。
分析: 完全に着用しないと異常性は発現しないようです。
補遺2: 実験-12の後SCP-XXX-JP群のの成分検査を行なった結果、共通して血液が検出され、さらに、それぞれSCP-XXX-JP-1からはフタロシアニンが、SCP-XXX-JP-2からはジスアゾとカーボンブラックが、SCP-XXX-JP-3からは藍の成分が検出されました。この自体を受け現在keterへの再分類が現在検討されています4。