akitaka
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの記録フィルムは、サイト-81██の施錠された専用収容金庫に保管されます。実験を行う際はセキュリティクリアランス3以上の職員3名以上による承認を得た上で、その内1名による立会のもと行ってください。実験によってSCP-XXX-JP-Aへと変質した人物は行動の制限及び監視が設けられます。
また、SNSおよび動画サイトに対しては自動システムによるSCP-XXX-JPの捜査が常時行われます。存在が発覚した場合、直ちに当該データの削除と発信元の特定を行ってください。

説明: SCP-XXX-JPは、複雑な電子音と図形的映像によって構成される2分18秒の動画データであり、両方を認識した被験者は動画が終了するまで思考が停止した状態となります。そして動画を視聴してから3~5日間を経てSCP-XXX-JP-Aへと変質します。動画を途中から視聴した場合、視聴した時間が短い程変質までの期間が長くなり、また視聴時間が44秒以下の場合は変質が起こらない事例も確認されました。途中で視聴を辞めさせた場合も同様です。

SCP-XXX-JP-Aは、SCP-XXX-JPの視聴によって人格が分裂した被験者です。SCP-XXX-JP-Aの人格は本来の人格(以下、主人格と呼称)と新規に発生した人格(以下、新人格と呼称)の二つしか確認されていません。聞き取り調査により、二つの人格は能力と記憶を共有しているものの思考形態が全く異なっている事、片方の人格が現れている時もう片方の内在意識は存在するが自発的に眠る事も可能である事、人格の切り替えは主人格によって行われているという事が明らかになっています。
新人格は感情の起伏が少なく、聞き取り調査を担当した職員は新人格を「機械のようである」と評しています。

実験によって生まれたSCP-XXX-JP-Aは、食事や余暇の際には主人格が表れ、労働の際には新人格が表れるという行動パターンになる事が多く、これは主人格の快・不快の感覚によって切り替えが行われていると考えられます。これに対して、新人格が不満を呈した事例は一切確認されていません。

SCP-XXX-JPは、清掃担当の財団職員により休暇中に偶然発見されました。当該職員はSNSで知ったフリーゲームに興じていた際、終盤で突然SCP-XXX-JPが流れたと証言しており、職員の私用PCに残っているそのゲームプログラムを再度起動した結果、職員が証言した通りの場面でSCP-XXX-JPが流れる事が確認されました。
当該プログラムの製作・発信元は特定されていません。また、ダウンロードした人数も不明です。1

SCP-XXX-JP-Aは記憶処理によってその異常性を消失させることが可能ですが、主人格が新人格を不要と感じている場合に限ると考えられています。記憶処理によって消失させる事に成功した例は9件中、先の発見した職員を含む2件のみです。

以下、調査時のインタビュー記録の抜粋です。
Dクラスから変質したSCP-XXX-JP-A-2が対象です。


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何らかの技を放つ霧甲水博士

氏名 :霧甲水 直常 (ムコウミズ ナオトコ)

セキュリティレベル :3

職務 :異常性物品に対する実験計画指揮、サイト-81██施設危機管理

性格 :頑固で強引、露出度が高く、ドアは概ね蹴破って入る

人物 :霧甲水博士は身長187cm、体重84kgの筋骨隆々の男性です。祖父の代より財団職員として貢献している家系であり、幼少時より財団内で育ちました。█歳時より財団職員になることを前提とした訓練を積んだことで、一定の認識災害・ミーム汚染耐性を備えた健康で屈強な脳と身体を有しており、日々その肉体の維持・披露に注力しています。

誰と会話する際にも身振り手振りが大袈裟であり、振り回された腕で怪我をしたという事例も報告されています。力の加減ができなくなっているほど興奮している際は注意してください。全身の血管が黒く浮き出ている、身体から湯気が発生している等の現象が確認できた場合、それは興奮しているサインです。早急に収める必要がある場合、実娘である霧甲水研究助手に連絡を取るのが得策です。穏やかな気分の時は何らかのポージングを取る事が多い様です。

再婚? それは無い。妻は今は亡きスミレだけだ。