- テスト
- 《収容違反事案: SCP-███-JP-o》
- 信号機の怪
- ミカンです。おひとつどうぞ。
- 四角い世界を丸くする
- 白紙
- The Chimaira
- Ruined Object
- 幽微
- うつろの時計
- まさか、さかさま?
- 罵倒琴
- 針
- 災蝸
金庫を開ける?[Y/N]…[Y]
貴方は金庫を開けた。
金庫の中身はこうだった;
・《収容違反事案: SCP-███-JP-o》
増え続ける収容違反に対抗するために。
・落ち着きのない信号機
進むなって。
・ミカンです。おひとつどうぞ。
「恐怖のフライング・シトラス。あるいは」
・四角い世界を丸くする
丸くすると角が立つ。兎角に人の世は…
http://ja.scp-wiki.net/scp-1034-jp
・白紙
このタブは白紙です。
・The Chimaira
キメラ生物を夢見てしまったのだろうか。
・Ruined Object
Ruined object: 1997/1/10
・ポスト
落とし物ですよ。
・時とは虚構也や?
時間なんてクソ喰らえだね
・メランコリックな空
日頃のストレス解消には使えないよ。
おっと、メモ帳だ;
・SCP-TCP-JP-J
主人公補正か。
・牛の首
都市伝説か。
・おそろし
妖怪か。
・マリーン
潜水艦か。
・無神論者
信心が薄い。
さらに何か入っていた;
「こんにちは、おはようございます、あるいはこんばんは。akadaruと申します。フォーラムでものすごく不愛想になっていますが、緊張しているだけなので、悪く思わないでいただけると幸いです。二〇██年 一月」
と彫られた石碑だ。
あれ テイデンかミ;
! ! ああっと ! !
あなたは誰かに殴られてしまった。あなたは力尽きた。;
💔SAVE LOAD RESET
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Thaumiel
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、サイト-81██の高危険度物品収容室内で、2重以上の電子セキュリティをかけた密閉容器に入れて収容し、4人の武装職員によって常時監視してください。SCP-XXX-JPは収容用の3種類を除いてすべて破壊してください。
SCP-XXX-JPを収容している部屋への記憶媒体の持ち込みは禁止されています。SCP-XXX-JPの作成、または盗難を試みた場合、それを行った人物に対して致死性の武器の使用が許可されます。
説明: SCP-XXX-JPは、SCP-███-JPの収容違反事案SCP-███-JP-oが記録されている媒体を指します。SCP-███-JPは日本国内に収容されているKeterクラスオブジェクトです。SCP-XXX-JPは現在、文書、写真、音声データの3種類に分割されて収容されています。これはSCP-XXX-JP
大規模な収容違反のような重大インシデントが発生した場合、レベル5以上のセキュリティクリアランスを持つ職員3人の認可によって、SCP-XXX-JPを用いた事態の収束を決行することができます。
タグ: Keter scp-jp 伝染性 記憶媒体
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPにつながる道路はカバーストーリー《道路陥没のおそれ》を流布したうえで封鎖されます。これに基づき、SCP-XXX-JPの周囲は、5.5m以上の高さのブルーシートで囲ってください。SCP-XXX-JP一般人の侵入が確認された場合、直ちに確保・拘留しクラスBの記憶処理を施したのち開放してください。SCP-1820-JPに設置された、または出現した信号機はすべて撤去し、収容してください。
SCP-XXX-JP-1は、絶縁シートで灯器を覆った状態で、窓のない部屋に保管してください。実験に使用する場合、対象以外の職員は、SCP-XXX-JP-1から発生した光を視認しないようにしてください。予期せずSCP-XXX-JP-1から発生した光を見た職員や一般人には、SCP-1820-JP研究員長の認可を経たうえで、クラスCの記憶処理が実行されます。
説明: SCP-XXX-JPは、神奈川県██市内の道路に存在する交差点です。SCP-XXX-JP上に設置された南向きの自動車用信号は、SCP-XXX-JP-1に変化します。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、サイト-81██内の冷凍チャンバー内で、施錠した容器で保管してください。サイト-81██には常にウンシュウミカンを20個以上用意し、SCP-XXX-JPを実験に使用する場合、またはSCP-XXX-JPの腐敗が進行した場合は、SCP-XXX-JPの至近に生育の良いウンシュウミカン1個が存在するようにしてから実験に使用、または腐敗させてください。SCP-XXX-JPの収容違反が発生した場合、機動部隊み-6("ミカン農家")は全身を対酸防護服とヘルメットで覆い、二酸化炭素スプレーで容器内に誘導したのち、SCP-XXX-JPの捕獲、収容を行ってください。SCP-XXX-JPの果汁が飛散した部屋は収容後直ちに多量の水を用いて清掃し、清掃に使用した器具はすべて焼却処分してください。
SCP-XXX-JP-2は、すべてサイト-81██の高危険度物品収容室で保管されます。SCP-XXX-JP-2を実験に使用すること、SCP-XXX-JP-2を作成することは許可されません。
説明: SCP-XXX-JPは、異常性のあるウンシュウミカン(Citrus unshiu)です。果肉の量や皮の厚みには誤差が生じますが、果汁がかなり多く含まれていること以外、外見や果肉は一般的なウンシュウミカンと大きな差異はありません。SCP-XXX-JPは現在3個が収容されています。
SCP-XXX-JPは、その果皮の表面から未知の手段で空気を噴出することで、およそ72km/hの速度で周囲20m以内の二酸化炭素濃度が突出して高い場所を目標として移動します。目標に到着すると、その地点で果皮の一部に亀裂を入れ、自身の周囲に果汁を放射します。このプロセスにより、SCP-XXX-JPは生物の口内に自身の果汁を放出します。生物の口内に果汁を放出するのが目的でありながら、二酸化炭素スプレーによる高濃度の二酸化炭素に誘引されることから、視覚や嗅覚や聴覚は存在しないかごく微弱とみられています。障害物に接触すると進路を変えることから、触覚は存在していると考えられています。
SCP-XXX-JPの果汁が生物の口内に入った場合、
タグ: 自己複製 移動 自律 植物 Euclid scp-jp
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの実験は禁止されています。SCP-XXX-JPは、半径2mの、スライド式のふたがついた球体の水槽内に、半径4.2cmの球体の容器を入れ、その容器の中心にはめ込んだ状態で収容してください。これらの水槽と容器の内側は鉱物油で満たしてください。SCP-XXX-JPを収容する水槽は3組用意し、1か月ごとに、Dクラス職員2名による交換と、3Dスキャナーによる点検を行います。水槽あるいは容器に、全体の形状が著しく球を逸脱するような異状が見られた場合、サイトを放棄して、機動部隊ち-9("数学者")の到着を待機してください。
SCP-XXX-JP-1は、すべて適切な方法で破壊してください。SCP-XXX-JP-1を破壊するのに適していると判断されるツールの使用は制限されませんが、SCP-XXX-JP-1と他の固体が直接接触する破壊方法は推奨されません。固体が直接接触して破壊する場合、連続して接触する時間を120秒以内にとどめてください。
説明: SCP-XXX-JPは、半径4cm、厚さ1cmの、異常な合金で構成された円盤です。走査顕微鏡による検査の結果、SCP-XXX-JPは亜鉛、スズ、イリジウム、白金、ネオジムを始めとする既知の金属元素に加え、複数の未知の金属元素からなる合金だと判明しています。SCP-XXX-JPは非常に高い硬度と強度を持ち、既存のツールでの破壊は困難です。底面には一般的な日本語を用いた文章が刻まれています。
SCP-XXX-JPは、自身に接触した物体の形状を直方体へ変化させます。(以下、SCP-XXX-JPの影響を受けた物体をSCP-XXX-JP-1と表記)SCP-XXX-JP-1はまた、自身に接触した物体の形状を直方体へ変化させます。この伝播は非常に緩慢に進行します。0.3m×0.3m以上の範囲に集合しているSCP-XXX-JP-1の色と材質、及び形状が類似している場合、SCP-XXX-JP-1を俯瞰すると正方形の集合となるように変化が進みます。それ以外の場合、物体を見たとき最も長く見える方向を側面とし、変化が進みます。複数の部品が集まっている機械の場合、直方体の表面の模様は大まかにそれらを表しますが、全体で1つの直方体になるように変化が進みます。いずれの場合も変化にかかる時間は120分前後です。SCP-XXX-JP-1は、発生してから72時間で自然崩壊します。SCP-XXX-JP-1が変化の途中または変化の完了後に破壊された場合、その破片はSCP-XXX-JP-1としての特性を持ちません。
SCP-XXX-JPの異常性は、動物、流体、または球や円に対しては発揮されません。この現象は、SCP-XXX-JPがこれらをSCP-XXX-JP-1に変化させる過程で、これらの性質や形状がSCP-XXX-JPを混乱させるために起こると考えられています。また、地表および地中にはSCP-XXX-JPの異常性が発揮されません。これは地球全体が1つの球として捉えられているためだと推測されます。
補遺: SCP-XXX-JPは、20██/██/█に、神奈川県内の個人邸宅内で発見されました。発見時、既にSCP-XXX-JP-1の発生範囲は██㎡にまで及んでおり、収容は困難を極めました。個人邸宅は以前より警戒されていたPoIである██ █氏の所有で、このオブジェクトは彼により発見、または制作されたと考えられています。以下は、彼が彫刻したと思われる、SCP-XXX-JP発見時に底面に刻まれていた文章です。
世界を無理やり円にすると抵抗されるけど、世界が円しか許さないなら自然と円になっていくんじゃないか。押してダメなら引いてみろ、我ながらグッドアイディア。
タグ: euclid scp-jp 伝染性 人工 金属
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの物理的な封じ込め手段は確立されていません。SCP-XXX-JP自身の持つ隠匿性の高さにより、その存在は周知されていませんが、SCP-XXX-JPによるものとみられる異常現象が発生した場合、機動部隊は-6("黒ヤギ")は情報統制に最大限努めてください。
説明: SCP-XXX-JPは、日本国内の学校機関で使用される学力テストの問題用紙において、印刷がされていないページが存在する場合に発生する異常現象です。SCP-XXX-JPが1種類の文書のみに発生する理由は不明です。一度発生したSCP-XXX-JPを消滅させることは成功していません。
SCP-XXX-JPは、すべての場合で、問題やメモ欄等が印刷されていないページに「このページは白紙である」旨の記載の出現を伴って発生します。SCP-XXX-JPは非常に大規模な現実改変をもたらします。
タグ: scp-jp keter 文書
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe Neutralized
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは2003年10月2日の事件により消滅し、現在はNeutralizedに指定されています。
SCP-XXX-JPの収容室内には清潔な水飲み場を設けるほか、24時間に1度、5kgの生肉を餌として与えてください。SCP-XXX-JPを収容する部屋の壁は4重の強化アクリルを使用してください。SCP-XXX-JPは摂氏25、湿度55%程度に保たれた下で収容してください。
説明: SCP-XXX-JPは、四足歩行する大型肉食獣に似た異常実体です。体長はおよそ300cm、体重はおよそ280kgです。頭から首部分はライオン(Panthera leo)、胴体および4本の足はヤギ(Capra Linnaeus)で、尾はヘビに似た形状をとっており、架空の生物であるキマイラ(古希: Χίμαιρα)の姿に酷似しています。SCP-XXX-JPは成体のライオンとほぼ同等の身体能力を持ち、また非常に高度な自己再生能力を保有しています。学習能力は高く、5才のヒトと同程度です。SCP-XXX-JPは非常に温厚であり、財団に対して友好的です。
部分的な解剖と解析の結果、SCP-XXX-JPの汗腺や涙腺は退化しており、その機能は失われていることが判明しています。また、体重に比べて食事量が極端に少なく、排泄は行いません。体毛が生え変わらず、水浴びや日光浴といった行動をとる様子がないにも関わらず、表皮は清潔です。首の付け根と臀部には複数の縫合痕があります。SCP-XXX-JPは密室のような閉塞的な空間を嫌悪しており、そのような空間に入れられることへの強い抵抗を見せます。また、首や四肢に布や鎖などの長いものを巻き付けることに強い拒絶反応を示します。また、複数の鎮痛作用のある薬物の使用の痕跡が認められています。
SCP-XXX-JPは、19██年にカルト系の要注意団体施設から発見されました。施設からはライオンの胴体部分のみ、山羊の頭、様々な種類の毒蛇といった死体も一緒に発見され、███████が日常的にSCP-XXX-JPのようなキメラ生物を作り出す実験を行っていたと推測されます。SCP-XXX-JPは窓のない部屋に入れられており、厳重に拘束されていました。また施設内の資料からは、投薬、あるいは外科手術のような実験を行っていた形跡もありました。SCP-XXX-JPはこの時に心理的外傷を負っていた可能性があります。
補遺: 以下は、SCP-XXX-JPが消滅した重大インシデントを記録していた、サイト-81██内の監視カメラの映像データの抜粋です。
インシデント記録XXX - 2003/10/2
<午前6時54分50秒>: 突如東の側の窓から強い光が差し込む。何人かの職員が一斉に東の空を見る。
<午前6時55分3秒>: 強い光が明滅を始める。
<午前6時55分7秒>: サイト-8181に対して、緊急事態の報告が入る。
<午前6時55分15秒>: SCP-XXX-JPのものと考えられる咆哮が一度聞こえたのち、収容室の扉を叩くような音が映像内に流れ始める。未だ光は明滅しているが、間隔が徐々に短くなっている。
<午前6時55分27秒>: SCP-XXX-JPが画面下側から登場。光が差し込む東側の窓の様子を伺う。
<午前6時55分30秒>: SCP-XXX-JPが東の窓の方へ引っ張られているような動きを見せる。SCP-XXX-JPはその動きに抵抗している。
<午前6時55分35秒>: 1人の職員がSCP-XXX-JPと窓の間に立ちはだかる。
<午前6時55分42秒>: 職員が窓の方へ引き寄せられ始める。
<午前6時55分44秒>: SCP-XXX-JPが職員を跳ね除け、窓を破壊する。
<午前6時55分47秒>: 画面内からSCP-XXX-JPが消失。
<午前6時55分52秒>: 爆発音がし、東の空が一瞬のみ一層激しく光る。
<午後6時57分00秒> サイト-8181に、異常光、およびSCP-XXX-JPの消滅が報告される。
以上の記録はすべて、サイト-81██の東廊下に設置されていた監視カメラによるものです。このインシデントによって軽傷を負った職員は何名かいるものの、重傷、あるいは死亡した職員はいませんでした。光の正体については現在も調査中です。
補遺2:
対象: ██ █研究員。インシデント-XXXの際にSCP-XXX-JPと壁の間に立ちふさがった職員。
インタビュアー: ██博士
付記: このインタビューは、事件直後ではなく、事件の3日後に記録されたものである。
<録音開始>
██博士: それでは、インタビューを始めます。
██ █研究員: はい。
██博士: ██(対象の名字)研究員。なぜあなたは、あの事件の時に、SCP-XXX-JPと壁の間に立つという行為をしたのですか?
██ █研究員: …守りたかったんです。あいつ…SCP-XXX-JPを。██博士: 守りたかった、とは? 研究対象としてですか?
██ █研究員: いいや、違います。その…愛着があったんです。あいつに。██博士: 愛着、ですか? それは、特別収容プロトコルの過程をこなす中で生まれたもの?
██ █研究員: そうです。俺は…いや、81██にいた奴はほとんどあいつに対して好感を持っていました。██博士: だからあの時、苦しんでいるSCP-XXX-JPを見て放っておけなかったと?
██ █研究員: はい。…あいつのふるまいを見てると、元々の飼い主? そいつは大層ひどい扱いをしてたみたいでしたから。少なくとも俺たちよりは。██博士: 話が飛躍しています。元の飼い主とは?
██ █研究員: あの日、あいつを連れ去って…あいつが命懸けで立ち向かった奴らです。何者なのかは分かりませんが。
██博士: なるほど。興味深い提言です。██ █研究員: [10秒ほど沈黙]…博士。あいつは、幸せだったんでしょうかね。
██博士: SCP-XXX-JPが幸せだったということは、ただの自惚れに過ぎないと私は思います。██ █研究員: でもあいつは、最後の最後に俺を庇ってくれましたよね?
██博士: 私としては、あなたは職員に向いていないと思います。収容しているオブジェクトに愛着を抱くなど言語道断です。██ █研究員: ええ。
<録音終了>
終了報告書: インタビュー結果を鑑みて、SCP-XXX-JPには一種のミーム汚染的な性質があるとの意見も提出されましたが却下されました。██ █研究員に対する処罰はありませんでしたが、動物型オブジェクトの担当から永久に外されることが決定されました。
予定タグ: neutralized scp-jp 動物
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの特性上、SCP-XXX-JPの物理的封じ込めは不可能です。SCP-XXX-JPを停止させる試みはすべて失敗しています。財団データベース内でSCP-XXX-JPが確認された場合、財団メインデータベースおよびあらゆるインターネットから隔絶されたコンピュータ内へ収容し、データベースの修復を行ってください。
説明: SCP-XXX-JPは、1997年から発生が確認されている、財団データベース内に出現する起源の不明な文書です。。SCP-XXX-JPは、既存の報告書に上書きする形でテキストのみが出現し、内容は一律して、「オブジェクト1が機能を停止、あるいは消失したこと」と「オブジェクト2が機能を停止、ないし消失した理由」を記したものとなっています。オブジェクトクラス、特別収容プロトコル、補遺は存在しません。SCP-XXX-JP群はすべて現実世界において存在が確認できておらず、いくつかについては、SCP-XXX-JPと他のオブジェクトとのナンバリングの重複が見られています。これまでに発生が確認されているSCP-XXX-JPは以下の通りです。
年月日 | ナンバー | 内容 | 備考 |
---|---|---|---|
1997/1/10 | SCP-552 | 自身の熱量により自然崩壊、消失したと記録される。 | 当該ナンバーは当時未使用。現在は別のオブジェクトが割り当てられている。 |
1999/7/31 | SCP-871 | 高所から落下、機能停止したと記録される。 | 当該ナンバーには当時すでに別のオブジェクトが割り当てられている。 |
2001/9/17 | SCP-715 | 消滅したとのみ記録される。理由については書いていない。 | 当該ナンバーには当時すでに別のオブジェクトが割り当てられている。 |
2006/5/25 | SCP-108-FR | 自然発火ののち爆発、機能停止したと記録される。 | 当該ナンバーには当時すでに別のオブジェクトが割り当てられている。 |
2011/10/28 | SCP-542-KO | 異常な成長を見せたのち、生命維持に十分な量の酸素を供給できずに機能停止したと記録される。 | 当該ナンバーは当時から現在に至るまで未使用。何らかの生物型オブジェクトを表すと考えられている。 |
2012/12/23 | SCP-975-JP | SCP-███-JPとの実験により焼失したと記録される。 | 当該ナンバーは当時未使用。SCP-███-JPは当時未使用のナンバー。 |
2017/1/1 | SCP-100-JP | SCP-███-JPの攻撃を受け、機能を停止したと記録される。 | SCP-███-JPは日本国内に収容されるKeterクラスオブジェクト。調査を行ったが、攻撃行動は発見できなかった。 |
一連のSCP-XXX-JP-1群のナンバリング、説明には規則性が見られず、どちらもランダムに決定されていると考えられています。SCP-XXX-JPの発生理由は不明であり、その発生を予測することは不可能です。
対象: ██ █。SCP-XXX-JP担当研究員。
インタビュアー: ██博士
<録音開始>
██博士: [会話]
██研究員: おかしいとは思わないのか? 毎年、いや毎月だ。毎月のように地球は滅びているんだぞ。ピラミッドの精緻極まる寸法からはじき出された小惑星の衝突も、死海文書に書かれた古代の暗号に示された核戦争> も、すべて嘘だっていうのか? もしくは本当でも、天文学的な奇跡が起こって全部回避できたっていうのか?
██博士: 落ち着いて、██研究員: (更に興奮した様子で)落ち着けると思うか? あれが存在する限り、起こるべき世界の災厄はすべてあれによって封じ込められてるんだぞ!? 今はなぜ何も起こらないか教えてやろうか? あのデータが残り続けて > いるからだ! あのデータの削除でもしてみろ! 大変なことになるぞ! たとえ[削除済]を使ったって無駄なことになるぞ!
** ██博士:** 意思疎通が行えないようですので、いったんインタビューを終了します。
██研究員:待て! …わかった、一旦落ち着こう。
<録音終了>
終了報告書: [インタビュー後、特に記述しておくことがあれば]
記録終了
予定タグ: keter scp-jp 文書
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、異常性の発動による被害を抑えるため、海中に収容されます。SCP-XXX-JP周囲500m以内に財団の管理下にない人間が侵入するのを防いでください。SCP-XXX-JPの表面に付着した藻類等は、必要がない限り除去しません。SCP-XXX-JPの内部は毎日点検され、出現したSCP-XXX-JP-1, 2を回収します。回収したSCP-XXX-JP-1, 2は観察記録をとった後破壊してください。
説明: SCP-XXX-JPは、赤色の塗装が施された鉄製の郵便ポストです。箱部分の容積はおよそ32cm×32cm×50cmです。SCP-XXX-JPの箱や支柱は非常に高い剛性、耐腐食性、および耐熱性を持ちます。SCP-XXX-JPは、日本標準時の午前7時ちょうど、投函箱の内部に、生物の骨、あるいはSCP-XXX-JPの周囲500m以内に存在する物体を瞬間移動させます。SCP-XXX-JPはその投函箱の容積を超過する大きさの物体を出現させることはありません。
SCP-XXX-JP-1は、SCP-XXX-JP内部で発見された骨です。大きさ、生物の種類、部位は不特定ですが、すべて死体の物です。動物の骨の出自は不明ですが、人骨の一部については身元が判明しています。
SCP-XXX-JP-2は、SCP-XXX-JPによって瞬間移動した物体です。SCP-XXX-JP-1は、その重量に応じて、日本郵便の規定に従った金額の切手が貼られており、またなんらかの手段によって宛先を示します。SCP-XXX-JP-2はすべて破壊されるか、その機能を停止した状態で発見されます。以下は、これまでに財団によって回収されたSCP-XXX-JP-2です。
内容 | 回収日時 | 宛先 | 備考 |
---|---|---|---|
カワラバト(Columba livia)の死骸1羽 | 2008/3/7 | 脚部に鳥類の血液で「ゆうごはん」と書かれていた。 | 頭部から胸部にかけて計10発のBB弾が摘出された。内臓に深刻なダメージを与えており、死因と推定される。 |
[編集済]の右目の眼球 | 2008/10/21 | 水晶体に「 ██へ 不断の愛を」と刻まれていた。 | [██]は[削除済]した。この時点でSCP-XXX-JPが財団に収容される。 |
潰れたトマト1つ | 2009/1/29 | トマトの表面に「サンタクロースより みんなへ」と油性ペンで書かれていた。 | トマトの果肉および果汁から、致死量を大幅に超える量のシアン化カリウムが検出された。 |
壊れた銀の懐中時計1個 | 2010/1/30 | 文字盤に「[判別不能]へ もう じかん だよ」と彫られていた。 | 懐中時計自体に異常性はなかった。 |
電卓の液晶表示部分ひとつ | 2011/8/31 | 液晶に「35°24'12.1"N 141°15'26.0"」と表示されていた。座標は太平洋上。 | 座標の地点に向かったところ、沈没している18世紀の商船が見つかった。医薬品が積載されていた。商船自体に異常性は認められない。 |
腐敗し、切断されたドーナツ | 2012/6/10 | ミームを媒介する文章が含まれるため削除 | N/A |
焦げた包帯1巻きと壊れたテープレコーダー | 2012/9/6 | 包帯に非常に不明瞭な字で |
現在、2016/9/6に発生したものを最後にSCP-XXX-JP-2の発生が途絶えています。
補遺: 2016/9/6のSCP-XXX-JP-2のテープレコーダーの音声データを可能な限り復元したもの
<録音開始>
[録音状況がよくないのか、ノイズが多くなっており、聞き取れない部分もあった]女性の声: だから言ったじゃないのよ! こんなこと…
男性の声: すべきじゃなかったっていうのか!?…[ノイズ]…俺は…[ノイズ]…めたぞ!女性の声: 不可抗力だったっていうの? そんな言い逃れ…
掠れた女性の声: [判別不能]女性の声: ああ! 無理無理、無理、無理無理無理!
男性の声: [ノイズ]! もっと火を強くしろ! 油だよ!
掠れた女性の声: [判別不能]
男性の声: 何やってる! [ノイズ]
掠れた女性の声: 馬鹿め。
[以後、ノイズのみの録音が5分ほど続く
<録音終了>
付記: このデータが録音されたのは2008/3/7であり、財団の記録に残る最初のSCP-XXX-JP-1の発生日時と一致します。
予定タグ: scp-jp, euclid, 容器
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは20m×20m×5m以上の大きさを持った収容ルーム内で、2重の施錠がなされたロッカーによって収容されます。SCP-XXX-JPの周辺10m以内に侵入することは禁止されています。また、SCP-XXX-JPを実験に使用することは禁止されています。SCP-XXX-JPの収容に携わる全職員は、これらの禁止事項を無視した場合、非殺傷武器の使用許可、および拘束、尋問の許可が下りることを留意してください。
説明: SCP-XXX-JPは異常性を持った金色の懐中時計です。外装は真鍮製で、鳥を象った彫刻が施されています。また、内部機構は不明な動力により作動し続けていますが、時針が存在しません。SCP-XXX-JPとその周囲の僅かな空間には、非常に希薄な時空間異常が発生しています。
SCP-XXX-JPの異常性は、SCP-XXX-JPの周辺10m以内への認識災害を発生させることです(以下、SCP-XXX-JPに暴露した人間をSCP-XXX-JP-Aとする)。SCP-XXX-JP-Aには次のような症状が現れます。
- 時間という概念の喪失
- 体内時計の完全な喪失
- 精神年齢の退行
- 記憶の混濁
これらの異常性は、SCP-XXX-JPに直接接触した場合を除き、Cクラス記憶処理による治癒が可能です。
対象: ██ █氏。SCP-XXX-JPのもともとの所持者。SCP-XXX-JPに直接接触しているため、異常性の治癒は不可能。
インタビュアー: エージェント・█
付記: 対象には既に一度聞き取り調査を行っている。<録音開始>
エージェント・█: それでは、インタビューを開始します。まず、あなたがあの時計を手に入れたのはいつ頃か、どこで手に入れたかについて、もう一度詳しく説明していただけますか。
██氏: ……前に話した通りです。
<録音終了>
終了報告書:
対象: [人間、団体、SCPオブジェクトなど]
インタビュアー:
付記: [インタビューに関して注意しておく点があれば]
<録音開始, [必要に応じてここに日時(YYYY/MM/DD)を表記]>
インタビュアー: [会話]
誰かさん: [会話]
[以下、インタビュー終了まで会話を記録する]
<録音終了, [必要に応じてここに日時(YYYY/MM/DD)を表記]>
終了報告書: [インタビュー後、特に記述しておくことがあれば]
_インタビュー記録XXX-JP-Q 2016/12/8__
対象: D-50827。元財団研究員。SCP-XXX-JPを使用した実験を行ったため、Dクラス職員への降格処分がなされた。
インタビュアー: エージェント・█
<録音開始>
エージェント・█: では、記録を始めます。██…[咳払い]…失礼、D-50827。まず、SCP-XXX-JPを何のために利用したのかお答えください。
D-50827: XXX-JPには俺の欲望を満たす力があったってことですよ。エージェント・█: 欲望、とはどのようなものですか?
D-50827: [削除済]です。
エージェント・█: [削除済]?
D-50827: [削除済]が欲しかったんです。あなた達が…ええっと、何と言いましたっけ、そう、「時間」と呼ぶものの正体ですよ。[削除済]流れる大河。世界の始まりから終わりまでをずうっと流れ流れる川なんです。またそれは、煌く星々のようでもあります。無限の宇宙に広がるガラスの海です。人間は、それを「時間」なんて無機質な響きでがんじがらめにしてるんですよ。「時間」なんて言葉、嘘っぱちです。虚構ですよ。人間はみんな、過去を恐れているんです。だから過去に戻れないように……ええっと、「時間」なんて言葉で川の流れを一方通行にしたがってるんです。立派な環境破壊ですよ、これは。
本当は、川の流れに制限はないでしょう? 例えば…あー、どこでしたか、雨季になると逆流する川がありましたよね。それと同じことを俺はやっただけです。俺は川を逆流させた。川は自由に流れてこそでしょう?エージェント・█: つまり、あなたはSCP-XXX-JPを用いた時間の逆行に成功したのですか?
D-50827: まあ、あなた達の言い方に合わせて言うならば、そうです。
エージェント・█: あなたの主張は、現在判明しているSCP-XXX-JPの異常性に矛盾するように感じられます。あなたは時間に関する概念が消滅しているはずです。
D-50827: 俺はタイムスリップをしているわけではありませんよ。正しくは、[削除済]の逆流です。
エージェント・█: あなたは…その[削除済]を逆行させて何をするつもりだったのですか?
D-50827: それはもう、いろいろと、やってみたかったことをしました。XXX-JPが、「時間」なんて偽物だと気づかせてくれたんですからね。
エージェント・█: では、あなたはどのようにして[削除済]を逆行させたのですか?
D-50827: 簡単な手順ですよ。針を巻き戻すんです、SCP-XXX-JPの針を。
エージェント・█: …針?
<録音終了>
終了報告書: 対象は精神鑑定で錯乱状態であると診断された。インタビュー内容は信憑性が低いと思われる。
対象: [人間、団体、SCPオブジェクトなど]
インタビュアー: [インタビュアーの名前。必要に応じて█で隠しても良い]
付記: [インタビューに関して注意しておく点があれば]
<録音開始, [必要に応じてここに日時(YYYY/MM/DD)を表記]>
インタビュアー: [会話]
誰かさん: [会話]
[以下、インタビュー終了まで会話を記録する]
<録音終了, [必要に応じてここに日時(YYYY/MM/DD)を表記]>
終了報告書: [インタビュー後、特に記述しておくことがあれば]
対象: [人間、団体、SCPオブジェクトなど]
インタビュアー: [インタビュアーの名前。必要に応じて█で隠しても良い]
付記: [インタビューに関して注意しておく点があれば]
<録音開始, [必要に応じてここに日時(YYYY/MM/DD)を表記]>
インタビュアー: [会話]
誰かさん: [会話]
[以下、インタビュー終了まで会話を記録する]
<録音終了, [必要に応じてここに日時(YYYY/MM/DD)を表記]>
終了報告書: [インタビュー後、特に記述しておくことがあれば]
予定タグ: safe scp-jp 時間 時計 機械
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、標準的な低危険度物品収容ロッカーに収容してください。また、常に2人以上の武装エージェントがSCP-XXX-JPの監視を行ってください。事案SCP-XXX-JP-Xを受け、SCP-XXX-JPの実験は凍結されています。
説明: SCP-XXX-JPは異常性を持った電子辞書です。2012年に████社より発売された製品と同型のものです。構成部品には異常性は認められませんでした。
SCP-XXX-JPに対して回文を入力した場合、それらの回文の内容が事象として現れます。SCP-XXX-JPは多くの場合、この事象によって毀傷を受けますが、そのすべてを非常に高い自己修復能力で補修しています。SCP-XXX-JPの異常性が発現する際、広範囲かつ継続的な現実改変や、現実安定性の著しい低下、あるいは、SCP-XXX-JPの周辺地域への甚大な被害をもたらします。
SCP-XXX-JPの具体的な実験記録は以下の通りです。
実験記録XXX-JP-い - 日付2013/11/12
対象: SCP-XXX-JP
実施方法: SCP-XXX-JPに、「しんぶんし」と入力。
結果: 当日の朝刊1部が出現。
分析: おおむね予想通りの結果となった。
実験記録XXX-JP-ろ - 日付2013/11/12
対象: SCP-XXX-JP
実施方法: SCP-XXX-JPに、「たけやぶやけた」と入力。
結果: 実験を行ったサイト-81██近隣の竹林地帯で火災が発生。近所に住む男性が犯人として逮捕された。
分析: 予想外の結果というわけではなかったが、ここまで大規模とは恐れ入った。犯人として逮捕された男性は、気が付いたら火をつけていたと証言した。
実験記録XXX-JP-は - 日付2013/11/14
対象: SCP-XXX-JP
実施方法: 太平洋上の船内で、SCP-XXX-JPに、「たけやぶやけた」と入力。
結果: 甲板から孟宗竹が発生。異常な速度で増殖、生長し、甲板の██%を覆った時点で発火。船はその後沈没したが、財団の機動部隊によって乗組員は救助された。
分析: その異常性の有効な範囲は不明だが、SCP-XXX-JPは、回文の内容を再現するためなら竹林すら発生させるようだ。
実験記録XXX-JP-に - 日付2013/11/16
対象: SCP-XXX-JP
実施方法: SCP-XXX-JPに「よるにんじんにるよ」と入力。
結果: [編集済]
分析: SCP-XXX-JPから、警戒に能う数値のヒューム値を観測した。SCP-XXX-JPの現実改変能力は極めて高いようだ。取り扱いには極めて厳重な注意を要する。
実験記録XXX-JP-ほ - 日付2013/11/17
対象: SCP-XXX-JP
実施方法: SCP-XXX-JPに「任天堂うどん店に」と入力。
結果: 実験は中止された。
分析: ██博士をSCP-XXX-JP担当から除名する。 -██人事課長
実験記録XXX-JP-へ - 日付2013/11/17
対象: SCP-XXX-JP
実施方法: SCP-XXX-JPに「Lion oil」と入力。
結果: ライオン(Panthera leo)の細胞が含まれた、動物性油脂の入った小瓶が出現。
分析: 辞書に入ってさえいれば、英語でも対応するらしい。
実験記録XXX-JP-と - 日付YYYY/MM/DD
対象:
実施方法:
結果:
分析:
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: ーーSafeーー Neutralized
特別収容プロトコル:
説明: SCPーXXXーJPは、異常性を持った木製の楽器です。外見はモンゴルの民族楽器の馬頭琴に酷似していますが、棹の部分がヒトの頭部を模しており、また弦は[削除済]で出来ています。
SCPーXXXーJPは、演奏すると、モンゴロイド系の成人男性のうめき声を発音します。この時、対象となる存在を指定することで、演奏を止めるまでの間、対象への罵倒を開始します。この対象は、演奏をやめてから1時間以上経過するとリセットされ、新たに指定できます。一度に指定できる対象は1つまでです。
SCPーXXXーJPの罵倒は、
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
警告: このページはアーカイブされています。
このページは編集中です。最新、あるいは正確ではない情報が記載されている可能性があることに留意してください。
このページを編集する場合、必ず上級監査室へ連絡し、情報が確実であることを確認してください。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは低脅威度物品収容ロッカー内にて保管してください。SCP-XXX-JPに直接接触することは禁止されています。また、SCP-XXX-JPの収容室に動物および動物由来の物品を持ち込むことは禁止されています。SCP-XXX-JPを実験に使用する場合、レベル3以上の職員2名の承認が必要です。
説明: SCP-XXX-JPは、ステンレス製で、日本では中針として知られている寸法の縫い針です。外見に不審な点は見られません。
SCP-XXX-JPは、動物の皮や体毛、およびそれらを原材料とする物品に接触すると活性化します。SCP-XXX-JPは数秒間の不規則な動作3の後停止し、時速██kmで針先の方角へ並縫いの動きで進行します。活性化状態は5時間程度持続し、その間、縫い糸の有無にかかわらず、SCP-XXX-JPの通った跡が並縫いによって縫合されます。縫い糸の色や太さ、材質はランダムです。SCP-XXX-JPが活性化している時、SCP-XXX-JPは破損および変形することがなく、物質の硬度を無視して並縫いの動きを取り続けます。
SCP-XXX-JPは壁などの障害物に接触した場合、重力を無視して障害物の表面を移動し続けます。また、液体や、粉末状の物体の表面をSCP-XXX-JPが通過した場合、SCP-XXX-JPの糸の周辺のみが糸に固定された状態になります。
タグ: scp-jp euclid 道具 移動 自律
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、およびSCP-XXX-JP-1は、SCP-XXX-JP-1を覆うようにして建設されたサイト-8126でその状態を監視し、記録します。SCP-XXX-JPに対する具体的な封じ込め手段は確率されていません。SCP-XXX-JP-1から回収された全ての物品は、冷凍保存チャンバー内にて保管してください。
説明: SCP-XXX-JPは、ミスジマイマイ(Euhadra peliomphala)に酷似した異常実体です。SCP-XXX-JPは非常に強力な耐久性を持っているため、破壊は不可能です。また、体表からきわめて強い酸性の粘液を分泌しており、これによって周囲の物質を溶解させているものと見られています。この粘液によってSCP-XXX-JP自体が溶かされることはありません。SCP-XXX-JPは、金属や岩石を摂食することでエネルギーを得ていることが実験によって示されています。
SCP-XXX-JPは、通常のミスジマイマイとは違った、正の重力走性4を持っています。SCP-XXX-JPはおよそ0.0048km/hで地球の中心部へ向け移動しており、現在は[データ削除済]kmまで潜航しています。
補遺: ここに補遺。
タグ: scp-jp keter 無脊椎動物 重力 生命 破壊不能 K-クラスシナリオ
メランコリックな空
SCP-XXX-JPへのアクセスが感知されました。あなたのデバイスは監視状態にあります。
==警告:==
以下のファイルの閲覧は、レベル4-XXXセキュリティクリアランスを所持する職員のみが許可されています。不正なアクセスを試みる場合、それはあなたのすべての権利と権限の剥奪を意味することを留意してください。以下のファイルにはミーム抹殺画像が含まれます。あなたがこれを閲覧する場合、あなたはレベル4-XXXセキュリティクリアランスに付随する処置を享受していると見做されます。あなたがレベル4-XXXセキュリティクリアランスを所持せず以下のファイルを閲覧する場合、それは即刻の終了、および拘束と尋問に同意したことになります。レベル4-XXXセキュリティクリアランスを所持しない職員は直ちにこのページから離れてください。レベル4-XXXセキュリティクリアランスを所持する職員は、職員コードとパスワードを入力し、完全なファイルを閲覧してください。
生体信号を確認中……[お待ちください]
神経スキャンを実行中……
ーーーーーーー
信号データを照合中……
……
……
……
ーーーーーーー
確認できました。ようこそ。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Thaumiel
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、サイト-8156の観測施設で常に天候、時間の変化を監視してください。SCP-XXX-JP内で雷雨の発生が確認された場合、ただちに[プロトコル-A0]を発動してください。SCP-XXX-JP内への一般人の侵入を防止するため、スチールの防護柵を周囲に建設してください。SCP-XXX-JP自体が持つ秘匿性の高さと物理接触の危険度の軽さを鑑みて、これ以上の物理的な収容策は講じられません。
SCP-XXX-JP周囲、地下3m地点にはスクラントン現実錨が正三角形に設置され、SCP-XXX-JPを他の現実改変から防護します。
説明: SCP-XXX-JPは、神奈川県██市██町の██山頂部、およびその内部から観測される空です。SCP-XXX-JPは██山頂を中心として半径12mの円を描いた範囲まで広がっています。SCP-XXX-JPの円周部分では、SCP-XXX-JPが横向きに回転する形で、地球を貫通する0.0035mm程度のずれが生じています。SCP-XXX-JPの内部は、座標[データ削除済]の3月ごろの状態を維持し続けており、生物の成長も停止しています。SCP-XXX-JP内部で生物の死骸は発見されていません。
タグ: thaumiel scp-jp 場所 儀式 知性 自我