aisurakutoのメモ帳

大俳優が蘇れども、それとて時代は先へと急ぐ


三船

SCP-XXX-JP-1: 発見時に回収された画像。カラーカメラによる撮影。

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:

説明: SCP-XXX-JPは無彩色の細胞及び体液により構成された人型実体であり、身体に有彩色を含む色素は発見されていません。現在までに2体のSCP-XXX-JPが回収されており、類似した特性を持つ別個体の存在が示唆されています。

SCP-XXX-JPの外見は共通して中年期の三船 敏郎みふね としろう1氏に酷似しています。外観に加齢の兆候は確認されていませんが、内科的検査から老化の進行が析出されています。この他、日本刀による殺陣の技能、日本語の発話能力が共通しています。

SCP-XXX-JPの体液は他物体(以下、対象)への侵食性を有しています。体液が対象に付着した場合、表面を被覆する形式で薄く延長し、一定時間の経過によって完全に浸透します。結果として、対象の色彩は基となる色素の明度に影響を受けた無彩色に変化します。また、対象が免疫反応時に抗体を生産する生物であった場合、体液とそれが浸透した組織に対して免疫細胞が過剰な攻撃を発生させ、最終的に対象の身体は急速に脆弱化し、やがて崩壊します。これらの現象が生じる体液の最小値は物体の体積と比較して極めて少量です。(このため、SCP-XXX-JPの衣服や常備品などは一定量の汗により確実に変化します。)浸透前に体液を流水で洗浄することにより、侵食の抑制が可能です。

関連する資料や証言などから、SCP-XXX-JPはGoI-233(ハーマン・フラーの不気味サーカス)に起源を持つと推察されています。GoI-233内部における活動内容は同一であると断定できますが、思想に大きな差異が見られます。


SCP-XXX-JP-1

SCP-XXX-JP-1は2005/8/3、京都府京都市中京区内の屋外催事場にて回収されました。発見時、SCP-XXX-JP-1は内面に鏡が張られた和箪笥から発見されています。和箪笥の表面には"エッシーに、将軍によろしく ;-9(FOR ESSIE,Say hello to Shogun ;-9)"というメッセージが刻印されていました。

同時に和箪笥からは以下の非異常性アイテムが回収されています。

  • アメリカで鋳造されたとされる、全体が無彩色に変化した日本刀
  • 『七人の侍』、『用心棒』、『蜘蛛巣城』などの時代劇映画で三船氏が演じた役と同一の衣装群
  • 主にSCP-XXX-JP-1を映した写真が収められているアルバム

SCP-XXX-JP-1は自身を三船氏本人であると主張しています。しかし事実と異なる発言や確認に対する曖昧な回答が多く、確証には至っていません。また、SCP-XXX-JP-1の言動にはナルシシズムの傾向が見られるとともに、GoI-233の指導者とされるハーマン・フラーへの忠誠が確認されています。

SCP-XXX-JP-2

SCP-XXX-JP-2は2007/10/26、岩手県盛岡市内に存在していたGoI-1958"Nostalgia Philosopheres"の拠点にて回収されました。GoI-1958構成員は既に逃亡しており、SCP-XXX-JP-2は複数のアイテムとともに拠点に内在していました。(作戦内容については文書GoI-1958 - 2009/10/26を参照)

SCP-XXX-JP-2は自身について、リチャード・ブラックソーンという名前のアメリカ人男性であると発言しています。それに伴い、日本語を要求されない場合は英語で発話します。SCP-XXX-JP-2はGoI-233及びハーマン・フラーに対し、嫌悪感を抱いています。





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