Adasino
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魔法瓶

SCP-XXX-JP

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、30cm×10cm×10cmの静物オブジェクト収容ロッカーに保管してください。オブジェクト保管の際、監視や警備員の配置は不要です。ただし、SCP-XXX-JPを実験に使用した場合、実験で消費した物品の正確なカロリー量、成分組成、数量を、管理者に確実に報告してください。

説明: SCP-XXX-JPは、「魔法瓶」の呼称で知られる、█████社製の水筒です。通常は非活性状態にありますが、オブジェクト内部に水を容量の60%注入し、栓を締めた場合のみ、活性状態に入ります。活性状態に入ったオブジェクトは、栓が締まっている限り、飲み口から内部の水を排出することができなくなります。一方で活性状態下のSCP-XXX-JPは、炭水化物、蛋白質、脂肪といったエネルギー、ビタミン類、ミネラルといった栄養素と水分を、上部にある飲み口から吸収します1。そして吸収の12時間後、飲み口から薄赤色の液体(SCP-XXX-JP-1)を排出します。SCP-XXX-JP-1は無臭ですが、分析の結果、哺乳類の糞尿に類似した組成であることが明らかになっています。実験の結果、SCP-XXX-JPは同程度の体重を持つ食肉目の哺乳類2と、ほぼ同様の代謝を行っていることが明らかになりました。
オブジェクトに給餌がなされない場合、SCP-XXX-JPが要求する餌量はオブジェクトの活性、非活性を問わず時間経過により累積し、正比例的に増加していきます。また、要求する餌量を超過した捕食対象物をオブジェクトに注入した場合、即座に飲み口から吐き出されます。
SCP-XXX-JPが自発的な行動を起こすことは確認されていません。オブジェクトによる捕食活動は専ら受動的であり、捕食対象を誘引する作用もありません。捕食対象となる動物の粘膜、あるいは組織液の滲み出る傷口や、果物・野菜の切断面が活性状態のSCP-XXX-JPの飲み口に触れると捕食活動が始まり、即座に捕食対象の保持する水分と栄養素が吸収されます。液体の場合、飲み口から注入されることで吸収します。実験の結果、放射能汚染を含む強毒性や、強い渋味・苦味などから食用に適さない動植物や液体も、SCP-XXX-JPは問題なく捕食し、消化することが判明しました。

補遺: SCP-XXX-JPは、████3年に███県の県立高校で起きた、高校生の死亡事件(事案XXX-1)により存在が明らかになりました。