AAA9879の下書き市場
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スキュエアァァァァァァァァ・パァァァァァァァァァンチ!!!!!!!

サーキシズム・モータが唸り!!

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オオウツロ

それには、時間や空間の概念すらなく、ひたすらの無のみであった。

時はそれの周囲に新たな存在が発生したのを機に蘇った。

存在は際限なく拡大し、瞬く間に見渡しきれないほどの大きさとなった。それと比例するかのように光が現れた。光は対極である闇を生み出し、全ての無をかき消した。

瞬く間—それにとっての—が経過するとそれを内包するように強い大きな光の球が生み出され、それが収縮すると同じく様々な球が発生した。

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは昆虫型実体用収容コンテナに50匹を維持して収容して下さい。給餌は新たな個体が発生しない粉末状のものを与えて下さい。

新たなSCP-XXX-JPが確認された場合、機動部隊む-64("ハエトリグサ")を派遣し、捕獲・処分を行って下さい。また、付近に別のSCP-XXX-JPが存在する可能性が高いため、機動部隊にはSCP-XXX-JPの特性と対処法が告知されます。

説明: SCP-XXX-JPは群れで人間に擬態する夜行性の未知の異常なクロバエ科(Calliphoridae)の生物です。SCP-XXX-JPは複数のSCP-XXX-JPで群れを形成し、18時〜4時の間に行動を開始します。それ以外の時間は休眠しています。

SCP-XXX-JPは自身に注意を向けていない人間(以下対象)を発見すると、群れの形状を変化させ、人間の形状を作ります。SCP-XXX-JPは歩行するように形状を変化させながら対象に接近します。対象との距離が1m程に接近すると、即座に対象を捕食または対象の体内に産卵します。産卵される卵は孵化直前まで成長しており、産卵から2〜3日程度で新たなSCP-XXX-JPが孵化します。対象は全身が新たに孵化したSCP-XXX-JPに捕食され、死亡します。この際、死体が発見されない為新たに発生したSCP-XXX-JPの発見が遅れる原因となっています。

SCP-XXX-JPの群れの規模は576匹〜約[編集済]匹まで確認されており、SCP-XXX-JPの群れは規模が大きくなる程形状が正確になります。また、規模の拡大による知性の向上が確認されており、複数人でも対象となり得ます。

以下はSCP-XXX-JPの群れの規模による形状の詳細です。

群れの規模(匹) 形状
576〜 おぼろげな人型の形状を作る。対象に発見された場合は手を振る形状を作る。正確ではなく、特に関節部分が不自然である。僅かな刺激で形状が崩壊する。
1500〜 人の影と同等の形状を作る。鞄などの持ち物の形状も確認されている。対象に発見された場合は手を振る。明らかな不自然さは見られない。刺激を与えた場合その部位が崩壊する。
8500〜 僅かな光源では人間との区別が困難。歩行の際も形状の変化がスムーズとなる。対象に発見された場合は大きく手を振りながら対象へと走る。走るとほぼわずかに形状が崩れる。刺激には人と似せた反応を行う。
35000〜 複数のSCP-XXX-JPに分裂する。形状は人形であるが、精巧性は無い。対象を円形に囲い、少しずつ包囲を縮める。ほぼ確実に発見されるが、接近を継続する。対象が包囲の突破を試みると各SCP-XXX-JPが融合しドーム状となり、対象を[編集済]。

SCP-XXX-JPは一定の規模に達すると複数のSCP-XXX-JPに分裂します。分裂したSCP-XXX-JPは再び融合する事なくそれぞれが独立して行動を行うようになります。

また、SCP-XXX-JPは極度の飢餓状態に陥ると非常に凶暴になり、近隣の人を襲撃します。
以下はその特性が確認された事案の記録です。

事案SCP-XXX-JP-3
発生日: 2003/09/25
約600匹規模のSCP-XXX-JPが集団下校中の████小学校の児童を突如襲撃、児童が4人死亡、5人が重軽傷を負いました。SCP-XXX-JPは近隣の住民の放水により卵を含め全て駆除されました。

事案SCP-XXX-JP-7
発生日: 2009/03/09
約2000匹規模のSCP-XXX-JPが大阪府██市の繁華街に出現、付近の通行人を襲撃し8人が死亡、20人が重軽傷を負いました。機動部隊によりSCP-XXX-JPの90%が駆除されました。

事案SCP-XXX-JP-21
発生日: 2019/01/20
約40000匹規模のSCP-XXX-JPが東京都███線の電車を襲撃。███人が死亡、██人が重軽傷、██人が行方不明となりました。発生したSCP-XXX-JPを含め全てのSCP-XXX-JPは車掌が異変に気付き緊急停車した際に電車ごと爆破し駆除しました。

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死牙と終焉に言葉は必要ない

只管に果てるだけだ

蜥蜴は滅び行く魂で憎しみを叫び、月桂冠の巨人はそれをいつでも相手にすると豪語した。その傲慢かつ冒涜的な態度に蜥蜴は生まれて初めて真なる"憎しみ"を知った。そして本来滅び行く筈の蜥蜴は滅びを拒否した。彼奴の腹わたを抉り出し地になすりつけ、脳みそをかき混ぜてやるまでこの憎しみは終わらないだろう。

目の前に月桂冠の巨人がいる。総てに終焉を齎す者。幾兆年の退屈がよほど応えたのだろう、口の端を上げて笑顔を作っていた。そしてそれら全てが蜥蜴の憎悪を倍増させる。

憎悪は蜥蜴を成長させ、蜥蜴は元の体躯の数千倍巨大化して、巨人の腰ほどの大きさになった。蜥蜴は背に6重もの甲羅を背負いそこらの死骸を喰らい極薄の骨から成る4枚羽を広げ飛翔する。

蜥蜴はこの憎悪に満ちた幾兆年を思い出す。地を這い、泥を啜り、恥辱に塗れた永い永い時であった。全てはこの時の為だ。あの憎たらしい顔面を地に叩きつけてやる為に蜥蜴はここまで生きてきた。

蜥蜴は問う。「何故生きる?お前の同胞は既に骨となり、貴様の朽ちた鎖と成り果てた。ただ破壊するのみで何も生み出さぬ生に意味はあるのか?」

巨人は地獄の門の如き口を開く。「終りを齎す為だ。形有る物も無き物も全ての存在を覆しこの宇宙を虚無へと還す為だ。」その声は大陸全てに響き渡らんとする程の大声であった。

蜥蜴は失望し、心の底から軽蔑する。「全くもって違う。耄碌したか、巨人。何も考えず、何も造らず、ただ本能に従っている。犬畜生と何ら変わりはない。いや、むしろ劣っているな。」巨人を見下し、やれやれと首を振る。

巨人は顔を顰める。「そうなれば、貴様はどうなのだ?只管に人の子を殺し続け、壊し続ける。何故貴様は生きる?」その声は震えており、あたかも誇りを冒涜された騎士であった。

蜥蜴は巨人の誇りを出来る限り踏みにじる様に答える。「自惚れるな。お前は偉大なる破壊の巨人ではない。故に答える価値すら無し。去ね。」

巨人が顔を憤怒に歪め、怒りのままに蜥蜴を拳を打つ。その拳は蜥蜴の頭を吹き飛ばす。巨人は更に怒りを叩きつける。

蜥蜴は拳の雨から逃れ、チリとなった前半身を食べることでかろうじて再生する。そしてウォークライを上げ4枚羽を羽ばたかせ巨人へと砲弾のように突貫する。巨人は唸りを上げる憎悪の砲弾を叩き落とさんと手を合わせ戦鎚の如く振り下ろす。

蜥蜴の羽が半分ほど消し飛ぶが、巨人は蜥蜴の勢いを殺しきれず、鳩尾への体当たりを許す。巨人は驚愕に満ちた表情をしながらも蜥蜴の尻尾を持ち彼方へと放り投げる。

蜥蜴は巨人よりも驚愕に満ちていた。今の突進は巨人の腹を貫通せしめんと全力の力を込めた筈であり、今までこれをまともに受け原型をとどめたものはいなかった。これは蜥蜴に生来最大の困難を示していた。

蜥蜴は一撃で巨人を葬り去る事をやめ、嬲り殺す事に決めた。蜥蜴は残った羽を羽ばたかせ速さを落とし転がりながら長い滞空を終える。

蜥蜴は全身から無数の鮫歯を生やし、高圧ガスを大量に放出させ飛翔する。その速度は先程とは一線を画しており、着地点から巨人まで5秒とかからなかった。

狙うは足首の腱。人型では足元の防御は疎かになる。蜥蜴は長い戦いの時の中でそれを無意識に学んでいた。

巨人は遠くに放り投げた筈の蜥蜴が音速で迫っていることに気づき、蜥蜴をはたき落とそうとする。しかし、蜥蜴は直前で強烈な噴射を行い進行方向を変える。間一髪で拳を避けた蜥蜴は吸い込まれるように巨人の足首へと突き刺さる。

巨人は足首から噴火のように血を吹き出し、体勢を崩し膝をつく。巨人は左手を振り下ろし、蜥蜴を地面へと叩きつける。蜥蜴は半身が飛散するが、触腕を生やし飛散物を回収して再生を行う。

その隙に巨人は転がりながら立ち上がり、ファイティングポーズを取る。最早そこには先程まであった余裕の表情は完全に消え失せており、蜥蜴を「敵」と認識していた。

蜥蜴と巨人は円を描く様に間合いを詰める。そして両者の心音が重なった刹那、巨人は傷ついた足を蜥蜴の頭へとムチの様にしならせながら蹴り下ろす。蜥蜴は頭を亀の様に引っ込め、巨人の足が通過した直後に素早く噛み付く。そこを支点とし、蜥蜴は全身で巨人の足に組み付く。全身をフルに活用し巨人の足をミンチに加工する。巨人は組み付かれた足を思い切り地面に刺す様に踏みつけ、固定する。

蜥蜴は異変に気付き、逃れようとするが、巨人は素早く蜥蜴の頭と尾をそれぞれ持つ。蜥蜴は必死に暴れるが、巨人は蜥蜴をちぎる様に頭と尾を引っ張る。蜥蜴が暴れるのを構わず、巨人は更に引っ張り続ける。蜥蜴の体は遂に耐えきれず、ブチブチと音を立てながら2つに裂けた。

巨人は尾がある方の蜥蜴の体を全力で真上へと放り投げる。蜥蜴の半身は重力から手放され、星となった。蜥蜴は残った半身で後部を再生しようとするが、元が無い為再生が遅く、しかも体積が小さくなっていった。巨人は蠢きながら再生しようとする蜥蜴を掴む。

蜥蜴はしばらくもがいたものの、遂に諦めたように再生を止め、顔を伏せる。巨人は蜥蜴に憐憫の目を向ける。「何か言い残すことは?」蜥蜴は少し惚けて、余りにも可笑しいというふうに笑い出す。「何が可笑しい。」巨人は握る力を強くする。「いや失礼、余りにもお前が間抜けなもので思わず笑ってしまった。」蜥蜴は苦笑いして答える。蜥蜴の目を見据えて巨人は言う。「貴様を完全に殺す。再生は出来ない。意識は暗闇に落ち、2度と浮き上がらない。何も感じられず何も考えられないようになる。だと言うのに、貴様に恐怖は無いのか?」純粋なる疑問を問い掛ける。蜥蜴はその質問を鼻で笑い、答える。「だからお前は足元を掬われるのだ。」

巨人は異変を感じ、その場から飛びのこうとする。しかし、巨人の両足は突如地中より出現したトラバサミの形状をした骨により激痛と共に捕らえられた為、叶わなかった。驚愕に満ちる巨人の手から蜥蜴はやすやすと脱出する。「お前が私を地面へと足ごと埋め込んだ時に設置しておいた。お前が私をいたぶってくれたおかげで何とか間に合ったようだ。」蜥蜴はせせら笑い、愉悦を浮かべる。「これしきで我を殺せるとでも?」巨人は酷く狼狽していたが、そこにあったはの絶対的な自負であった。現に骨は悲鳴を上げ、間も無く砕け散ろうとしている。

「ああ、殺せるとも。」「何故?」「お前が生きているからだ。」上空より異音が発生し、迫ってくる。それは途轍も無く巨大な火の玉であり、巨人を滅殺する程の圧倒的なエネルギーを保持していた。「貴様、どうやって彗星を。」巨人は呆然と呟く。「お前が投げ捨てた私の半身だよ。飛ばされた先に偶然彗星があったので軌道を変えさせてもらった。」蜥蜴は気色良く答え、自慢気にする。

巨大な破壊が迫る。最早両者とも回避は不可能であり、戦いの結果は再生力の高い蜥蜴に軍配が上がるだろう。巨人はふっと目を閉じ、そして開き、蜥蜴に語る。

「ああ——最高だ。私は今から全力で抗い、そして破滅する。出来れば、見届けてくれまいか?」

「いいとも。」

「ありがとう。」

The end

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