アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス:Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-jpはサイト8888の標準人型収容施設にて隔離しています。
説明:SCP-XXX-JPは宇宙空間に存在し、日本上空に停滞する正体不明の棺です。SCP-XXX-JPは不定期周期にSCP-XXX-JP-1を日本へ向け射出します。
SCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JPより射出される人骨と思われる物体です。SCP-XXX-JP-1は人の形を維持したまま驚異的な速度で大気圏に突入します。しかし多くのSCP-XXX-JP-1は断熱圧縮熱により分解を起こし焼失します。
補遺1:
|
SCP-XXX-JP表紙 |
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPはサイト8███の低脅威収容ロッカーにて収容されています。SCP-XXX-JPの実験はセキュリティクリアランス3の職員の許可が下りなければ不可能です。またSCP-XXX-JPを使用した実験は実験室外にも異常性が及ぶ場合があることに留意してください。現在SCP-XXX-JPを使用した実験は不可能です。また現実性の低下に留意して、カント計数機による測定を定期的に行ってください。
説明:SCP-XXX-JPは異常性を持ったA4スケッチブックです。
異常性はSCP-XXX-JPを開いたとき生じます。SCP-XXX-JPは多くが白紙ですが、ページを開いたとき描画用の道具がなく描画者がいないのにも関わらず、自発的に絵を描画します。絵は作品にもよりますが、大抵数分程で描画し終えます。描画された作品はSCP-XXX-JPから切り離されSCP-XXX-JP-Aになります。切り離された直後SCP-XXX-JP-A周囲に現実性の低下がみられ、その際に異常性が発現すると思われており、異常性が収束した場合SCP-XXX-JP-A周囲の現実性は元の数値に戻ります。その後描画されたSCP-XXX-JP-Aは異常性を失います。
また、SCP-XXX-JPを構成する素材に異常はなく、異常性が発生するまでは通常の紙と同様の性質を有しています。
以下SCP-XXX-JPに描画されたSCP-XXX-JP-A群とそれに伴う異常性の記録です。
|
写真の説明 |
アイテム番号:SCP-XXX-JP-A-1
異常性:SCP-XXX-JP-A-1が描画され切り離された後に、実験室内の現実性が低下した。およそ20時間の間に非常に多くの異常性が確認された。細かいものは割愛するが、どれも関連性は見られなかった。およそ20時間後
・職員のUSBメモリから一定の情報が消失した。
・大量の頭足類と思われる死骸が実験室前に散乱していた。
・財団職員の一部が激しい頭痛を訴え早退した。
・サイト内部の自動販売機が機能を停止し、内部には大量の頭足類の死骸が詰め込まれていた。
・異常が
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス:
特別収容プロトコル:
説明:
人間型は最も作成が難しいSCPの一つであると言われています。
理由はたくさんありますが、中でも"Xメン・シンドローム"と呼ばれる現象が最大の問題です。つまり人間型に"異常さ"の代わりに"力"を与えてしまうケースが多く見られるのです。しかしあなたがSCPに与えた能力が"異常さ"と取られるか"力"と取られるか、はっきり判断する方法はありません。多くの場合、アイデアが悪いのではなく、描き方に問題があるため"Xメン"は生まれてしまうのです。
以下に人間型SCPを書く際の簡単な注意点を記します。
人間型に"望むもの"を与えてはいけません。財団は監獄でありホテルではないのです。
人間型SCPの性格を不必要なまでに記述してはいけません。これはSCPではなく漫画のキャラクターのようなものを簡単に生み出してしまう方法です。
呼称に気をつけて下さい。人間型SCPのことは基本的に"それ"や"対象"のように記述し、特別な理由がない限り"彼"、"彼女"を使用しないでください(この項目は暫定です。詳しくはこちらのスレッドをご覧ください)。
「全ての人に自動的に好かれる」SCPを作らないで下さい。それが能力の副次的な効果でもない限り、現実的なSCPには成り得ません。
記事の中で、財団を不必要に邪悪に描かないで下さい。財団は冷淡ですが残酷ではありません。
現実改変能力者""魔法使い""その他の超常的な能力"を持った人物を書くのは本当に難しいです。余程腕に覚えのある作者でない限り、一度は失敗するでしょう。このタイプで評価が高いSCPは放棄された研究プロジェクト、命の水/トーテンカインダー、常識外れの外科医などです。
複数の異常な特質を持つ人間型を描く際は、その理由を明確にし、全体の調和を失わないようにしてください。
最後に、例え人間型であっても財団にとっては単なる"SCPオブジェクト"と変わらない、ということを強調しておきます。