八畳キートンの1坪下書き置き場
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tameshi_kawakami

SCP-XXX-JP非出現時のSCP-XXX-JP-A

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Neutralized

特別収容プロトコル:
現在SCP-XXX-JPは非出現状態を維持しています。今後SCP-XXX-JPやSCP-XXX-JP-Bの発見またはSCP-XXX-JP-Bによる被害が報告された場合にのみ職員をSCP-XXX-JP-Aに派遣しSCP-XXX-JP-Bの回収手順を行わせてください。

説明: SCP-XXX-JPは福島県福島市に設置された███橋(以下、SCP-XXX-JP-A)に現れる人型実体です。容姿は10代後半の少年をしていて、SCP-XXX-JP-Aの付近にある福島県立███高等学校の制服を着用しています。

SCP-XXX-JPは毎日午後16~18時の間にSCP-XXX-JP-A上に出現します。出現時刻は上記の時間帯内で毎日ランダムに変わり、出現は瞬時に行われます。出現位置はSCP-XXX-JP-Aの川下側の歩道の欄干近くです。その際必ず両腕を組んで欄干の上に乗せた体勢をとり、目線は川の先にあります。

SCP-XXX-JPが出現して10~30分後、SCP-XXX-JPは右腕を自身の左胸付近へ移動させ、SCP-XXX-JPの右手上にSCP-XXX-JP-Bを発生させます。SCP-XXX-JP-Bは15 ㎤に収まるほどの大きさで、ハートを逆さにした形状1をしています。非常に硬い未知の物質にて構成されており、いかなる破壊実験も失敗に終わっています。SCP-XXX-JP-Bが発生してから数分後にSCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-Bを投擲し、SCP-XXX-JPは消失します。SCP-XXX-JP-BはSCP-XXX-JP-Aの下を流れる████川に着水し流れていきます。流されたSCP-XXX-JP-Bは一か所に停留する性質を持っていると考えられます。SCP-XXX-JP-Aから数km離れた位置にてSCP-XXX-JP-Bが複数個溜まり中州のようになっているのをみつけた地域住民が「川に不法投棄されたものがある」と福島市役所の河川課に通報したところ、市役所内に潜入していた職員がその情報を入手し、当オブジェクトの発見に到りました。SCP-XXX-JP-B群が停留していた箇所は川の流れから漂流物が溜まるような場所ではなく、そのため当該箇所にはSCP-XXX-JP-Bのみが停留していました。

出現したSCP-XXX-JPに触れることは可能ですが、SCP-XXX-JPを移動させることはできません。SCP-XXX-JP-Bを他者からの干渉によってSCP-XXX-JPから離すことにも失敗しています。またSCP-XXX-JPが行う投擲行動を阻害することもできず、SCP-XXX-JPは投擲を必ず遂行します。投擲後のSCP-XXX-JP-Bは掴んで移動させることが可能です。職員は投擲後なら特別収容プロトコルに従ってSCP-XXX-JP-Bを回収することができます。ちなみにSCP-XXX-JPは他者からの呼びかけにも応じず、初期体勢のまま在り続けます。視界の前を手でふさぐなどの干渉を行っても一切の反応を示しません。

補遺: 2███/██/██、職員が定例業務としてSCP-XXX-JP-A下に待機していたところSCP-XXX-JP-Bの落下地点を推測し誤り頭部に直撃させてしまいました。職員は自身の前方へ転がったSCP-XXX-JP-Bを、着水前に反射で掴みました。職員が頭上を見ると、SCP-XXX-JPは驚いた表情をしながら職員の方を向いているのを確認しました。SCP-XXX-JPはその後消失し、消失後にSCP-XXX-JP-Bは職員の手中で二つに割れました。後にサイト-8123にて保管されていたこれまでのSCP-XXX-JP-Bすべてが、低危険性物体保管ユニット内で突然二つに割れたことが確認されています。

この一件以降は出現時間帯になってもSCP-XXX-JPが出現しなくなったため、SCP-XXX-JPはNeutralized申請され、受理されました。