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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは標準的な人型生物収容室に収容されます。SCP-XXX-JPとのコミュニケーションは、名前、生年月日、身体的特徴、来歴、家庭環境、生活環境、習慣、趣味嗜好、筆跡を全てのSCP-XXX-JPのリストと照らし合わせ、一通り「共通点」を持たないと判断されたDクラス職員による筆談のみ許可されます。筆談の中で職員が自分の特徴について記すことは一切許可されていません。筆談が終わり次第、SCP-XXX-JPに当該職員との共通点が発生していないか厳密なチェックを行った後、当該職員にCクラス記憶処理を施してください。チェックにより「共通点」が確認された場合、SCP-XXX-JPと同様に収容してください。

説明: SCP-XXX-JPは「フレミー」(SCP-XXX-JP-1)、「ドリー」(SCP-XXX-JP-2)を名乗る二人の成人男性です。互いを「相棒」と呼称しており、自身の名前について、SCP-XXX-JP-1、SCP-XXX-JP-2は共に「本名ではないが本名は覚えていない」と語っています。
異常はSCP-XXX-JPが「相棒」以外とコミュニケーションをとり、「共通点がある」と認識した瞬間に発生します。SCP-XXX-JPが共通点を認識した人物はその瞬間から自身をSCP-XXX-JP‐1、SCP-XXX-JP-2のどちらかだと認識するようになり、同じ異常性を発現します。どちらになるかは完全にランダムで、法則はないようです。
SCP-XXX-JPの異常性を他人が被曝すると、SCP-XXX-JPはその人物と同じような言動を取るようになり、また、食の嗜好や精神構造などが共通するようになります。SCP-XXX-JPに被曝した人物もまた、他の人物が被曝すれば同様にその人物と共通の行動を取るようになります。
SCP-XXX-JP‐1同士、SCP-XXX-JP‐2同士はお互いの存在を認識することが出来ません。しかし、「相棒」のことは外見、性別、性格が違っても同一人物と認識し、多数の「相棒」が同じ場所にいても「一人」だと認識するようです。

補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]