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赤い火を灯すSCP-XXXX-JP


アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは10m×10m×10mの耐熱性のある収容施設に収容してください。
収容施設内には十分な酸素を常に供給し、1時間に1度樫の木の薪(直径約5cm前後)を餌として与えてください。食餌後、火が黄色く変色した事を確認後、職員は退出してください。SCP-XXXX-JPを収容してある場所への立ち入りは食餌させるDクラス職員と食餌時に何か異常が発生した場合の報告人としてCクラス職員の2名、それ以外の立ち入り禁止しています。現在SCP-XXXX-JPはエリア-81XXXに収容されています。

説明: SCP-XXXX-JPは異常性のある蝋燭であり、外観は和蝋燭30号1 と同等の物で、材質は研究員が成分を分析したところ鯨の頭部から採取される白濁色の脳油2でできているため鯨蝋と確認されています。火の部分は高さ2cmほどで、様々な状況下によって火の色が赤・青・黄・黒の4色に変化することが確認されており、温度は色によって変化起こし最高温度約2000℃を記録しております。

補遺 以下SCP-XXXX-JPに行った実験報告書を記載します。

実験記録001 - 日付YYYY/MM/DD
対象: SCP-XXXX-JP
実施実験: SCP-XXXX-JP消火実験、水をかける方法を実施しました。
結果: Dクラス職員が水をかけたところ消えることはなく火は肥大化し青く変化。火柱(推定30cm)を立てDクラス職員を[データ削除]。敵対意思があることを視認し静物ではなく生物として扱う事に。職員を[データ削除]後、火が元の状態に戻ることを確認し実験終了しました。

実験記録002 - 日付YYYY/MM/DD
対象: SCP-XXXX-JP
実施実験: SCP-XXXX-JP消火実験、真空状態の部屋(50cm×50cm×50cm)に収容する方法を実施しました。監視役としてDクラス職員3名を配備しました。
結果: 収容し5分後、火は肥大化し青く変化火柱を立てる。その他の変化はなく実験を続行。変化し5分後、青い火柱は黒く変化し火柱は肥大化し始め、収容していた部屋を融かしDクラス職員3名を[データ削除]、その際に蝋が飛び散りそれを研究員が採取しました。その後火が元の状態に戻ることを確認。前回及び今回の実験で消火は不可能と判断し消火実験を終了しました。

実験記録003 - 日付YYYY/MM/DD
対象: SCP-XXXX-JP
実施実験: SCP-XXXX-JP