1033869の砂場
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ニッパー&ナイフ

SCP-XXX-JP

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8107内の低危険度収容ロッカーに収容されます。SCP-XXX-JPの異常性によって活性化したSCP-XXX-JP-1は規格に合わせた特別収容室に収容されます。また後述する特異性からSCP-XXX-JP-1の付近にプラスチックを持ち込むことは禁止されています。

説明: SCP-XXX-JPは███製のプラモデルニッパーとデザインナイフです。SCP-XXX-JPは収容時の実験で熱、圧力、高電圧等での損傷はしませんでした。SCP-XXX-JPを用いて作成された人型プラモデル(SCP-XXX-JP-1)は出来が良いほど高度な知性や人格を獲得します。また、自立した運動が可能であり、身体能力は作成者と同等でした。パーツの硬度、質量がタングステンと同等に変化しますが弾性のみ鉄と同等に変化しています。塗装した場合塗装に由来する知識や技術を会得しています。本来存在するはずの継ぎ目は結合しており、解体は不可能でした。SCP-XXX-JPは1人1回しか活性化せず、1人の人物が複数のSCP-XXX-JP-1を作成することは不可能です。現在3体のSCP-XXX-JP-1を収容しています。SCP-XXX-JP-1は制作者からの指示にしか従わないため実験、インタビューはSCP-XXX-JP-1-1の作成者である██研究員が行います。

201█/██/██の定期検診で、██研究員含めSCP-XXX-JP-1の制作者全員の体の一部がSCP-XXX-JP-1と似た物質に変化していました。強度はタングステンと同等に変化していましたが、質量に変化はありませんでした。また接触時の感触は通常の皮膚と同じです。この事についてSCP-XXX-JP-1-1にインタビューを行いました。


異常性の発覚後、SCP-XXX-JP-1-2、4を制作したDクラス2名にSCP-XXX-JP-2を割り振り収容、SCP-XXX-JP-1-1の作成者である██研究員に対し許可の無い外出の禁止、1週間に1回のカウンセリングが義務付けられます。またSCP-XXX-JPの使用はセキュリティクリアランス3以上の職員の許可が必要となりました。

補遺:-1 SCP-XXX-JP-1-1が作成されてから10年が経過した現在、制作者である██ 研究員上級研究員は35歳でありながら定期検診等での老化が確認されていません。定期検診の結果は決まってSCP-XXX-JP-1-1の作成から2日後に行われた検診の数値が検出されています。